2007年9月アーカイブ

以前、「タキシードとバリアンススワップとラテンパーティー」というわけのわからないタイトルのエントリを書きましたが、そもそも「バリアンススワップとは何か」について、ご存知の方は少ないと思いますので、簡単に説明を書いておきます。


ただし、少し専門的過ぎる話ですので、ご興味ない方は飛ばされた方がよいかと思います。


一言で言ってしまえば、「バリアンススワップというのは、ボラティリティの2乗であるところのバリアンスについてのフォワード契約(先渡契約)」です。金融派生商品(デリバティブ)の一種で、投資銀行やヘッジファンドなどの機関投資家間で取引が行われています。2000年以降くらいから、少しずつ取引されるようになって来ている商品です。

ということで、まずフォワード契約とは何かをご説明します。これはあらかじめ定めた価格でもって、将来のある時点において売買する契約のことです。例えば、ガソリンを買う場合を考えてみます。ある時、1リットル100円で売られていたとします。将来、価格が上がりそうだからできるだけ買っておきたいけど、そうは言っても車のタンクの容量は有限です。多めに買って、家で保存しておくというのは難しいでしょう。そこで、3ヵ月後に50リットルのガソリンを1リットル当たり100円(フォワード価格。ここではたまたまスポット価格=フォワード価格としていますが、一般には必ずしもそうではありません)で買う契約をガソリンスタンドの人と結んだとしましょう。すると、3ヵ月後に5000円払って、50リットルのガソリンを受け取ることになります。

実際、3ヵ月後のガソリン価格が1リットル当たり120円であれば、このフォワード契約をした人は、受け渡し時点において120円のものを100円で買えるわけですから得をしたことになります。また、3ヵ月後にガソリン価格が1リットル当たり80円になっていたら、受け渡し時点において80円のものを100円で買わなければならないので、この人は損をしてしまうわけです(買うという契約なので破ってはいけません)。

こうすることで、何がうれしいかというと、将来の価格変動リスクをヘッジ(回避)することができるわけです。つまり、3ヵ月後の価格が上がっていようと、下がっていようと、1リットルあたり100円で買うという約束をしたので、価格を現時点でもって確定させることができるわけです。これがフォワード契約です。


では、バリアンススワップとは何なんでしょうか。おそらく最もポピュラーなのは株価のボラティリティに関するものだと思われますので、まず「株価のボラティリティとは何か」をご説明します。

例えば、株価が次の表のように推移したとします。

volatility.JPG

すると、日次のリターンは、

当日株価 / 前日株価 - 1

という式で計算することできます。例えば、9日目から10日目へのリターンは、

501 / 495 - 1 = 0.0121 = 1.21%

と計算することができます。上の表にある、このリターンの標準偏差(ただし、年率換算したもの。例えば√250などを乗じます)を計算したものをボラティリティ、分散をバリアンスと呼んでいます。この場合は、ボラティリティが0.2151、バリアンスが0.0463となります。

バリアンススワップとは、このバリアンスに対するフォワード契約です。上の表を使って説明すると、1日目においてバリアンススワップ契約を結んだとします。フォワード価格(行使価格という表現の方が適切な気がしますが、、、)が0.0400のバリアンスだったとしましょう。このバリアンススワップの買い手は、20日後にバリアンスを0.0400で買うという契約を結んだわけです。ここでバリアンスを買うというのは、バリアンスの数値に対応するお金を受け取るという意味です。

そして、実際に20日後になって、計測期間のバリアンスを計算してみたところ、0.0463になっていました。バリアンススワップの売り手は、買い手に対して0.0463を支払い、買い手は売り手に対して0.0400を支払うわけですから、結局のところ、バリアンススワップの売り手が買い手に対して0.0063(= 0.0463 - 0.0400)だけ支払うことによって、このバリアンススワップ契約は終了します。

ガソリンの場合と違って目に見えるものを受け渡しするわけではないので、わかりづらいかもしれませんが、これがバリアンススワップ契約の最も基本的なものです。主にはオプションの投資家(ヘッジファンドなど)がベガのヘッジ目的、もしくは純粋にボラティリティの方向性に賭ける目的で取引していると思われます。

わかりやすく書いたつもりですが、わかりづらいかもしれませんね、、、

金融商品として、このようなものもあるということで。

最近のニュースを読んでいて、どうも気になっていたのが、ミャンマーなのか、ビルマなのか、ということ。日本語のニュースサイトではミャンマー、ファイナンシャルタイムズやBBCの表記では必ずビルマ(Burma)となっているのです。昔、学校でビルマからミャンマーに名前が変わったと習った記憶はあったものの、なぜ変わったのかまでは記憶になく(そもそも学習していなく?)、不思議だなぁ、と感じていました。

で、その答えが次の記事に掲載されていました。


2007/09/30-06:19 ミャンマー?それともビルマ?=米政府など、軍政の改称認めず

 平和的なデモに対する軍事政権の武力弾圧が続くミャンマーをめぐり、国際社会でミャンマーという国名と、現軍政が改称する前の「ビルマ」という呼称が混在している。米政府などは軍政を認めることになるとして、ビルマという呼称に固執している。

 軍政は1989年6月、英植民地時代から使われてきたビルマを改称し、国民の結束を図ろうとしたともいわれる。当時の首都だったラングーンもヤンゴンに改められた。

 ミャンマー国軍が全権を掌握した後の同年2月、日本政府は政府承認のための国際法上の要件を満たしているとして軍政を承認し、ミャンマーを使用。国連も軍政が代表権を持つため、呼称をミャンマーに変更した。

 これに対し、欧米諸国や英BBCなど西側メディアの多くは、今もビルマとの呼称を使い続けている。AFP通信によると、ホワイトハウスのフラット報道官は米政府がミャンマーとの呼称を避けている点に触れ、「自国民を抑圧する独裁体制の言葉を用いないようにしている」と説明した。

 軍政と良好な関係を維持する中国やロシアは、ミャンマーとの呼称を受け入れており、各国の政治的な立場を如実に物語っている。

もとの記事はこちらです。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2007093000019


そんな背景があったのですか。知りませんでした。

昨日は、Class of 2008、Class of 2009、そして交換留学でMBSに来ている方の総勢13名で食事に行ってきました。マンチェスターでこれだけの日本人の方と一緒に食事をしたのは初めてかもしれません。なんか日本に帰ったような、、、

2次会は学校の近くのパブへ。日本にいたらある意味当たり前のことかもしれませんが、日本語でいろいろな方とお話しするのは楽しいものです。

それにしても、Class of 2007で2名、ぼくらClass of 2008で4名、そしてClass of 2009で10名とものすごい勢いでマンチェスタービジネススクールのフルタイムMBAに在籍する日本人の数が増えています。素晴らしいことです。

まあ平均を取ると、ざっくり言って、おそらく例年6~7名くらいだと思いますので、たまたま2007と2008が少なかったというだけかもしれませんが。


そして、本日はクラスメイトのタイ人のお宅でタイ料理をごちそうになってきました。

ThaiFood_004.jpgグリーンカレーを筆頭に、スープ、それから和食?と思えるような豆腐が入った煮物、ロンガン(リュウガン)のジュースなどをごちそうになりました。


ThaiFood_005.jpgタマリンドというフルーツです。初めて食べました(と認識しています)が、不思議な味でした。


国によって、本当に料理って違いますよね。

ビジネス法則をさらっと復習するにはいい本なのかな、と思い読んでみたのですが、正直ハズレでした。


ビジネス法則の落とし穴 (学研新書 10)
東谷 暁
405403456X


例えば、80対20の法則がどのくらい厳密に成立するのか、などを歴史的な経緯を中心に論じています。ぼくはビジネス法則というのは、人を扱う以上、厳密に成立するものなんてないと思っています。そういう意味では、そもそも80対20の法則が厳密に成り立つとか、成り立たないとか、そういう議論はあまり意味がないと考えています。おおまかな傾向が捉えられればそれでいいのではないでしょうか。

大学時代、物理の実験でいろいろと測定をやっていましたが、自然科学における法則というのは(パラダイム転換があるにせよ)厳密に成立すると考えられているものです。例えば、実験で得られたデータから相関係数を計算したら、0.99,,,というのはほとんど当たり前の世界です(測定誤差は考慮する必要がありますが)。一方、社会科学のリサーチなどでは、相関係数が0.5とかその程度あればけっこう高い方だという話を聞いたことがあります。相関係数0.5程度でもって、なんらかの関係がありそうだ、と論じるわけです。人を扱う以上、これは避けられないことだと思います。

例えば、この本にも載っている「マズローの欲求五段階説」などは、一般的にそういう傾向があるのかもしれませんが、全人類に対して成立すると考えている人はどれほどいるでしょうか。おおまかな指針として利用するには有用だと思いますが、法則として成立するかどうかを、真面目に論じても仕方がないような気がします。


ということで、正直、それほど得るものはありませんでしたが、知らなかった法則もありました。例えば、次のランチェスター戦略です。

ランチェスター戦略

第一法則は、別名「一騎打ちの法則」といわれ、個々のメンバ-が個々に戦えば、経営資源の多い方が勝ち、その差は経営資源の差がそのまま反映されるというもの。第二法則は、別名を「集中効果の法則」といい、劣勢なとき全面的衝突は避けて一部に集中した方がいいというものだ。 P.66

ランチェスター戦略が、ビジネスに応用された古典的な例としては、西ドイツのフォルクスワーゲン社が、カナダに進出するさいのマーケティングが知られている。 P.68

どうしても興味があれば、という感じでしょうか。

ネットである程度は情報を集めることもできますが、新しいツール(コンピュータソフトなど)を使うときはできるだけ簡単な入門書のようなものに目を通すようにしています。断片的な情報だと、意外と基本的で重要な情報をとりこぼしてしまう可能性があるので。

本書はGmailを使いこなすための簡単な解説書です。


Gmail Book―Web mail2.0
魚輪 タロウ
4839922233


手取り足取り書いてある入門書というよりは、トピックごとにいろいろな使い方をまとめて書いてあるといった感じの本です。Gmail のみならず、Google トーク、Google カレンダーなどなどGoogleのツール全般にわたって書かれています。各ツールがGmailと連携しているのである意味当然なのかもしれません。

この本を読んで、早速Google カレンダーを使い始めました。とりあえずOutlookで管理していたスケジュールをGoogle カレンダーにエクスポート&インポートしました。OutlookのスケジュールはPDAと同期を取っていて、PDAを持ち歩いている関係上、定期的に今後も同期を取るのにOutlookは使い続けることになると思いますが、Google カレンダーかなりよさそうです。Photoshopのレイヤー機能ではありませんが、テーマごとに記入した複数のカレンダーを同時に管理できるのはよさげです。

あとは、FirefoxがGmailと相性がいいと書いてあったのでので、いちおうインストールしてみました。ただ、Graniと比べてタブの展開&読み込みが少し遅い気がします。当分はGraniと使い比べてみたいと思います。それから、カスタマイズという意味でもいまいちかと。

他にも知らないツールがいろいろと載ってました。ウェブでも情報は集められるものの、やはりある程度の知識がまとめられた本というのは重要だと思います。この本、ぼくのニーズには十分でした。1280円と価格も手ごろですし。


ちなみに、まだGmailを試してみたことのない方は、とりあえず次のページをご覧になられるとよいかと思います。
Gmailをマスターしたい人が読むべきエントリー50選

一方で、リスクもあることには注意が必要ですね。
Gmailに個人情報漏洩につながる脆弱性--専門家が指摘[CNET Japan]

Virgin Trainsのウェブで、ロンドンまでのチケットがかなり安く買えるという情報をクラスメイトのインド人から教えてもらったので、早速ロンドンまで行ってきました。往復で一人16ポンドでした。通常は大人だと往復で60ポンド弱、ヤングパーソンズレイルカードを持っていても40ポンド程度するのでかなり格安です。

目的は観光というより、日本食を食べ、ちょっとした買い物をすること、だけでした。

まずはオイスターカードを購入。まあロンドン在住でもないのでなくてもよい気はするのですが、切符を買う手間が省けるし、トラベルカードの料金を上回ることはないように自動的に計算してチャージしてくれるということだったので、購入することにしました。使ってみると便利ですね。


いきなりですが、まずはお昼ごはんです。

London_007.jpgSOHOJAPAN。オックスフォードサーカスから歩いて10分程度でしょうか。このお店は、奥さんが栗原はるみ(はみちゃん) (FUSOSHA MOOK)から見つけてくれました。


