2007年6月アーカイブ

ちょっと旅に出ていた間に以下のような発表があったようです。


「不動産デリバティブ研究会報告書」を公表/国交省

 国土交通省は25日、「不動産デリバティブ研究会報告書」を発表した。

 同省は2007年2月、諸外国における不動産デリバティブの現状を分析するとともに、本格的な不動産デリバティブ登場に備え、あるべき条件を検討することを目的とした「不動産デリバティブ検討会」(座長:川口有一郎早稲田大学大学院教授)を設置。今回の報告書は3回に渡り検討してきた内容をまとめたもの。

 報告書では、1991年に世界初の上場不動産デリバティブ市場が創設された英国で、トータルリターンスワップ(TRS:不動産の総合収益率とロンドン銀行間取引金利などの金利を交換するスワップ契約)などを中心に市場が拡大。TRS市場が1兆4,000億円規模になっていることなどを紹介。日本でも、不動産のリスク資産化の進展、直接金融や市場型間接金融の進展、一般事業法人の不動産リスク上昇など、デリバティブ登場の機会が高まっているとした。

 また、不動産デリバティブのメリットとして、(1)効率的なリスクシェアリングによる不動産市場の安定化(2)新しい資産運用機会の創出(3)透明性のある価格体系と新たな市場情報の発信などをあげる一方、デメリットとして(1)ボラティリティのさらなる拡大の可能性(2)投機的なデリバティブ市場の可能性(3)実物不動産や証券化不動産市場への資金流入減少の可能性、を指摘している。

 こうした背景から、今後、検討・実施すべき施策として(1)不動産デリバティブも視野に入れた幅広い情報収集の実施(2)良好な不動産デリバティブ市場が成立するための条件整備(3)不動産デリバティブについての普及・啓発および研究の促進をあげている。

http://www.re-port.net/news.php?ReportNumber=12988


「不動産デリバティブ研究会報告書の公表について」(国土交通省のページ)
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/03/030625_.html


日本でも不動産デリバティブが導入されるのでしょうか。

この報告書、読んでみましたが98ページもありました。(当たり前といえば当たり前ですが)様々な観点から幅広く不動産デリバティブのメリット、デメリット、そして海外での状況および国内において導入に際してしなければならないことなどがまとめられていました。デリバティブの基本用語などもすべて(簡単にですが)説明がついていたので、とても読みやすい資料だと思います。

不動産デリバティブって、どのくらいメリットがあるんですかねぇ。よく言われることですが、同じ不動産は二つとないわけで、デリバティブのユーザー、特にヘッジャーの立場から見て、どのくらい有益に使えるのでしょうか。

この報告書に書いてありましたが、日本の場合、導入されるとしても法整備にかなり時間がかかりそうな気がします。エクイティデリバティブとかでもヘッジ会計の適用要件とかがけっこう細かく決まっていて使いづらい面も多い気がしますが、不動産デリバティブの場合、そのあたりをかなり緩くしていかないと結局は理解が得られず浸透せずに終わってしまう可能性も高い気がします。

いずれにしろ、今後も不動産と金融の間の垣根が低くなっていくことは間違いないんだと思います。

けっこう有名そうな本だったので、こちらも読んでみました。リアルオプションそのものを理解するという意味ではこちらの方が参考になりました。


決定版 リアル・オプション―戦略フレキシビリティと経営意思決定
トム コープランド ウラジミール アンティカロフ Tom Copeland
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「リアル・オプションとは」から始まって、「正味現在価値(NPV)、ディシジョン・ツリー、リアル・オプションの比較」、「単純オプションの数量化法」、「リアル・オプション評価のための4段階プロセス」などなど、基本的なことはほぼ網羅されていると思います。

そして、「ボラティリティの推計」などにも触れてあり、知りたいことが書いてあったという感じです。以前、コーポレートファイナンスの授業でリアル・オプションに触れた際、モンテカルロでボラティリティを推計するという話が出てきました。その時は、モンテカルロ使おうが、ボラティリティの推計は難しいはずだ、と思っていたのですがこの本を読んでその意味がはっきりしました(難しいことには変わりないのですが、、、)。つまり、リアル・オプションの原資産であるプロジェクトのボラティリティを算出するために、プロジェクトに影響を与えうる変数(例えばコモディティとしての金の価格など)についてモンテカルロでシミュレーションを行い、プロジェクトそのもののボラティリティを推計するようです(プロジェクトのNPVの分布を観測)。

でも、それって、個別の変数(金価格など)そのものの期待値とボラティリティ(および他変数との相関係数)は結局のところ、ヒストリカルデータだったり(過去と未来は同じなのか?)、マネジメントによる直感的な予測だったり(当たるのか?)に頼るわけで、それでいいのかなぁ、と正直感じてしまいます。NPVによる評価の最も弱い点は割引率の設定が難しい割には、割引率の影響を大きく受けるということだと思いますが、リアル・オプションの場合、その弱点から解放されたものの、今度はボラティリティの推計に頼る部分が大きく、こちらはこちらで実務的には容易ではない気がします。

しかしながら、NPVによる評価の場合、意思決定に柔軟性がなく相互排他的な選択肢の中から選ばなければならないという意味でプロジェクトを過小評価してしまう傾向にあるわけですが、リアル・オプションによる評価の場合、その柔軟性をバリューとして織り込んで評価するためにより現実的な評価になってくるものと思われます。

