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「稼げる 超ソーシャルフィルタリング」を読んでみました。情報収集、情報処理する場合、今だったら、どのような方法が最も効率的か、といったことが書かれています。ここで「今」と書いたのは、昔と比べて現代とかいった時間スケールではなく、まさに「今」だったらなのです。3年前だったら、そもそもiPhoneがありませんでしたし。

メール、RSS、Twitterといった情報収集・処理手段を、具体的にiPhoneやiPad、モバイルノートといったツールを使っていかにして処理していくか、といったことが書かれています。ぼくはメール、RSS、Twitterのいずれも、iPhoneで使っています(まだ使い始めて8ヶ月くらいです)が、この本を読んで、まだまだ使いつくせてないないなぁ、と思いました。

ちなみに、ちょっと影響を受けて、RSSリーダーをGoogle readerからLivedoor readerにまた戻してみてもいいかなぁ、と思い始めました。もともとLivedoor readerを使っていたのですが、iPhoneを使い始めてからBylineとの相性を考えてGoogle readerに切り替えたのですが、やはりLivedoor readerの方が使い勝手がよい気がするのです。ということで、現在考えているのでは、いつでも検索ができるようにGoogle readerでもRSSの登録はしておくものの、普段の購読はLivedoor readerでやろうかなぁ、なんて思い始めました。ちなみに、Livedoor readerに対応したiPhoneのアプリ、AeroReaderは無料です(このAeroReaderの使い勝手が以前ダウンロードした時と比べてかなり向上しているようです)。

それから、本で紹介されていたTweetFeed(ブログの更新を自動的にツイートするサービス)も早速使い始めました。これは便利ですね。今までマニュアルでやっていたので、これは助かります。


稼げる 超ソーシャルフィルタリング
稼げる 超ソーシャルフィルタリング
青志社 2010-04-21
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社会保険・年金のキモが2時間でわかる本
石井 孝治
4534044801


労働法のキモが2時間でわかる本に続き、こちらも読んでみました。

社会保険、年金まわりは今までも何度か自分で調べてみたりしたこともありましたが、わかったような、わからないような、といった状態が続いていました。

で、この本、かなりわかりやすいです。理解した気になりました(理解できたと思います)。

今までずっと思っていたのですが、なんでこのあたり(社会保険、年金)の言葉って、年金とか、保険とかいった言葉が複雑に入り組んでいるのでしょうか。もう少しスッキリできないものなんでしょうかね。最も必要ないと思うのが、"厚生年金保険"についている"保険"という言葉。国民年金との比較で、シンプルに厚生年金と言えばもう少しわかりやすい気がするのですが。

もしくは、社会保険であるからやはり保険という言葉が必要だというのであれば、国民年金の方を"国民年金保険"とすれば、"厚生年金保険"との関連付けがまだイメージしやすい気がします("健康保険"と"国民健康保険"の比較のように)。

それはともかく、社会保険、年金について、各保険、年金の持つ役割とともに、保険者、被保険者、保険料負担者などが具体例とともに説明されていて、スッと頭に入ってきました。

図表も多く、読みやすく書かれているので、すごく詳しく書いてあるという印象はありませんが、全体の枠組みを理解するには非常に役立つ本だと思います。一度大枠を理解しておけば、後は必要に応じて自分でもある程度は調べられますし。そもそものところを理解できてないと、自分で調べようにもピントがはずれてしまったりしそうですし。

これだけ年金問題等が騒がれているご時世なので、一度は社会保険・年金についてきちんと知っておくべきだと思います。


以下、本書の目次です。ご参考まで。

社会保険・年金のキモが2時間でわかる本


第1章 給与明細のカラクリを暴く! 天引きされてる社会保険の仕組み  13

 今日は給料日!
 社会保険をやめちゃう!?
 本人が良ければやめてもOK?
 社会保険って何?
 健康保険と厚生年金の半分は会社持ち
 雇用保険と労災保険も会社がけっこう払ってる
 40歳からは介護保険も
 税金は当然! 旅行積立はやめてもいいけど…
 会社の義務と社会保険の価値

 第1章のキモ  32
 ●保険の仕組み
 ●社会保険の意味あいによる種類分け
 ●社会保険の概要を知ろう


第2章 残業と保険料の悪魔の方程式 保険料計算の仕組み  35

 仕事帰りの居酒屋で
 やめたほうがおトク?
 社会保険に加入していない会社もある?
 ほとんどの会社が強制加入
 入っていなければ社長失格!?
 社会保険の保険料計算の仕組み
 入社時や昇給時はどうなる?
 労働保険の保険料計算は簡単
 4,5,6月は残業しないほうがお得?
 やめると自分の持ち出しが増えることに…

 第2章のキモ  58
 ●社会保険の適用
 ●社会保険(健康保険・厚生年金保険)の強制適用事業所
 ●人を1人でも雇っていれば労働保険の強制適用事業所に
 ●社会保険料の計算方法
 ●労働保険料の計算方法


第3章 食費節約のために入院します!? 健康保険・医療保険の仕組み  63

 病院三昧で10万円…
 簡単な問診で8000円って高くない?
 健康保険が使える病院とダメな病院がある!
 ピンチヒッター“療養費”がある!
 加入している医療保険を探せ!
 お金がないから、入院はできません!
 個室を利用するとお高くなります
 会社を休んだら生活費ももらえる!
 生活費節約のために入院します!
 ゆりかごから墓場まで!

 第3章のキモ 94
 ●医療保険は3種類ある
 ●政管健保から協会健保へ変わる
 ●健康保険は、一定事業所の社員はすべて被保険者
 ●被扶養者には2つのグループがある
 ●任意継続被保険者というものも


第4章 消えた年金を探せ! 厚生年金・国民年金の仕組み  97

 月30万円の嘱託を断わって始めた小料理屋
 年金手帳ってないと困るの?
 年金なんてアテにしていない!?
 サラリーマンの年金は2階建て
 消えた年金手帳
 複数の年金手帳にご用心
 25年掛けないともらえない!

 第4章のキモ 112
 ●年金の仕組み
 ●国民年金の被保険者は3つに分かれる
 ●国民年金の保険料を払う人は
 ●厚生年金保険の被保険者
 ●厚生年金保険の保険料
 ●年金が支給されるケース
 ●年金手帳とは


第5章 小料理屋の大将が月30万円の仕事を断わったワケ 在職老齢年金の仕組み  115

 嘱託社員の話が急にダメに!?
 給与が高すぎて雇えない
 60歳以降の給与が下がったら
 勤めながら年金をもらうと減らされる
 月20万円の最適給与
 会社を愛する人間
 大将が月30万円を蹴ったワケ

 第5章のキモ 128
 ●在職老齢年金の仕組み(厚生年金保険法)


第6章 会社を辞めても失業保険がある! ってホントに大丈夫? 雇用保険の仕組み  129

 経理課ついに崩壊!?
 離職と失業の違いって?
 給付制限で無収入に!
 いったい、いくらもらえるの?
 経理課長の紹介で…
 学校に通ってお金をもらおう!
 早く就職した人にも手当がある
 再就職を決意

 第6章のキモ 148
 ●雇用保険の適用事業とは
 ●雇用保険の被保険者
 ●雇用保険の事業内容
 ●自己都合退職と会社都合退職の基本手当の違い
 ●教育訓練給付金で勉強しよう


第7章 「そんなケガなら労災じゃないよね」はダメ、絶対 労災保険の仕組み  151

 小山君、会社の前でケガをする
 これって労災事故?
 働いていた期間は関係ない
 業務災害と通勤災害の判断はむずかしい
 療養補償給付で診療は無料になる
 労災隠しは犯罪です!
 いろいろある労災の保険給付
 横行している? 労災隠し
 正しい進言
 社長は労災保険に入れない!?

 第7章のキモ 170
 ●労災保険の適用事業とは
 ●アルバイトもパートさんもすべて適用労働者
 ●業務災害と通勤災害の認定
 ●労働者災害補償保険の事業内容
 ●労災保険の保険給付
 ●中小事業主(社長)が労災保険に入るには


第8章 パートタイマー肝っ玉お母さんの逆襲 パート・試用期間中の人の社会保険  173

 パートタイマー、岩崎さん入社
 試用期間のパートさんに社会保険はいらない?
 パートタイマーの社会保険加入の基準
 試用期間であっても当然、加入
 いい加減な対応に、つのる不信感
 公共職業安定所、社会保険事務所から電話が
 遡って保険に加入って、どういうこと!?
 労働基準監督署へ駆け込んだ!
 誠実な対応
 誰が一番会社のことを考えている?

 第8章のキモ 190
 ●パートタイマーの社会保険加入


第9章 退職金を払ったら倒産するなんて!? 退職金・企業年金の仕組み  191

 ええっ? 退職金がもらえない?
 退職金のせいで倒産なんてことが?
 既得権と期待権で分ける
 退職金の算定方式
 年功序列で決まる退職金制度の仕組み
 会社貢献型ではポイントゲットが大事!?
 簡単には導入できないポイント制
 社内にお金があると使っちゃう?
 社外で積み立てる方法は
 最適の退職金制度をつくろう!
 経理課長の変化/新しい退職金制度
 ええっ! ナナが!

 第9章のキモ 221
 ●退職金の算定方式の変化
 ●定額方式とは
 ●最終給与比例方式とは
 ●ポイント制退職 金制度とは
 ●中退共とは
 ●確定給付企業年金とは
 ●確定拠出年金とは

http://www.njg.co.jp/kensaku_shousai.php?isbn=ISBN978-4-534-04480-8

決定版 お茶大図鑑―日本茶・紅茶・ハーブティー・中国茶・健康茶・コーヒーのすべて (主婦の友新実用BOOKS)
主婦の友社
4072449083

日本茶、紅茶、中国茶、ハーブティー、健康茶、コーヒーを網羅した、飲み物図鑑の集大成。各分類のお茶の特徴が一目でわかるガイドと、200種類もの茶葉をていねいに解説した図鑑で、何を飲もうか迷ってしまう初心者から、もっと茶葉のことを深く知りたい中級者までお使いいただけます。飲み物は、毎日の生活で楽しむもの。本書で生活の楽しみをさらに深め、ぜひ、おいしいお茶時間をお過ごしください。

構成】
パート1 日本茶(産地別日本茶カタログ・日本茶の淹れかた・日本茶に合うお菓子)

パート2 紅茶(産地別紅茶カタログ・おいしい紅茶の淹れ方・紅茶に合うお菓子)

パート3 中国茶(産地別中国茶カタログ・中国茶の淹れかた・中国茶に合うお菓子)

パート4 ハーブティー(よく使うハーブティーカタログ効用付き・ハーブティーの淹れ方)

パート5 健康茶(よく知られている健康茶カタログ効用付き・作り方)

パート6 コーヒー(コーヒーカタログ・おいしいコーヒーの淹れ方・コーヒーバリエーション)

巻末 ショップ一覧

http://www2.shufunotomo.co.jp/webmado/detail.php3?isbn=4-07-244908-3


家でコーヒーをよく飲むようになってから、そのコーヒーをインスタントからちょっとだけ本格的なものにしようかなぁ、と思いコーヒーについての本を探していました。そこで見つけたのがこの本です。

コーヒーに特化した本ではありませんが、よくよく考えてみると日本茶、紅茶、中国茶、なども淹れ方とかきちんと知らないなぁ、と思い、すべてが1冊にまとまっていたのでこの本を選びました。

香港で中国茶を買ったときに、そのお茶屋さんで「この茶葉は13回淹れられる、こっちは11回ね」みたいな、説明を受けました。その時、中国茶の中でもこれだけ違うんだったら、日本茶、中国茶、紅茶だったらずいぶん違うんだろうなぁ、と漠然と思っていました。

ということで、すごく詳しいというわけではありませんが、これらのお茶について網羅的に説明しているのがこの本です。

お茶の淹れ方は、それぞれの専門店にいって直接教えてもらうのが最もよいとは思いますが、それぞれのお茶についてをちょっと調べるには便利な本だと思います。

家に1冊あると便利かもしれません。


最近、家でミルを使ってコーヒー豆を挽いたら、もっとおいしくなるのかなぁ、と思いつつ、それって掃除がかなり面倒なんだろうなぁ、結局使わなくなるんだろうなぁ、なんて考えています。豆はお店で挽いてもらって、ペーパードリッパーで淹れるくらいが妥当なところなんでしょうねぇ。

弾言 成功する人生とバランスシートの使い方
小飼 弾
4757215339

株式会社オン・ザ・エッジ(現ライブドア)の上場時の取締役最高技術責任者で、404 Blog Not Foundで有名な小飼弾さんによる人生論、というか成功術です。


金持ちになれる人は例外なく、嫌いなものから食べますし、面倒なことイヤなことは先に片付けます。別の言い方をすれば、うまいものを食べられるという明日を信じているから、今まずいものを食べられる。今うまいものを食べる人は、明日を信じていないとも言えます。どちらが世の中をよくするかと言えば、明日を信じて約束を守る人です。世の中の全員がそうなるのは難しいでしょうが、約束を守る人が十分でないと世の中は回りません。 P.17

これは金の卵を産むガチョウを食べてしまうか、それとも育てて卵をたくさん産ませるか、という話だと思います。

ちょっとした手間をかけてでも、やることによって、その後がずっと楽になることってけっこうあると思います。これを面倒くさがる方って、けっこう多い気がします。


ただ、ここで気をつけなければならないのは、モノを安く買うために時間をたくさん使うと経費削減にならないということです。これに気づいていない人が実に多い。モノを買う時は、自分の時給を考えましょう。 P.19

この自分の時給を考えて、モノを買うという点は以前からぼくもそのように考えています


会社に残るべきかどうかの判断基準としてはもう1つ、いい仕事をしている人が身近にいるかどうかです。自分がその人の技を盗みたいという人がいるなら、安月給だとしても働いてしまうものです。 P.23

よく安月給だと文句を言う方もいらっしゃいますが、仕事って、必ずしも金銭的な対価だけではないと思います。近くに尊敬すべき方がいて、その方から学びたい、スケールの大きな仕事をまかせてもらえる、などやりがいというのは金銭的対価だけではないと思います。もちろん様々な面のバランスを考えたトータルで見る必要があるかと思いますが。


どの会社にとっても重要なのは、社員間のコミュニケーションの仕組みを作ることです。今、誰が何をやっているのか、きちんと目に見える形にすることが欠かせません。 P.127

これはとても大切なことだと思います。


以下、巻末付録の弾言一覧から一部引用しておきます。

週40時間以上働かないようにしよう

モノを安く買うために、貴重な時間を無駄に使うな

時間がちょっとでも空いたら、本を読め

テレビを見るな

何事も楽しく学ばないと身につかない

汚いカネはない。汚いカネ持ちならいるが

金持ちほど、モノを値切りやすくなる

いい運も悪い運もない。すべては受け止め方である。

成長したければ、今の自分の能力+20%の仕事をしろ

仕事で得られる利益=カネによる報酬+心理報酬

最も重要なのは、何が正しいかではなく、何が残るか
(It's not what is right, it's what is left.)