London_001.jpgお店の中は、必ずしも和風というわけではありません。


London_004.jpgサバ塩焼き定食が、なんとたったの6ポンド!おいしかったです。


ということで、SOHOJAPAN、かなりよいと思います。店員の方もほとんどみなさん日本人だったようで、日本に戻ったと感じてしまうくらいでした。

SOHOJAPAN
52 Wells Street
LONDON, W1T 3PR
020 7323 4661


午後はオックスフォードストリートからリージェントストリートあたりをぶらぶらしました。


London_012.jpgユニクロです。ズボンと靴下を買いました。


途中、MUJIにも寄りました。こちらでは、入浴剤を購入。それから、LIBERTYにも立ち寄りました。


London_014.jpgらいすわいんでは日本食材を購入しました。


さらに、JAPAN CENTREにも寄って、ちょこっと食材を買いました。「生で食べられます」という表現に負けて、生卵も買いました。いつ、どこで聞いたのか覚えていないのですが、こちらでは卵を生で食べるのは危険、という話を聞いてから生で卵を食べるのは控えていました。あえて、「生で食べられます」と書いてあるくらいなので、安全なのでしょう。早速、明日は卵かけごはんを食べたいと思います。


夕食はお寿司を食べてきました。


London_021.jpgCafe Japanです。ゾーン3のGolders Greenという駅から徒歩1分くらいでしょうか。名前は「Cafe Japan」ですが、お寿司屋さんです。


London_023.jpgこちらも店内はそれほど和という雰囲気ではありませんでした。


London_025.jpgまぐろの煮物です。こういうのを食べると、「ああ、和食だぁ~」としみじみ思います。おいしかったです。


London_030.jpgおまかせにぎりはこれだけ入って、20ポンドでした。うに、いくら、中トロ、かに、、、これは割安だと思います。


Chirashi.jpg奥さんはちらし寿司(17ポンド)を食べました。ボリューム満点です。


London_032.jpgハマチカマ塩焼き、7.9ポンドです。


Cafe Japan
626 Finchley Rd.
London, NW11 7RR
020 8455 6854


これだけのお寿司が20ポンド前後で食べられるのはかなり割安だと思います。恐るべしロンドン。

ロンドンに行って思ったのは、(マンチェスターに比べたら)日本みたいなもんだなぁ、と。そこらじゅう日本人が歩いているし、日本食材はたくさん売っているし、日本食のレストランはかなりレベル高いし、、、お茶はおかわりをどんどんついでくれるし、、、

マンチェスターから2時間半くらいで手軽に行ける日本ですね、ロンドンは。

仕事を進めていく上で役立つちょっとしたコツと習慣を集めた本です。


IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣
原尻 淳一 小山 龍介
4492042598


時代を反映して、例えば次のような、インターネットやITCを活用した方法などもいろいろ紹介されています。

ネットで知らない他人に聞く

「はてな」の人力検索や「Yahoo!知恵袋」
ポイント①具体的に聞く、②回答形式を決めておく、③回答例を挙げておく P.169

Googleがデスクトップ検索サービスを提供していて、とても便利です。 P.170


また、「アイデアが出やすい歩くスピード」として、

「「歩く!」仕事術」(アーク出版)という本では、一秒間に二歩で五分以上歩くことをすすめています。 P.121

というのも紹介されていました。


89のこうした仕事のコツと習慣(「ハック」と呼んでいます)が紹介されています。こういう類の本を一度も読んだことがない方にとっては、一読の価値があるかもしれません。

1ヶ月くらい前に以下のイヤホンを購入してみたのですが、これ、かなりいいです。


Etymotic Research ER-6I カナル型イヤホン
B000BFVI2I


ノイズがかなり遮断されます。通学している時など、iPodでBBCのニュースを聞くようにしているのですが、雑音がかなり遮断されるので、ボリュームを大きくしなくてもきちんと聞こえるし、ノイズがないので音がクリアーに聞こえます。これで、リスニングの効率が上がったことは間違いないでしょう。ぼくのリスニング力もつられて上がるとよいのですが、、、


ちなみに、今日、インド人のクラスメイトに、

「そのイヤホン最近買ったの?」

と聞かれたので、

「そうだけど、何で?」

と答えたところ、

「Etymotic Researchのでしょ。有名だよね。」

と言われました。ぼくは買うまでこのメーカーを聞いたこともありませんでしたが、どうやら有名なところのものらしいです。


ちなみに、このイヤホンを知ったのは以下の本がきっかけです。時間がない社会人にとって、どのように勉強していけばよいのかが書かれています。オススメです。

無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法
勝間 和代
4887595441

「下流社会」の著者が今度は富裕層を対象に、ライフスタイルを分析している本です。


富裕層の財布―誰も知らないお金の使い方
三浦 展
4833418568


「富裕層を対象に」と言っても、富裕層向け月刊雑誌「SEVEN HILLS」の読者を対象にアンケート調査を実施し、そこで得られた675サンプルの回答をもとに分析していることには注意が必要です。そういう意味では、かなり限定的な富裕層を調査対象にしている印象があります。


富裕層はテレビよりも雑誌(富裕層向け雑誌か?)で情報を得る人たちらしい。 P.53

富裕層といえども、忙しく働いている人が多いのでテレビを見る時間はないようです。情報を受動的にしか取得できないテレビは効率がよくないと思われるので当然かもしれません。


今後利用したいサービスを見ると、プライベートバンキングが24.6%、ハウスクリーニングが23.8%、御用聞き的サービスが20.6%となっている。 P.60

御用聞き的サービスって、すでに提供されているのでしょうか。あまり聞いたことないのですが。


最近タクシーに乗ると、「年収700万円あればメイドを雇え」という広告を見かける。「年収700万円あるならメイドを雇ったほうがいい。自分で家事をするほうが時間コストが高い。家事はメイドに任せて、その時間を仕事に使った方が得だ」という趣旨である。 P.164

富裕層に限らず、こういった発想は効率を上げるという意味においては非常に重要だと思います。「時は金なり」ですからね。

今まで約1ヶ月の夏休みでしたが、今日から秋学期が始まりました。ぼくら2年目の学生にとっては2回目の秋学期、今年入学されたClass of 2009の方々にとってはまさにMBAとしての最初の学期、ということになります。

今学期も、夏学期に引き続き選択科目(エレクティブ)を受講しています(ちなみに、クラスの半分弱くらいは他のビジネススクールに交換留学に行っています)。

今学期はクラスメイトが交換留学に行っている一方で、他のスクールから交換留学に来ている方(先日、交換留学でいらっしゃっている日本人の方とは、マンチェスターにいるClass of 2008のメンバーで食事に行きました)がけっこういるためから、選択できる科目の数はかなり多めになっています。以下、今学期に選択可能な科目の一覧です。

  1. Advanced Corporate Finance
  2. Advanced Strategic Management
  3. Applied Business Forecasting
  4. Business Ethics and Corporate Social Responsibility
  5. Business to Business Relationship Marketing
  6. Corporate Reputation and Competiveness
  7. Derivatives
  8. Global Marketing Management
  9. Individual Change and Transition
  10. Innovation and Trends in Global Banking
  11. International Business Negotiation
  12. Marketing Communications and Branding
  13. Marketing Management in a Technology-Led Environment
  14. Organisational Dynamics and Clinical Management
  15. Portfolio Investment
  16. Project Management
  17. Strategic Business Development
  18. Strategic Finance
  19. Strategic Retail Management
  20. Technology, Strategy, Inovation and Performance
  21. Ventre Capital and Private Equity

そして、ぼくが選択したのは以下の3つです。

  • Advanced Corporate Finance
  • Corporate Reputation and Competiveness
  • Innovation and Trends in Global Banking

最後のGlobal Bankingだけは30単位分(他は15単位)になっているので、合計60単位分です。夏学期の科目が無事にすべてパスしていれば、今学期は45単位分とれば卒業は可能なのですが、せっかくの学習機会なので、60単位分登録しました。Global BankingとCorporate Fiananceは自分の仕事に近い分野で、Corporate Reputationは今までまったく勉強したことがありません。Corporate Reputationは今後、ますます重要性を増していく分野だろう、ということをどこかで読んだので、取ってみることにしました。

各科目の内容については、またどこかで書いていきたいと思います。


ちなみに、話が変わりますが、夏学期のデリバティブの試験(1日目2日目)の結果が返ってきました。出題された問題から、この先生は鬼ではないかと感じていましたが、それは見事に当たったようです。クラス全体の結果は以下の通りでした。

1日目
平均点  39.7点
標準偏差  26.1点

2日目
平均  29.0点
標準偏差  13.6点

受験者数 14名

それぞれのウエイトは10%なので、仮に平均点を取った人は残り80%に相当する個人レポートで最低でも54点以上取らなければ単位を落としてしまうことになります。

個人レポートに対する採点基準がどの程度なのか、これによって本当の鬼かどうかがわかります。たぶん鬼なんだろうなぁ、、、


ということで、今学期もがんばります。

昔から歴史は苦手で、それほど興味を持っていなかったのですが、上杉鷹山が以下のような人物であることを知って、これは読まねば!、と思い読んでみました。

アメリカのジョン・F・ケネディ大統領が生きていたころ、日本人記者団と会見して、 「あなたがもっとも尊敬する日本人は誰ですか」 と質問されたことがある。その時、ケネディは即座に、 「それはウエスギヨウザンです」 と答えたという。 P.14


上杉鷹山の経営学―危機を乗り切るリーダーの条件
童門 冬二
4569537626


おもしろいです。昔の藩の経営と、現代の会社の経営を比較しようと考えたことはありませんでしたが、ほとんど同じなんですね。同じと言うのは言い過ぎかもしれませんが、そのエッセンスの部分は相通ずるものがあると思いました。


「朝令暮改はけしからんとお前は言ったが、たしかにそういう解釈もあろう。しかし、私は誤って改むるに憚ることなかれ、という中国の古語を信じている。私は誤ったのだ。だからすぐそれを改めたい。憚らないわけではないが、さっきの決定は、禍根を残す。したがってやはり例外を作らないような方針で改革を実行したい」 P.95

「(略)改革を進めるのは、実に現場の人間たちである。その現場の人間たちに改革の趣旨や目的を説明しないで、何で改革を進めることができよう」 P.107

現場の人間をきちんと巻き込んで戦略を実行していくという話はブルー・オーシャン戦略にも出ていました。


鷹山の人間管理の原則は、
「してみせて、言って聞かせて、させてみる」
というものであった。何につけても理屈だけではない、よくその趣旨を説明し、趣旨を分かってもらったところで、今度は自分が実行してやってみせる、手本を見せてそれに従わせるというのが鷹山の方針であった。 P.129

鷹山のすごいところの一つは、何でも自らが直接してみせるところだと思います。そして、きちんと趣旨を説明する。こういったプロセスをきちんと積み重ねていくことがとても重要なんだと感じました。


「形式や外見に拘泥わって、用が無い時もあるように取り繕って、同役が顔を揃えておりますというようなことばかりが、従来この城でおこなわれてきた。これは人間の無駄であって、時間の無駄でもある。そして、使えば使える労力を、全く鈍らせている。人間は働かなくては生き甲斐を失う」 P.134

これなんかは官僚主義のひどい例であり、オペレーションの改善、従業員の意識の改革とみなすことができそうです。

どん底から這い上がる時に必要とされるリーダーの条件について、よく描かれた本だと思います。


話がそれますが、日本の歴史は長くカバーする内容が多いのかもしれませんが、けっこう突っ込んでその時代の様々な視点からの人間模様を勉強したら、もっと面白い科目になるような気がします。

2週間ほど前に、「こちら側」から「あちら側」へというエントリを書きましたが、メールとお気に入り(ブックマーク)も「あちら側」へ移してみました。

先日も書いたようにlivedoorのID取得に伴ってGmailが使えるようになったのですが、どうせ本格的にGmailを使うのであれば、本家のGmailを使った方が他のgoogleのサービスとの連携とかも便利なのではないかなぁ、と思い本家のGmailを使うことにしました(ラベルとフィルタをある程度設定したのですが、移行に伴って設定しなおし、、、)。

このGmail、今までのOutlookなどのメーラーと違って、フォルダという概念がないので、メールにラベルというものを貼り付けていくことによって管理するようなのですが、こちらの方が使い慣れると便利かもしれません。そして、メール1通ずつではなく、あるメールに対する返信などが自動的に紐付けされてスレッドというかたまりで管理できるので、管理しやすい気がします。