将来、リアル・オプションがNPV法に代わって意思決定の主流になるだろう、という著者の意見も納得できる気がします。

具体的なケースについても、けっこう詳しく述べられており、実務的な本としてそれなりに役に立つ気がします。リアル・オプションについて書かれた良書かもしれません。


ちなみに、先日エレクティブのリアルオプションについて、コースが始まる前の事前説明会みたいなものがありました。この科目はProf Dean Paxsonが担当されているのですが、以下のサイトに最新のトピックが掲載されていることを教えてもらいました。

http://www.realoptions.org/index.html

Real Options に関する国際会議で、Prof Dean Paxsonや、先日読んだ本の著者今井潤一先生も参加されているようです。興味のある方は参考にされるとよいと思います。

それから、コーポレートファイナンスで有名な以下の本のリアルオプションの章もよく書かれていると推薦されていました。

Corporate Finance with Student CD, Ethics in Finance PowerWeb and Standard & Poor
Richard A. Brealey Stewart C. Myers Franklin Allen
0071117997

早速読んでみました(正確には読み直してみた?)が、確かに分かりやすく書かれていました。ただ、内容的にはかなり限定的です。本格的にリアルオプションを勉強する場合は、やはり上記の本がベターだと思われます。

最終日、朝7:45の飛行機だったので、ホテルを5:30に出発してタクシーで空港へ(8LM = 約3100円)。



AIR MALTAの機内食パート2。これこそまさにイングリッシュブレックファーストです。



マンチェスターに戻ってきた、という実感が非常によくわかる空と気温です。14度というアナウンスだったので、20度くらい低いわけです。ポロシャツ1枚でしたが、ちょっと寒いくらいでした。

滞在場所について

今回はヴァレッタのオズボーンホテル(3つ星)というところに泊まったのですが、ガイドブックによるとマルタの3つ星はイタリアの2つ星相当らしく、ロケーションはよいものの、それ以外の点ではあまりオススメできないかもしれません(水まわり、その他設備など)。ヴァレッタだとその上のクラスだとメリディアンくらいしかないようなので、予算的に難しい場合は、思い切ってスリーマやセントジュリアンに滞在した方がベターかもしれません。


南イタリアとマルタ―2006~2007
地球の歩き方編集室
4478052778

実質的な最終日である4日目は、ゴゾ島、コミノ島をまわるクルーズ(21LM = 約8000円)に参加しました。ホテルの前まで迎えに来てくれて、港まで連れて行ってもらえます。

ちなみに、マルタ共和国は、マルタ本島、ゴゾ島、コミノ島、そして2つの無人島から成っているそうです。



フェルナンデス2号の船内の様子です。



船内で出されたサンドイッチです。こういうのが意外とおいしい。



ゴゾ島に到着。泳ぐ気満々のみなさん。



ということで、船からそのまま海へ入って泳ぎました。



お昼ごはんは、フィッシュを選びました。これまたおいしかったです。



そして、コミノ島に到着。このブルーラグーンの美しさ!黒い部分は水面下の岩礁の部分がそのまま見えているためこのようになっています。



これが乗ってきたフェルナンデス2号です。



コミノ島に到着後、島の反対側にあるクリスタルラグーンと呼ばれている場所へのボートトリップに出かけました。



青の洞窟を見に行ったときと同じようなもので、30分くらいで4か所くらいをまわりました。青の洞窟ほどではなかったので、そちらに参加していればこれは参加しなくてもよかったような気がします。



コミノ島の数少ないビーチです。マルタにはビーチがあまりないようです。



この透明度が写真から伝わりますでしょうか。



手をつけて上から写真を撮ってみました。むちゃくちゃ透明です。



クルーズから帰ってきて、夕食を食べに行きました。キャリアージというレストランに行こうかと思ったのですが、なんと夜は金曜と土曜しか営業していないということで行けませんでした。ということで、無難に中華。なんか、英国にいるみたいですが。



中華の定番?スイートコーンスープです。



蒸餃子です。



エビの唐揚げ。見たままです。



タラ(cod)の甘辛煮です。


さすがは中華ということで、どれもおいしかったのですが、白いご飯(Steamed Rice)だけなぜか全く温かくなく、むしろ少し冷たい感じでおいしくなかったです。このご飯だけが残念でした。


3日目は、ヴァレッタの市内見学。聖ヨハネ大聖堂、騎士団長の宮殿などメジャーどころを中心にまわりました。


朝食はホテルについていたのですが、この日は近くのカフェで取りました。なぜかと言うと、いわゆるトラディショナルイングリッシュブレックファースト(ソーセージ、チーズ、ハム、目玉焼き、豆、、、)だったからです。イギリスから脱出したと思っていたのに、またアレか、という感じだったので。