一部、無理にバランスシートという言葉を使おうとされているという印象を受ける箇所もあり、ツッコミどころもあるかと思いましたが、全体的には読んでおいて損はない本だと思います。

家事がいままでの「10分の1」になる本―忙しくても楽しくラクラクこなせる! (知的生きかた文庫 も 17-2 わたしの時間シリーズ)
ももせ いづみ
483797712X


家事についての本を読んでみました。

確か、勝間和代さんの本を読んだときにどこかで紹介されていたのだと思います。

今までの家事の常識を覆す(?)数々の工夫が書かれています。一部をご紹介すると、例えば、掃除については、

基本は汚れていると気づいたときに、汚れているところだけを掃除すればいい。 P.39


そのためには、まずブラシを置く位置が大きなポイントになる。
用を足したあと、トイレのタンクのレバーを引き、視線がトイレの便器に落ちて汚れを見つけたとき-。この姿勢で利き腕を伸ばして、自然に手に取れる場所に置くこと。 P.49

とあります。わざわざ掃除の時間を設ける必要はなく、気付いた時にその都度すこしずるやれば負担を感じづらくなってやりやすい。そして、自然にやりやすいような環境づくりをしていくことが大切だ、と書かれています。

掃除機なんかも、奥の方にしまったりすると、なかなか取り出してきてやろう、って気になりにくいですからね。

さらに、洗濯についても例えば、

たとえば、「家族全員が一人一枚ずつバスタオルを使って、すべてがそのまま洗濯物になる」家なら、普通のバスタオルなんて必要ないだろう。せめてスポーツタオルの大きさのものにするか、場合によってはフェイスタオルでも足りる。 P.83

とにかく、洗って干して収納までの歩行距離を最小限にする工夫が大切! P.104

のように書かれています。確かに、現在の生活スタイルを考えると、バスタオルはあまり必要ない気がします。お風呂から出て体を拭くだけであれば、スポーツタオルくらいで十分な気がします。そうするだけでも、洗濯の量をけっこう減らすことが出来る気がします。


それから、これはぼくも一人暮らしを始めた頃(会社で働き始めた頃)から実践していることですが、洗濯物はできるだけたたまない、ということも言われています。自分で洗濯を全部やるようになって、どうやったら時間を短縮できるだろう?、と考えた末、たたんでもどうせ着るときにまたひろげるんだから、たたまなければいいんだ、と気付きました。それ以来、ぼくはできるだけたたまないようにしています。


掃除、洗濯、整理収納、料理などに関して、他にもいろいろ書かれています。既存の方法をそのまま効率化していくというより、そもそもの発想を変えてみましょう、といったスタンスなので、「ああ、なるほど。」と思うことが多かったです。


同じくももせいづみさんの以下の本も読んでみましたが、基本的にはほとんど同じことが書かれているので、とりあえずは新しい方である表題の方を読めばいいと思います。


時間は誰しも平等に与えられていますから、効率化できるところは少しでも効率化していきたいと思います。


ネオ家事入門―これが生活の新常識70 (PHP文庫)
ももせ いづみ
4569666760

22歳からの日本経済入門 すぐに使える経済指標 (Mainichi Business Books)
みずほ総合研究所
4620318833


22歳は、けっこう(かなり?相当?)前に過ぎてしまいましたが、経済指標について一通り勉強したかったので、読んでみました。以下の各指標について、実際のグラフとともに数ページにわたって解説が書かれています。

第一章 金融マーケットが分かる

  1. 株価指数
  2. 市中金利
  3. 実効為替レート
  4. WTI原油先物価格
  5. ダウ平均


第二章 グローバル経済を読む

  1. 米国の住宅価格指数(CSI)
  2. 欧州・貿易統計
  3. 中国・GDP
  4. 貿易統計


第三章 日本経済が分かる

  1. 生産能力指数・稼働率指数
  2. 政府財務残高
  3. 鉱工業指数
  4. 法人企業統計
  5. 全産業活動指数
  6. 実質GDP
  7. 住宅着工統計
  8. 景気動向指数
  9. 日銀短観


第四章 個人の生活の今後が分かる

  1. 消費者物価指数
  2. 有効求人倍率
  3. 賃金指数
  4. 小売業販売額
  5. 国際収支統計
  6. 家計調査
  7. 交易利得
  8. 資金循環統計


株式指数についての説明を読んだときは、たいしたこと書いてないなぁ、とか思ったのですが、他の指標について読み進めていくうちに、知らなかったことも意外に多く勉強になりました。

経済指標の基礎を勉強するにはいい本だと思います。手元に置いといて、新聞や雑誌を読みながら、各経済指標について辞書的に調べたりするのもいいかもしれませんね。

日経平均株価って、もともとは東証が計算していたんですね。知りませんでした。

佐藤可士和の超整理術
佐藤 可士和
4532165946


アートディレクター/クリエイティブディレクターという職業の佐藤可士和さんによる超整理術に関する本です。超整理術といってもノウハウ本という感じではありません。むしろ佐藤さんの仕事への取り組み方、考え方などをまとめた本といった方がなじむかもしれません。

アート?クリエイティブ?なんて言葉を聞くとどうしても右脳重視の方なのかなぁ、なんて思ってしまいがちですが、読んでみると、非常に論理的に物事を考えていかれる方だということがわかります。

例えば、次のまとめ方。

  • 空間の整理……整理するには、プライオリティをつけることが大切
  • 情報の整理……プライオリティをつけるためには、視点の導入が不可欠
  • 思考の整理……視点を導入するためには、まず思考の情報化を

P.210

これを逆から読んでいくと、時系列になって

思考を情報化することによって、視点を導入することが可能
→視点を導入することによって、プライオリティ付けが可能
→プライオリティをつけることによって、整理することが可能

となって、非常にロジカルに書かれていることがわかります(わざわざ逆にしなくても自明ではありますが)。



"空間"整理のポイント

  • 定期的にアップデートする→モノを増やさないため
  • モノの定位置を決め、使用後はすぐに戻す→作業環境をすっきりさせるため
  • フレームを決めてフォーマットを統一する→わかりやすく分類するため


"情報"整理のポイント

  • 視点を引いて客観視してみる
  • 自分の思い込みをまず捨てる
  • 視点を転換し、多面的に見てみる


"思考"整理のポイント

  • 自分や相手の考えを言語化してみる
  • 仮説を立てて、恐れずに相手にぶつけてみる
  • 他人事を自分事にして考える

空間→情報→思考と階層が分かれているのですが、そのそれぞれに対して上記のようなポイントをまとめられています。

いずれも重要な点ではあると思いますが、中でも"情報"整理のポイントの3点は非常に重要だなぁ、と思いました。詳しくは本文で述べられていますが、ビジョンを大切にし、そもそも何なんだっけ?という点を、自分の先入観を捨てて、客観的、俯瞰的に捉えなおしてみる。そして、その際に、多面的な視点で捉えようとする、というあたりは非常に大切なのではないかと思いました。

このあたりはMBAで学んできたこととも共通するのではないかと感じています(これについては後日書きたいと思います)。


おそらく、仕事を優先するあまり、机周りの整理は後回しになってしまうのでしょう。でも、それでは順番が逆なのです。まず、仕事をする場所をすっきりさせることが、仕事の効率をアップさせることにつながるのです。 P.70

いろいろ本を読んでいると、多くの方が異口同音にこのことを言っている気がします。


整理を後回しにして、効率が低い状態で仕事を行うか、

当初の一定時間を投資して整理し、その後効率的に仕事に取り組んでいくか、

どちらを選びますか?という話です。

"ある投資家"としては、もちろん後者のスタイルを取ろうとしていますが、未だに完全には移行しきれていなかったりします。すこしずつ改善していければと思っています。

今回の出張中に読んだ本を以下、列挙しておきます。個別の書評はなしで、簡単に感想だけを書いておきます。

ちなみに、自分で持っていったのは4冊だけで、残りは現地の日本人の方にお借りして読みました。


アラブの大富豪 (新潮新書 251)
前田 高行
410610251X

最近は、オイルマネーという言葉をよく目にしますが、オイルマネーの規模はどの程度で、具体的にどんな人や組織がどのようにして持っているのか、を理解することができました。


世界のプライベート・バンキング [入門]
米田 隆
4903241963

プライベートバンクの定義から始まり、その歴史、サービス内容などが書かれています。具体的な商品の話なんかは一切出てこなくて、もっと上の次元のお話です。


食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉
山田 真哉
4334034004

「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)
山田 真哉
4334034373

会計の考え方を理解し、数字の感覚を磨きましょう。また、数字を理解したうえで、数字では理解できないビジネス的な観点も考えましょう、といった内容の本でした。新築マンションを買うときに値切ろうとしないにもかかわらず、スーパーの安売りには早く行ってでも並んでしまう、という方には一読をオススメします。


下流喰い―消費者金融の実態 (ちくま新書)
須田 慎一郎
4480063250

CMのイメージとはずいぶん違うんですね。上場しているような消費者金融もさることながら、ヤミ金と呼ばれる業界についてもリアルに書かれていました。


サブプライム金融危機―21世紀型経済ショックの深層
みずほ総合研究所
4532352967

サブプライムについて一通り書いてあるのですが、どのような読者を想定して書いているのかいまいちわかりませんでした。大まかにはわかるとは思いますが、専門用語も普通に出てきたりするので、一般の方が読むと難しく感じるのではないかと思います。一方、プロ向けとしてはちょっと内容が浅い気もします。


不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書 1926)
河合 太介
4062879263

日本企業に従来見られたインフォーマルなコミュニケーションが失われてきており、ギスギスした人間関係の職場が増えてきているようです。その原因をアカデミックな視点も入れつつ、分析し、改善方法を提案しています。


デッドライン仕事術 (祥伝社新書 95)
吉越 浩一郎
4396110952

上の「不機嫌な職場」を読んだ後にこちらを読むと、ちょっと違和感を感じる気もしますが、吉越さんもコミュニケーションの重要性については触れられています。内容としては「残業ゼロ」の仕事力「残業ゼロ」の人生力と重複しているところが多いと思います。

話変わりますが、それにしても、この2週間マーケットはすごかったですね。

ロンドン時間で13:30に発表された米雇用統計は悪かったし、ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)のクレジットイベントは発生するし(今後、全世界的にクレジットデリバティブ関連のオペレーションは大変そうです、、、両方ともこれまでのすべてのシリーズのCDXの構成銘柄ですし、、、)、リーマンの決算発表で、株価、CDSともに大変なことになってました(週明けには方向性が出るという話ですが)。一方、為替は一時急激な円高になったり、福田さんは辞めちゃったり、と。

ロンドン時間にリアルでマーケットを見られたという意味では面白かったです。

それにしても、ファニーとフレディの回収率は100%にかなり近い数字になるんですかね、、、デフォルトのようでデフォルトでないみたいな、、、SNRとSUBでどのくらい違うのでしょうか、、、

世界でただ一人の君へ―新人類 北島康介の育て方
平井 伯昌
434400650X


北京オリンピックでも大活躍され、日本に元気を与えてくれた北島康介選手のコーチである平井伯昌さんによる、北島選手との成長の記録です。出版されたのが2004年7月とちょうどアテネオリンピック直前なのですが、時には失敗をしながらも、さまざまな面から工夫、努力され、選手と一体となって成長されていく姿が描かれています。


行き詰ったときやスランプに陥ったときなど、初心に帰って物事を分解して考えると、課題がクリアになる場合があるのだ。 P.67

そしてゴールを目指すために、時間を区切り、一年、一年、何が必要かを吟味していく。さらに一年をブレイクダウンして、一ヶ月ごと、一週間ごと、一日ごとに何が必要かを考える。 P.140

この分解して考えるという発想が大切なんだと思います。


コーチとして経験を積むと、頑張らせるところと、フッと気を抜くところ、このメリハリを考えるようになる。人間だから、緩める部分が絶対に必要なのだ。 P.83

人間、常に全力疾走はできません。一流の選手であっても、フッと気を抜くところが必要なんですね。


そしてもうひとつ大切なのは、近視眼的に「頑張れ」と言うだけでなく、長期的な視点を持つことだった。目先の大会でなく、選手の成長を考えながら、何年か先の「ビジョン」を描くことが、大切だと思うようになったのだ。 P.88

「ビジョン」を持ち、それを明確に伝えていくからこそ、選手(ビジネスで言えば部下?)も歯を食いしばって頑張っていけるのだと思います。ただ闇雲に頑張れ、と言われても、、、というところはあるでしょうね。


選考会で康介が最後の種目となる二〇〇m平泳ぎが終わってふたりで話したのは、具体的なテーマを持って取り組まないことには康介も覚悟を決めて練習できないし、私自身も燃えてこないということだった。 P.201

「具体的に」というところが重要なんだと思います。「具体的に」考えていかないと、「具体的な」次の一歩(行動)につながりにくいかもしれませんし。


多くの人は、階段を一歩一歩上がっていった延長線に、オリンピックが見えると思っている。しかしそれは違う。
オリンピックに行くには、オリンピックを最初から狙わなければならない。
最初に大きな目標を設定して、その実現に必要なことを抽出していくのである。 (本の帯より)

目標やビジョンは高く、大きく設定し、一方で日々やることは細切れにして、小さくして確実にこなしていく、というのが目標を達成するには重要なんだと思います。


実はこの本、長いこと家に積みあがっていたのですが、もっと早くに読んでおけばよかったと思います。

「残業ゼロ」の人生力
吉越 浩一郎
4820717251


「残業ゼロ」の仕事力 に続いて、今度は「人生力」の方を読んでみました。


人は、目の前のことにどうしても高い価値を置いてしまいがちですが、人生というのは、ときに俯瞰することも大切です。 P.17

ワーカホリックにならないためにも、人生全体を俯瞰し、仕事を人生の一部と捉えて、戦略的に働いていくことを心がけてください。 P.33

一度きりの人生なので、やりたいことをやって、悔いのないように生きていきたいものです。学校を卒業して仕事をし始めると、どうしても仕事中心の生活になってしまいがちですが、やはり人生全体を俯瞰して、バランスの取れた人生を送っていった方が幸せなのだと思います。


それから、本生に何をするにしても、健康でないと楽しめないし、できることも限られてしまいますから、平生からからだのメンテナンスに気を使い、健康に投資することの重要性も、非常に高いといっていいでしょう。 P.22

最近、健康ということに関してはかなり気にするようになりました。


それで、首尾よく六十歳より前に目標額に達したなら、もう働くことはありません。絶対、早期退職をおすすめします。

一年早く退職したら、一年分本生の日々が増えるのです。しかも、健康のうちに楽しめる。この一年は、あとでお金を出しても絶対に買えないのですから、当たり前のことですよ。 P.30

目標に到達したら、一刻も早く退職して人生を楽しむことを強く推奨されています。確かに、時間だけはどんなにお金を出しても返ってきませんからね。


仕事の多くを簡素化して、徹底したIT化を行い、正社員の仕事を減らし、さらには、どうしても人的な判断を必要とするものはマニュアル化してパート社員に任せていくことを、時間をかけて行っていくことによって、本社の正社員を30%以上減らし、売り上げは五倍に伸びたのです。 P.52

徹底したIT化というところは、意外と日本企業は得意ではなかったりするのかもしれません。


事実、激務の代名詞である証券マンや商社マンの平均寿命は六十七歳、生命保険会社や証券会社の役員経験者は、さらに短く六十三歳という調査結果もあると聞きます。 P.81

え、、、そうなんですか。早いとこ、業界を変えた方がいいのかもしれません。


前述したILO132号条約には、有給休暇の日数は、六ヶ月以上の勤務実績があれば、最低三週間、そのうち二週間は連続して与えなければならないと規定されています。

 これを見てもわかるように、最低でも一年に一度、二週間続けて休むことが、健康な毎日を送るために必要だというのが、世界の常識なのです。 P.92

二週間連続のお休みって、かなりいいですね。うちの会社でも海外で採用されている人は、平気で二週間とか休みを取っているようですが、それはILO132号条約というのがあるからなんですね。


人生は悔いのないように、とことん楽しんだ方がいいですね。もちろん仕事に一生懸命取り組むことは重要ですが、一生懸命やることと、人生の中のかなりの時間を割くこととは明確に区別しないといけないかもしれません。


それにしても、「残業ゼロ」はいい響きですね。

「伝説の社員」になれ! 成功する5%になる秘密とセオリー
土井 英司
4794215851


サブタイトルの「成功する5%になる秘密とセオリー」なんて言葉を目にすると、なんかラクして「伝説の社員」になれる秘密があるのではないか、なんて印象を持ってしまいかねませんが、結局のところ、自分の得意分野で愚直に努力を続けろ、といったメッセージなのではないかと思います。


ストレスを、苦痛ではなくステップアップの踏み台に変えるには、条件があります。できないことを自分以外のせいにしないことです。 P.48

自分以外のせいにしてしまうと、無力感が漂うばかりで、そこから何も進まない気がします。仕事とかで、誰かに何かを頼んでそれでもやってもらえなかったとしましょう。「なんなんだアイツは。これくらいやってくれたっていいじゃないか?アイツは役に立たない」などといった考え方をしてしまうと、ストレスになり、苦痛かもしれません。考え方を変えて、「頼んでみたけど、やってくれるように説得できなかった自分がいる。頼み方が悪かったのだろうか?それとも頼むタイミングが悪かったのだろうか?次はこのようにして頼んでみたらどうだろうか?」などと、考えてみるとそれがステップアップの踏み台になるのかもしれません。自分の頭で考えて、自分をコントロールしていくのは可能ですが、自分以外を自分の思い通りにしよう、などと考えると、なかなか前に進まない気がします。