さらにスパムフィルターが強力なようで、かなりの迷惑メールを除去してくれるようです。これはけっこう快適かもしれません。

ちなみに、ブックマークは当初、livedoorのクリップ機能を試していたのですが、iGoogleのGoogleブックマークで管理した方がまとめやすいので、当面はこちらで使ってみようと思っています。これで出先などでもiGoogleにログインすれば、Gmailも読めるし、ブックマークからlivedoorのRSSリーダーにも容易にアクセスできるし、さらにiGoogleのガジェットで株価や為替、カスタマイズしたニュースなんかもまとめてチェックできたりするので、便利かなぁ、と。

これで予定表までGoogleを使い始めたら、Outlookを使うインセンティブが完全になくなってしまいそうです。

なんか気づくとGoogleばかり使っている自分がいるのは気のせいでしょうか、、、

すでにご紹介したものと思っていたのですが、よくよく見てみるとまだ書いていないことに気づきました。マンチェスターではおそらく3軒くらいしかないと思われる韓国料理のお店の一つ、コリアナです。


Koreana_010.jpg入口は1階にありますが、お店自体は地下1階です。


Koreana_001.jpg店内の雰囲気は、韓国風なのか確信が持てませんが、少なくとも中国風っぽくは見えます。


Koreana_003.jpgチヂミ(Seafood pancake)です。


Koreana_004.jpg日本語で何と呼ぶのか知りませんが、Pork Japchaeです。


Koreana_006.jpgBeef dumplingsです。いわゆるギョウザです。


Koreana_008.jpg韓国料理といえば、キムチは欠かせません。辛いのでぼくはあまり得意ではありませんが。


Koreana_009.jpgカルビです。ひょっとしたらマンチェスターで食べられるほぼ唯一の焼肉かもしれません。日本の焼肉がなつかしい、、、


韓国人のクラスメイト曰く、「本物の韓国料理ではない。こちら向けにアレンジされている」とのことですが、まあ普通においしいです。本物の韓国料理を知らないぼくにとってはまったく問題ありません。キムチ、カルビ、ブルコギ、ビビンバ、、、など韓国料理が食べたくなったらこのお店はオススメです。もう一軒、Ladyburnの方にも韓国料理のお店はあり、そちらの方が安いのですが、シティセンターからのアクセスを考えると、ついついコリアナの方に行ってしまいます。

何人かで行ってシェアすれば、食事だけだと一人10~15ポンド程度といったところでしょうか。

KOREANA
40a King Street West
Manchester, M3 2WY
0161 832 4330



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問題解決の考え方を中高生にもわかるように解説している本です。ロジカルシンキング、クリティカルシンキングといった考え方を理解したり、「目標を設定してそれを以下にして達成していくか」という方法を学ぶためのわかりやすい入門書といったイメージでしょうか。


世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
渡辺 健介
4478000492


問題解決能力があれば、自分で主体的に考え、決断し、行動することができます。(P.10)

「この自分で主体的に考える」ってことができるとできないとでは大違いな気がします。とても大切なことですよね。


情報を集め、分析をするのは、あくまでよりよい判断をするためです。何が何でも分析を完璧にする、ということではありません。ときどき分析することそのものにハマってしまい、目的を失ってしまう人もいます。(P.45)


問題解決能力は、一度本を読んだだけで身につくものではありません。「理解できること」と「使いこなせること」の間には多大なギャップがあります。実際にさまざまな問題に遭遇し、あきらめずに何度も解いてみることで、徐々に身についていくのです。(P.114)

本を読んだら、それを少しずつ実践して使いこなせるようになることが大事だとはわかっていてもなかなか難しいですよね。

何事も始めるときはやさしいものから少しずつ、というのが重要だと思います。そういった意味では、大人もこのような本でしっかり勉強して問題解決能力を身につけ、または向上させていければ、人生変わってくるかもしれません。

最近ニュースを引用してばかりですが、今日もまた目に付いたニュースがあったのでご紹介します。


北海道の「森オーナー制度」、満期93%元本割れ

2007年09月22日03時02分

 北海道の公共林に出資し、収益を受け取る道の「北ぐにの森オーナー制度」をめぐり、満期契約者の93%が元本割れし、3人に1人は6割程度しか回収できなかったことが朝日新聞の調査でわかった。制度は86年度に始まったが、木材価格が下落したにもかかわらず、元本保証しないことをパンフレットに書かないまま募集を継続。集団訴訟の動きがある「緑のオーナー制度」の募集を国がやめた翌年の99年度を最後に、ようやく道も募集をやめていた。

もとの記事および続きはこちらから。
http://www.asahi.com/national/update/0921/TKY200709210343.html


そもそも、元本保証しないことをパンフレットに書かずに募集、ってそんなことありなのでしょうか。(法律的には)いわゆる金融商品の枠組みに入らないのかもしれませんが、出資者(投資家)にきちんとリスクとリターンを説明せずに募集するなんてのはいかんと思います。

逆に投資家側としても、投資する際はリスクをきちんと理解できるまでは投資するべきではないと思います。もちろん、「寄付したつもり」くらいの気持ちであればよいのですが、「元本保証の利子が高めの預金」なんて認識だったら大変です。


道の担当者は「木材価格がこんなに下がり続けるとは予想しづらかった」「苦情は聞いていない。森林を守る制度に参加した、と理解いただいていると思う」と話す。


担当者の予想が当たるかどうかによって償還額が決定されるのであれば、これはまさにファンドですよね。今後、苦情が出なければよいのですが。


上のニュースでも触れられていますが、北海道だけでなく国も同じようなことをやっています。


林野庁「緑のオーナー制度」で元本割れ・リスク示さず

 国有林の育成・管理に個人や団体が出資する林野庁の「緑のオーナー制度」で、ほとんどの出資で元本を割り込んでいることが3日、わかった。輸入木材の増加で国産の市場価格が下がったことが影響した。公募を始めた1984年度から約9年間、元本割れリスクの説明をせずに出資を募っており、同庁は「当初は(元本割れを)想定していなかった」としている。

 同制度は、出資者が国と国有林を共同保有し、そこで伐採したスギやヒノキなどの販売収益が分配される仕組み。出資額は一口当たり50万円で、98年度までに延べ8万6000の個人・団体から出資を募った。調達額は計500億円にのぼるとみられ、赤字の続く国有林事業に充当されてきた。(20:28)


こちらも、「当初は(元本割れを)想定していなかった」とか言ってますが、その程度のリスクも予想できないような人が商品を開発して供給してしまっていた(今は改善されていると信じています)というのは、どんな世界なのでしょうか。

当たり前のことを当たり前にやるということはなかなか難しいんですね。年金の例を見てもそれは明らかです。

2日目は9つの湖をめぐるフォトジェニック・ツアーというツアーに参加しました。今回は日本語のオーディオガイド付きのツアーです。といっても、車内でガイドが流れるだけで、運転手さんは地元の人で英語しか話しません。まわるにはまわったものの、ガイドの部分はそれほど詳しくない気がしました。


LakeDistrict2_001.jpgB&Bの朝食は、トースト、シリアル、そして、


LakeDistrict2_000.jpgいつものメンバーです。


LakeDistrict2_007.jpgB&Bはこんなところでした。日本人にフレンドリーな感じの夫婦がやっているところでした(この夫婦、ノースウエストとは思えないきれいな英語を話す方々でした)。湖水地方は、全体的にけっこう日本語の表示が多いようです。日本人観光客が多いのでしょう。


LakeDistrict2_048.jpg9時に宿の前に迎えに来てもらってツアー開始です。ぼくら4人に、もうお二人参加されて計6人のツアーでした。これはターンハウズ湖です。


LakeDistrict2_064.jpgコニストン湖です。


LakeDistrict2_085.jpg詩人ワーズワースの家であるダヴ・コテージです。


LakeDistrict2_103.jpg以前からマンチェスターに供給されている水は湖水地方から来ているという話を聞いていましたが、今回の旅でどの湖からかが判明しました。サールミア湖だそうです。


LakeDistrict2_113.jpgダーウェント湖です。


LakeDistrict2_136.jpgアシュネス橋です。


LakeDistrict2_143.jpgお昼はケズィックのパブで食べました。スモークサーモンとチーズのサンドイッチです。


LakeDistrict2_146.jpgケズィックの時計塔です。


LakeDistrict2_153.jpg昼食後はキャッスルリッグ・ストーン・サークルへ。有名なストーンヘンジよりは規模が小さめのようですが、個人的にはけっこう満足です。一つの石を運ぶのに70人分の力が必要だとか。


LakeDistrict2_175.jpg帰りの電車の中で、グラスミアのジンジャーブレッドショップで買ったジンジャーブレッドを食べました。けっこうおいしいのですが、少し味が強いので、紅茶が一緒だとよかったかもしれません。


ということで、1泊2日の短い旅でしたが、湖水地方の奥深さを少し味わうことができました。昨年行った時は、ウィンダミア湖畔でひたすらアスレチック系のグループワークをやっていたので、特にウィンダミア湖以外に触れる機会はありませんでしたが、今回はかなりの湖を見ることができました。

湖水地方に行く場合は、現地発着ツアーに参加するか、もしくはレンタカーで移動するとよいかもしれません。

せっかくなのでイギリス国内ももう少しまわりたいのですが、今後は日に日に日が短くなるので旅行にはあまり向かない時期かもしれませんね。今年は実質的には夏もありませんでしたし、、、


地球の歩き方 ガイドブック A04 スコットランド&湖水地方 (地球の歩き方)
地球の歩き方編集室
4478052638

今週は奥さんのご両親がこちらにいらっしゃっているのですが、マンチェスターではあまり見るところもないので、湖水地方に1泊2日で行ってきました。


LakeDistrict1_002.jpg湖水地方の玄関口、ウィンダミア駅です。こじんまりした駅でした。マンチェスターからだと、電車で2時間弱で行くことができます。


LakeDistrict1_011.jpgウィンダミアからボウネスに向かう途中の少しにぎやかな通りです。ウィンダミア近くと、ボウネス近くはカフェ、レストラン、土産物屋などが集まっています。


LakeDistrict1_034.jpgウィンダミア湖を(かるく)ぐるっとまわるクルーズに参加しました。所要時間45分ほどのクルーズでした。


LakeDistrict1_052.jpgウィンダミア湖 その1です。


LakeDistrict1_091.jpgウィンダミア湖 その2です。


LakeDistrict1_102.jpg近くにあった教会です。


LakeDistrict1_105.jpg夕食はこのお店で食べてみました。決め手は、比較的混んでいたこと。


LakeDistrict1_107.jpgぼくが食べたのは、ローストポーク。良くも悪くも期待通りでした。ブリティッシュですから。


LakeDistrict1_109.jpgアップルパイも食べました。アップルパイ自体は妙に甘くないのですが、その分を補うためかあまーいシロップがかかっていました。不思議な味でした。


夕食後は特に観光できるところもないので、早めに宿に戻りました。ちなみに、今回初めてB&B(Bed & Breakfast)に泊まりました。ダブルベッドの部屋で1泊65ポンドと、なかなかリーズナブルだと思います。

BBCのサイトによると、11月9日から英国でもiPhoneが販売されるようです。O2はすでにけっこうよさそうなスマートフォンの商品を揃えている気がしますが、さらにiPhoneまでを手中に収めたようです。


O2 wins iPhone contract in the UK

Mobile phone operator O2, owned by Spain's Telefonica, has won the exclusive contract to sell Apple's much-hyped iPhone in the UK.

The phones will be sold in O2, Carphone Warehouse and Apple stores from 9 November costing £269 including VAT.

"We are coming to the UK and wanted to pick the best carrier and that is O2," Apple chief executive Steve Jobs said at a news conference in London.

Users will get free use of 7,500 wi-fi hotspots giving faster internet access.

It has not yet been announced on what terms O2 won the contract.

Customers have to sign up for an 18-month contract on a tariff of £35, £45 or £55 a month, all of which will include unlimited mobile data usage.