メインストリートのリパブリック通りです。平日の朝だからか、非常に活気があります。



聖ヨハネ大聖堂の近くにあったカフェです。



聖ヨハネ大聖堂です。初め、入口だと思っていたのですが、実はこちらは出口でした。



聖ヨハネ大聖堂の内部です。



その後、カーマライト教会に行きました。



こちらは騎士団長の宮殿です。兵器庫も一緒にあります。



騎士団長の宮殿内部です。



その後、ひたすら歩いて聖エルモ砦まで行きました。ガイドブックには土日のみ開いていると書かれていたのですが、ひょっとしたら平日もやってるかもしれない、ということ行ってみました。しかし、残念ながら土日のみだそうです。


ということで、マルタ・エクスペリエンスというマルタの歴史などを紹介するスクリーンショーを観に行くことにしました。紀元前5000年くらいから現在に至るまで、日本語の音声ガイドで説明を聞くことができました。

マルタはナポレオン率いるフランスに2年ほど支配されたものの、その後は160年以上も英国によって統治されていたとのこと。チェーン店などのお店(HSBC、マークス&スペンサーなど)が英国のそれとほとんど同じで、食事もほとんど英国と同じような雰囲気だというのもこれで納得がいきます。それから、ラウンドアバウトが多く、英国や日本と同じ左側通行というのも英国の影響を強く受けたものと思われます。

食については、個人的には、フランスの影響を受けた方がよかったような気がします。あくまで個人的な意見ですが。



騎士団施療院です。遅くなってしまったため、中には入れませんでした。



ローアー・バラッカ・ガーデンです。アッパー・バラッカ・ガーデン同様、こちらも眺めのよいところです。



夕食はジャンニーニというレストランで。「地球の歩き方」にマルタの政財界人も利用する一軒、と書いてあったので、コレは!と思ったのですが、、、






ひょっとしてシーフードよりもステーキか?とあえて肉料理を食べてみたのですが、これは失敗でした。



イギリスっぽいというか、ドイツっぽいというか(ドイツは行ったことがないので想像ベースですが)、、、


食事はこれらにビールとスティルウォーターをつけて、2人でLM 22(= 約8500円)くらいでした。物価は特に安くはありません。



夜景はなかなかきれいでした。とても眺めのよいレストランでした。

2日目は、早速ですが、青の洞窟(洞門?)を見に行ってきました。「青の洞窟」というと、イタリアのカプリ島が有名だと思いますが、ここマルタにもあるようです。


マルタの通貨はEU加盟後の現在でも、マルタリラというものが使われていますが、ユーロに対してすでに固定されている(1マルタリラ(LM) = 2.3137ユーロ)ので、実質的にはユーロです。価格はマルタリラ、ユーロの両方で表記しているお店が多かったです。



38番か、138番のバスで行きます(LM 0.5 = 約190円)。バスは30分に一本程度で、終バスが16時頃と利便性は決してよくありません。バスの時刻表&路線図をヴァレッタのツーリストインフォメーションでもらっておくと便利です。



バス停で降りたものの、特に案内板があるわけでもありません。とりあえずこの坂を下っていきました。



坂を下りていくと、青の洞窟見学用のボート乗り場がありました(チケットは確か、LM 3 = 約1150円 だった気が)。お客さんが7〜8名程度集まり次第出発というスタンスのようなのですが、ぼくらが行った時はちょうどよくすぐに出発することができました。ご覧の通り、海が青いです。



洞窟というか、凹んだ部分の内部での海面です。太陽に照らされて透き通ったブルーがとてもきれいです。ものすごく澄んだ透明度の高い海でした。



ここが有名な場所らしいのですが、水面のきれいさとしてはそれほどでもありません。この特徴的な岩の形が有名なのだと思われます。



この透明度はスゴイです!



これが乗っていたボートです。30分弱で5箇所くらいのスポットを周りました。



その後、近くの(と言っても歩いて30分弱ですが)ハジャー・イム神殿とイムナイドラ神殿に向かいました。それぞれ大人はLM 2 = 約770円、学生でLM 1 = 約385円でした。



ハジャー・イム神殿です。これだけと言えば、これだけでした。



このまっすぐな道をひたすら突き進むと、、、



イムナイドラ神殿がありました。



とにかく、のどが渇いてしんどかったので、神殿近くにあるレストランでお昼を食べることにしました。ペットボトルの水は持ち歩いていましたが、気づくと温水になっていました。



このパスタとピザが、うーん、、、という感じでした。ちなみに、冷たい水はものすごくおいしかったです。パスタとピザ、ミネラルウォーターの1.5リットル瓶2本で、LM 8(= 約3100円)くらいでした。



バス停でバスを待ちます。30分に1本は来るはずなのですが、なかなか来ませんでした。とにかく待つしかありません。



一度、ヴァレッタのバスターミナルにもどってから、別のバスに乗ってタルシーン神殿に向かいました。これはタルシーン神殿の入口です。



3つの神殿の中では、このタルシーン神殿がもっとも見ごたえがありました。こちらは大人がLM 1(= 約385円)で、学生はその半額でした。


その後、ホテルに帰って、屋上についていた小さなプール&ジャグジーへ。かなり小さいながらも、屋上で水につかるのは意外と気持ちよかったです。夕方6時を過ぎていたにもかかわらず、おそらく気温は30度以上はあったと思われます。


そして、夕飯は泊まっていたホテルのレストランで取ることに。なんでも、マルタのホテルについているレストランの食事はオススメだとか(ガイドブックに載っていました)。食べたのは以下の通り。確かに、けっこうおいしかったです。ここまでのところ、最もおいしかったかもしれません。ブッフェ形式でLM 3.95(= 約1500円)でした。