お金はためるより、自分の価値を高めるために使ったほうが、あとで何倍にもなって戻ってくるのではるかにトクです。
僕は、それを「教育ATM機説」と名づけています。
学んだ内容や知恵は、困ったとき、必要になったとき、いつでも引き出すことができるからです。 P.53

人生の仕入れに使える要素は、二つあります。
「金と時間」です。
「金と時間」をどう使うかで、人間は決まってしまうのです。 P.56

もしあなたが「伝説の社員」を目指すなら、古今東西の偉人たちが実践したように、もてる時間やお金の多くを、自己投資つまり「学び」に費やしてください。 P.60

自己投資、いい言葉です。ぼくは「ある投資家」だと思っています。


時勢に反するようではありますが、僕は高価な本を買ったほうがいいとあえてアドバイスします。高いほど内容が充実しているという理由ではなく、高価な本はそれだけ購入する人が少ないからです。

情報の希少性が勝負のカギをにぎるのが、資本主義社会。ここで人より抜きん出ようと思ったら、つねに少数派の行動をとらなければなりません。 P.89

最近は本の価格が異常に安いのではないか、と感じるようになってきました。もちろん、ハズレな本もありますが、それなりの情報がきちんとまとめられた形で書かれていて、数千円です。ちょっとした専門書であっても、1万円程度あればたいていの本は買えるでしょう。いくらタダだからといって、インターネットだけで情報を集めようとしたら、どのくらいの時間がかかるのでしょうか。目的に応じて手段は適切に使い分けないといけないと思います。多少は高いなと思っても、本はケチらずに買うようにしていきたいと思います。


人が物に感じる価値、払う代金はそれぞれ違うのです。 P.114

これに近いことは先日書きました。


 

何をするにしても学ぶべきことは、表面的なことではなく、その奥にある本質的なものです。

 その本質とは、すなわち理念です。商売の精神、神髄、つまり人に何を与え、ともに繁栄していこうとするかです。

 それをいち早く見つければ、どんなことにも応用できるのです。 P.123

どんな分野であっても、何かについて極めた方というのは、何か共通のものを持っているのではないかと最近よく思います。なので、仮に分野は自分とまったく違ったとしても、スゴイ方の話というのは、かなり参考になるのではないでしょうか。


情熱があるから能力が生まれてくるのです。
能力は、最初はゼロ、それでいいのです。
ソコソコ出世する「スーパーエリート」は能力に秀でています。
とんでもなく成功する「伝説の社員」と呼ばれる人は、情熱なら誰にも負けないのです。 P.150

経験していけば能力は後からついてくるのかもしれません。レベルに応じて必要な能力は異なるでしょうし、初めから完璧な能力を持っている人などいないでしょう。でも、情熱がないと始まらないのかもしれません。


人もそれは同じです。自分というブランドを一般の人が認知するまでには、時間と金、つまり自らの人生のすべてを注がなくてはなりません。

投資熱が盛んな昨今ですが、同じ投資するなら自分への投資がいちばん確実ではないでしょうか。 P.183

今でも覚えていますが、入社してすぐの頃に、先輩に同じことを言われました。どんな金融商品よりも、仕事を一生懸命やって、自分に投資するのがベストな投資だぞ、と。確かにそうかもしれません。

千円札は拾うな。
安田 佳生
4763196804


この本、予想以上によかったです。読みながらなるほどなぁ、そうだよなぁ、とひたすら同意してしまいました。


「常識とは、十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」というアインシュタインの言葉があります。 P.6

アインシュタインは本当にいろいろな言葉を残していますね。これもなるほどなぁ、と思いました。


だが、何をどう頑張ることが必要なのか。それをきちんと理解し、実行しているか。大切なのはそこである。仕事のやり方を見直すことなく、単に仕事のスピードアップを目指して頑張るのはムダな努力だ。 P.19

今や、人と同じことを人より長い時間やることを「努力」とは言わない。サボらずに真面目に勤めることが「勤勉」ではないのだ。
今は、人と違う結果を出すためにはどうすればいいのかについて、新しいやり方を考え、実行することが「勤勉」であり、最も短い時間で成果を出すための工夫をすることが「努力」である。 P.22

このようにムダな努力をしてしまう人は、それがムダな努力だと本人は思っていないことが多く、それを本人に気づかせるのが意外と難しいような気がします。


成長できる人は、間違った階段を上らなかった人ではない。間違えたと気づいた瞬間に、躊躇せずに今いる階段から飛び降りることができた人なのだ。 P.35

間違いを間違いと認められない人っていますよね。間違いを間違いと認識できないとさらに厳しいとは思いますが。


ビジネスは、頑張って努力して百メートルを九・五秒で走るより、全く別の方法で百メートルを五秒で移動したものが勝つ世界なのだ。

 どうしたらあと0.01秒縮めることができるのかと考えるのではなく、五秒で百メートル移動するために、車を使うのか、ジェット機を使うのか、という「走るのとは全く別の方法」を考えること、それがビジネスでの勝敗を決める。 P.40

何でもそうなのかもしれませんが、結局は結果を出した人が勝つのだと思います。一生懸命を筋トレを続けて9秒台のタイムを縮めることではなく、まったく新しい方法であっても一気に5秒台で移動できたら結果的には勝ちですから。


だが、お金の「価値のある使い方」を目指すなら、歴史や気持ちの重さではなく、「効果の高さ」で使い方を決めることが必要だ。

 大切なのはそれが苦労してためた一千万円なのか、楽にたまった一千万円なのかではなく、その人にとって、その一千万円をどう使うのがベストなのかということである。 P.63

これはまさにタイトルの「千円札は拾うな。」ともからんでくると思いますが、お金は効果的に使っていきたいものです。また反対に節約する方も、金額が大きいからといって必要なものは削ってはいけないと思います。


ある人にとっては、三万円出してオペラを見に行くことは「もったいない」ことでも、別の人にとっては同じことが「安い」と受け取られることがありうるということだ。 P.90

要は、何をもって「もったいない」とするのか、何をもって「無駄」とするのか、そして何をもって「贅沢」とするのかという基準は、自分の中にしか存在しないということだ。

そして、最も大切なのは、具体的に何を基準とするのかということではなく、自分の中に答えを出すための「軸」を持っているということである。 P.91

これはついこないだぼくも書きましたが、まさにその通りだと思います。

例えば居酒屋に行くときなんか、料理やお酒、サービスの質に比べて価格が高いなぁ、と感じることがあるかもしれません。そのお店が提供しているモノに着目すれば確かに割高なのかもしれませんが、一緒に行く相手がめったにお話できない方だったりすると、いろいろなお話を伺うことができたりして、そこで投資したお金と時間を十分上回るリターンを得られることも多いのではないかと思います。


三十億の会社が百億になるということは、あと七十億売るということではなく、今の三十億のビジネスモデルを手放して、百億のビジネスモデルをゼロから作り上げるということなのだ。 P.133

30億の売り上げをそのまま100億に拡大しようとするとしんどいのかもしれませんが、現在持っている強みをいかして100億のビジネスモデルをゼロから作り上げるという発想であれば実現しやすいのかもしれません。


起業がリスクを伴うと考えている人の多くは、起業をしなければリスクがない、もしくはリスクが減ると感じているようだが、それは大きな間違いである。 P.156

よく言われているように、起業するから、独立するから、リスクが生じるのではない。どんな人生の、どんな状況においても、私たちはリスクと無縁ではいられないのである。 P.157

人生において最も大きなリスク。それは、周囲の人の常識に流されて、本当のリスクを自覚しないまま生きていくことだ。

リスクのない人生などこの世には存在しない。 P.158

よく株式投資や不動産投資などに対して、リスクが高すぎると言う人がいます(多くの方はそうかもしれません)が、投資をしなかった場合のリスクを考えたら、した方がよいのではないかと個人的には思います。もしすべて現預金で保有していて、インフレが到来したら、、、なんて考えると、現預金でしか運用しないというのはリスクが高いと感じます。

人生にはいろいろなリスクがあるかと思いますが、それらをきちんと認識して、自分の頭で考えて判断しながら生きていきたいと思います。そうすればたとえしんどい思いをしたとしても、考えた結果出した結論なのですから、悔いは少ないでしょう。


この本はかなりおすすめです。

上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか?
松本順市
4901491776


本当は育つかもしれない大切な人材、流出していませんか?

いかなる社員も「ワクワクさせる」には秘訣がある!
東証二部上場&30年増収増益の仕組みをつくった著者が明かす、デキる上司の部下心掌握マネジメント術

●どうして今の若者はスグ辞めるのか?
●いったいどう指導すれば「ヤル気」が出るのか?
●いかなる社員も「ワクワクさせる職場」とは?
これらの疑問を解決してくれる一冊です!

出版社のページより引用

読書というのはいろいろな方の経験を疑似体験できるというか、著者が長年かけて経験されて感じてきたことのエッセンスを短時間で学ぶことができるので、とても効率的な(時間とお金の)投資だと思います。この本も、なるほどなぁ、と感じることが多く、参考になりました。まあ、ぼくは上司という立場ではありませんが、チームプレイヤーの一員として、知っておいた方がよいことはたくさんあります。


雰囲気のいい会社に共通していること。それは、上司が部下に「ありがとう」と言っていることです。 P.32

上司と部下、先輩と後輩、そういった関係とは関係なく感謝するときはきちんと感謝の言葉を伝えたいものですね。


「みんなで同じ目標に向かって突き進む」というアクションは、案外「ワクワク」する作業ですので、自発的に各自が頑張るようになります。 P.70

「みんなで同じ目標に向かって突き進む」ためには、目標の明確化と共有が必要だと思いますが、そのあたりが実は難しかったりする気がします。


毎日の仕事で絶対に守りたいルール、それは「ダメなこと」をわざわざ口にしないというものです。 P.71

口は災いのもとですね。気をつけましょう。


部下がどこでつまずいているのか?をちゃんと知り、その上で、仕事の具体的なアクション部分を明確にし、アクションごとにウィークポイントのアドバイスができるようにしなくてはなりません。 P.90

これができる人って、意外と少ないのではないかと思ったりします。上司の方は部下をよく観察していないとこれはできないでしょう。たまに精神論をひたすら語る方もいらっしゃいますが、それだけだと部下はなかなか成長できない気がします。


細かい情報をオープンにすることで、他の社員には「目指すべき姿」が見えてきます。
マラソンだって、「何キロ走ればゴール」と決まっているから完走できるのです。
「ゴールは何キロ地点にあるかわからないけど、頑張って走ってください」という競技だったら、フルマラソンを完走できる実力のあるランナーであっても、ペース配分もできず、モチベーションも保てないため、おそらく、完走できないことでしょう。 P.102

目指すべき姿が見えずに、もう少し、もう少しと言われても、どこまでがんばればよいのかわかりません。明確なビジョンというか、指針というか、目標というか、そういったものをきちんと示してもらわないと部下としてはしんどいですよね。


じつは、秘密にしたいことほど、オープンにしてしまったほうが、結果的にはメリットがたくさんあるものなのです。 P.108

たまにやたらと情報を隠したがる人がいますが、あれは何なんでしょう。けっこう不思議でしょうがないんですけど。もちろんオープンにしてはいけない情報もあるとは思いますが。


人は期日を約束しない仕事は“先送り”する生き物です。 P.118

確かに、、、


感想を書いていたら、なんだか会社への不満みたいになってしまいました。不満ばかりではありませんので、勘違いのなきよう、、、

基本からしっかりわかる Movable Type 4.1 カスタマイズブック Movable Type 4.1/MTOS 4.1対応 (Web Designing BOOKS)
大藤 幹
4839928215


Movable Type 4.1 にテンプレートを変更するにあたって、購入してみました(さっき本屋で買ってきました)。

Movable Typeは、テンプレートの構造を理解するのに苦労する気がするのですが、この本はテンプレートやスタイルシートについて丁寧に書かれていてわかりやすいです。そういう意味ではこの本はかなりいいです。それからメインページの基本構造と各部分に対するソースコードの説明が載っているのもいいです。

一方、細かいカスタマイズの事例とかは少ないので、いろいろな具体例を知りたい場合はあまりおすすめできません。

現役・三井不動産グループ社員が書いた! 「ダメマンション」を買ってはいけない
藤沢 侑
4478000875


マイホームとしてのマンション購入(特に新築)を考えている方は、一読された方がいい本でしょう。新築マンション販売営業の裏事情がかなり詳しく書かれています。


「一生で一番大きな買い物をするのだから営業マンがすべていろいろやってくれるのは当然だ」と考えている方も多いです。気持ちはわかりますが無理な話なのです。P.42

購入する方からしたら人生で一番大きな買い物ではありますが、営業マンからしたらたくさんいるお客さんのうちの一人にしか過ぎないので、残念なことではありますが、親身になって考えてくれるわけではないという話です。投資と同じで、結局は自己責任ということですね。


あとから自力で変えられないことにこだわり、変えられることにはこだわらないが幸せな人生への切符を手に入れる近道なのです。 P.88

これは確かに重要なポイントだと思いました。マンションの部屋の中は自分たちでいじることができても、まわりの環境とかはどうしようもないですからね。部屋の内部は、時間をかければ、ある程度は自分たちの好きなように作りこんでいくことができますから。


「知りたい場所+洪水ハザードマップ」で検索すればすぐたどり着けると思います。よかったら自分が現在住んでいる所がどうなのかぜひ見てみてください。 P.113

ということで、「洪水ハザードマップ公表一覧」というページを見つけました。現在お住まいになっているところを確認してみるとおもしろいかもしれません。
http://www.river.or.jp/hazard/link/search.html

(6月23日追記)
関連サイトを見つけましたので、リンクを追加しておきます。

ハザードマップで避難経路確認
国土交通省 ハザードマップポータルサイト


あなたにとって一番いい間取りだから勧めているとは限らないのです。
間違いないのは不動産会社にとって一番買ってほしい間取りを勧めているということなのです。P.127

これが営業マンの本音なんでしょうね。もちろんお客様の希望を完全に外れることはないでしょうが、それでも裏にはさまざまな事情があるのでしょう。


あまり慎重になりすぎてしまうといつまで経っても買えなくなってしまうかもしれませんが、そうは言ってもほとんどの人にとって人生で最大の買い物でしょうから、それなりに慎重にはなるべきでしょう。勢いで買ってしまって、後悔するなんてことのないようにしたいものです。

本を読んだり、すでに購入した人の話を聞いたり、いろいろ事前に調査したかどうかで、けっこう選択が変わってくるのではないかと思います。


ちなみに、以前紹介した ↓ こちらの本もオススメです。
マイホームは「貸せる物件」を買いなさい!―後悔しないマンション・一戸建ての選び方・買い方・考え方

労働法のキモが2時間でわかる本
石井 孝治
4534043090


社会人になって働き始めると、労働法について勉強する機会もなく、いつの間にか仕事環境に慣れてしまうと思います。残業したり、有給休暇を取ったり、休憩時間をどのように過ごすかだったり、そういったことについてきちんと考える機会はあまりないのではないでしょうか。

この本を読むと、そういった基本的なことが一通りわかります。

  • 労働契約に関するルールや試用期間の設定
  • 残業代の計算方法(所定労働時間と法定労働時間の違いとかご存知ですか?)
  • 休憩時間の過ごし方
  • 休日と休暇の違い
  • 管理職の残業代に関する条件

などなど。

これを知って、法律的には全く正当であったとしても、まわりの方の慣習にあわせてしまいなかなか自分の思うままにとはいかないかもしれません。しかし、こういったことは一通り勉強しておいて損はないと思います。

へぇー、そうなんだ、知らなかった、、、ということがけっこうたくさんあるかもしれません。

個人的には有給を取るのは好きなのですが、性格的にはなかなか取れない人間なので、長期休暇を除くとほとんど有給休暇といったものを取ったことがありません。土日以外にも、たまに休みを取って読書&勉強したり、リフレッシュしたりしたほうが、個人的にはいいと思います。特に、会社にいる間はなかなか「投資」の時間が取れないですからね。