もとの記事および続きはこちらです。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/business/7000370.stm


使ってみたいなぁ、とは思うものの本体価格269ポンドということなので、約6万2000円。これはちょっと高すぎです。しかも、18ヶ月の契約を結ばなくてはならないので、最も安い月額35ポンドの契約だったとしても、月々約8000円。しかも、卒業後イギリス国内で働くことになったらともかく、日本に帰ることになった場合は卒業後の部分が丸損になってしまうし。つまり、11月からだと11、12、1、2、3、とたった5ヶ月しか使用できないことになり、それに対して総額で

269(ポンド)+35(ポンド/月)×18(月)=899(ポンド)

なので、1ヶ月あたりだと、約180ポンド。毎月携帯電話のために4万円以上払う換算になります。とてもじゃないけど、できません。

もちろん、卒業後はその時点で転売すればよい(もちろん価格リスクはあります)のですが、なんか面倒くさそうですし、引越のバタバタの最中、余計な手間は増やしたくないということもあり、ここでiPhoneを使ってみるという選択肢はナシなんでしょう、、、

英国で最もホットなニュースと言えば、ノーザン・ロックの取り付け騒ぎでしょうか。昨日、南仏旅行のブログを書きながらラジオを聞いていたのですが、ノーザン・ロック一色でした。


英国で「取り付け」騒動 サブプライム余波
2007年09月15日20時09分

 店頭には預金を引き出そうとする人が列をなし、インターネットによる口座へのアクセスも殺到――。住宅ローンが主力の英中堅銀行「ノーザン・ロック」で14日、「取り付け」に近い騒ぎがあった。米国のサブプライム問題を発端とする金融市場の混乱で資金繰りが難しくなり、イングランド銀行(英中央銀行)に支援を仰いだからだ。

 ノーザン・ロックは住宅ローンで英国5位。資金調達で市場への依存度が高かったため、銀行間の資金取引の冷え込みがもろに響いた。

 ただ、金融当局は「貸し出しは健全だ」と説明、イングランド銀も「金融機関への最後の貸手の役割を果たす」と強調し、騒ぎが他の金融機関にまで広がることはなかった。

 もっとも、サブプライム問題が市民生活にも影響すると英国民に印象づけたことは事実。欧州では、サブプライム関連の投資が焦げ付いたドイツの中堅銀行も行き詰まっており、欧州の一般市民にも不安感が広がりそうだ。

もとの記事はこちらから。
http://www.asahi.com/business/update/0915/TKY200709150252.html


昨日時点でも、騒ぎはまったく収まっていないようです。


英ノーザン・ロック、預金流出やまず 国有化も

米低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題の余波で、中央銀行の英イングランド銀行から緊急融資を受けている住宅金融5位のノーザン・ロックの預金流出が、17日も収まらない。事態が沈静化しなければ金融当局は救済合併支援などの措置を迫られる可能性があり、実質的な国有化も選択肢としてささやかれている。

 17日、同社の国内各支店は通常より1時間早い午前8時から営業を開始し、預金の引き出しに来た客の対応に追われた。オンライン取引も、回線のパンクでパニックを起こさぬよう接続容量を拡大した。

もとの記事および続きはこちらから。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/finance/85022


で、マンチェスターのシティセンターにあるノーザン・ロックはどんな状態かというと、昨日の昼間通りかかった時点では以下のようでした。


NorthernRock.jpg


ファイナンシャルタイムズの記事によると、この余波はまだまだありそうです。

UK to guarantee Northern Rock deposits

By Jean Eaglesham, Peter Thal Larsen, Chris Giles and Lina Saigol in London
Published: September 16 2007 20:31 | Last updated: September 17 2007 18:57

Alistair Darling, chancellor of the exchequer, has announced that the government will guarantee all deposits of Northern Rock account holders, and any other bank that found itself in a similar position, as ministers sought to calm savers’ fears.

The government’s move, which goes far beyond the current scheme for protecting depositors, came amid signs the crisis of confidence in Northern Rock was spreading to other lenders, with shares of Alliance & Leicester falling 31 per cent on concerns that the bank would be the next to turn to the Bank of England for assistance.

もとの記事および続きはこちらから。
http://www.ft.com/cms/s/2/39199b78-6489-11dc-90ea-0000779fd2ac.html


日本では導入時にペイオフ解禁と一時けっこう騒いでいたと思いますが、預金保険制度があるのでほとんどの個人の方は適切に対応をしていれば問題にならないはずです。というのは、日本では1行あたり1000万円+利子が保護されているからです。この「1行あたり」というのが重要です。仮に1億円の預金を持っていたとしても、1000万円ずつ10の銀行に分散して預金していれば全額保護されることになるわけです。ということで、一部のお金持ちおよび多額の預金を持っている企業を除けば、個人ベースで心配する必要はほとんどないはずです。個人で1億円の現金を持っていたら、そもそも他の金融商品で運用した方がよいと思いますす。そういう意味で、預金で1億円を持ち続けなければならない状況にいる方というのは非常にまれだと思います。


で、上のようにノーザン・ロックには行列ができているわけですが、この人たちはものすごいお金持ちなのでしょうか、それとも企業の経営者なのでしょうか。それはわかりませんが、英国での預金保険制度についてちょっと調べてみました。

英国の預金保険制度は、上のファイナンシャルタイムズの記事によると以下のような記載がありました。

The existing deposit guarantee scheme protects part or all of the first £35,000 of an individual’s savings only.


これだといまいちわからないのですが、BBCのニュースでは以下のように書かれています。

Banks are already covered by the Financial Services Compensation Scheme which protects 100% of the first £2,000 in any bank account and 90% of the next £33,000 - giving a maximum payout of £31,700 if a bank did go bust.

もとの記事はこちらから。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/business/6999615.stm


さらに、BBCの説明と同じですが、以下のように英国ニュースダイジェストのサイトにも載ってました。

英国の銀行が倒産したら、日本のペイオフ(一銀行につき預金額1000万円までの預金者保護システム)のようなシステムはありますか。
1つの銀行が倒産した場合、最初の預金額2000ポンドの100%が、次の3万3000ポンドの90%が英国金融監督庁の補償スキームにより補填されます。従って、最高3万1700ポンドまでの預金が保護されます。それを超える金額については、預金保護の対象になりませんので破綻した銀行の清算状況によります。

もとの記事はこちらから。
http://www.news-digest.co.uk/news/content/view/517/84/


3万1700ポンドということは、今の為替レートだと約730万円です。日本より保証額が低いですが、ノーザン・ロック一行に預金を集中させていなければ、問題になるとは思えません。そういう意味では、どうしても現預金で持っていたい場合は、銀行をある程度分散させておくことが重要かと思います。

少し古いですが、他の海外諸国の比較について以下の記事が参考になります。ドイツがけっこう低いです(フランスは記載ミス?)が、あとは日本と大きくは変わらない水準のようです。
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/0203/payoff/payoff.html


日本で自分が利用している銀行がもしこのような事態になったら、自分はどのような行動に出るかなぁ、と考えてみたのですが、おそらく何もしないんだろうと思います(なってみないとわかりませんが)。というのは、

1.そもそも1つの金融機関で1000万円も預けているところはない
手元に来るのは多少時間がかかるかしれませんが、預金保険機構によって保護されているわけですから。(特に今回のノーザン・ロックの場合なんかだと、政府が全額保護するといっているので、とりあえずはそれを信じます)

2.分散して預けているので1つの銀行で問題が発生しても、日常生活に支障をきたすことはない
(現在のUKだとCurrent Account(普通預金)は1つの銀行のみなので、問題になり得ますが、、、)

といったところでしょうか。こういった仕組みを知らないがために、店頭に駆け込んでいる方もいらっしゃる気がします。基本的な知識を身に付けておけば、必要以上に不安になることはないと思うので、こういったことは大事だと思うわけです。

なんか、ちょっと長くなってしまったので、このへんで。


(追記)
こんな記事を書いていたところ、政府が全額保証をしたことによって、徐々に落ち着きを取り戻しつつあるようですね。よかった、よかった。さらに、FSAのトップが預金保険の制度も見直す方向だというコメントをしたようです。


'Savers return' to Northern Rock

Shares in Northern Rock have recovered some ground after the government promised to protect savers' deposits.

もとの記事と続きはこちらから。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/business/7000035.stm

日銀がイスラム金融委員会に参加するそうです。


日銀、イスラム金融委員会に参加

 日銀は14日午前、イスラム金融の国際基準策定機関である「イスラム金融サービス委員会」(IFSB、本部クアラルンプール)からオブザーバーとしての参加が承認されたと発表した。日銀は、発展するイスラム金融についてイスラム圏の中央銀行や有力な民間金融機関などとの間で情報の収集・交換を進めることができると判断して、参加を申請していた。(14:01)

もとの記事はこちらから。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070914AT2C1400F14092007.html


日経BPの「成長著しいイスラム金融に乗り遅れるな」という記事によると、日本の金融機関はかなり出遅れているようですが、今後本格的に算入していく日系の金融機関は増えていくのでしょうか。

金融は国が違ってもたいていの場合同じ仕組みで動いているんだと思いますが、イスラム金融だけはかなり異なった特徴を持っているようです。簡単な説明を見つけましたので、ご参考まで。


イスラム金融とは、イスラム法に則った金融取引・サービスの総称のこと。イスラム教の聖典「コーラン」等の教えにもとづき、金利の受け払いや反道徳的な事業への投融資の禁止などの特徴がある。

原油価格の上昇等により、湾岸産油国の石油収入が増加し、資産運用ニーズが高まっていること、そして一方で、中東におけるインフラ・プロジェクトが増加し、資金調達ニーズも高まっていること等より、近年「イスラム金融」が注目されている。

イスラム金融の特徴
イスラム教の聖典「コーラン」等の教えにもとづき、以下のような特徴がある。


  • 「金利」の受け払いが禁止されていること

  • イスラム法に照らして反道徳的な事業(豚肉、アルコール、賭博、武器製造など)に対する投融資が禁止されていること

  • 不確実性のある物に関する契約等や投機的行為が禁止されていること

  • 投融資により発生する利益、損失については事前に合意された割合に応じて分担すること

イスラム金融に関する説明はこちらから。
http://www.nomura.co.jp/terms/vogue/islam.html


金融の場合、慣習が異なれば当然現地のやり方に合わせなければなりませんし、やはり法律的な面が非常に重要ですから、契約書等で文言が違ったりすると大問題になりかねないわけです。ということで、イスラム金融に参入するのであれば、イスラム金融の専門家が重要になってきます。

最も有名な特徴は、「「金利」の受け払いが禁止されていること」だと思います。日本であれば銀行に預けておけば、利息がもらえる。これは当たり前なわけで、アメリカに行っても、イギリスにっても、フランスに行ってもこれが当たり前なわけです。ところが、ぼくらにとってはこの当たり前とも思われる行為が、当たり前ではない地域が世の中にはあるようです。

留学して、様々な国から来たクラスメイトと過ごして感じたのはまさにこれで、日本では当たり前だと思っていたことが、彼らにとっては全く当たり前ではなかったりすることが多々ありました。そのような時、まず大切なのは、どちらがよいとか悪いとかいう話ではなく、お互いの違いをきちんと認識し、それを認識した上でどのように対処していくか向き合って話していくことだと思います。

そういう意味では留学前と比べて確実に視野が広げることができたのかなぁ、と思います。グローバル化、グローバル化と言われていますが、こういった違いまで統一されるようなことはおそらくないんでしょうね。


ちなみに、金利の受け払いは禁止されているものの、実質的には金利の受け払いに相当する受け渡しをしている、とどこかで聞いたことがあります。奥が深そうですね。

ロンドンの外食費は世界一だそうです。


ロンドンの外食費は世界一 NYの2倍、コース料理9千円 (共同通信)

 【ロンドン13日共同】ロンドンの外食費は、ニューヨークの2倍になるという調査結果が12日、米調査会社ザガット・サーベイから発表された。1人当たりのコース料理の値段は平均39ポンド9ペンス(約9050円)で、世界の45都市の中で最高だったという。好景気などで英国の物価上昇が止まらないのが背景。同社は、ロンドンが昨年トップの東京を抜き「世界の高価なグルメ・キャピタル(首都)」に躍り出たと形容した。

[ 2007年9月13日10時58分 ]

もとの記事はこちらから。
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story/13kyodo2007091301000186/


まあ、物価が高いと言うのは紛れもない事実なので完全に同意します。だけど、グルメ・キャピタルという呼び方はいかがなものでしょうか。

もちろんクオリティは定量化できないからこそクオリティではあるのですが、同じ料金を払ったとしたら(平均として)断然東京で食べた方がおいしいと思うのですが。こう考えるのはぼくだけではないはず。いや、日本人だけではないはず。

これについては、ちっとも納得いきません。


ちなみに、ここマンチェスターでも物価の上昇は見られます。家の家賃は今年の更新時に50ポンドほど値上がりしました。それから、南仏から帰ってきてセインズベリーに行ってみたところ、2パイント入りの牛乳が8ペンスくらい値上がりしてました(66ペンスからなのでかなりの値上がり率です)。

なんでこんなに物価が高いのでしょう、、、こちらも納得いきません、、、

昨日、南仏&モナコ旅行から帰ってきました。

2日ほど前から体調を崩してしまったため、昨日の帰りはかなりしんどかったのですが、帰ってきて一晩寝たら今朝はだいぶよくなりました。熱が下がるとだいぶラクです。カコナールを飲んだのがよかったのかもしれません。