今朝まで、4泊5日でイタリアの南にあるマルタ共和国に行ってきました。マンチェスターと違って、最高気温が35度程度と非常に暑いところでした。



AIR MALTA の機内食です。これがおいしくなかったのです、、、



首都ヴァレッタの正面玄関とも言える、シティゲートです。



ホテルに荷物を置いてから、国立考古学博物館へ向かいました。こちらは途中のリパブリック通り。メインストリートのはずなのですが、日曜日のせいか、とても閑散としていました。



こちらが国立考古学博物館。ISICカードで割引になります。マルタでは多くのところでISICカードが有効でした。



「眠れる女神」です。このような巨石神殿からの発掘品などを展示していました。



その後、アッパー・バラッカ・ガーデンへ行きました。とても見晴らしのよい公園でした。



例えば、こんな感じです。



夕飯はココパッツォというお店に行ってみました。



フィッシュスープです。



エビのリゾットです。



ヘダイ(Silver Bream)のなんとか、です。



イカのパスタです。



付合わせに野菜の盛り合わせが出てきました。


マンチェスターではシーフードがなかなか味わえないので、ここぞとばかりに注文してみたのですが、味の方は、まあまあ、といった感じでした。食事に対してちょっとばかり疑問符が、、、

ということで、1日目終了です。

6月28日から7月15日まで、マンチェスターインターナショナルフェスティバルが開催されます。マンチェスターは、劇場やホールがけっこうあるので、普段からその気になればオペラや演劇、コンサートなどはいつでも楽しむことができるのですが、今回はフェスティバルという形で大々的に行うようです。

フェスティバルと言えば、英国ではスコットランドのエディンバラが有名だと思われますが、マンチェスターも同じような形で盛り上がっていくのでしょうか。

詳細は以下のページで。

http://www.manchesterinternationalfestival.com/

せっかくなので、一つくらい行ってみようかな、、、

以前から一度は行ってみようと思っていたのですが、家から学校をはさんで反対側にあるということもあって、なかなか行く機会がありませんでした。チャイニーズとタイ料理の両方を提供する、こちらではたまにみかけるタイプのお店です。オックスフォード通り沿いにあるので、とても分かりやすい場所にあります。




小奇麗なインテリアです。





味の方はいまいちという感じでしょうか。白いご飯(Boiled rice)がいまいちだったので、全体の満足感がかなり下がりました。しかも、そんなに安くはないです。決して高いというわけではないのですが、それほど安くないだけに、このクオリティだとまた行きたいとは思いません。お昼に行ったのですが、ビュッフェはすでに終了しており、通常メニューしかなかったこともあって、一人12ポンドくらいでした。


moso moso restaurant
403-419 Oxford Road
Manchester, M13 9WL
0161 273 3373

今学期はエレクティブでリアルオプションを選択したので、手始めに1冊読んでおこうと思って読んでみました。リアルオプションの本というより、リアルオプションに関連する計算方法を紹介した本という印象でした。


リアル・オプション―投資プロジェクト評価の工学的アプローチ
今井 潤一
4502374903


例えば、無裁定条件、完備市場、確率空間、伊藤の公式、幾何ブラウン運動、停止時などについての予備知識がないとこの本だけを読んでも全く理解できないものと思われます。(リアルオプションに対する意味での)ファイナンシャルオプションの評価理論に関する理解がないと、この本を理解するのはかなりしんどいでしょう。

また、リアルオプションの事例についてたくさん載っているわけでもないので、あくまでリアルオプションまわりの数学および計算手法について知りたい場合にはよいかと思います。しかしながら、数学的に細かく厳密に書いてある本と言うわけでもないので、その点には注意が必要です。

最後に「競争状況下でのリアル・オプション」というタイトルでゲーム理論の枠組みを導入して書いてあるので、考え方としては参考になるかと思います。ほとんどの企業は競争状況下にあると考えるのが妥当でしょうから。ただし、筆者も書いている通り、現状ではこのようなモデルは定性的な分析に留まっているようなので、実務的に利用することはまだ難しいようです。

少し数学的な側面が強すぎました。まあなんとなく分かってはいたのですが、ちょっとぼくのニーズとは合ってませんでした。

少し前のファイナンシャルタイムズに、ソニーがマンチェスター大聖堂の使用をめぐって、英国教会と論争になっているという記事がありました。


Sony cathedral game fuels copyright debate
By James Wilson

Published: June 12 2007 03:00 | Last updated: June 12 2007 03:00

Sony could face legal action by the Church of England authorities in Manchester after images of the city's cathedral were used in a violent game for the entertainment group's PlayStation 3 gaming system.