ぼくはどんな部署に戻るんですかね。有給取りやすい部署だといいのですが。

ビジネスの場で、Word、Excel、PowerPointなどのソフトを使うことは比較的多いかと思います。そして、Wordはこれらの中ではもっともとっつきやすいソフトのような気がします。とりあえず、数ページの文書であれば、手軽に作れてしまうからです。

ところが、きちんと使いこなすのはかなり難しい、というかストレスのたまるソフトだなぁ、とずーっと感じていました。例えばインデントマーカー。左インデント、右インデント、1行目のインデント、ぶら下げインデント。Wordにはこの4つのインデント記号があるのですが、これらを認識してきちんと使いこなしている人はどの程度いるでしょうか。さらにはタブマーカーなんてものもあります。

もっと基本的なことで言うと、段落。通常の文書作成における段落という意味ではなく、Wordという世界の中で「段落」という言葉が持つ意味を理解している人って意外と少ないのではないでしょうか。ぼくはその1人でした。

さらに、長いレポートや論文作成など、見出しをきちんと設定して、図表番号をそろえて、ということをやろうとすると、けっこうやっかいです。特に自動履歴記録機能とかがオンになっていたりすると、気づくと次から次へと別スタイルの見出しが設定されていき、気が狂いそうになっていました。そんな悩みを解決してくれつつある本を見つけたのでご紹介しておきます(いずれもIBプロジェクトで日本に帰国した際に入手)。


文書作りでつまずくWordのしくみと落とし穴―ここがわからなかった!2003/2002対応 (ここがわからなかった!)
西上原 裕明
4774121029

まず1冊目は、Wordという世界の設計思想というか、どういった考え方でWordというソフトが作られているかを丁寧に解説している本です。これを読んだ時には、え?そういう意味だったの、とまさに目からウロコでした。これを読みつつ、最近はかなりWordに対するストレスがなくなってきました。


できるWordの「困った!」に答える本―2003/2002/2000対応 (できるシリーズ)
井上 香緒里 できるシリーズ編集部
4844319604

2冊目のこちらはどちらかと言えば、事例集です。こういった場合にはどうしたらいい?といった形で対症療法の羅列といった感じの本です。こちらだけだといつまでたっても、なかなか完全にはストレスは解消しないきがしますが、上の本を読んで仕組みを理解した上でこちらの本を手元に置いておけば、かなりの悩みは解決しやすくなると思います。

この2冊、かなり価値のある本だと個人的には思います。日々、Wordと格闘している方にはかなりオススメです。

巨人・渋沢栄一の「富を築く100の教え」 (講談社BIZ)
渋澤 健
4062820528


正直、渋沢栄一さんって、あまり知らなかった、というか正確には日本史で勉強したはずなのでほとんど覚えていなかったのですが、すごい方ですね。この方の考え方もやはり論語がベースになっています。

この本は、基本的に渋沢栄一さんの言葉に対して、著者である渋澤 健さん(渋沢栄一さんの孫の孫にあたる方)が解説する形になっています。以下で「」付きの部分はすべて渋沢栄一さんの言葉です。


明治から大正という「日本資本主義の成長の時代」に、彼は「論語と算盤の一致」というスローガンを掲げて行動しました。『論語』に象徴される道徳と、お金を儲ける経済という、一見かけ離れた二つを融合させること。それが日本国の発展、そして築いた富を永続させるために不可欠である-という信念を持っていたのです。 P.11

論語と算盤、そのバランスが大切であっても、どちらか一方だけではなかなかよい結果にはつながらないんだと思います。


「世の中の事はすべて心の持ちよう一つでどうにでもなる。」

ある出来事にぶつかったとき、それがあなたにとって、いいことなのか、悪いことなのか。楽しいものなのか、つまらないものなのか。それを決めるのは、実はあなた自身です。あなたの心の持ち方で、目線は変わってくるものです。 P.42

この考え方は、今までもいろいろな本に載ってました。人類に共通する不変の法則なんでしょうね。


「あまりに堅苦しく物事に拘泥し、細事に没頭する時は、自然に溌剌たる気力をしょうまし、進取の勇気を挫くことになる(中略)。溌剌たる活動をなし、初めて大事業を完成し得るものであるから、近来の傾向については、大いに警戒せねばならぬ。」

細かいことばかりにこだわると、法律やら規定やらが際限なく関わってきて、「その法律を踏み外すまい、その規定内に収めなければ…」ということが、目的のようになってしまいます。

インサイダー取引などの不正は、もちろん、きちんと追及しなければなりません。ただ、それを追求することばかりが社会正義になれば、善良な市民たちは、大胆な行動が取りにくくなって、その結果、日本は世界を相手にした競争を、乗り越えて、勝ち抜くことが難しくなってしまうでしょう。 P.54

イギリスに来てから非常に感じたことは、日本人は生真面目過ぎるのかなぁ、ということです。もちろん、真面目で、ルールを守ることは大切なことだと思うのですが、ルールを守ること自体が目的化してしまって、本質を見失ってしまうことがたびたびあるのではないかと。そのあたりのバランス感覚が重要なんだと思います。

一方、守ろうとする人を育成するために、道徳教育も重要だと思います。学校で教科書を読むとかではなく、人としてなすべき当たり前のことを当たり前のように、まわりの大人たちが自然と教えていくのが理想だとは思いますが、やさしいことではないのかもしれません。


「ただ悪い事をせぬというのみにては、世にありて、何も効能もない。」 P.58

パタゴニアのイヴォン・シュイナードさんと同じことをおっしゃってますね。


「東洋、特に日本では、陰徳をもって行いの上なるものとし、自分の責任はもちろん、他人の責任までも、これを負うをもって、武士道の粋としている。」
 
欧米に比べて日本では、寄付文化が根付いていません。これも、「武士道の伝統がある日本では、陰でよいことをする“陰徳”が尊ばれるから」と言われることがありますが、実は武士道や陰徳を口実に、正しいことを何もしない怠慢の言い訳をしているとしか思えません。

(中略)

正しいと信じたことは、何があっても、勇気を持って行う。そこに「武士道の本当の美しさ」があるはずです。陰ながらであろうが、表立ってであろうが、よい行いは、なされるほうがいいに決まっています。もう“陰徳”を言い訳にするのはやめて、「正しい行い」に時間とエネルギーを使いましょう。 P.80

表立とうと、陰でやろうと、まずは実行することが大切だと思います。実行しなかったら、何も結果に結びつきませんからね。


「もしそれ富豪も貧民も王道をもって立ち、王道はすなわち人間行為の定規であるという考をもって世に処すならば、百の法文、千の規則あるよりも遥かに勝った事と思う。」 

王道。大仰な言葉ですが、平たく言えば、「人が胸を張って進むべき道」のことです。「法律や社会的規範とは別に、人が自ら律するルール」とも言えます。

(中略)

もちろん、法律は必要です。でも、何でも法律だけを基準に考え、「法律で禁じられていないから、やってもいい」などと、すべてをその判断に委ねるのは、いかがなものでしょうか。

それよりも、すべての人が心に“王道”を持つべきです。その王道に従って行動するのは、ある意味で、法律を守ることよりも尊いのです。 P.190

何かの判断に迷ったとき、人として胸を張って他の人に説明できるかどうか、そういった指針に従っていれば、大きく間違うことはないんでしょうね。


「富の分配平均などとは思いも寄らぬ発想である。要するに富むものがあるから貧者が出るというような論旨の下に、世人がこぞって富者をはいざいするならば、いかにして富国強兵に実を挙ぐることが出来ようぞ。」 

ましてや、「富を平等に分配し、貧しい者をなくそう」などと考えるのは、あまりに非現実的なですし、それでは人は、何を目標に、仕事に励めばいいのでしょうか。

弱者、敗者に全体の水準を合わせる社会よりも、彼らが強者、勝者になれるように応援する社会。そんな世の中のほうが、健全で明るく、向上心に富んでいます。 P.192

イギリスで起きたように、あまりに弱者に対する保護を手厚くすれば、人は労働意欲を失ってしまいます。やはり、サポートすることで、働く意欲持てるようにする方向の政策を採るべきなんだと思います。格差が広がったからといって、単純に金銭的な援助をすればいい、という話ではないですよね。


「金はそれ自身に善悪を判別するの力はない、善人がこれを持てば善くなる、悪人がこれを持てば悪くなる。」 P.238

できるだけ有意義なお金の使い方をしていけるといいですね。


渋沢栄一さんについてもっと学ばねば、と思いました。

生き方―人間として一番大切なこと
稲盛 和夫
4763195433

稲盛 和夫さんの本を初めて読みました。普段、本を読むときはマーカーで線を引いているのですが、この本、線を引きすぎてしまいました。かなりいいです。素晴らしいと思います。稲盛 和夫さんのような考え方を持って、ぜひとも生きていきたいものです。


私たち人間が生きている意味、人生の目的はどこにあるのでしょうか。もっとも根源的ともいえるその問いかけに、私はやはり真正面から、それは心を高めること、魂を磨くことにあると答えたいのです。 P.15

昨日よりましな今日であろう、今日よりよき明日であろうと、日々誠実に努める。その弛まぬ作業、地道な営為、つつましき求道に、私たちが生きる目的や価値がたしかに存在しているのではないでしょうか。 P.16

心を磨くというと宗教的な修行などを連想するかもしれませんが、仕事を心から好きになり、一生懸命精魂込めて働く、それだけでいいのです。 P.23

一日一日を「ど真剣」に生きなくてはならない、と私はよく社員にもいっていますが、一度きりの人生をムダにすることなく、「ど」がつくほど真摯に、真剣に生き抜いていく-そのような愚直なまでの生き様を継続することは、平凡な人間をもやがては非凡な人物へと変貌させるのです。 P.23

一日一日を魂を磨くために真剣に生きていきたいものです。

人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力 P.24

足し算ではなく、掛け算であること。そして、考え方はマイナスにもなりうること、がポイントのようです。そういう意味では能力の低さは、考え方と熱意でいくらでも補うことができるわけですね。「ど真剣」に生きていきたいと思います。

人生は心に描いたとおりになる、強く思ったことが現象となって現われてくる-まずはこの「宇宙の法則」をしっかりと心に刻みつけてほしいのです。人によっては、このような話をオカルトの類いと断じて受け入れないかもしれません。しかし、これは私がこれまでの人生で数々の体験から確信するに至った絶対法則なのです。 P.28

ビジネス、そして人生で成功された方が異口同音にこのことをおっしゃっている気がします。

「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」ことが物事を成就させ、思いを現実に変えるのに必要なのです。 P.52

「楽観的に構想」することが重要なんですね。具体的に計画する前から、それは難しいとか、悲観的になっては何も始まりませんからね。

いったい、どうしたらいいのだろう。私は悩みました。そしてその末に行き着いたのは、「原理原則」ということでした。すなわち「人間として何が正しいのか」というきわめてシンプルなポイントに判断基準をおき、それに従って、正しいことを正しいままに貫いていこうと考えたのです。 P.84

この「人間として何が正しいのか」というのは、判断に迷うような場合、判断基準としてはこれに勝るものはない気がします。

「仕事をやり遂げるためにはたいへんなエネルギーが必要です。そしてそのエネルギーは、自分自身を励まし、燃え上がらせることで起こってくるのです。自分が燃える一番よい方法は、仕事を好きになることです。どんな仕事であっても、それに全力で打ち込んでやり遂げれば、大きな達成感と自信が生まれ、また次の目標へ挑戦する意欲が生まれてきます。そのくり返しの中で、さらに仕事が好きになります。そうなれば、どんな努力も苦にならなくなり、すばらしい成果を上げることができるのです」 P.108

好きでなければ、やっぱり苦痛になってしまいますからね。好きでない場合は、好きになるまで愚直に、ど真剣に取り組むべきなんだと思います。

素直な心とは、自らの至らなさを認め、そこから惜しまず努力する謙虚な姿勢のことです。人の意見をよく聞く大きな耳、自分自身を見つめる真摯な目。それらを身のうちに備えて絶えず働かせることなのです。 P.145

素直な心は本当に重要なんだと思います。

これまで、心を磨き、人格を高める心がけをいくつか説いてきましたが、物事を成就させ、人生を充実させていくために必要不可欠なことは「勤勉」です。すなわち懸命に働くこと。まじめに一生懸命仕事に打ち込むこと。そのような勤勉を通じて人間は、精神的な豊かさや人格的な深みも獲得していくのです。 P.158

「善を為すもその益を見ざるは、草狸の東瓜のごとし」と中国明代の『菜根譚』にあります。善行をしても、その報いが現われないのは、草むらの中の瓜のようなものである。それは人の目には見えなくても、おのずと立派に成長しているものなのです。 P.218

短期的には目に見えた成果が現われなくても、ひたすら続けていくことが魂を磨くことにつながるんですね。ここで大切なことは、稲盛さんもおっしゃられていますが、ひたすら繰り返すことではなく、「昨日よりましな今日であろう、今日よりよき明日であろうと」少しでもよくしようとする気持ちをもって取り組んでいくことが重要なんだと思います。

この本は絶対オススメです。まだ読まれていない方はぜひ。

変な人が書いた成功法則 (講談社プラスアルファ文庫)
斎藤 一人
4062567326

個人的には、iGoogleのガジェットで「斎藤一人さんお教え」を見やすい位置に貼り付けたりもしているのですが、斎藤一人さんの考え方は非常に参考になると思います。変な人、なのかもしれませんが。


 では、成功に導くものは、才能でも、努力でも、苦労でもないとすると、それでは、いったい何なんだということになります。
 その秘訣は、実はとても簡単なことなのです。
 困ったことが起きたとき、声を出して自分自身に問いただしてみるのです。
「私は本当に困っているのか」
と。
 そして、
「私は本当に困っていない」
と思えたとき、あなたは成功への道を一歩踏み出したことになるのです。 P.18

目の前で起きていることは起きていることとして変えられませんが、それを自分がどのように捉えるか、が大切なんですね。自分は自分でコントロールできますからね。

 現在、世界の軍事費は年間70兆円。一分間に使う金額に換算すると、一億三三一八万一一二六円にもなるという話を聞いたことがあります。  その一方で、世界では一分間に五人から一〇人が飢え死にしているのです。一分間に一万円、せめて五〇〇〇円だけでも、その人たちに分けてあげることができたら、飢え死にする人はいなくなるのです。 P.28

「私は幸せだな。住む家もあるし、食べるものもある。私は今四畳半の生活をしているけれど、エチオピアでは食べるものがなくて困っている人がたくさんいる。それと比べたら私はなんて幸せなんだろう」
と思わなくてはいけません。 P.64

人間は生まれる場所を選ぶことはできません。同じ人間として、地球のどこかで食べることにさえ、困っている人がたくさんいるのに、一方で、軍事費にものすごいお金が使われているようです。こういった格差こそ、修正されるべき、人類の課題だと思います。誰でも手軽に始められる、最初の一歩は寄付でしょうか。

 この世には、人間を喜ばせてくれるもの、いろいろな楽しみがあります。でも、人間が永久に喜び続けることができるものは、たった一つしかありません。  それは何か。それは、自分の限界を超えること、そして、そのための投資をすることです。なぜなら、人間は向上することを喜ぶようにインプットされた動物だから。 P.138

このような意味で、ぼくは「ある投資家」だと思っています。

 山には山のよさがあり、海には海のよさがある。その場、その場で、そこのよさを見つけられない人は幸せになれません。 P.176

ロンドンとかと比べてしまうと初めはどうなることかと思いましたが、マンチェスターもけっこう楽しめたと思います。

では、心はどうしたら力強くなれるのか。 それが、肯定的な考え方です。 肯定的な言葉です。 肯定的な考え方ができるようになると、日常生活すべてにわたって、肯定的な言葉で満ちあふれてきます。 肯定的な言葉のフルコースで、あなたの手に、足に、頭に、そして、魂に栄養を与えるのです。 P.204

普段から自分が使う言葉には気をつけたいと思います。

社員は人間です。エサを与えるだけで、働かせようとするのは無理なのです。 ならば、人間には何を与えるのか。 生きる指針を与えるのです。 心を豊かにして生きること、働くことの楽しさを与えるのです。 P.238