(9月17日追記)
今回の旅行記をアップしておきました。

この日は基本的に帰るだけですが、午前中少し時間があったのでスーパーマーケットに行ってみました。


SFranceMonaco6_003.jpgアヴィニョンのメインストリートです。

SFranceMonaco6_006.jpgなんとイクラを売っているではありませんか!フランス語ではHは発音しないはずなので、このHEKLAというのは、おそらくイクラに近い発音になるのでしょう、、、よくわかりませんが。とりあえず、一瓶購入してマンチェスターに持ち帰りました(ちなみに、9月17日現在、すでに食べきってしまいました。小さめでしたが、ふつうにおいしかったです)。


SFranceMonaco6_016.jpgアヴィニョン空港です。ものすごく小さいです。アイルランドのゴールウェイ空港と十分はりあえます。市内から空港へ行く手段はタクシーしかありませんでした(市内から約22ユーロ)。この空港、なんとお土産屋さんもありませんでした。おかげで予定が狂ってしまいました、、、


SFranceMonaco6_013.jpg週に10便もあるかどうか、といった雰囲気でした。右手にセキュリティチェックがあって、その裏がそのままゲート(というか、ロビー)になっています。


アヴィニョンからマンチェスターへの直行便がなかったので、サウザンプトン(英国)経由で帰ってきました。アヴィニョン→サウザンプトン、サウザンプトン→マンチェスターと同じ格安航空会社を使ったのですが、一度でマンチェスターまでのチェックインはできず、サウザンプトンで荷物も含めて再度チェックインしなければなりませんでした。このあたりの融通はきかないものなんですかね、、、

今年のイギリスは、夏らしい夏がなかっただけに、今回の南仏&モナコ旅行はほぼ唯一の夏服を着る機会となりました。30度前後だとさすがに半袖の服を着る気になります(というか、着ないとやってられません)。そして、イギリスの太陽と比べて、フランスおよびモナコの太陽はまぶしかったです。ああ、太陽って、こういうもんだよなぁ、と。本当にしみじみ思いました。

さらに、あらためて感動したのが食事です。フレンチっておいしいですよね、本当に。なんでマンチェスターシティセンター内にあったいくつかのフレンチレストランはなくなってしまったのでしょうか。いつか行こうと思っていたのに、、、

ということで、南仏&モナコ旅行でした。


今回も地球の歩き方にはかなりお世話になりました。

A08 地球の歩き方 南仏プロヴァンス コート・ダジュール&モナコ 2007~2008
地球の歩き方編集室
4478053693

この日はアルルで観光した後、アヴィニョンに戻ってからアヴィニョン観光という日程でした。前日、前々日と比べると多少ゆとりを持ったスケジュールでしたが、それでも盛りだくさんでした。


SFranceMonaco5_001.jpgアヴィニョンでの朝食です。相変わらずホテルの朝食が高いので、カフェで食べてます。


SFranceMonaco5_009.jpgアルルの駅です。アヴィニョンから電車で20分ほどです。


SFranceMonaco5_024.jpgローヌ川です。


SFranceMonaco5_042.jpgコンスタンタン共同浴場です。日本で言えば銭湯のようなものだと思いますが、こちらでは高級社交場だったそうです。


SFranceMonaco5_066.jpgゴッホが描いたカフェです。現在はカフェ・ヴァン・ゴッホという名前ですが、描かれた当時は何という名前だったのでしょうか。


SFranceMonaco5_073.jpgエスパス・ヴァン・ゴッホです。これはオリジナルではなく、ゴッホの絵を元に復元されたそうです。


SFranceMonaco5_094.jpgサン・トロフィーム教会です。


SFranceMonaco5_111.jpg古代劇場です。工事中っぽかったので、ちょっとテンションが下がりました。特にオーディオガイドとかもなかったし。


SFranceMonaco5_121.jpgお昼は古代劇場近くのル・クリケというお店に行きました。


SFranceMonaco5_115.jpgフィッシュスープに


SFranceMonaco5_113.jpgこのクリーム(これもアイオリだったかな?)とチーズを乗せたパンを浸して食べます。


SFranceMonaco5_116.jpg


SFranceMonaco5_118.jpg

Le Criquet
21, Rue Porte de Laure
13200 Arles, France
04 90 96 80 51


このお昼のコース(Menu)は16ユーロ。やはりランチは割安です。東京で2000円程度で食べられるちょっとよさげなランチを思い出しました。このレストランオススメです。


SFranceMonaco5_122.jpgアルルにもあります、円形闘技場です。ニームのものの方が見応えはありました。


その後は、アヴィニョンにもどって、やっとアヴィニョン観光です。


SFranceMonaco5_162.jpgまずはアングラドン美術館です。数十年間一般公開されていなかったらしいセザンヌの静物画があります。


SFranceMonaco5_167.jpg法王庁宮殿です。ここも日本語オーディオガイドが充実していて、見応えがありました。


SFranceMonaco5_237.jpgアヴィニョンのサン・ベネゼ橋です。こちらも日本語オーディオガイドがありました。


SFranceMonaco5_242.jpg夕食はレピスリーというサン・ピエール教会前の広場にあるお店に行ってみました。


SFranceMonaco5_245.jpg前菜はこれを3人でシェアしました。


SFranceMonaco5_251.jpg


SFranceMonaco5_256.jpg

L'Epicerie
10, Place St Pierre
Avignon
04 90 82 74 22


夜は量を抑えるはずだったのですが、意外と食べてしまいました。


SFranceMonaco5_258.jpg時計台広場にある市庁舎です。


SFranceMonaco5_259.jpg市庁舎のすぐ隣にあるオペラ劇場です。


ということで、5日目も終わってしまい、残るは帰るのみとなってしまいました。

4日目からは友人夫婦はパリにもどってしまうので、ぼくら3人だけの旅となりました。この日は、ニースからアヴィニョンへ移動し(約4時間)、ホテルに荷物を置いた後、ポン・ドュ・ガール(世界遺産)へ。その後、ニームをさらっと観光後、アヴィニョンに戻ってくるというちょっとハードなスケジュールでした。


SFranceMonaco4_003.jpg朝のニース駅です。7時3分のTGVでアヴィニョンへ向かいました。


SFranceMonaco4_012.jpg朝食は社内で。フレンチの朝食は必ず2種類のパンが入っているようです。


SFranceMonaco4_013.jpgかなりモダンなアヴィニョンTGV駅です。ここから、バスで中心のアヴィニョン・サントル駅まで10分程度でした。


SFranceMonaco4_024.jpgお昼はこちらのパン屋さんでサンドイッチとタルトを買いました。アヴィニョンのメインストリート沿いにあります。


SFranceMonaco4_018.jpgこのサンドイッチと、


SFranceMonaco4_021.jpgこのタルトで、5ユーロもしくは5.15ユーロ(タルトの種類による)です。英国の物価に慣れているせいかもしれませんが、かなり安いと思います。しかも、おいしいし。


そのまま、12:05のバスに飛び乗って、ポン・ドゥ・ガールに向かいました。


SFranceMonaco4_065.jpgポン・ドュ・ガールです。この大きさが伝わりますでしょうか。左から1本目と2本目の柱のあたりに人がいるので、大きさが想像できるかと思います。ローマ時代に、ガルドン川を越えて水を運ぶために建設された水道橋だそうです。世界遺産になっています。


SFranceMonaco4_049.jpg別の角度からポン・ドゥ・ガールです。


SFranceMonaco4_054.jpgポン・ドゥ・ガールの下を流れるガルドン川です。


SFranceMonaco4_091.jpgポン・ドゥ・ガールの博物館やレストランなどもありゆっくりできるようになっています。ぼくらは非常に本数が限られたバスで移動していたため、あまり時間の余裕はありませんでしたが。


その後、14:45発のバスでニームへ向かいました。バスは一日3~4本しかないようなので、乗り損なってしまうと大変なことになります。バスの時刻は以下のページで調べることが出来ます。
http://www.stdgard.com/accueil/

ニームはおそらく世界中のほとんどの人が知っているはずの町だと思います。というのは、ジーンズのデニム生地の生まれ故郷だそうです。フランス語で、de Nimes (ニームの)から来ているそうです。


SFranceMonaco4_104.jpgニームではまず古代闘技場へ。保存状態では世界一だそうです。


SFranceMonaco4_130.jpg昔はここで剣闘士たちが闘っていたんですね。ここのオーディオガイドは日本語もあり、かなりのボリュームがありました。というか、ありすぎて途中から流しましたが、、、


SFranceMonaco4_159.jpgメゾン・カレという神殿で、こちらもローマ時代の神殿の中で最も保存状態がよいものだとか。中ではニームに関する20分程度の映画を見ることが出来ます。


SFranceMonaco4_158.jpgカレ・ダールという総合文化センターだそうです。


夕食は滞在先のアヴィニョンにもどってから食べました。


SFranceMonaco4_199.jpgこれまた地球の歩き方に載っていたラ・フルシェットというお店です。


SFranceMonaco4_184.jpg


SFranceMonaco4_188.jpg


SFranceMonaco4_193.jpg

La Fourchette
17, Rue Racine
84000 Avignon, France
04 90 85 20 93


フレンチってなんでこんなにハズレが少ないんですかね。もちろん友人から教えてもらったりして口コミ情報も活用しているので、確度が高まっているとは思うのですが、、、

3日目は友人夫婦とは別行動だったので、クラスメイトの方と3人で観光しました。ニースの長距離バスステーションから出ているバスで、午前中はエズへ行き、午後はヴァンス、サン・ポールとまわりました。


SFranceMonaco3_012.jpgいきなりですが、エズの景色です。ニースからバスで20分程度です。バスは1.3ユーロと安いです。


SFranceMonaco3_023.jpg日差しはそれなりに強いのですが、こういう木陰に入るとかなり涼しくとても気持ちよかったです。


SFranceMonaco3_029.jpgエズの村はこのように細い路地が迷路のように入り組んでいます。鷲の巣村は敵からの攻撃を守るために、このような造りになっているようです。


SFranceMonaco3_061.jpgエズ庭園から見た地中海です。この庭園は熱帯植物園になっています。


SFranceMonaco3_080.jpgお昼はエズにあったレストランで昨日に引き続きサラダです。


午後は一度ニースに戻ってから、再びバスでヴァンスに行きました。


SFranceMonaco3_102.jpgヴァンスのロザリオ礼拝堂です。晩年のマティスが精力を注いだ礼拝堂だそうです。ニースのマティス美術館に模型がありました。


SFranceMonaco3_117.jpg城壁に囲まれた旧市街です。中世の街と呼ばれているようです。


さらに、ヴァンスからバスで5分のサン・ポールに向かいました。こちらも、エズ同様、鷲の巣村のひとつです。


SFranceMonaco3_143.jpg地球の歩き方によると、サン・ポールでは「村の入口にはペタンクの広場があり、村の男たちがゲームに興じている」と書いてあったのですが、本当にやってました。ペタンク、こちらではかなり人気の高いスポーツのようです、特に年配の方には。


SFranceMonaco3_147.jpgこのパネルの上の絵にあるように、森の中に突如このような集落というか、村が現われます。これが鷲の巣村なんですね。


SFranceMonaco3_154.jpgということで、鷲の巣村です。細い路地が迷路みたい、、、


SFranceMonaco3_192.jpgサン・ポールのツーリストインフォメーションでもらった日本語のガイドによると、「昔の城の主塔」だそうです。


SFranceMonaco3_212.jpgサン・ポールのバス停近くにある郵便局です。かわいい建物ですね。


SFranceMonaco3_235.jpg夕食はニースに戻って、友人夫婦と再び合流して、加も川というお店に行きました。海外在住者の集まりと言うことで、和食のお店に行ってしまいました。


SFranceMonaco3_224.jpg日本のビールです。まあ、ビールだけならマンチェスターでも通販で購入可能ですが。


SFranceMonaco3_225.jpg書くまでもなく、きんぴらごぼうです。これはもうマンチェスターでは不可能な領域です。


SFranceMonaco3_226.jpgこういう食事って、ものすごく健康的だなぁと思います、フィッシュアンドチップとかと比べたら。ご存知とは思いますが、英国では肥満が社会問題化しています。例えば、http://www.afpbb.com/article/1524233 をご覧下さい。


SFranceMonaco3_228.jpgお刺身に、


SFranceMonaco3_230.jpgごはんとお味噌汁、


SFranceMonaco3_232.jpgお寿司までついて、あやめ定食は35ユーロでした。


SFranceMonaco3_234.jpg追加で上にぎりを一つ注文しました。これはぼく一人で食べたわけではなく、5人でシェアです。


海外であることを考えれば、十分満足できる水準だと思います。


加も川
18, rue de la Buffa
06000 Nice  
Tel : 04 93 88 75 88

2日目はモナコとマントンに行ってきました。どちらもニースから電車で20分から30分程度と非常にアクセスしやすい場所にあります。


SFranceMonaco2_001.jpg南仏での初の朝食です。ホテルだと高かったので、近くにあったカフェに行きました。こういう普通のカフェの朝食が普通においしいんですよね。


SFranceMonaco2_142.jpgモナコのモンテカルロ駅に着きました。電車で20分弱でしょうか。モナコは独立国家ですが、パスポートのチェックもなく、普通に入国できました。モンテカルロと言えば、やはりシミュレーションですね。奥さん的にはグレース・ケリーとのことでしたが。


SFranceMonaco2_073.jpgモナコの大公宮殿です。少し迷ったこともあって駅から歩いて15分程度でしょうか。意外とかかりました。


SFranceMonaco2_050.jpg大公宮殿前の衛兵交代です。地球の歩き方には約30分と書いてありましたが、5分程度で終了しました。


SFranceMonaco2_062.jpg大公宮殿からモナコ港を臨む景色です。素晴らしい!