The dean of Manchester Cathedral wants Sony to apologise and withdraw Resistance: Fall of Man until part of the game, featuring a gun battle in the nave of the cathedral, is cut.

http://www.ft.com/cms/s/2c6e0bd2-1882-11dc-b736-000b5df10621,Authorised=false.html?_i_location=http%3A%2F%2Fwww.ft.com%2Fcms%2Fs%2F2c6e0bd2-1882-11dc-b736-000b5df10621.html&_i_referer=http%3A%2F%2Fsearch.ft.com%2Fsearch%3FsortBy%3Dgadatearticle


日本語のメディアでもけっこう取り上げられていたようですね。


ソニーPSソフト“大聖堂を侮辱”、英国教会が謝罪求める

 【ロンドン=中村宏之】ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が販売しているゲームソフトの戦闘場面で、英マンチェスター大聖堂の内部の様子が無断で使用されているとして、英国国教会がソニーに対し謝罪とソフトの販売停止などを求めていることが10日までに明らかになった。

 対象のソフトは、2006年11月に発売されたゲーム機「プレイステーション3」用のソフト「レジスタンス―人類没落の日」。同大聖堂を舞台に人類を襲う未知の生物との銃撃戦の場面があり、多くの犠牲者が出る設定となっている。英国国教会は「大聖堂を侮辱しており、謝罪や販売停止の措置を取らなければ法的措置も検討する」などと主張している。

 これに対してソニー側は声明を発表し、「英国国教会の懸念は真剣に受け止めている。内容はSFであり、現実に基づくものではない。必要な許可はすべて取っている」としている。同ソフトは全世界で100万本以上販売されている。

(2007年6月11日12時11分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070611i503.htm

他にも次のようなものがありました。
英国教会、PS3ゲームの販売中止を要求
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0706/12/news053.html


このマンチェスター大聖堂、観光名所になっている他の町にあるような大聖堂と比べるとそんなに派手なものではないのですが、地元の人にとってはおそらく持つ意味が全く異なるのだと思います。キリスト教徒でもない日本人居住者にとっては、ふーん、という感じですが、マンチェスターユナイテッドのキャプテン、ギャリー・ネヴィルが先日このマンチェスター大聖堂で結婚式を行ったようです。


England stars' wedding hat-trick

Three England football stars have married their girlfriends in a series of lavish ceremonies.

Manchester United's Gary Neville married girlfriend Emma Hadfield at Manchester Cathedral, in front of some of the game's biggest names.

Hundreds of well-wishers gathered outside to cheer as they arrived.

Earlier, Liverpool's Steven Gerrard wed Alex Curran at Cliveden House Hotel, and Neville's team-mate Michael Carrick wed Lisa Roughead near Melton Mowbray.

Neville, 32, who has played for England 81 times, and his long-term girlfriend Emma Hadfield reportedly turned down magazine deals to cover the big day.



続きは以下をご覧ください。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/6759285.stm


マンチェスターという町は、銃犯罪に対して敏感になっているところでもありますので、そこにある大聖堂を銃撃ゲームの舞台として選ぶと言うのは、賢い選択ではなかったんだと思います。

まあ、そんなことを気にせず、このゲームに没頭しているマンチェスター人も多いかもしれませんが。

Diploma stage最後の春学期についてレビューしてみたいと思います。今学期の特徴は何と言っても、実際のクライアントに対して行った、ビジネスリサーチ(マーケティング)プロジェクトでしょうか。

1. Project 2
今までのグループワークと異なりチームのメンバーは自分たちで決定し、どのプロジェクトを行うかは同じプロジェクトを希望するグループ間でクライアントに対するビッド競争で決まります。ビッドと言っても、今回は各チームごとにクライアントと10分間のミーティングを行うだけですが。

ぼくらのチームはイギリスの大手金融機関を相手にビジネス機会の探索というテーマで行ったわけですが、最も難しかったのはプロジェクトのスコープを明確にすることでしょうか。どのようなアウトプットをクライアントが求めているのか、それを得るためにどのようなプロセスで評価していかなければならないのか、このあたりに関するコンセンサスを得るのが大変でした。チーム内でも理解度や解釈が異なっていたり、クライアント、アドバイザーであるチューター(教授)たちの意見や解釈もずれていたり。

もちろんクライアントの意向をくんで明確に定めるに越したことはないのですが、リソース(時間と予算)やケイパビリティ(主には言語、コミュニケーションか?)の制約がある中で、プロジェクト関係者全員がハッピーになる妥協点を見つけるのはやはり容易ではありませんでした。

さらにプロジェクトを難しくしたのが、Multicultural なチームメンバー。作業のやり方にしても、クライアントに対するアプローチにしても、いろいろな面で価値観の相違が出てきます。一般的にMulticultural なチームは、Single cultural なチームに比べてパフォーマンスの分散が大きい(むちゃくちゃうまくいく場合もあれば、全く機能しない場合もある)ようですが、やはりSingle culturalのチーム(例えば日本人のみのチーム)と比べて、難しいなぁ、と感じました。同じ会社で何年も一緒に働いているような場合はともかく、今回のように初めてチームを組んだような場合には、Multicultural のデメリットがメリットを上回ってしまう気がします。

一方、リサーチを行うにあたっての困難もありました。やはり何と言っても、Cold call、つまり、データベースから取り出してきた企業に、一件ずつ電話をかけてインタビューを行わなければならないことです。のんきに調査に答えてくれる人はほとんどいないわけで、ことごとく断られました。300件以上電話をして得られた回答は23件でした。これには「電話だと時間が取られるから答えないけど、オンラインなら答えてもよい」と言ってくださった方の回答も含まれています。また、300件以上電話したものの、データベースが古かったりして、回答者として適さない企業も多々あったため、有効回答率としては11.3%でした。