最後はここに行き着くんですね。


斎藤一人さんの本をとりあえず一冊読んでみたいという方にはオススメだと思います。

マスターの教え
ジョン マクドナルド 山川 紘矢 山川 亜希子
4870314703

この本は、斎藤一人のツキを呼ぶ言葉―日本一の大金持ち! の中で、斎藤一人さんオススメの本ということで紹介されていたものです。


自分はすべてを知っていると思っている人は何も学びません。問題に疑いと抵抗を持ってのぞむ者も、ほとんど何も学びません。そういう人にあまり希望はありません。しかし、何ごとにも心を開いて取り組み、自分の成長と安らぎと幸せになることを喜んで学ぼうとする人は、賢い人です。 P.60

あなたにとって、最高にためになる態度は次のようなものです。
「私はこれらの教えに対し、心を開き、中立的な姿勢で、自分が得られるものは全部吸収しよう。そして、今現在、私に理解できない事実や、信じられない考え方や、主張があっても、そうだからといって、それが正しくないとは言えない。」 P.61

次の真理を忘れないでください。あなたが、誰かに、あるいは何かに抵抗すると-それが批判、羨望、嫉妬、にくしみ等、思いであれ、発言や行動であれ―あなたは必ずその相手を助け、しかもそれに比例して、自分自身を弱めてしまいます。 P.114

謙虚で、素直で、中立的な態度を持つことが重要なんですね。

「外なる心」が「内なる心」と連携し、両者が協力するということが、どんなに大切かわかるでしょう。もし、人間がそのようにして活動しているならば、人間は状況の奴隷ではなく、状況を司る者となっていたはずです。 P.76

何かが起きたときに、それをどうとらえるかで、その後の行動が全く違ったものになってくるのだと思います。

「私は……である」「私は……になる」「私は……をした」と宣言する時、あなたは非常に重要で強力な主張をしています。「私は」と表現するときに放射される力を十分に理解している人は、ほとんどいません。 P.88

「真剣に」という言葉と、「一生懸命」という言葉をとり違えないでください。「一生懸命」というのは、心理的な緊張を意味していて、不安と恐怖から出てくるもので、心にも体にも決して良い結果を生みません。ここで「真剣に」と言っているのは、精神とエネルギーを目標の方向に向けることで、結果はとても建設的です。
あなたが進歩するか否かは、目標に向かって「真剣さ」をどれだけ保つことができるかにかかっています。 P.91

こういった言葉の使い方って、軽視されがちな気がしますが、実は非常に大切なのかもしれません。どんな言葉を使う人かで、その人の人生が違ったものになるのかもしれません。逆にいえば、意識的にそういった言葉を使うようにすれば、自分の人生を変えていけるということではないでしょうか。

この本もある程度時間が経ってから、繰り返し読むべき本なのかもしれません。一度だけだとわかったような、わからなかったような、、、

イスラームの世界地図 (文春新書)
21世紀研究会
4166602241


イスラム金融を勉強するには、その前提となるイスラムの人たちを理解することが重要だろうと思って、読んでみました。はっきり言って、ぼくには宗教に対する理解は全くなかったのですが、まるで別世界で生きている人たちだな、と思いました。日本人で宗教活動に真剣に取り組んでいる人たちがどのくらいいるかわかりませんが、日本人にとっての宗教と、イスラームの人にとっての宗教は、まるで重みが違うんだと思います。

このことはマンチェスタービジネススクールでクラスメイトと話をしている時にも感じていたものですが、今回モロッコに行きながら、この本を読んでみることでずいぶんと理解が進んだ気がします(もともとゼロだったので、進むしかないのですが)。


現に、私たちが「原理主義者」とよぶ人びとの大半は、世界の多くの人たちと同じように、テロ活動に反対し、殺人は罪だと考えている。ちなみに、イスラームとは、「唯一の神アッラーに絶対服従する者」という意味だが、この言葉はサラーム(平和)から派生したものといわれている。 P.23

過激派テロリストとして指名手配されたオサマ・ビン・ラディンがアメリカのやりかたを強く非難するのは、彼らがこれまで、キリスト教徒中心の欧米の都合によって振り回され、利用されてきたという被害者意識があり、そのことに対する不満が鬱積しているからだ。 P.26

表面的にしか知らないと、「原理主義者=過激派」という勘違いをしかねませんが、テロ活動を行っている人たちは原理主義者の中でもごく一部の人であることをきちんと認識しなければなりませんね。

神による最後の教えは、アッラーの言葉そのもの、つまり、アラビア語によって伝えられたとされているので、アラビア語を読める者だけが神の教えを正しく理解できるのだ、と考えられている。 P.30

原理主義といわれる人びとは、自分たちがムハンマドと同じアラブ人であり、アラビア語が読めるから、ユダヤ教徒やキリスト教徒より神に近い存在だ、と思っているという。 P.31

アラビア語の理解ができないイスラム教徒の方がいたら、その方は他の方と比べて理解度が低いということになるんですね。これは宗教に限らず、文化を理解しようとする際にも同様のことが言えるのではないかと思います。

中東では、イスラームの教え、アラブというアイデンティティでまとまっているイスラーム教徒が、同胞の次に意識するのが国という単位だ。しかしそれも、政治形態の違いを意識するぐらいのレベルにとどまっているらしい。 P.34

日本人的感覚からすると、これは想像を絶する世界なのではないかと思います。日本人としては、国がまず先に来ますよね。そして、各出身地とか、各方言とかでしょうか。宗教的なつながりでコミュニティを意識する感覚は非常に低いのではないかと思います。

アラブでは国をまたいで同胞の意識が強いからこそ、次のような現象が起きるのでしょうね。

しかし、実際にイラクが攻撃されると、イスラーム圏の民衆レベルでは、フセインを勇気ある英雄として讃える声もおこってきた。ヨルダンでも、イラク支持のデモがおこった。興味深いのは、湾岸から遠く離れたモロッコ、アルジェリア、チュニジアといったマグリブ諸国、東ではパキスタン、マレーシアなどで、大規模なイラク支持のデモがおこなわれたことだった。 P.126

クラスメイトでモロッコ人とマレーシア人の夫婦がいるのですが、以前はなんでその国同士で結婚するんだろう?とか思っていました。でも、こうして考えると比較的自然な組み合わせにも思えてきます(ちなみに、クラスメイトであるマレーシア人の奥さんの方に、以前話を聞いたところ、結婚前はムスリムではなかったけど、結婚後改宗したそうです)。

  • 一 これ、外衣にすっぽりくるまったそこな者、
  • 二 さ、起きて警告せい。
  • 三 己が主はこれを讃えまつれ。
  • 四 己が衣はこれを浄めよ。
  • 五 穢れはこれを裂けよ。
  • 六 褒美ほしさに親切するな。
  • 七 (辛いことでも)主の御為めに堪え忍べ。
「コーラン 七四 外衣に身を包んだ男 第一~第七節」 P.169

モロッコでは、どこからともなく人がやってきて、突然、道案内されたり、目の前の建造物について説明され、一方的に、お金をくれ、と言われることがしばしばありましたが、これは上の六に反するような気がするのはぼくだけでしょうか。もちろん、喜捨という概念もあるので、微妙な気もしますが。

トルコには「魚は頭から腐る」という諺があるが、これはオスマン帝国の衰退について論じられるときに使われるらしい。支配階級から腐っていった、ということである。 P.198

今思うと、「会社は頭から腐る」はここから来ていたのでしょうか。いつの時代も同じようなことが起こっているんですね。だからこそ歴史を勉強する必要があるんだと思います。歴史という科目は、学校で勉強していた頃は暗記科目として嫌な思い出しかありませんが、最近はいろいろと勉強してみたいと思っています。勉強はやりたい時にやるのが、最も効率がいいと思います。

ただ、食べることが許されたウシやヒツジにしても、アッラーの名を唱えながら頚動脈を切るという手続きで処理された肉しか食べてはならない、ということになっている。こうした肉をハラール肉(許された肉)という。 P.219

ハラールですが、マンチェスターではそこらじゅうで見かけます。

コーランの内容は、聖書のように、精神面に訴えるというよりは、現実の生活についての一種の手引き書、原則、規準の書といった方がいいかもしれない。 P.49

たとえば、結婚は人生最大のイベントだが、日本人のように「愛し合っているのだから」というような考え方はアラブにはない。女性は、男性がどれだけ豊かで優れているのかをきちんと示してもらい、どのように妻の生涯を守り続けるのか、現実的に評価してからでないと結婚に踏み切らない。コーランにも、「立派に所定の金は支払って正式に結婚せよ」(四 女 第二十九節)と書かれている。 P.235

イスラム教って、けっこう実践的というか、現実的というか、そういった宗教なんですね。特に以前からイメージがあったわけではないのですが、この点に関してはちょっと意外でした。


ということで、良いとか悪いとかではなく、日本人的な常識は、世界の別の常識とは大きく違う(異なる)ことが多いということを念頭に置いておかないと海外の人とコミュニケーションする際には思わぬ誤解を生みかねないので、気をつけないといけませんね。

勉強になりました。

(追記)
イスラムの常識は、日本(この場合は西洋も)の非常識である典型的なニュースがありましたので追加しておきます。以下の4つのニュースでは、下にいくほどより詳細が書かれています。複数のメディアから同じニュースを読むことって、けっこう重要ですよね。

  1. 「むち打ち200回」のレイプ被害女性に恩赦 (イザ!)
  2. サウジ国王、性的暴行の被害女性に恩赦与える(ロイター)
  3. 集団レイプ被害者むち打ち刑…夫以外の男性と2人きり (ZAKZAK)
  4. Saudi king 'pardons rape victim' (BBC)
  5. Saudi king reportedly pardons rape victim (International Herald Tribune)
  6. Saudi King Abdullah spares rape victim from lashes(Times)

7つの習慣―成功には原則があった!
スティーブン・R. コヴィー ジェームス スキナー Stephen R. Covey
4906638015


留学してみて初めて実感したことの一つは、「世界的なベストセラー!」などと書かれている本は本当に世界的なベストセラーであるということです。正直、「ほんとにそんなに売れてるの?」とか思っていたところもあるのですが、クラスメイトと話をしていて、「Seven Habitsでも言っているように、、、」などという会話を何度か聞きました。みんな読んでるんだなぁ、と。

ということで、日本の名著もさることながら、世界的に認められている本はできるだけ読んでいきたいと思います。

さて、この7つの習慣ですが、具体的に「7つの習慣」は以下の通りです。


第一の習慣 主体性を発揮する
第二の習慣 目的を持って始める
第三の習慣 重要事項を優先する
第四の習慣 Win-Winを考える
第五の習慣 理解してから理解される
第六の習慣 相乗効果を発揮する
第七の習慣 刃を研ぐ


詳細は本を読んで頂かないとわからないかもしれませんが、いつも通りいくつか気になった箇所を引用しておきます。いつも線を引きながら本を読んでいるのですが、この本、線を引きすぎてしまいました。以下ではかなり絞って引用しているのですが、それでもかなり多めになってしまいました。


基礎となる人格の良さがあってはじめて、テクニックが生きてくるのだ。 P.13

テクニックはあくまでサポートするだけであって、まずは基礎となる人格がなければダメなんですね。


本当に人の話を「聴く」ためには、忍耐、自制、そして相手を理解したいという気持ちなど、高度な人格の要素が必要不可欠である。 P.37

例えば、夫婦が、お互いの関係を維持することよりも、相手にして欲しいこと(黄金の卵)ばかりを要求していれば、感受性や思いやりがなくなり、深い人間関係を保つために必要不可欠の小さな親切を疎かにしてしまうことになるだろう。 P.64

人の話を「聴く」という行為は本当に難しいですね。聴き上手になりたいものです。


昔の格言に「思いの種を蒔き、行動を刈り取り、行動の種を蒔いて習慣を刈り取る。習慣の種を蒔き、人格を刈り取り、人格の種を蒔いて人生を刈り取る」というものがある。 P.50

現在の習慣がさらに改善できると感じた場合は、意識的に習慣を変えていくように努力する必要があるようです。日々カイゼンです。


主体性のある人はそのレスポンシビリティー「自分の反応を選択する能力」を発揮している。彼らは自分の行動に対する責任をとり、状況や環境、または条件づけのせいにしようとはしない。彼らの行動は自らの価値観に基づく意識的な選択の結果であり、状況によって起きる一時的な感情の結果ではない。 P.86

自分の人生に対する責任を放棄すると、反応的になる。例えば、反応的な人の多くは周りの物的な環境に大きな影響を受ける。天気が良ければ、気分も良い。しかし、天気が悪ければ、気分も悪くなり、遂行能力も低下する。 P.87

ぼくは意外と天気の影響を受けにくいほうかもしれません。


彼は自分の影響の輪に集中した。彼も使い走りにされていたが、求められた以上のことをするようにしていた。社長のニーズをうまく汲み取り、社長の考え方を理解し、社長に報告を上げるときは、要求された情報だけでなく、社長のニーズに合った分析とその分析に基づく提案、あるいは意見も合わせて提出するようにした。 P.111

相手が期待する水準プラスアルファを常に提供していけると、自分の付加価値がきちんと認められるのかもしれません。もちろん、期待水準を満たすことは最低条件だと思います。


問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である。 P.114

間違いを認めず、行動を修正もせず、そこから何も学ぼうとしないということは、全く異なった次元の間違いになる。 P.118

「活動の罠」-日々の生活の忙しさに追われ、やっていることそのものに意味があるかどうかを考えないありさま-の中に自分自身を見失い、成功のはしごを昇りつめて頂上に達した時、はじめてそのはしごはかけ違いだったと気がつく人がなんと多いことだろう。 P.128

マネジメントは手段に集中しており、どうすれば目標を達成できるかという質問に答えようするものだる。一方、リーダーシップは望む結果を定義しており、何を達成したいのかという質問に答えようするものである。ピーター・ドラッカーやウォーレン・ベニスの言葉を借りれば、「マネジメントは物事を正しく行うことであり、リーダーシップは正しい事をすることである」ということだ。マネジメントは成功のはしごを能率よく昇ることであり、リーダーシップはかけ違っていないかどうかを判断することである。 P.132

人は間違いを許してくれる。なぜなら、間違いは往々にして判断を誤ったために発生するものだからである。しかし、人は心のあり方の間違いを容易に許そうとはしない。不正な動機や最初の間違いを正当化しようとし、それを隠そうとする傲慢さは、全く違う次元の間違いなのである。 P.289

やってよい間違い、やってはいけない間違いがあると思います。最近は食品などを中心にいろいろな不祥事が話題になっていますが、社内でシステムとして確立されているものが法律を犯しているのであれば、それはやはりやってはいけない間違いだと思います。


経営幹部や経営企画室だけでなく、すべての従業員が有意義な形で参加すべきである。ここでもまた、できあがりと同じくらい参加のプロセスが大切であり、ミッション・ステートメントを生きたものにする鍵を握っているといえる。 P.195


完全なデレゲーションは、手段ではなく結果に、焦点を合わせている。手段を選択する自由を相手に与え、結果に責任を持たせるのである。当初は、ほかの方法よりも時間がかかる。しかしこれは、のちに何倍もの利益を上げるための投資と考えるべきである。 P.247


本当のWin-Winを達成することができなければ、No Dealを選ぶ方が適当である。 P.315

Win-Winが機能するには、それを支えるシステムがなければならない。研修システム、計画立案システム、コミュニケーションと情報伝達システム、予算システム、報酬システムなど、すべてがWin-Winの原則に基づいていなければならない。 P.340

長期的な成功を達成するためには、Win-Winの関係を構築するようにしなければならないんですね。どちらか一方しかWinではない場合は、No Dealを選ぶべきだと。


「まず相手を理解するように努め、その後で、自分を理解してもらうようにしなさい」 
この原則が、人間関係における効果的なコミュニケーションの鍵なのである。 P.351

この原則は営業にもあてはまる。優秀な営業マンは、まず顧客のニーズや関心、あるいは状況を理解しようとする。つまり、素人は商品を売り、プロはニーズや問題に対する解決を売るのだ。 P.363

顧客のニーズを理解する、と一言で言ってもこれがけっこう難しいんだと思います。


例えば、数人の行動を見て、全員に対して自由と創造力を制限するようなルールやマニュアルをつくる経営者とか、最悪の状態ばかり想定して契約書を作成し、創造力の精神と相乗効果の可能性を台無しにするビジネスのパートナーなどは、その好例といえるだろう。 P.398