SFranceMonaco2_099.jpgF1好きの方ならこのトンネルは有名でしょう。


SFranceMonaco2_115.jpgF1続きで、こちらはローズヘアピン。初めて目の前で見ましたが、思っていたよりカーブがかなりきついです。これを100km近くで駆け抜けるんですよね、、、たしか。


SFranceMonaco2_119.jpgモナコといえば、カジノということで、こちらはグラン・カジノです。ぼくらには縁がないので、素通りしましたが。


SFranceMonaco2_136.jpgお昼はモナコ港に面したオープンカフェみたいなところで、ニース風サラダを食べました。


SFranceMonaco2_161.jpg午後は電車でさらに10分ちょっと行ったところにあるマントンに行きました。イタリアとの国境近くです。


SFranceMonaco2_164.jpgマントンの海岸線です。


SFranceMonaco2_192.jpgサン・ミッシェル教会です。


SFranceMonaco2_206.jpg古城の墓地から見た旧港方面です。どこの眺めもとてもいいです。


SFranceMonaco2_219.jpg帰りにジャン・コクトー美術館に寄りました。ジャン・コクトーの絵は今まであまり見たことがありませんでしたが、おもしろいですね。


SFranceMonaco2_237.jpg夕食は、ニースにもどってLe Bistrot des Viviersに行きました。


SFranceMonaco2_229.jpgフィッシュスープです。スペインやアイルランドのフィッシュスープとはまた違いますが、こちらもおいしいです。


SFranceMonaco2_232.jpgアイオリという南仏料理です。右側にあるのがアイオリというニンニクとオリーブオイルのソースです。


SFranceMonaco2_233.jpgイチゴのミルフィーユです。こういう上品なお菓子をマンチェスターでも食べてみたいのですが、、、

Les Viviers
22, rue Alphonse Karr
06000 NICE
Tel 04 93 16 00 48


レストランとビストロがあり、ぼくらはビストロの方に行きましたが、十分高級感があり大満足でした。MENUではなく、アラカルトで食事だけなら一人40ユーロ程度からでしょうか。

今日もおいしい一日でした。

せっかくの夏休み中だったので、南仏&モナコに行ってきました。

今回はクラスメイトの日本人の方と、フランスのHECにMBA留学中の友人夫婦と途中で合流したので、途中、最大で日本人5人の旅となりました。しかも、クラスメイトの日本人の方はベルギーの帰国子女ということでフランス語は堪能ですし、HECの友人も日常会話は問題なさそうでしたので、語学面では非常にラクでした(ということで、ほとんどぼくは何もしませんでした)。本当にありがとうございました。


さて、旅程の方ですが、ぼくらのものは以下の通りでした。

1日目 リバプール経由でニースへ
2日目 モナコ&マントン
3日目 エズ、ヴァンス、そしてサン・ポール
4日目 アヴィニョンへ移動後、ポン・デュ・ガール、ニームを観光
5日目 午前中からお昼過ぎまでアルル、その後はアヴィニョンを観光
6日目 アヴィニョンをぶらっとした後、帰国

このように6日間で2カ国10市町村をまわるという多少ハードなスケジュールでした。これは事前に決めたわけではなく、行ってからなんとなく決めていったものです。

ということで、早速1日目から。


SFranceMonaco1_005.jpg今回は初めておとなりのリバプール空港から出発しました。バスでマンチェスターシティセンターから約1時間ほどで行くことができます。夜中4時のバスに乗って、朝の5時過ぎにはリバプール空港に着きましたが、予想外に人が多かったです。


SFranceMonaco1_007.jpg空港の名前は、リバプール・ジョン・レノン空港です。ということで、ジョン・レノンです。


SFranceMonaco1_031.jpgニース旧市街のマセナ広場です。とにかく、マンチェスターと比べて、天気がいいです。


SFranceMonaco1_036.jpg行くまであんまり知らなかったのですが、ニースって、完全に南国なんですね。


SFranceMonaco1_050.jpgマティス美術館に行ってきました。よく見ないとわからないかもしれませんが、窓はだまし絵になっています。マティスって、ニースで亡くなったんですね。


SFranceMonaco1_056.jpgシミエ・フランシスコ会修道院です。すぐ脇の墓地には、マティスとドュフィのお墓がありました。マティスのは他のお墓とは別の場所にあり、別格扱いでした。


SFranceMonaco1_061.jpgシミエ・フランシスコ会修道院の庭園です。庭園ももちろん素晴らしいのですが、この天気が素晴らしくないですか?


SFranceMonaco1_074.jpgシミエ・フランシスコ会修道院の庭園からはニースの町が一望できました。


SFranceMonaco1_113.jpgニースの海岸です。海水浴している人もまだけっこういたのですが、やはり砂浜はほとんどありませんでした。砂利って、なんか痛そうですよね。


SFranceMonaco1_114.jpg旧市街のサレヤ広場の近くです。カフェやレストラン、マーケットが所狭しと並んでいました。


SFranceMonaco1_138.jpgニースの海岸線です。まさにリゾート地って感じでしょうか。


SFranceMonaco1_162.jpg夕食は地球の歩き方にも載っている、ラーヌ・ルージュというお店に行きました。


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SFranceMonaco1_158.jpg思わず食べ始めてしまったので、写真は食べかけです。


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L'Ane Rouge
7, Quai des Deux-Emmanuel
06300 Nice
Tel 04 93 89 49 63

このレストラン、食事だけだと予算は一人50ユーロ程度でしょうか。それなりのお値段ですが、何でもミシュランの星がついているとか。まあおいしいのであれば、個人的には星はあってもなくても構わないのですが。


SFranceMonaco1_178.jpg夜の海岸線も素晴らしい!


ということで1日目終了です。この日は朝が早かったこともあってかなり疲れました。

最近はできるだけ読書するようにしているのですが、この本はまさに読書についての本です。清水 克衛さん、本田 健さん、七田 眞さん、望月俊孝さん、斎藤一人さん、ハイブロー武蔵さんといった方たちがそれぞれ読書について書かれたものをまとめた本です。


本調子 強運の持ち主になる読書道
清水 克衛 本田 健 七田 眞
4893468278


本田健さんはこの本の中で次のように言っています。

ある人の何十年という人生の知恵の結晶が千数百円で買える、これだけ割安なものを高いという人の気が知れないといつも思います。 

本に投資するのは一番安い自己投資 P.56


また、七田 眞さんは安岡正篤先生の言葉として次のような言葉を引用しています。

「私は銀行員である。だから金融機関の本は読む。けれどもそれ以外の本は読む必要がない。畑ちがいの本は読まない。こういう考え方を浅見という」  P.101

偏った読書ではなく、幅広く読書することを薦めています。


望月俊孝さんは徹底的に師を決めたらその人について学ぶことを薦めています。

ポイントの一つは師やモデルを選んだら、ある一定期間、徹底的に集中して、モデルとする人の考え方、生き方のエッセンスを学んでしまうことです。 P.150


斎藤一人さんの次の言葉は印象的でした。

だけど商人になったり、会社に行くようになったんだったら、常識より、ちょいと先を知ってるようにならなきゃだめなんだよ。

ちょいと知ってる。

で、この「ちょいと」の差が大差を生んじゃう時代なんだよね。 P.196


ハイブロー武蔵さんはいかに良質な情報を入手することが大切かを述べています。

どれだけ自分に多くの正しい情報、知恵、言葉を注入するかで、どういう自分になるかが決まるのです。 P.226


ますます読書の重要性を認識しました。会社に入ってからそんなに読書する方ではなかったので、今後はその分をキャッチアップすべく、さらなる読書をしていきたいと思います。あくまで自分のペースで、継続していくことが大切ですね。がんばります。


読み終わったけど、ブログに書いてない本がまだ3冊ほどあります。まあ、必ずしも書かなくてもよいのですが、どうせなら早く書いてしまいたい、、、

ウェブ進化論で論じられていたように、「こちら側」から「あちら側」に移行してみました。

何の話かというと、RSSリーダーです。今までGraniに付属しているクライアント型のRSSリーダーを使っていたのですが、複数のパソコンを使っているため(学校で使うノートパソコンと家で使うデスクトップ)、若干不便さを感じていました。

そこで、今回、サーバー型のlivedoor Readerに移行してみました。初め操作方法が異なることから使いにくいかなぁとも思っていたのですが、徐々に慣れてきて意外と使いやすいかも、と思えるようになってきました(まだ使い始めて1日ですが、、、)。今後使っていってショートカットの操作に慣れてくれば徐々になじんでくるでしょう。速度も遅いかなぁと思っていたのですが、それほどでもないようです。

これで自分の読んでいるブログおよびニュースサイトへのアクセスがどこにいても容易になりました。自分のパソコンを持っていなくても可能です。

サーバー型というか、オンライン型でどれがいいのかわからず、世界で最も人気があるらしいBloglinesも使ってみたのですが、いまいちしっくりこなく、livedoor Readerを使ってみることにしました。


で、今までlivedoorのIDを持っていなかったので今回初めて作ったのですが、副産物としてlivedoorでメールアドレスも取得しました。このlivedoorメールのいいところは、なんとGoogleのGmailそのものであるということです。ということで、容量2GBです。

これに伴って、メールの方も複数持っているアドレスをとりあえずlivedoorの方にいったん転送して、それを家のパソコンからOutlookで読みにいく形にしてみました。もちろん、メールはサーバ上に残したままにしておきます。

メールの方は当分「こちら側」と「あちら側」の使い分けでとまどいそうですが、Gmailの使い方に慣れればそれも解消されていくのでしょう、、、


ちなみに、Graniは今後もタブブラウザとして使って行く予定です。個人的にはけっこう気に入っています。


今後、「こちら側」から「あちら側」への動きはますます加速していくのでしょうか。

シティカウンシルのすぐ脇の路地を少し入ったところにあるイタリアンレストランです。


PICCOLINO_014.jpg


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お店の奥の方は天井が高く、なかなかよい雰囲気です。


PICCOLINO_004.jpg
Cesare con pollo 9.50ポンドです。これ、おいしいです。オススメです。


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Risotto di zucca 9.25ポンドです。おいしいのですが、味が少し濃い目でだんだんと飽きてきます。


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Spaghetti alla bolognese 8.95ポンドです。


中華とかと比べると料金は少し高めでしょうか。食事だけで一人10~25ポンド程度だと思います。おいしいのはおいしいのですが、いまいちなのもあるので、全面的にオススメという感じではない気がします。少なくとも上のサラダはおいしいです。


以前言ったときはカルボナーラを食べたのですが、カルボナーラはハズレでした。イギリスで何度かカルボナーラを食べていますが、味が妙に薄いカルボナーラにしばしば出会います(少なくとも日本で食べていたカルボナーラとは明らかに味が違います)。この違いって何なんでしょう?イタリアに行ったら、どんなのが出てくるんですかね。


PICCOLINO
8 Clarence Street
Manchester M2 4DW
0161 835 9860



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この本では、コミュニケーションの不調和から発生するストレスを解消するために、対話力向上のメソッドとして、マッピングコミュニケーションという著者が考案した方法を紹介しています。


ストレス知らずの対話術 (PHP新書)
齋藤 孝
456962829X


名前からマインドマップのようなものものだという印象を受けていましたが、どうやら多少異なるようです。三色ボールペンを用意して、赤(すごく大事)、青(まあ大事)、緑(主観的におもしろい)という具合に使い分けながら、話者がキーワードを紙に書いていく、というものです。そして、キーワード間でつながりのあるものは線や矢印で結んでいくようです。