最終的なプレゼンでは、クライアントが思っていたよりは喜んでくれたのでホッとしました。

来年のIBプロジェクトに向けてよい経験になりました。


2. Business Research Methods (BRM)
この授業は基本的にプロジェクト2をサポートするために授業です。Qualitative research、Quantitative research、その他と大きく分けると3つの部分から成っていて、プロジェクト2で使うためのツールを勉強するといった位置づけでした。具体的にはリサーチメソッド(アンケート調査、フォーカスグループ)や、必要な仮説検定などを行うためのSPSSの使い方、そしてクライアントをマネージする方法、ビジネスレポートの書き方、などです。個人的にはSPSSまわりの話が最も楽しく、テキスト等もけっこう読んだので勉強になりました。


3. Managing Internationally across Business Systems (MIBS)
この授業は「グローバル化とは言うものの、すべての市場が一つに統合されるわけではなく、各国毎に独自の仕組みの中でビジネスは行われている」といった考え方をもとに、各国毎にどのように仕組み(政府、金融システム、労働市場、価値観、など)が異なるのか、そしてそれがどのように企業の行動、ストラテジーに影響をおよぼすのか、といった内容を学びました。個人的にはけっこう面白かったのですが、当初はなかなか全体像がつかめず、全く何を言っているのかわかりませんでした。先生のプレゼンがもう少しうまいともっと興味が持てたんではないかと思ったりします。


4. SMSプロジェクト
これは秋学期からずっと続いていたプロジェクトです。これも実際のクライアントを対象にしたプロジェクトではあるのですが、ビジネスというよりは地域コミュニティに対する何らかの貢献といった位置づけだった気がします。

ぼくのチームはWaste Management (ゴミ回収 or リサイクル)の会社の依頼により、競合他社分析と、顧客満足度調査を行いました。競合他社分析では、競合他社に対して電話をかけて情報を収集するのですが、ほとんど答えてもらえず、残念ながらまともな結果は得られませんでした(プロジェクト2と同じくCold call)。「ビジネススクールの生徒でリサーチをやっているんだけど、、、」と言っても、電話インタビューに答えてくれる人はごく稀です。

一方、顧客満足度調査は、オンラインのアンケート調査を行ったところ、なんと100以上のレスポンスが集まりました(プロジェクト2でもこのくらいレスポンスがあったらなぁ、、、と思います)。簡単に分析してみたところ、お客さんは基本的に満足していることがわかりました。面白かったのは、総合満足度と個別の満足度(従業員態度、電話応対、サービスのバライエティ、などなど)の相関係数を計算してみたところ、クレーム処理に対する満足度と総合満足度の相関が突出して高いことがわかりました。自分が文句を言ったときに、それに対してきちんと処理することによって、顧客の要求が満たされることになり総合満足度の向上につながるのだと思われます。


Diploma stageを終えて
今思うと、あっという間のDiploma stageでした。日本にいた場合と比べて、いろいろな意味で視野が広がったことは間違いないと思います。もちろん、MBAコースで学んだので経営と言う意味でも学びましたし、学生のダイバーシティという意味においては多国籍環境での働き方、また英国に在住しているという点においては海外から見た日本、英国と日本の比較など、日本にいたらなかなか経験できないことをこの1年間で一気に経験した気がします。

この経験は間違いなくぼくの人生において貴重なものとなることでしょう。

次はMBA stageです。今度は何を得られるでしょうか。

少し前のニュースですが、ニュージーランドの政策金利が8.0%に引き上げられたようです。これは先進国の中ではダントツに高いと思われます。イギリスでは5.25%ですが、アメリカ、カナダ、ユーロ圏、日本、とこれほどまでに金利が高い国は現在ありません。

一方、インフレ率が高いのかと思いきや、3%以下の水準のようなので、新興国に見られるような高いインフレというわけでもないようです。ということは、実質金利で5%前後ということになるでしょうか。もちろん、実際に享受できる預金金利がどの程度かによりますが、5%程度というのはなかなかよい数字だと思います。(ニュージーランドの銀行システムをよく知りませんが、銀行の倒産リスクを除けば)ほとんどリスクを取ることなく、5%程度のリターンが望めるわけですから。

日本円だと銀行の金利はほぼゼロが未だに続いているわけですから、うらやましい限りです。最近少し上がって、1%くらいの金利のものもあるかと思いますが、世界的に見たら圧倒的に低い水準です。こんなに低いのであれば、預けるよりも借りる方がよいと思われます。だからと言って、消費者金融などのレートで借りてしまっては元も子もありませんが、、、


ニュージーランド中銀、政策金利を8.0%に引き上げ

[ウェリントン 7日 ロイター] ニュージーランド準備銀行は7日、政策金利のオフィシャル・キャッシュレートを0.25%ポイント引き上げ8.0%にした。好調な住宅市場と内需を背景としたインフレ圧力の抑制をねらった。市場では大半が金利据え置きを予想していた。