数人の行動のために、ガチガチのルールを作られてしまうと本当に困りますよね。一部の人のために、他の全体の人たちの自由が奪われてしまうというのは、本当に残念な話だと思います。実際、官僚主義的な組織においてはしばしば見られることだと思いますが、、、もちろんある程度の規模であれば全く必要ないとは思いませんが、要はバランスが大切なんだと思います。管理する側が、管理するためだけに作ったルールというのは自己満足に過ぎないのではないでしょうか。


幅広い読書をすることによって、偉人の考えに接することが大切なのである。
定期的に優れた本を読むこと以上に、自分の精神を高め、養う方法はない。 P.445

やはり読書をすることは大切なんですね。できるだけ優れた本を選びつつ、読書を続けていきたいと思います。


まだ「7つの習慣」を読まれていない方は、ぜひおすすめです。

ぼくは何年後かにまた読み返してみようと思います。

道をひらく 続 (2)
松下 幸之助
4569513182


「道をひらく」の続編を読んでみました。


そんななかでも大事なことは、ことしは去年のままであってはならないということ、きょうは昨日のままであってはならないということ、そして明日はきょうのままであってはならないということである。 P.13

毎日が同じことのくりかえしのように思えることがある。しかし、きのうよりはきょうの方が、それだけの体験を深め、それだけ賢くなっているのである。人生には、日とともに高まりはあっても、くりかえしはない。 P.49

毎日少しでもよいから成長していきたいものです。


りくつを言って、べんかいを言って、人をそしって、自己を主張して、わめきにわめいているそんなとき、フト心のスミでささやく声がある。自分もやっぱり悪かった、すまなかった―と。
あやまりたいのである。あやまってしまいたいのである。けれどもあやまれない。だからまたわめく。わめきながら、また心の声がささやく。あやまりなさい、素直にあやまりなさい、そうしたら、どんなに心が軽くなることか。 P.112

こういうことって、ありますよね。気をつけなければ。


チャンスをつかめと言っても、ふつうの程度の努力をしていただけでは、チャンスをチャンスとして見きわめきられない。やはり熱心であること。熱心な上に熱心であること。その熱心さがチャンスを見分ける眼を養っていくのである。 P.118

チャンスがない、ないと言う前に、目の前にあるチャンスを見分ける能力を身に付けることが大切なんですね。


何か不測の事が起こると、これはえらいことだと思うけれど、事が起こるには起こるだけの原因があるわけで、原因なしに何事も起こるはずがない。それが突如として起こったみたいに思うのは、その原因に気づかぬままに時をすごしたというにすぎないので、今さらあわてふためくこともないといえよう。 P.158

普段から気をつけて、小さいうちに芽を摘んでいくことが大切なんですね。これは健康についても言えるかもしれませんね。普段の生活習慣に気を配らないと、突然大きな病気にかかってしまったり、、、


日々の暮らしのなかで、お互いにあれも欲しい、これも欲しい、ああもしたい、こうもしたいと、さまざまののぞみが果てしもなくつづいて、それであれこれと心をふくらます。それはそれでよいけれど、それを単なるのぞみだけに終わらさないためには、やっぱり肝心なことは、まず勤勉に働くことである。まじめに働いて着実な収入を得ることである。働きはほどほどで、のぞみだけをふくらましていても、別に金のなる木があるわけでなし、天も地も誰もどうともしてくれない。 P.228

人間の弱さというか、うぬぼれというか、安易感というか、つづけて三度も調子よくいったなら、どうしても自己を過信する。自分は大したものだと思うようになる。そして世間を甘く見る。そこから、取り返しのつかない過失を生み出してしまうのである。 だから本当は、三度に一度は失敗した方がいいようである。他人から見て、たとえそれが失敗だと思われなくても、自分で自分を省みて、やり方によってはもっとよい成果が上がったはずだったと考えたら、それはやはり一つの失敗である。失敗とみずから感じなくてはならないのである。 P.246

一歩立ち止まって、何か改善できたはずのことがなかったかどうか、できるだけ考えるクセをつけていきたいものです。


松下幸之助さんの著書ってものすごくたくさんあるんですね。読破できる日は来るのでしょうか、、、しかも、一度読めばそれでおしまい、といった類の本ではないですし。

道をひらく
松下 幸之助
4569534074


経営の神様、松下幸之助さんが「PHP」という機関誌の裏表紙に連載されていた短文をまとめた本です。


人生は真剣勝負である。だからどんな小さな事にでも、生命をかけて真剣にやらなければならない。もちろん窮屈になる必要はすこしもない。しかし、長い人生ときには失敗することもあるなどと呑気にかまえていられない。これは失敗したときの慰めのことばで、はじめからこんな気がまえでいいわけがない。真剣になるかならないか、その度合によってその人の人生はきまる。 P.23

だが、七度転んでも八度目に起きればよい、などと呑気に考えるならば、これはいささか愚である。
一度転んで気がつかなければ、七度転んでも同じこと。一度で気のつく人間になりたい。 P.122

仕事が成功するかしないかは第二のこと。要は仕事に没入することである。一心不乱になることである。そして後生大事にこの仕事に打ち込むことである。 P.205

とにかく目の前にことに全力で取り組むことが大切なんですね。それから、真剣勝負。「呑気に」考えている場合ではないと。


雨の日に傘がないのは、天気のときに油断して、その用意をしなかったからだ。雨にぬれて、はじめて傘の必要を知る。そして次の雨にはぬれないように考える。雨があがれば、何をおいても傘の用意をしようと決意する。 これもやはり、人生の一つの教えである。 P.42

ぼくが現在置かれた状況と言うのは、晴れの日なのかもしれません。この今をどれだけ充実させられるかで、卒業後の仕事人生に大きな影響を与えるのだと思います。がんばらないと。


人情として、ときにこんな迷いを持つのもムリはないけれど、この世の中に、決してボロイことはないのである。ラクなことはないのである。あるように見えるのは、それはこちらの心の迷いで、本当は、どなたさまも、やはり一歩一歩地道につみ重ねてきた着実な成果をあらわしておられるのである。 P.137

ラクして儲けようなんて考えているとロクなことはないかもしれません。何事も着実に一歩一歩積み上げていきたいと思います。


だから、自分の仕事は、自分がやっている自分の仕事だと思うのはとんでもないことで、ほんとうは世の中にやらせてもらっている世の中の仕事なのである。ここに仕事の意義がある。 P.144


焼芋屋のような簡単な商売でも、一日の商いが終われば、いくらの売上げがあったのか、やっぱりキチンと計算し、売れれば売れたでその成果を、売れなければなぜ売れないかを、いろいろと検討してみる。そして、仕入れを吟味し、焼き方をくふうし、サービスの欠陥を反省して、あすへの新しい意欲を盛り上げる。これが焼芋屋繁昌の秘訣というものであろう。 P.176

感覚でやるのではなく、データを集めて、分析して、実践してみて再度検討する、と言った、どちらかと言えば科学的なマネジメントのことをおっしゃっているような気がします。


人間は、ものの見方一つで、どんなことにも堪えることができる。どんなつらいことでも辛抱できる。のみならず、いやなことでも明るくすることができるし、つらいことでも楽しいものにすることができる。みな心持ち一つ、ものの見方一つである。同じ人間でも、鬼ともなれば仏ともなるのも、この心持ち一つにあると思う。 P.226

非常に難しいことではあると思うのですが、心の持ち方って、本当に大切なんだと思います。


日本はよい国である。こんなよい国は、世界にもあまりない。だから、このよい国をさらによくして、みんなが仲よく、身も心もゆたかに暮らしたい。 P.271

ほんと日本はよい国だと思います。イギリスに住んでみて、改めて日本に対する理解が深まった気がします。

斎藤一人のツキを呼ぶ言葉―日本一の大金持ち!
清水 克衛
4492041834


「読書のすすめ」という書店を経営されている清水 克衛さんが、斎藤一人さんの言葉についてまとめられた本です。このお二人は、本調子を読んだときに、初めて知りました。

一見、当たり前のように思えることであっても、それを当たり前と思えない、当たり前のことを実行できない、なんてことはよくあることだと思います。逆に、当たり前のことをきちんと積み重ねて実行していくことが、非常に重要なことなんだと、この本を読んで改めて感じました。

念のため、斎藤一人さんのプロフィールを引用しておきます。

「スリムドカン」などのヒット商品で有名な銀座日本漢方研究所(銀座まるかん)の創設者。

全国高額納税者番付けの10位以内に9年連続して入る(2002年現在)。土地売却や株売却で長者番付け入りしている人がほとんどの中で、商売で莫大な富を稼ぎ出し続ける。1997年分の納税額が全国1位になって以来、広く注目を集めるが、マスコミに顔を出したことはない。日本一の大金持ちでありながら、下町をラフな格好で歩き、定食屋の焼き魚定食を愛する。著書に『変な人の書いた成功法則』(総合法令)などがある。


「経営にはコツがないというのを、早く知ることがコツだ」
経営にはコツがありません。それよりも、もっと大きな人生全体の流れを知るほうがいいようです。 P.20

「経営にはコツがある」と思い込んでしまったら、それを一生懸命探そうとするかもしれませんが、もともとコツなんか無いんだ、という視点を持つことができれば、また違った取り組み方になるんでしょうね。ぼくは経営の経験がないので、何とも言えませんが。


「人の頭というのは、問題をインプットしたら、本人は寝ていたってずっと頭が計算しているんだよ。ばばばっと、休みなく計算してくれているの。
よくふっとアイデアがわいて来ることがあるけれど、あれは突然わいてくるのではないんだよ。頭の中でずうっと無意識のうちに計算していて、その答えがちゃんと出たときに、ぽっと意識の上へ出てくるからなんだ」 P.32


商人にとっては、そのPOPをつけてどれだけ売れたかが勝負なんだから、売れてはじめて正解なんだよ。 P.52

「いいかい。宣伝文をわざと長くしておくのが、ミソなんだ。お客さんは、その長い宣伝文を全部読み終わったら、その文章に対して特別な気持ちを持つようになるんだよ。長い文を全部読んだということから、達成感とか愛着なんかを持っちゃうわけ。だから、この本を買ってみようか、という気になるんだ」 P.56

POPをデザインする人にとっては、見た目が美しいとか、洗練されたデザインだとか、そういった観点も必要なのかもしれませんが、商人からしてみれば、売るためにPOPをつけるのであって、見た目をきれいにしたいからPOPをつけるのではない、ということなんですね。


「大手なんていうのはサラリーマンの集団じゃないか。たとえ小さな店でも、商人のプロがサラリーマンに負けるみたいなことを、なんで初めから言うんだ。
こっちはプロなんだから、アマチュアなんか手玉に取るぐらいの知恵をだせ」 P.73

逆に言うと、大手に属している各個人が商人的な感覚を持って仕事に取り組むようになったら、そういう企業は強いんだろうなぁ、と思います。


では、ここで、幸せになる三つのコツをまとめておきましょう。
第一は不完璧主義者になることです。(中略)不完璧なところを見て、自分や他人を責めてはいけません。それよりも、うまくいったところを見て、「良く出来て、よかった」と思うことが大切です。
そして、もう一つ大切なのは、不完璧だった部分を次にやるときに改良することです。 P.99

第二は、人相を良くすることです。眉間にしわを寄せた顔をして、「幸せになりたい」と言っても、それは無理です。それよりも、顔に○のあるような笑顔でいることが大切なのです。笑顔の人には、頼まれごとが増えていき、それをやっていくうちに、自分の得意なことが見えてきます。そして、周囲の人にもそれを認められるようになって、仕事がうまくいくようになるのです。 P.100

第三は、この項で説明したように、運に勢いをつけるということです。返事でも頼まれごとでも、あるいは仕事でも、スピードをつけて勢い良くやること。そうすると、運勢が良くなるわけです。 P.100


「人間は自衛本能があるために、不安なことを考えるようにできているんだよ。だから、否定的なことを考えたり言ったりしたくなるのは当たり前なんだけれど、それを言わないように、考えないように前に進んでいく。それが『魂の修行』ということなんだ」 P.102


相手を褒めるのに大切なのは、重要感を与えられる人になるということなのです。
重要感を与えられる人とは、自分の言葉を重要だと受け取ってもらえる人ということです。 P.129

「夫婦は、世の中で一番相性の悪い者がくっつきます。でも、これは困ったことではないのです。それが、魂の修行なのです」 P.145

普通、自分の亭主や女房に重要感を与えたり、ニコニコ笑いながら、用事を喜んで引き受けたりしようなどとは、だれも思わないでしょう。でも、それを家の内にいる身近な人間に出来てこそ、初めて外でも使えるわけです。 P.146

「結婚は魂の修行」だそうです。


鳥とかネズミとか、みんな生きているのが大変なんだよ。それなのに、人間だけが生きていくことに文句を言うんだよね。大変なのが当たり前なの。覚悟が足りないんだよ。生きていくのは大変なんだと思っておけば、全然問題なんかない」 P.166


「学校で一生懸命勉強している奴は、社会に出て、本を読まなくなっちゃうんだよね。
おれは『一銭にもならないことをするな』といつも言うんだけど、社会に出たら勉強することが金になるんだよ。だから、本を読まなくちゃいけない」 P.181

ということで、最近は、できるだけ本を読むようにしています。

ソーシャル・ウェブ入門―Google、mixi、ブログ…新しいWeb世界の歩き方
滑川 海彦
4774130818


Web2.0、Google, Amazon, YouTube、2ちゃんねる、mixi、RSS、ブログ、ウィキペディア、、、などなど日々新しいサービスが提供され、徐々に浸透してきているように思われますが、本書は現在どんなことが起きているのか、また各種サービスはどんなものなのか、をまとめて説明してくれる本です。

mixi ってよく聞くけど、一体何なの?とか、RSSって何なのさ?という方は、読んでおいて損はないかもしれません。

マイクロソフトがフェースブックの株式1.6%を270億円で取得するというニュースが出たばかりですが、グーグルやマイクロソフトなどがなぜSNSに対してこれほどまでのバリューを見出しているのか、世の中の大きな流れを考えると、これだけの金額を出しても十分それに見合うバリューがあるということなのでしょう(もっとも、ベンチャーのバリュエーションというのは、オプション的な意味合いも強いとは思いますが)。

米マイクロソフト、フェースブック株1.6%を2.4億ドルで取得へ


ご興味のある方は、この本の著者、滑川海彦さんと糸井重里さんの対談の様子が以下のサイトに掲載されていますので読んでみてはいかがでしょうか。

「ソーシャル・ウェブ座談会」インターネットがタイヘンらしい!?