こういう技法って自分は理解していたとしても、相手が同じ知識を持っていないと、なかなか実践していくのは難しい気がします。でも、著者は20年来実践しているとのことなので、まわりの人を巻き込んでうまくやっていくことも可能なのでしょう。企業の研修などで取り上げて、やり方を教えてもらいながらその場で実践、なんて形であれば同じ程度の知識を持つわけですからその後も比較的活用しやすいかもしれません。

マッピングコミュニケーションはあくまで「ストレスを減らすための手段」なわけですが、ストレスを解消し、コミュニケーション向上のためのポイントしていくつか載っていましたの、以下、参考まで。

人が話しているときに、話題を変えるのは反則行為だ。基本的にやってはいけない。話題をずらしていくのはまだいい。それでも徐々にずらしていくべきだろう。(P.40)
「聞き上手な人」は、相手の言葉に適切なレスポンスを返し、相手に喜びを与える。(中略)「話し上手な人」は、相手の興味のツボを押さえ、フォーマルな場でも個人的な体験を織り交ぜながら話せる。けれど、マッピングコミュニケーションが目指すのは、聞き上手にもなり、話し上手にもなることだ。(P.108)
(会社の会議では)座る場所が決まっていることは秩序の維持につながるが、これは円滑な会議やコミュニケーションを妨げる大きな要因にもなっている。(P.128)

約5年間ほど使っていたスーツケースが壊れてしまったので7月に新しいスーツケースを買いました。こちらに来てからブランドの重要性を認識したので、まったく知らないメーカーとかではなくそれなりに有名なところのものにしました(ゼロハリバートンとか、リモワのものはいいなぁ、と思ったのですが、そこまでは予算的に厳しかったのでまあ普通のですが)。

しかしながら、このスーツケース、初めて使ったウィーン旅行でいきなり壊れてしまいました。行きのフライトを終えて受け取ったときに、いきなり車輪がひとつ外れてしまっていたのです。1回目ですよ、1回目!

このスーツケースを買うときに保証について聞いたところ、「航空会社による破損は対象外」と言われた(それ以外にどんんな場合に壊れることを想定しているのでしょうか?普通に引きずりながら移動しているとき?)のですが、知らん顔して「いきなり壊れたぞ」と言って修理に出してみました。特にどんなシチュエーションで壊れたのか?とか聞かれなかったので、まあ直してくれるのかな、と。

「12日以内には修理できるはず」と言われていたものの、2週間以上経っても連絡が来ていませんでした。なので、一度こちらから電話してみたのですが、

「まだできてません。できたらこちらから電話するから、待っててください」

とのことでした。しかし、当初修理に出してからすでに1ヶ月以上経過していたので、本日お店にいって確認してみました。すると、普通に修理は終わって、お店に置いてありました。

スーツケースにはラベルが貼っており、そこにはぼくの名前と連絡先、「16/08/2007」という修理完了日ではないかと思われる日付らしいものが記載されていました。8月16日と言えば、アイルランドに言っていて不在にしていた時期です。これはあくまで推測ですが、修理完了後、一度ぼくに電話してくれたものの、不在だったため連絡が取れなかったものと思われます。で、その後は特に連絡していなかったのでしょう。

ちなみに、上に書いたようにこちらから一度問い合わせたときは、アイルランド旅行以降のことなので、確認ミスだったのではないかという気がします(というか、「少々お待ちください」とも何も言われず、つまりろくに確認している様子もなく、「まだできてないから」と言われたので)。


ということで、今回の教訓としては、


  • 電話がかかってくるであろう場合に、かかってこない場合はこちらから積極的に問い合わせするべき。先方から一度かけてきても、たまたま不在だったりすると、そのまま放置される可能性がある。
  • ダメもとでも、修理は頼んでみるべき。


といったところでしょうか。


最近ちょっと英国生活ネタ、しかもトラブルネタが多いですが、常に最悪の事態を想定しておくと、心にゆとりが生まれるかと思います。こんなことでストレスためても意味ないですからね。

一ヶ月近く前に、ASDAのインターネット通販で注文してみたわけですが、結局商品が届くことなく1回目の注文は終了しました。

というのは、その後、3回ほどASDAに電話をかけたのですが、その都度コールセンターでは「ローカルのストアに連絡して、そちらから連絡させるから」と言われました。しかし、一度もストアからは連絡が来ませんでした。これ以上繰り返しても同じだろうと思ったので、たまには奥さんから電話してもらったらどうだろう、ということで電話してもらうことにしました。

すると、けっこう強く言ってくれたようで、ストアのマネージャーから電話があり、最終的には引き落とした分を返金して、かつ、10ポンド相当のeバウチャーを発行するから、今回はそれで勘弁してくれ、ということに落ち着きました。

そして、なかなか返金が確認できていなかったのですが、今日確認したところ、めでたく返金されていました。いたずらに時間を使ってしまいました。困ったものです。


ちなみに、eバウチャーの方は、いまだに来ていません。もう来ないのでしょうか、、、そのためだけにまた電話する気にはなれません。


そういえば、TESCOの会員カードはいまだにテンポラリーのぺらぺらなカードを使っています。昨年の8月頃に正式な申し込みをしたのですが、未だに正式な会員カードが送られて来ません。たしか、一度か二度、電話で確認したのですが、「現在準備中だから、もう少し待ってください」と言われた気がします。

こっちもあきらめた方がいいんですかね。

ブルー・オーシャン戦略については、以前このブログでも触れましたが、やっと書籍版を読むことができました。


ブルー・オーシャン戦略は、血みどろの戦いが繰り広げられるレッド・オーシャンから抜け出すよう、企業にせまる。そのための手法は、競争のない市場空間を生み出して競争を無意味にする、というものである。縮小しがちな既存需要を分け合うのでもなく、競合他社との比較を行うのでもない。ブルー・オーシャン戦略は需要を押し上げて、競争から抜け出すことをねらいとする。(P.4)

数学の言葉で表現すると、線形変換することによって座標軸を全く別のものに変えてしまい、その新しい市場空間で顧客に付加価値を提供していく、といったイメージなのでしょうか(よけいわかりにくいかもしれませんが)。例えば、家庭用ゲーム機の例で言うと、ソニー、マイクロソフト、任天堂といった3強のプレイヤーがいたわけですが、ソニーは従来からの路線(次元)をひたすら極め、高性能なプロセッサを搭載し、グラフィックの精度を上げるという、従来の延長線上でプレーステーション3を開発し、市場に提供した。しかし、任天堂はWiiで今までとは違ったまったく新しい遊び方を提供し、一気に顧客層を拡大、これによって需要を押し上げることに成功した、と解釈することができるかと思います。同じ家庭用ゲーム機という括りととらえることも可能か知れませんが、両者の戦っている土俵は別物になってしまったのではないでしょうか。


一流企業として名を馳せる企業の多くは、繰り返し新しい市場空間を生み出して自己変革を進めてきた。その意味で、永遠のエクセレント・カンパニーはいまだかつて存在しないが、優れた戦略をたゆまず実行して、エクセレンスを保ちつづけるのは可能だといえる。(P.272)

ブルー・オーシャンを切り開いたとしてもすぐに競合他社が参入してくるので、いつまでも優位性を保つことは難しいようです。しかし、優良企業は、その都度新しい市場を創造していくことでエクセレンスを保ち続けていくのだ、と。


ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)
W・チャン・キム レネ・モボルニュ 有賀 裕子
4270000708


本の構成としては、以下のような三部構成になっています。

第一部 ブルー・オーシャン戦略とは
第二部 ブルー・オーシャン戦略を策定する
第三部 ブルー・オーシャン戦略を実行する

策定するだけでなく、いかにして実行していくか、やはりこれが重要だと思います。


献身、信頼、自発的な協力などは、単なる姿勢や行動にとどまらない意味を持つ。これらは、いわば無形資本なのである。信頼感に突き動かされた人は、周囲の意図や行動を強く信じる。献身への意欲あふれる人は、自分の利益さえ犠牲にして会社のために努力しようとする。

 ブルー・オーシャン戦略を策定して、首尾よく実行した企業に尋ねてみるとよい。経営者たちは、成功を勝ち取る上でこの無形資本がいかに重要か、よどみなく語るだろう。(P.240)

いろいろなケースが取り上げられていますが、日本企業の例も多く、ソニーのウォークマン、ドコモのiモード、QBハウスの散髪、トヨタのレクサスなどが取り上げられていました。QBハウスが出てきたのには、少し驚きました。グローバルにどれほど知名度があるのか知りませんが、成功例として有名なんですかね。


ストラテジーを勉強する上で、現在においては必読の書であることは間違いないでしょう。


大学時代の友人を訪ねてノッティンガムに日帰りで行ってきました。


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ノッティンガム駅の構内です。とても落ち着いた雰囲気でした。


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お昼はパブでポークパイを食べました。


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オールドマーケットスクエアです。市民の憩いの場といったところでしょうか。


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シティカウンシルだそうです。


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ノッティンガムはロビン・フッドゆかりの地ということで、ロビン・フッドがいました。


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ノッティンガム城内です。すてきな庭園でした。


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ノッティンガム城のすぐ近くにあるThe Parkと呼ばれている地域内にあった公園です。このあたりはとても落ち着いたところで、治安もよさそうで住みやすそうな場所でした。


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ノッティンガム城の裏側にある洞窟群です。今回は参加しませんでしたが、洞窟めぐりツアーを実施しているようです。


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オールド・トリップ・トゥ・ジェルーサレム(Ye Olde Trip to Jerusalem)というイングランド最古のインだそうです。岩山を掘ったのか、もともとあった洞窟なのかはわかりませんが、ここのパブの内壁は岩がそのままむき出しになっていて洞窟みたいでした。

ノッティンガムの雰囲気ですが、ノッティンガム城があることを除けば、マンチェスター同様観光地というよりは、都市といった雰囲気でした。ただ、The Parkのような閑静な住宅地がシティセンターから至近距離にあることはマンチェスターと少し違う気がします。

特に Harvard Business Review を定期購読しているわけではないのですが、この号だけは購入しました。

「偉大なる経営論」というタイトルで、マネジメント理論の戦略論と組織論を中心に各トピックがコンパクトにまとまっています。例えば、「ブルーオーシャン戦略」や、「ビジョナリー・カンパニーへの道」なども掲載されています。マネジメントの歴史なども掲載されており、MBAの授業で学んでいる各パーツを有機的につなげてくれる本だと思います。

この本だけで勉強するのは難しいと思いますが、一通りやった後に、復習として読むとお互いの関連などがとてもよくわかる気がします。

Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2006年 11月号 [雑誌]
B000ION7TE

ちなみに、アマゾンではおそらく新品を購入できませんが、ハーバード・ビジネス・レビューのページからであれば、まだバックナンバーとしてあると思います。

クラスメイト(正確にはその彼女)から、マンチェスターで最もおいしいフィッシュアンドチップスのお店だと聞いていたお店にやっと行くことができました。


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イギリスにはこのような形のフィッシュアンドチップスのテイクアウェイのお店がたくさんあります。


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見た目はどこも一緒です(このフィッシュアンドチップスは3.5ポンドでした)。味の方ですが、確かに今まで食べた中では表彰台に食い込みます。1位かどうかはぼくの記憶が定かではありませんが、もし誰か友人がマンチェスターを訪ねてきてフィッシュアンドチップスを食べたいと言ったら、ここに連れて行くことは間違いないでしょう。


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なぜ今までなかなか来られなかったかと言うと、営業時間がこのようにお昼のみなのです。ちなみに、現在は金曜日に加えて、木曜日も夕方営業しているようです。


ここに勝てるフィッシュアンドチップスのお店は、マンチェスターではあまりないかもしれません。

Fish Hut
27 Liverpool Rd
Manchester, M3 4NW
0161 839 0957


グーグルで地図が埋め込み可能になったので、早速埋め込んでみました。世の中どんどん便利になりますねぇ。


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たまたま家にあった(奥さんが購入)ので、読んでみました。シンプルライフって、やはりいいですよね。シンプルライフを実現しようと物を減らさねばと感じてはいるものの、いつも部屋の中、机の上が乱雑になってしまう傾向にあるのはぼくだけではないはず、、、なかなかモノが捨てられなかったり。


毎日をちょっぴりていねいに暮らす43のヒント―少しだけペースをおとし、もっと生活を楽しむためのアイデア
金子 由紀子
4883993981


この本では、ちょっとした生活の改善で小さな幸せを見つけるという考え方と、そのためのヒントが書かれています。一度に多くのことをやろうとすると難しいので、小さなことから少しずつ改善していくのがポイントのようです。