 ロイターが事前に実施した調査によると、16人中12人が、政策金利の据え置きを予想していた。利上げの確率は、35%とされていた。

 第1・四半期のインフレ率は前年比2.5%だった。中銀は、中期的にインフレ率を平均1─3%の範囲に維持することが求められている。

 ニュージーランド中銀は3月と4月にそれぞれ0.25%ポイントの利上げを行った。その前の1年3カ月は、政策金利を据え置いていた。

 ニュージーランドの政策金利は先進国の間で最高水準となっている。

 同国中銀は次回7月26日に政策金利の見直しを実施する予定。 

 ボラード中銀総裁は声明で「内需は2006年終盤以来、特に家計部門で力強く伸びている。住宅市場の活動は堅調で、消費者信頼感も比較的しっかりした水準が続いている。さらに、雇用や投資に関する企業部門の指標も堅調な内容だ」などと述べたうえで「現時点では、国内経済に対するリスクは、引き続き上向きのようだ」との認識を明らかにした。

 また「乳製品を除く輸出セクターの一部は、ニュージーランドドルの水準が一因となり、引き続き困難な状況に直面するだろう。4月にも指摘した通り、ニュージーランドドルは、中期的なファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)から見て異例かつ正当化できないほど高い」との見方を示した。

以下のサイトからの引用です。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-26318520070606

昨年の6月19日にマンチェスターに来て以来、ちょうど1年が経ちました。

今でも覚えているのは着いた日の夜、ホテルのルームサービスでピザを注文し、それが全くと言ってよいほど口に合わない味だったため半分ほど残してしまったことです。そして、翌朝サンドイッチなら大丈夫かなと思って、町に出てサンドイッチを買ってみたものの、これがまた想像を超えていて、、、

詳細はコチラです。

この頃はかなり食生活に対して絶望的な感がありましたが(もちろん奥さんが一緒なので外食という意味ですが)、ガイドブックを買ったりして狙いをつけて探すようになり、マンチェスターのお店もけっこう開拓することができたと思います。

そして、今晩は昨年購入したものの今まで一度も使っていなかったフライヤーを使ってとんかつを作ってもらいました。


これはなかなかおいしかったです。

とりあえず、手軽にとんかつパーティーはできそうな気がします。すばらしい!


それから、MBAの方ですが、サマースクール、Pre-MBA、Diploma Stageと前半が全て終了しました。当初(そして今でも)最も苦労したのが英語です。やはり聞けない、話せない、というコミュニケーションに始まり、日々の予習や期末の試験における読めない、書けない、というあらゆる面においてそれなりに苦労しました。当たり前のことですが、ネイティブとは圧倒的な差があります。そして、英語そのもので苦労しているのはほぼアジア人の一部だけであり、それ以外の国の人はほとんど苦労していないと思われます。MBA受験のために、TOEFLのスコアを上げて、GMATもやって、と一生懸命英語の勉強をしてきてMBA受験している人はやはりアジア人に多いような気がします。

一年経って、どれほど英語力が上がったかと聞かれても、今のところたいして上がった感じはしないというのが正直なところです。


そして、時には英語以上に苦労したのが、カルチャーの違いです。カルチャーの違いって、こんなにあるのか、と身にしみて感じることができた1年でした。日本人的にまず気になるのは時間に対する感覚の違いでしょうか。ルーズな人は、ありえないくらいルーズです。ルーズを超えて、来ない、ということもしばしばです。また、仕事のやり方といった面でも、かなり差を感じました。作業をすぐに分担してお互いのことにはそれほど干渉しないタイプの人もいれば、みんなでじっくり議論してできるだけ考え方をシェアしようとするタイプの人もいます。チーム内でどのようなスタイルで進めるかをはじめにきちんと決めておかないと、なかなか思うように進まなかったりすることもしばしばでした。さらに感覚的に違うなぁ、と感じたのはミーティングが平行線をたどったりしてダラダラと長くなってしまったようなときに、ある人は「何時までやるんだ?デッドラインを決めよう」と言い出し、一度それに合意すると、どんなに途中であっても「私は帰る」と言って帰ってしまう、というような人がいることです。そんなこと言ったって、(特に締め切り間近の場合などは)終わるまでやるしかないだろう、とかって思うのですが、問答無用で帰ってしまう人もいました。これにはさすがに参りました。


まあいろいろありましたが、マルチカルチュラルな環境でのグループワークを数多くこなしながら、MBAの基礎科目を勉強できたことは大変貴重な経験だったと思います。この経験をした後で海外勤務するか、この経験なしに海外勤務するかでは、かなり違ったものになるような気がします(ぼくの場合、海外勤務するとは限りませんが)。

残りの9ヶ月も頑張っていきたいと思います。

先々学期にストラテジー(戦略)を勉強し、もう少し具体的な例等について突っ込んでみたかったので買ってみました。

戦略「脳」を鍛える
御立 尚資
4492554955

「ポーターを読んだだけでは勝てる戦略はつくれない!」と帯に書いてあり、理論を勉強した後に読んだらいいかなぁ、と思ったのですが若干物足りなさを感じました(まあAmazonでカスタマーレビューとかを読んで買っているだけなので、想像していた内容と若干違っていたのですが)。

おそらく戦略を立案する際に考えるべきポイントのエッセンスを抽出してあるのだと思いますが、具体例がかなりシンプルです。個人的にはもう少し具体的な実例を元に、長期的な観点から戦略立案、実行、戦略変更、、、などの事例を勉強してみたかったですが、そのような目的には合わない本でした(立ち読みさえできていれば、買ってなかったのに、、、)。