『ソーシャル・ウェブ入門』から読み解くウェブ・広告・メディアの未来(1)


それにしても、SNSって誰かがやっているとなんとなく入ってしまったりするのですが、あまり真面目にやりすぎるのもタイヘンですよね。MBSに来てから、LinkedIn、Facebookなどに入りましたが、日本語のmixiに比べると明らかに英語ってだけでやはり敷居が高いのは確かです。日本語だったらブログを書く気にもなりますが、英語だったらなかなか書く気になりません。まあ、読んでいるだけでも、卒業後のクラスメイトの様子がわかったりするでしょうから、それはそれでいいのかもしれませんが。

一方、mixiなんかでもう連絡を取ることはないだろうと思われていた小学校とか中学校の頃の友人と再び連絡が取れるようになったりするのは、ものすごく便利だなぁ、と思います。いろいろ問題はあるのでしょうが、完全に実名でもっと確実に連絡が取れるようなSNSだと、さらによい気もするのですが。mixiでは自分の写真や実名をきちんと載せている人は少ないと思いますが、フェースブックなんかはみんな実名です。これだと検索してすぐにたどり着けるので、後からでも学校名さえ間違えなければかなりの確率でたどり着くことができると思います。

便利なものは使うに越したことはないですね。

使う!「論語」―“小さな自分”から今すぐ抜け出す
渡邉 美樹
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ワタミの社長、渡邉 美樹さんが「論語」の言葉を引用しながら、ご自身の考え方を述べられている本です。こういった形で「論語」を紹介してもらえると、「論語」に対する見方が変わり(というか、難しいという意外に特に見方もなかったのですが、、、)、改めて「論語」の深さを味わうことができます。


だから私は「若いうちは全身全霊で仕事に打ち込め」と話しています。
人生の夢を描くとき、「仕事」「家庭」「教養」「財産」「趣味」「健康」の六本の柱で考えるのは有効な方法です。 P.19

人生、バランスが大切なんですね。もちろん、時期によって適切なバランスは異なってくるとは思うのですが。


「習慣は第二の天性なり」という有名な諺があります。
(中略)
イギリスの詩人、ジョン・ドライデンは「はじめは人が習慣をつくり、それから習慣が人をつくる」と言っています。まさに至言です。 P.23

より良い習慣を探し、そのような習慣に改善していくことに時間を使っていくことが大切なのかもしれません。


私は人生をより充実させるには「夢の実現に向かって、死ぬほど努力しなければならない」と考えています。もう少し具体的に言うならば、「毎日を一二〇%で生き抜く」ことで、今日という一日が輝くのです。 P.37


元臨時行政改革推進審議会会長の土光敏夫さんはこんな言葉を残しています。
「一日一生なんです。今日一日に全力を尽くす。朝、新しい生命が生まれて、夜、死んでいく。一日一生の決心で生き抜くことです。」 P.39


「孔子が考えたのだから、自分も考えられる。あの人ができたのだから、自分にもできる」という心構えが大切です。 P.43

孔子はすごい、渡邉 美樹さんもすごいなぁ、自分とは違うなぁ、と思ってしまったらなかなか進歩は難しいということでしょうか。同じ人間、やればできる、とまず信じることが大切かと。


夢を持って、志を立てたなら、一分一秒たりともムダにはできない。昔話に花を咲かせたり、愚痴を言い合ったりしている時間などないのです。
そんなことをしている暇があるのなら、自分を磨くことに時間を使いたい。あるいは価値観や志を同じくする人と、切磋琢磨したい。 P.49


「あぁ、もうダメだ。これ以上はできない、オレには無理だ」-こう思った瞬間にまけたも同然です。チャレンジする前に「無理だ」という枠を自分にはめる必要はないはずです。
挑戦し続ける限り、人生に負けはありません。 P.73

勝つまで戦えばいいんですね。負けかどうかを決めるのは自分自身であると。


相手が上司だからといってへつらうでもなく、部下だからといって威張りちらすでもなく、人としての尊敬の念を抱きつつ、基本的には同じ態度で接する。このようにできる人こそ、徳のある人なのです。 P.93

人によって態度をコロッと変える人っていますよねぇ。ぼくはあまり得意ではないのですが。


過ちて改めざる、これを過ちと謂う P.98

若い人たちには、大いに挑戦してもらいたい。しかし、これは拙速だった、思慮が足りなかった、方向性を間違えた、と思ったのなら、すぐにそれを認め、引き返すのもまた勇気です。
それから、もうひとつ。
過ちを犯すことそれ自体は確かに失敗ですが、それを認め、改めることは、成長、そして成功への足がかりになります。 P.101


人間である限り、間違えてしまうことは仕方のないことだと思います。しかし、そこから何を学んだか、次に何を活かせるか、を立ち止まって考えていけば着実に成長していけるのでしょう。この付加的なちょっとした時間を投資することがきっと大切なんですね。


松下幸之助氏は生前、「素直であると、正しいことが正しく見える」と言っています。 P.113

これを知るをこれを知るとなし、知らざるを知らずとなす、これ知るなり。 P.182
知っているつもりでも意外ときちんと理解してないことって、多かったりします。必要なことであれば、それらをきちんと知っておかないと。日々是勉強(代ゼミ?)でしょうか。


この本、かなりオススメです。

人物をつくる―真の経営者に求められるもの
北尾 吉孝
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「何のために働くのか」中国古典からもらった「不思議な力」に続いて、また北尾さんの著書を読んでみました。書かれた順番としては遡っている気がしますが。

上記の2冊と、基本的には同じようなことが書かれています。ただ、この本はどちらかいうと、サブタイトルの通り、経営者という視点で書かれていることが多少異なるかと思います。


仏教の世界では「出家しよう」「仏道に入ろう」と発心したら、今度は決心をします。
決心をする人は少なくありません。しかし、決心をしてもそれが続かない人が多いのです。この決心をして続ける心、これを「相続心」と言います。 P.31

松下幸之助さんは、次の二つが大切だと言っておられます。 一つ目に、天分を発見しようという熱意、意思。それを強く持つことが非常に大事です。 二つ目に、素直な気持ち。この素直な気持ちがなければ、多くの場合には自分を買いかぶったり、あるいは人から何か勧められてもそれを曲解します。素直な気持ちがなければ、天分を発見することができなくなります。 P.54
例えば、人間味や人格に関わる部分、そのようなものを指導者の条件としてむしろ先に挙げるのではないかと考えるわけです。

なぜこのように情的な、ソフトな資質条件を優先するのか。

僕は、知的な、ハードな指導者の資質条件というものは、それを持っている人物が周りにいれば良いのではないか。すなわち、自分よりも優れた資質を持っている人物に周りに集まってもらえるようになれば良いのではないかと思います。 P.80

「松下幸之助の哲学」 松下幸之助さんは、そのような次元を超越して、消費者、生産者というものを原点から見つめ直し、「どうすれば社会というのは繁栄するのだろうか」「どうすれば人間というのは幸せになれるのだろうか」を考え抜いてきた人なのだろうと思いました。 P.157


この本を読んで、松下幸之助さんの偉大さを改めて認識しました。

中国古典からもらった「不思議な力」
北尾 吉孝
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「何のために働くのか」に引き続き、北尾さんの本を読んでみました。

北尾さんのように、小さな頃から中国古典に慣れ親しんでいた方もいらっしゃるのでしょうが、ぼくの場合、学校で「論語」とかを習った時でさえ、よくわからないなぁ、という印象で、その後は特に読みかえすこともなく現在まできていました。

しかし、二千年以上前に書かれたものが、未だに読まれ続けるにはやはりそれ相応の理由があるわけで、「論語」そのものではなく、こういった現代の人によって書かれた解説本的なものを通して読むことによって、非常に理解しやすく、また「人生をいかに生きていくべきか」、「仕事にいかに取り組むか」といったテーマに合わせて引用されているため、非常にとっつきやすくなっていると感じました。

これからも「論語」をはじめ、中国古典を勉強しなくては!と思いました。


私自身の倫理的価値観とは、論語から学んだ「信」「義」「仁」という三文字です。」
約束を決して破らないと言うのが「信」。
(中略)
「義」とは正しいことを行うこと。
(中略)
「仁」とは、相手の立場になって物事を考えること。 P.22


孔子にしても孟子にしても、「世俗的な成功を得たらいけない」とはまったく言っていません。得るのであれば正しいやり方で得なさいと言っているのです。 P.30

きちんとした付加価値を、まっとうな方法で提供することによって成功しなさい、ということでしょうか。そういう意味では、「赤福」は残念でした。けっこう好きだったのですが。


宋代の朱新仲と言う人が、「人生に五計あり」と言っています。 P.59
「生計」―どうやって健康を獲得するか
「身計」―どうやって世の中を渡っていくか
「家計」―どんな家庭を築くか
「老計」―どのように年をとるか
「死計」―どんな死を迎えるか


中国国民党の蒋介石総統が非常に尊敬していた、曽国藩という政治家が、
「人生、冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に堪え、もって大事為すべし」ということを言っています。
どういうことかというと、
冷―冷遇に耐える。
苦―苦労に耐える。
煩―いろいろ煩雑なことに耐える。
閑―逆境に堪える。
そういうことが大事だ、というのです。 P.76


阪急グループの創始者の小林一三さんが、
「百歩先を見る者は狂人扱いを受け、現状のみを見る者は落伍する。十歩先を見る者のみ成功する」
と言っています。
(中略)
百歩先を見て、これも必要、あれも必要と手を伸ばすのでは、早すぎて成功しない。タイミングが非常に大事なのです。 P.96

同じアウトプットであっても、評価されるタイミングというものがあるわけですね。

決断力 (角川oneテーマ21)
羽生 善治
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つい先日16連覇を達成されたばかりの羽生王座の本を読んでみました。

本の構成として、将棋での経験をベースにしつつも、各トピックの最後では必ずビジネスや他への一般的な応用を述べられています。こういった、ある世界で頂点に登りつめた方の本では必ずしも自分の言葉でビジネスへの応用を述べなくてもよいのではないかと思ってしまいますが、そのあたりは編集者からの要請があったのでしょうか。それはともかく、プロとしての心構えといった意味では、十分ビジネスパーソンにも適用されるべき考え方がかなり含まれていると感じました。


勝負は相手が嫌がることをやるものなのだ。 P.17

勝負の世界ですね。


流れをつくるよりも、サーフィンのように流れにのっていく。波はつくれないが、乗れるかどうかだ。
しかし、波は幾度か変わる。つまり、お互いに何度かの勝機があるということだ。これを掴めるかどうかが実力というものだろう。 P.21

常にチャンスがあるわけではなく必ずガマンの時期があるということでしょうか。そのガマンの時期の過ごし方によって、勝負をものにできるかどうかが決まるんだと思います。プロとしていかに過ごすか。


七冠をとったあと、米長先生から、釣った鯛をたとえに、
「じっと見ていてもすぐには何も変わりません。しかし、間違いなく腐ります。どうしてか?時の経過が状況を変えてしまうからです。だから今は最善だけど、それは今の時点であって、今はすでに過去なのです」
と戒められた言葉は、今も胸に深く刻まれている。 P.43

人間、常に変わり続けなければ進歩できないということでしょうか。


リスクを避けていては、その対戦に勝ったとしてもいい将棋は残すことはできない。次のステップにもならない。それこそ、私にとっては大いなるリスクである。いい結果は生まれない。私は、積極的にリスクを負うことは未来のリスクを最小限にすると、いつも自分に言い聞かせている。 P.72

投資の話だと、「投資をしないことが最大のリスクである」といった話を聞いたことがあります。


ミスには面白い法則がある。たとえば、最初に相手がミスをする。そして次に自分がミスをする。ミスとミスで帳消しになるかと思いがちだが、あとからしたミスのほうが罪が重い。そのときの自分のミスは、相手のミスを足した分も加わって大きくなるのだ。 P.99

この本の中で、プロの将棋の世界では何かすごい手を出すというよりも、いかにミスをしないかが重要である、といったことを述べられています。相手がミスした時に、油断してこちらもミスしてしまった場合などには後からミスした自分の方が立場が悪くなるということですね。なるほど。

ネットである程度は情報を集めることもできますが、新しいツール(コンピュータソフトなど)を使うときはできるだけ簡単な入門書のようなものに目を通すようにしています。断片的な情報だと、意外と基本的で重要な情報をとりこぼしてしまう可能性があるので。

本書はGmailを使いこなすための簡単な解説書です。


Gmail Book―Web mail2.0
魚輪 タロウ
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手取り足取り書いてある入門書というよりは、トピックごとにいろいろな使い方をまとめて書いてあるといった感じの本です。Gmail のみならず、Google トーク、Google カレンダーなどなどGoogleのツール全般にわたって書かれています。各ツールがGmailと連携しているのである意味当然なのかもしれません。

この本を読んで、早速Google カレンダーを使い始めました。とりあえずOutlookで管理していたスケジュールをGoogle カレンダーにエクスポート&インポートしました。OutlookのスケジュールはPDAと同期を取っていて、PDAを持ち歩いている関係上、定期的に今後も同期を取るのにOutlookは使い続けることになると思いますが、Google カレンダーかなりよさそうです。Photoshopのレイヤー機能ではありませんが、テーマごとに記入した複数のカレンダーを同時に管理できるのはよさげです。

あとは、FirefoxがGmailと相性がいいと書いてあったのでので、いちおうインストールしてみました。ただ、Graniと比べてタブの展開&読み込みが少し遅い気がします。当分はGraniと使い比べてみたいと思います。それから、カスタマイズという意味でもいまいちかと。

他にも知らないツールがいろいろと載ってました。ウェブでも情報は集められるものの、やはりある程度の知識がまとめられた本というのは重要だと思います。この本、ぼくのニーズには十分でした。1280円と価格も手ごろですし。


ちなみに、まだGmailを試してみたことのない方は、とりあえず次のページをご覧になられるとよいかと思います。
Gmailをマスターしたい人が読むべきエントリー50選

一方で、リスクもあることには注意が必要ですね。
Gmailに個人情報漏洩につながる脆弱性--専門家が指摘[CNET Japan]

「下流社会」の著者が今度は富裕層を対象に、ライフスタイルを分析している本です。


富裕層の財布―誰も知らないお金の使い方
三浦 展
4833418568


「富裕層を対象に」と言っても、富裕層向け月刊雑誌「SEVEN HILLS」の読者を対象にアンケート調査を実施し、そこで得られた675サンプルの回答をもとに分析していることには注意が必要です。そういう意味では、かなり限定的な富裕層を調査対象にしている印象があります。


富裕層はテレビよりも雑誌(富裕層向け雑誌か?)で情報を得る人たちらしい。 P.53

富裕層といえども、忙しく働いている人が多いのでテレビを見る時間はないようです。情報を受動的にしか取得できないテレビは効率がよくないと思われるので当然かもしれません。


今後利用したいサービスを見ると、プライベートバンキングが24.6%、ハウスクリーニングが23.8%、御用聞き的サービスが20.6%となっている。 P.60

御用聞き的サービスって、すでに提供されているのでしょうか。あまり聞いたことないのですが。


最近タクシーに乗ると、「年収700万円あればメイドを雇え」という広告を見かける。「年収700万円あるならメイドを雇ったほうがいい。自分で家事をするほうが時間コストが高い。家事はメイドに任せて、その時間を仕事に使った方が得だ」という趣旨である。 P.164

富裕層に限らず、こういった発想は効率を上げるという意味においては非常に重要だと思います。「時は金なり」ですからね。

たまたま家にあった(奥さんが購入)ので、読んでみました。シンプルライフって、やはりいいですよね。シンプルライフを実現しようと物を減らさねばと感じてはいるものの、いつも部屋の中、机の上が乱雑になってしまう傾向にあるのはぼくだけではないはず、、、なかなかモノが捨てられなかったり。


毎日をちょっぴりていねいに暮らす43のヒント―少しだけペースをおとし、もっと生活を楽しむためのアイデア
金子 由紀子
4883993981


この本では、ちょっとした生活の改善で小さな幸せを見つけるという考え方と、そのためのヒントが書かれています。一度に多くのことをやろうとすると難しいので、小さなことから少しずつ改善していくのがポイントのようです。


「時間があれば、ていねいに暮らせる」のではなく、
「ていねいに暮らすと、時間ができる」のだ。(P.5)

暮らしのすべてをていねい化させる必要はない。自分が「これだけはていねいにしたい」と思っていること、その優先度の高いものだけを、今日から少しだけ実践していってはどうだろう。(P.19)
「ていねいに暮らす」とは、他でもない自分自身が気持ちよく、豊かな気分で暮らすこと。だから、「私が気持ちいいかどうか、楽しいかどうか」が基準になる。 たとえば、キッチンで使うもの。鍋なら、私はちょっと高くても本当に気に入ったものを使うようにしている。


必ずしもここに書いてあることを実践する必要はなく、あくまで自分が幸せを感じるためには何をしたらよいかを自分で考えることが重要なわけですが、そのためのヒントがたくさん載っています。

ちなみに、この本の著者はAll About Japan でガイドもされているようなので、興味のある方はとりあえず以下のリンクを読まれてみてはいかがでしょうか。かなりのヒントが掲載されているようです。

http://allabout.co.jp/family/simplelife/

ちょっと面白そうなタイトルだったので、読んでみました。個人の趣味のブログとかだと、それほど重要ではないと思いますが、オンラインシッピングなどのビジネスをしている人にとってはSEOは非常に重要だと思います。潜在的なお客様にいかにして気づいてもらうか(Awareness)、というところからマーケティングは始まりますからね。


消えるサイト、生き残るサイト 「SEO11の戦術」で、絶対に生き残れ!
宇都 雅史
4569694799


この本で一貫して主張していることは、安易なSEOの裏技的なテクニックに頼ることなく、お客様が本当に満足できるサイトを作っていくことが重要である、ということです。そして、アクセスしてもらった場合には、成約できなかったお客様をいかに成約につなげていくか、そのフォローアップなどをきちんとしていくことが大切である、と。非常に真っ当なことが書かれていると思います。このような考え方の根底にあるものは、サイト運営のみならず、あらゆるビジネスでも共通のものだと思いました。この本、けっこうオススメです。