「時間があれば、ていねいに暮らせる」のではなく、
「ていねいに暮らすと、時間ができる」のだ。(P.5)

暮らしのすべてをていねい化させる必要はない。自分が「これだけはていねいにしたい」と思っていること、その優先度の高いものだけを、今日から少しだけ実践していってはどうだろう。(P.19)
「ていねいに暮らす」とは、他でもない自分自身が気持ちよく、豊かな気分で暮らすこと。だから、「私が気持ちいいかどうか、楽しいかどうか」が基準になる。 たとえば、キッチンで使うもの。鍋なら、私はちょっと高くても本当に気に入ったものを使うようにしている。


必ずしもここに書いてあることを実践する必要はなく、あくまで自分が幸せを感じるためには何をしたらよいかを自分で考えることが重要なわけですが、そのためのヒントがたくさん載っています。

ちなみに、この本の著者はAll About Japan でガイドもされているようなので、興味のある方はとりあえず以下のリンクを読まれてみてはいかがでしょうか。かなりのヒントが掲載されているようです。

http://allabout.co.jp/family/simplelife/

木曜日に予定通りデリバティブの個人レポートを提出したので、夏学期の課題は全て終了しました。ということで、簡単に今学期を振り返ってみたいと思います。

まず、この夏学期は一般的には多くの学生はインターンシップをもらってどこかで働きます。そしてこのインターンシップは終了後15000語のレポートを書くことによって30単位(通常の選択科目2つ分)の単位を得ることができます(もちろんきちんと成績もつくはずです)。一方、希望通りインターンシップをもらえなかった学生およびインターンシップを希望しない学生は学校でエレクティブ(選択科目)や、修士論文(Dissertation)などの中から自分の希望するものを選択して勉強します。

ぼくの場合、エレクティブを3科目選択しました。


  1. Derivatives for Quants and Investment Bankers

  2. Principles and Practice of Entrepreneurship

  3. Real Options


それぞれが15単位なので、合計45単位分に相当します(落とさなければ、ですが)。来年の1月からIBプロジェクトが始まるわけですが、IBプロジェクト前のMBAステージである夏学期、秋学期で合計90単位以上取得することが卒業のためには必要です。それぞれの科目について簡単に振り返ってみたいと思います。

1.Derivatives for Quants and Investment Bankers
授業のタイトルには「for Quants」なる文字がありますが、あくまで一般的なMBAの学生を対象とした授業なので、内容はデリバティブ全般の入門的なものになっています。テキストも以下のジョン・ハルの本なので、クオンツ向けの内容だと思って受講するとがっかりします。

Options, Futures and Other Derivatives
John Hull
1405839139

フィナンシャルエンジニアリング―デリバティブ取引とリスク管理の総体系
ジョン ハル John C. Hull 三菱証券商品開発本部
4322106420

日本語版はまだ第五版までしか出ていないかもしれません。


でも、おそらく先生の専門なんだと思いますが、FDM(有限差分法)については基礎的なことですが、意外と時間を割いて説明していました。どれだけの学生がついていけたかは不明ですが。

そして、評価ですが、10%のウエイトの試験が2回と、80%の個人プロジェクト(レポート)となっています。以前も書きましたが、試験(1回目2回目)は2回とも決してやさしくありません。初めて勉強する場合は、教科書を一度読んだ程度だと半分できればよい方といった難易度だと思います。教科書読みながら、自分で手を動かして計算に慣れていなければ、かなりの苦戦を強いられること間違いありません。

そして、「レポートですが、デリバティブに関するものであれば何でもいいよ」「どのくらい書くかはあなた次第」といったスタンスなので、本来試験ができない場合はこのレポートで挽回しなければならないにもかかわらず、依然としてハイリスクな状況です。ハイリスク・ロー(ミドル?)リターンといったあたりでしょうか。

まだ成績が返ってきていないので、上記はあくまで推測ですが。


2.Principles and Practice of Entrepreneurship
アントレプレナーシップに関する授業です。「アントレプレナーとは」から始まり、アントレプレナーの特徴、テクノロジー、企業の成長モデル、ファイナンスなどに関して、実際のケースを使いながら勉強しました。ゲストスピーカーとして実際のアントレプレナーの方がいらっしゃったり、マンチェスターサイエンスパークの元所長もいらっしゃいました。

スケジュールとしては、1週間連続で授業があり、最終日の午後に、復習のスキを与えることなく試験(60%)に流れ込みました。こちらの試験はエッセイ形式で、持ち込み可の試験なので、デリバティブの試験と比べるとまだ親切です。でも、ディプロマステージでの試験同様、45点から75点くらいに分布する傾向がるので、やはりノンネイティブのぼくらに高得点はやさしくありません。

ちなみに、テキストは以下の2冊でした。Technological Entrepreneurismの方は、大昔のアントレプレナーの話から書いてあって、けっこうおもしろい本でした。タイトル通り、Technologicalなアントレプレナーシップのみを扱っており、他の一般的なアントレプレナーシップはこの本では特に扱っていません。


Technological Entrepreneurism: Enterprise Formation, Financing and Growth (Engineering Management Series, 5)
M. W. Cardullo
0863802230


Mastering Entrepreneurship: Your Single Source Guide to Becoming a Master of Entrepreneurship with Business Planpro 4.0
Sue Birley
058283287X


そして、グループプロジェクト(レポート)では、ベンチャーキャピタルの日英比較を行いました。キャピタリズム(資本主義)としては、LME(Liberal Market Economy)とCME(Coordinated Market Economy)とざっくり分けることが可能な両国ですが、ベンチャー企業がファイナンスで苦労していると言う意味では大きな差はない、という印象を受けました。ただし、ビジネスエンジェルの浸透度合いという意味では、英国の方が明らかに進んでいるようです。


3.Real Options
リアルオプションの授業ですが、コーポレートファイナンスでやったようなオプションの基礎については理解しているものとして授業が進められていきました。バイノミアルツリーから始まり、サミュエルソンのPerpetual American Option、そして、Perpetual Exchange Optionなどを勉強しました。そして、競合環境における、リーダー、フォロワーの市場参入の条件までを扱いました。けっこう幅広く扱ったものの、実務的に深いところまでは立ち入らなかった感があります(例えば、個人的には、モンテカルロによるボラティリティの推定などを期待していました)。

評価は、50%が試験、もう50%がグループワークでした。試験は比較的簡単な計算問題でしたが、計算の前提(問題をどのようなリアルオプションと認識するか、どのようなモデルを適用するか)および解釈(計算した結果のオプションバリューからどのようなことが言えるか。その結果はどのくらい妥当なものか、そのオプションはビジネス上どのように生かせる可能性があるか、など)もきちんと書かなければならず、時間的にはギリギリでした。

そして、グループワークですが、こちらはUNITEという学生寮の開発&管理を手がける上場企業(株価のボラティリティからリアルオプションのボラティリティを推定可能)について、どのようなリアルオプションが考えられるか、実在の、または想像上のリアルオプションを考えて、バリューを評価し、現在の市場の評価と比較したりしました。扱ったテーマが不動産(学生寮)というキャッシュフローが予測しやすい資産だったこともあって、リアルオプションの題材としてはとても扱いやすいものでした。

使ったテキスト等については、コチラをご覧下さい。
http://www.104ka.com/2007/07/post_368.html


4.その他
このブログをご覧の方はご存知とは思いますが、うまくスケジュールを組めば、学期中に海外旅行に行くことも可能です(もちろん行きたい場合は、ですが)。


ということで、夏学期でした。

もう1ヶ月も前の記事ですが、財務省が8月1日から掲載し始めて、

2007/07/31-14:27 ホームページに「借金時計」=1日から、1秒19万円増加-財務省

 財務省は31日、国と地方の長期債務残高が刻々と増えていく様子を表した「借金時計」を8月1日から同省ホームページに掲載することを明らかにした。2007年度末の借金は前年度末比約6兆円増の約773兆円に達する見込み。1秒間に19万円増えている計算になり、この様子を兆円、億円、万円の単位でデジタル表示する。

http://www.jiji.com/jc/zc?key=%bc%da%b6%e2%bb%fe%b7%d7&k=200707/2007073100591


2時間半で停止してしまった借金時計はその後どうなったんでしょうね。


2007/08/03-18:37 借金時計、2時間半で停止=アクセス増に耐え切れず-財務省

 財務省が1日にホームページに掲載した「借金時計」にアクセスが集中し、通信回線に負荷がかかり過ぎたため、わずか2時間半で掲載を停止していたことが3日、分かった。借金時計は国と地方の長期債務残高が1秒間に19万円のペースで増える様子を国民に示すのが狙いだったが、その思惑も時計とともに狂った格好だ。

http://www.jiji.com/jc/zc?key=%bc%da%b6%e2%bb%fe%b7%d7&k=200708/2007080300793


現在でも借金時計掲載の一時停止が財務省のページには載っていますが、借金時計は財部誠一さんのホームページにはだいぶ前から載ってます。


けっこうな勢いで増えてますね。

昨年、マンチェスターユナイテッドの試合は一度見に行きましたが、親善試合だったということもあって、ぜひプレミアリーグの試合を見に行きたいと思っていました。

今朝、スタジアムに行ってみたら、普通にチケットが取れたので見てきました。今まで、試合当日の朝にスタジアムに足を運んだときは3回中3回ともチケットを入手することに成功しているので、当日の朝早めに行けばかなりの確率でチケットの入手は可能な気がします。ちなみに、今朝は10時に行ってもまだ大丈夫でした(チケットオフィスは9時から開いているというのに)。


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お祭状態です。


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試合ちょっと前のスタジアムです。


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両チームの選手が入場してきた時のスタジアムです。ほぼ満員です。


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場内のアナウンスによれば、75648人のお客さんが来ていたようです。収容人数は76312人なので、75648/76312=99.13%の席が埋まっていたことになります。昨年ユナイテッドの試合を見に行った時は、半分ちょっとしか埋まっていなかった(「なぜスタジアムには空席があるのでしょうか」)のですが、やはりプレミアリーグの試合と、親善試合では全く違うんですね。


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試合中の様子です。


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試合はユナイテッドが1-0で勝ちました!けっこう余裕の展開になるのかと思いきや、辛くも勝ったという雰囲気でした。


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試合終了後はさくっとみなさん帰って行きます。


やはり生で見るとかなり面白いですね。選手の名前とか覚えたらもっと面白くなるのかもしれませんが、いまだに数名しか知りません。


ちなみに、フットボールクラブのリアルオプションについては、Real Options: Evaluating Corporate Investment Opportunities in a Dynamic World ("Financial Times")に、"Real football options in Manchester"というタイトルの記事が掲載されています。ぼくらのリアルオプションの授業を担当したProfessor Dean Paxsonによるものです。

ちょっと面白そうなタイトルだったので、読んでみました。個人の趣味のブログとかだと、それほど重要ではないと思いますが、オンラインシッピングなどのビジネスをしている人にとってはSEOは非常に重要だと思います。潜在的なお客様にいかにして気づいてもらうか(Awareness)、というところからマーケティングは始まりますからね。


消えるサイト、生き残るサイト 「SEO11の戦術」で、絶対に生き残れ!
宇都 雅史
4569694799


この本で一貫して主張していることは、安易なSEOの裏技的なテクニックに頼ることなく、お客様が本当に満足できるサイトを作っていくことが重要である、ということです。そして、アクセスしてもらった場合には、成約できなかったお客様をいかに成約につなげていくか、そのフォローアップなどをきちんとしていくことが大切である、と。非常に真っ当なことが書かれていると思います。このような考え方の根底にあるものは、サイト運営のみならず、あらゆるビジネスでも共通のものだと思いました。この本、けっこうオススメです。

以下、いくつか本書からの引用です。

無神経なサイトというのは、手段にばかり翻弄され、「ユーザーが欲しい情報はなにか?」という、大切なことを忘れてしまっている。(P.79)
グーグルが、なぜ急成長を遂げたのか?それは、会社としての使命を社員全員が深く考え、事業を営んでいるからだと、私は信じて疑わない。(P.88)
検索エンジン対策には、「モルヒネ」と「漢方」がある。 ご存知のとおり「モルヒネ」は、一時的に効果があったとしても、いつの日か体を蝕み最終的には自分の身を滅ぼしてしまう。 一方、「漢方」は時間はかかるが、体質そのものを改善し、継続的に使用しても人体に問題はない。(P.135)
(検索エンジンの)弱点をつくような手を使って、あなたは本当に納得のいく会社経営ができるだろうか?社員のハートがついてくるだろうか?商人としてのハートは満たされるだろうか?(P.233)
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