もちろん例がシンプルであるため、とてもわかりやすく書かれています。また、コンサルタントの方であれば、これらは当たり前のように使えるようにならなければならない思考ツールなのだと思いますが、一般のビジネスマンの方であっても、このような思考法を知っておいて損することはないでしょう。

MBAでもそうですが、モデルやフレームワークといったようなものは、基本的なところでモレをなくす、という点においては非常に便利なツールだと思います。そういったものをベースに、いかに実践の状況に応じて考え、戦略を立案していくか、そこのところをもっと突っ込んで書いてあるとよかったなぁ、と思います(それがまさにコンサルタントの方の肝なのかもしれませんが)。

先週の金曜日に春学期がようやく終了、と思いきや今週から夏学期が始まりました。

とは言っても、今学期はインターンシップに参加したり、エレクティブ(選択科目)を勉強したり、と各人がやりたいことをやるので、夏学期期間がオフィシャルに始まった、といった表現の方が正しいかもしれません。ぼくの場合、エレクティブを選択するのですが、科目によってスケジュールがバラバラなため(どんな組み合わせでも受講可能なわけではありません)、まだしばらくは授業がありません。

今学期にエレクティブを選択する場合は、以下の中から選ぶことになります。

Advanced Strategic Management
Consumer Market Trends
Derivatives for Quants and Investment Bankers
Individual Change and Transition
Principles and Practice of Entrepreneurship
Real Options
Strategic Business Development

ぼくはファイナンス系の科目を中心に次の3つを取ることにしました。

Derivatives for Quants and Investment Bankers
Principles and Practice of Entrepreneurship
Real Options

もともとデリバティブの基礎はある程度あるのですが、これを機にきちんとテキストとか読んで勉強してみるのもよいかなと思い、取ってみることにしました。また、アントレプレナーシップは、個人的には特に起業に興味があるわけではないのですが、むしろ起業する人がどのような考え方でビジネスを作っていくのかという視点は学んでおいて損はないかと思います。また、どのようにファイナンスをするのか、といった点も、アントレプレナー側の視点、ベンチャーキャピタル側の視点、の両方から学ぶことにより、より多面的なものの見方ができるのではないかと考えています。最後にリアルオプションですが、オプションのビジネスへの応用ということで、一度きちんと勉強してみたかったので選択しました。

今学期は勉強もそうですが、旅行もしないといけません。いろいろな意味で忙しくなりそうです。

そういえば、先週、マレーシア人のクラスメイトが3.2キロくらいの元気な赤ちゃんを出産しました(こちらではグラム単位ではなく、キロ単位で言うみたいです)。クラスメイトの奥さんとかではなく、クラスメイト本人です。出産後のお見舞い(って言う言葉が正しいのでしょうか)に行ってきたのですが、とても元気そうでした。そして、彼女は出産直前に期末試験を受け、出産直後の7月からはインターンシップに参加するようです。

たくましいですね。ぼくの場合、MBAの生活でけっこういっぱいいっぱいですが、彼女にとってみたら日常生活の一部みたいなものなのでしょうか。

ミッドランドホテルに入っている「The French Restaurant」という名前のフレンチレストランに行ってきました。おそらくマンチェスターでは数少ない真っ当なフレンチレストランだと思われます。









写真の写りは悪いですが、味はかなり良いと思います。まあ、日本だったらけっこう普通に食べられるレベルかもしれませんが、ここマンチェスターでは貴重な存在だと思われます。

結婚記念日ということもあって、思い切って行ってきましたが、普段から手軽に行けるお値段ではありません。料理のみで一人30〜60ポンド程度でしょうか。ぼくらはお酒をほとんど飲まないからよいのですが、さらにワインとなるとけっこうなお値段です。

でも、マンチェスターで本格的なフレンチを味わいたくなったらここに行けば間違いないでしょう。


The French Restaurant
Midland Hotel
Peter Street
Manchester M60 2DS
0161 236 3333

春学期も終わり、ホッとしたところで、Lyme Parkという公園にクラスメイトと行ってきました。



Disley という駅が最寄り駅です。マンチェスターピカデリー駅から1時間弱でした(今日はピカデリーからDisleyまでの電車の運行がなく、バス便でした)。



Lyme Park の入口です。Disley の駅からここまで0.5マイル程度、歩いて10分ちょっとでしょうか。



入ってしばらくは何もありません。1マイルほど歩くと、チューダーハウスとガーデンに行き着きます。



羊さんたちもいっぱいいました。




お昼に食べたサンドイッチ、、、



奥さんが食べた鳥の何か、、、



ハウスの内側です。



きれいなガーデンです。





横から見るとこんな感じです。



こちらも素敵なガーデンです。



ということで、昨晩急きょ決めて行ったわりにはけっこう楽しむことができました。ここ最近天気が悪く、午前中も雨が降ったりして、決してよくなかったのですが、午後からは晴れ間も出てきて結果的には行ってよかったです。

今後、マンチェスター近郊のこのような場所にももう少し訪れてみたいと思います。ピークディストリクトとかもまだ行ったことないですし。

Chaophraya

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