以下、いくつか本書からの引用です。

無神経なサイトというのは、手段にばかり翻弄され、「ユーザーが欲しい情報はなにか?」という、大切なことを忘れてしまっている。(P.79)
グーグルが、なぜ急成長を遂げたのか?それは、会社としての使命を社員全員が深く考え、事業を営んでいるからだと、私は信じて疑わない。(P.88)
検索エンジン対策には、「モルヒネ」と「漢方」がある。 ご存知のとおり「モルヒネ」は、一時的に効果があったとしても、いつの日か体を蝕み最終的には自分の身を滅ぼしてしまう。 一方、「漢方」は時間はかかるが、体質そのものを改善し、継続的に使用しても人体に問題はない。(P.135)
(検索エンジンの)弱点をつくような手を使って、あなたは本当に納得のいく会社経営ができるだろうか?社員のハートがついてくるだろうか?商人としてのハートは満たされるだろうか?(P.233)

イチローについてはしばしば自己啓発書などで引用されていますが、この本はアメリカのメディアに掲載されたイチローのコメントを、マリナーズの本拠地であるシアトル在住の作家が拾い集めたイチロー語録です。


イチローUSA語録 (集英社新書)
デイヴィッド シールズ David Shields 永井 淳
4087201236


この本は、自己啓発書といったものではなく、アメリカ人の視点から見たイチロー観察といったような本だと思いますが、イチローの考え方に触れることができると思います。

いくつか印象に残った言葉を紹介しておきます。

開幕1ヶ月でほかの球場ではあなたに反感を示すファンもいるが、それはなぜだと思うかと質問されて、イチローはいった。 「それはファンにきいてもらうしかありませんね。ぼくは毎日一生懸命プレーしようとしているだけです。アウェイ・ゲーム(遠征)でファンにどういわれようと全然気にしません」


連続試合安打が23試合で途切れてがっかりしているかときかれて、イチローはいった。
「ぼくはいつも一生懸命プレーしようとしているけど、今日は結果が出ませんでした。でも、そのことを悔やんでもいないし、恥ずかしいとも思っていません。なぜなら、全力を尽くしたからです。」


「ぼくが数字で満足することはあり得ません。なぜなら、数字が内容を反映しているとは限らないからです。目標を設定して、そこに到達すれば、そこで満足してしまって先へ進む努力をしなくなるでしょう。米打席、何かしら学ぶべきこと、改良すべきことがあります。満足は求めることのなかにあるのです。」

最近購読を始めたTOPPOINTで、2007年上半期のベストブックに選ばれた本ということだったので、読んでみました。


何のために働くのか
北尾 吉孝
4884747739


「レバレッジ〜」などの、時間をいかに効率よく使っていくかというスキルも大切ですが、そもそも自分が何のために働くか、という、人生の目的のようなもの(著者は「天命」と表現しています)をきちんと持つことが非常に重要であると思います。そういったことをこの本で著者は主張しているのだと思います。

人生、思うようにいかずに落ち込んだりすることもありますが、そういった時にどのような心構えを持てるか、というのは、この天命を普段から自覚しているかどうかでかなり変わってくると思います。「もうだめだ」と思って諦めてしまうことはやさしいですが、そこで諦めてしまってはそれまでです。

つらい時にも普段と変わらず努力を続けていれば、いつかチャンスがめぐってきたときに蓄えていた力を発揮してチャンスを生かすことができるのでしょう。

印象に残った言葉はかなりたくさんあったのですが、その中からいくつかを引用してみます。

人間としての根本を養うために実践すべきこととして、次のようなものがあげられます。 心の糧になるような本を読む。 自分が私淑できるような師を持つ。 さまざまな経験や体験を踏まえて自分を練っていく。
どんな仕事でも一芸に秀でるところまで打ち込んだ人の言葉には、なんとも言えない奥の深さと重みがあるものです。
事を行うに当たっては、絶えず「これをやることには正しいか正しくないか。法律上は罪がないとしても、自らの良心に照らして正しいか正しくないか」という見方をしなければなりません。
「死生命あり」であるからこそ、いつ死を迎えようとも、「これも天命だ、天の配剤だ」と納得するために、一日一日を無駄にしないで生きなければいけないのだと思います。一日一日が勝負なのです。

この本はかなりオススメです。

この本、すごいです。かなりぶっちゃけた書き方になっています。


言っておくが、私は、あなたに買ってもらいたいがためにこの本を書いているわけではない。あなたにとっては、この知識を得るかどうかは、一生を変えるインパクトがあると思うが、私にとっては、あなたがこの本を買わなくても、痛くも痒くもない。私は、いままでと同じように、豊かな暮らしを続けるだけだ。


非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣
神田 昌典
4894511304

やりたくないことを明確にしてから、やりたいことを見つける。そして、紙に書いて実現させる。


最近、成功法則をテーマにした本を何冊か読んでいますが、書いてあることはどれも非常に似かよっている気がします。ということは、逆に言えば、共通項を見つけ出し、実践すれば自分も成功する確率が高いということでしょうか。

書いてあった事を少しずつ実践するために、とりあえず、時間さえあれば日本語版、英語版かかわらず、オーディオテープは聴くようにしてみました。それからビジネス書を読むペースをあげてみました。

さて、どうなることでしょうか。

この本、一読の価値はあると思います。

「ひらめき」について、脳科学の立場から平易に説明しています。

「ひらめき」というと、ぼくら普通の人間にはあまり必要ない事のような印象を受けますが、ビジネスの世界で解釈すると、「問題解決」と言い換えることができそうです。

何らかの問題があって、それを解決するためにはどうするべきかを普段から考え続け、ある時、ふとした瞬間に妙案が浮かぶ、ということは比較的よくあることだと思います。


ひらめくためには、リラックスした環境が必要であり、その環境は人によってそれぞれ異なる。そして、ひらめきは一部の天才だけに起こるわけではなく、すべての人の脳内にその種は確実に存在しているそうです。

エジソンの「天才とは、1パーセントのひらめきと99パーセントの努力のたまものである」ということで、いつか「ひらめき」が訪れたときに、それを確実に結果に結びつけるためには、日頃から地道な努力を続けることが重要だそうです。


ひらめき脳
茂木 健一郎
4106101629


ちなみに、ぼくが好きなのは次の一節です。

「試験の前の日に、英単語を一生懸命覚えたのに、テストの時になるとなぜか覚えている単語と忘れてしまっている単語があった、という経験はありませんか?脳科学によれば、そのような運命の分かれ目が生じるのは、本人の努力が足りないからではなく、海馬や扁桃核など、記憶に関わるシステムの微妙な関係性によっているのです。」(同書 P.120)

試験結果は本人の努力とは無関係なんですね(ちょっとムチャクチャな解釈ですが、、、)。暗記重視の試験は本当に嫌いです。

もちろん、前の日からではなく、試験のずっと前から何度も繰り返すことにより安定した長期記憶になる確率は高まるのだと思いますが、、、そして、このことを本人の努力と一般には言うのかもしれません。


ちょっと話がそれてしまいましたが、ぼくのような凡人であっても努力を続けていれば、いつかいいことがあるのかもしれません、、、

この本、昨年日本を出国する前に頂いたんですが、こちらに来てからというもの、なかなか余裕がなく読めていませんでした。それをついに読むことができました。


ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
梅田 望夫
4480062858


サブタイトルの「本当の大変化はこれから始まる」にあるように、ウェブの革命は今後20年くらいかけて進んでいくと書かれています。ぼくが大学生だった10年くらい前と比べても、現在は当時とは別世界だと思いますが、今後もどんどん進化していくことは間違いないのでしょう。

特に、著者の表現する「こちら側」の競争から「あちら側」の競争へのシフトを理解してビジネスを構築できるかどうかは重要だと思います。既存の「こちら側」のビジネスであっても、「こちら側」と「あちら側」の融合が必要になってくるのかもしれません。クリック&モルタルというやつでしょうか。

この本の中でグーグルが中心的に扱われていますが、グーグルのミッションは以下のようなものです。

英語版 Google's mission is to organize the world's information and make it universally accessible and useful. http://www.google.com/intl/en/corporate/index.html

日本語版
Google の使命は、Google 独自の検索エンジンにより、世界中の情報を体系化し、アクセス可能で有益なものにすることです。
http://www.google.com/intl/ja/corporate/index.html

実は、ストラテジーの試験対策でこの文を覚えたので、脳の中に鮮明に残っているのですが、これってものすごいことですよね。

他にも、アマゾンのロングテールや、ブログやオープンソースなどのWeb2.0の話がいろいろ載ってます。先日のVCICで評価したビジネスの中にもWeb2.0をうまく利用したビジネスがありましたが、現在はまさに玉石混交。わかってる人はわかってるんでしょうねぇ、ビジネスの作り方が。

テクノロジーの細かい話はないため、素人のぼくにもとても読みやすい本でした。

「経済」についてほとんど勉強したことがなかったので、手始めにかなりやさしめと思われる本を読んでみました。

東大生が書いたやさしい経済の教科書
東京大学赤門Economist
4757302800

基本的な概念が順を追ってわかりやすく書かれてます。需要と供給、GDP、マネー、IS-LM分析、インフレ・デフレ、為替、国際経済、古典派&ケインズ派、といった具合です。全体的なイメージを理解するにはとっつきやすい本だと思いました。

ぼくが知らなかっただけだとは思いますが、へぇーそうなんだぁ、と思うようなことも結構書かれていました。例えば、
変動為替相場制を採用している国は世界全体の約25%にしかすぎない
家庭内無償労働(家庭内の炊事・洗濯・掃除・育児など)は99兆円にものぼり、GDPの21.6%(1997年)にものぼる

など。

勉強するときはいつも思うのですが、かなりやさしめの本から入ることが重要だと思います。いきなりまじめな教科書みたいなのを読み始めたら嫌いになること間違いなしです。こういう類の本は大切だと思います。

そういえば、未だにミクロ経済学は勉強したことがありません。同じような本はないものでしょうか。

最近やたらと格差社会とかが流行っていますが、とりあえず一冊読んでみました。著者が集めた詳細なデータをもとにいろいろな角度から社会の変化を分析しています。

下流社会 新たな階層集団の出現
三浦 展
4334033210

「上流」「中流」「下流」という分け方がいいかどうかは別として、社会の構造が変わっている場合、人口減少時代を迎えている現代において、以前と同じ事をやっていたのでは企業は生き残っていけない、ということがよくわかりました。

きっちりマーケティングして、その時代のニーズに応じた形で提供していかないといけないんですね(こう書くと当たり前のような気がしてしまいますが、これがなかなか難しいのかもしれません)。

ジニ係数のデータとかを見ると、日本も欧米を追っている気がしますが、なんか突然騒ぎ出したという気がするのはぼくだけでしょうか。一言で格差とか言ってもいろいろな見方があるようですね。所得の面に注目したもの、この「下流社会」で言っている人生への意欲の高低に注目したもの、など。

かなり無責任な言い方かもしれませんが、個人的にはやはり教育が重要なんだと思います。


この本とは直接関係ないのですが、この本で引用されている言葉で印象的なものがあったので、ここに転記しておきます。ドラゴン桜に登場する弁護士 桜木建二のセリフだそうです。

社会のルールってやつはすべて頭のいいやつが作っている。そのルールは頭のいいやつに都合のいいように作られているんだ。逆に都合の悪いところはわからないように隠してある。つまりお前らみたいに頭使わずに面倒くさがってると、、、一生だまされて高い金払わされるんだ。だまされたくなかったら、損して負けたくなかったら、お前ら、勉強しろ

税制とかを考えてしまうと、給与所得が主な収入というサラリーマンをやっていては、高い金を払わされているのではないか、と非常に強く感じます。

やっと読んでみました。一言で感想を言うと、「なんだかなぁ」という感じでしょうか。

国家の品格
藤原 正彦
4106101416

ちょっと決めつけすぎてないでしょうか?という気がしました。証券会社で働いている人間を全否定されたような、、、

「会社は株主のもの」という論理は、私には恐るべきものに思えます。会社は、言うまでもなくそこで働く従業員のもので、株主は多くの関係者の一つくらいの存在でしかない。 (P.28より)

論理よりも情緒、民主主義よりも武士道精神、というあたりが主題なのだと思いますが、一部は共感できても、全面的に賛成とはなかなか思えません。

言いたい事を本音でズバズバ書いているので、分かりやすいとは思いますが、冒頭に出てくる著者の奥様の見解も最もな気がしました。

もっとも、いちばん身近で見ている女房に言わせると、私の話の半分は誤りと勘違い、残りの半分は誇張と大風呂敷とのことです。

今年で30才になるので、学生に戻ることにはなるものの、そろそろ大人かなと思って読んでみました。社会人として忙しい生活を送りながら、どのようにして効率的に勉強していくか、ということが書いてあります。

大人のための勉強法
和田 秀樹
4569610862

この本の書き方として、所々に精神分析や認知心理学からの引用が出てきます。著者は精神科医なので当然そのあたりについて詳しいのだと思いますが、一つコアなスキルがあって、それをベースに興味を横に広げていくような書き方をしています。この本を読んで、やはりコア・コンピタンスって大切なんだなぁ、と感じました。

「資格試験の勉強法」という項目もありますが、大人になってからの勉強って、ある意味すべて投資だと思います。自分を成長させ、より高いレベルで仕事をこなしていけるように、知識を蓄えていくわけですから。コア・コンピタンスをさらに強化していかねば!と思いましたが、ぼくにとってのそれって何なんでしょう?(大人になってからに限らず、子供時代の勉強も投資と言えますね)

この著者も睡眠は一日7時間ほど取っているそうです。こういう風に書いて頂けると少しホッとしますね。ぼくも寝ないとダメなタイプなので、できるだけ睡眠はキッチリ取るようにしようと思います(たまに3時間睡眠でどうの、、、とかありますが、ぼくは眠くなるだけです)。

人間平等と言いますが、経済的に平等だと思う人はいないでしょう。大富豪のご子息は、普通の生活をしていく分には経済的に困ることはないでしょう(まあ、そういう人に限って、使い方がわからず自己破産とかしてしまう方もいるかもしれませんが)。

しかし、時間に関しては皆平等です。1日24時間。これは誰にとっても同じ条件です。一生に一度の人生だから、できるだけたくさんの事をやりたい、実りある人生を送りたい、等々いろいろな思いがあるかと思います。

そこで時間の使い方が大切になってくるわけですが、よく言われるのは5分とか、10分とかの「すき間時間」をいかに効率的に使っていくか、といった話です。

聡明な女性の時間の節約生活―1日が24時間プラス2時間に変わる!
あらかわ 菜美
4837919669

この本では、「すき間時間」の使い方や、タイマーを活用して同時進行で進める話、などいろいろな時間の活用方法が載っています。そして、最終的に著者は「時間簿をつけよう」ということを言っています。

読んでみて、意外と日頃から自分で実践していたり、考えたりしていることも載っていたので、ぼくの時間の使い方もそんなに悪くはないのかなぁ、と思いました。

それにしても、時間の使い方って、ほんと大事だと思います。「意識の違いで人生が変わってくる」と言っても過言ではないかもしれません。

ちなみにぼくは女性ではありませんが、ちょっとおもしろそうだな、と思った本はタイトルに関係なく読むようにしています。念のため。

イギリスの生活を少しでも知ろうと、最近、こんな本を読んでみました。

お金とモノから解放されるイギリスの知恵
井形 慶子
4101481229

初めのうちは「ああ、なるほどね」とか思いながら読んでいたのですが、途中から徐々に頭に「?」が浮かぶようになりました。そして、読み進めていくうちにどんどん腹が立ってきました。著者があまりに「イギリス=良 かつ 日本=悪」という雰囲気で書きすぎている気がします。

そうは言っても、何点か共感できるところもありました。例えば、「日本では、満員電車でも優先席はなかなか座ろうとせず空いていることが多い。一方で普通の席では前に年配の方が立っていても、席を譲ろうとしないのはよろしくない。」とか、「日本では、右を見ても左を見ても明らかに車が来ない状況にもかかわらず、バカ正直に赤信号で待っている」など。

夏からイギリスに住む予定なので、実際のイギリス生活を体験してこようと思います。

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2010年5月

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