2007年12月アーカイブ

ボロ物件でも高利回り 激安アパート経営―入居率95%を誇る非常識なノウハウ
加藤 ひろゆき
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久しぶりに不動産投資の本を読みました。著者が所持金200ドルでアメリカから帰国後、どのように不動産投資を始め、どのように資産を増大させていったかが実体験として書かれています。不動産投資には本当にいろいろなスタイルがあるもんだなぁ、とあらためて思いました。

非常に実践的な内容なので、とても勉強になりました。


古い物件で、残存価値やリフォーム代が心配な人は、購入前に、信頼のできる大工さんや建築士にお願いして、一緒に物件を見てもらおう。日当を一万円くらい払えば喜んで協力してくれるだろう。 P.28

この一万円はケチってはいけない一万円だと思います。


地元で不動産投資仲間をつくることは重要だ。 P.65

不動産投資仲間を作る前に、イギリスに来てしまいました。当面は積極的に作っていこうと思います。


物件を続けて買うには、購入した物件のキャッシュフローを、できるだけ次の物件に投入することだ。これを繰り返す。そうすると、複利の力が強烈にプラスに働く。そして急激に資産が増えていく。後半は、ほとんどキャッシュフローのみで買える。贅沢品は、あとでいくらでも買える。資産がある程度増えるまで、じっと耐え忍ぶことだ。 P.124

こういう方は、あとになっても贅沢品は欲しくならないでしょうね、おそらく。こういう方が資産を増やす方なのだと思います。


一番安価なリフォームは、電球をすべて100ワットに換えることだ。1個170円くらいで交換できる。部屋が明るくなって、内覧者が喜ぶ。照明をすべてONにしておき、ブレーカーを切っておく。内覧時、ブレーカーを挙げた瞬間にすべての照明が点灯スル。ハリウッドの撮影現場のような、光の演出だ。 P.135

おカネを使えばよいというものではなく、アタマを使うことが重要なんですね。こういった工夫はすぐにでも実践できそうです。もちろん使うべきおカネは使わないといけないのですが。


今までの体験上、物件の立地条件、家賃、ナウでヤングなリフォームなども、入居を決定付ける重要な要素だが、一番大切なのは、大家の営業力だと思う。 P.167

管理会社に任せきりにせず、自分でどんどん営業しよう。賃貸業者を訪問したり、自費で広告を掲載したり、看板を製作しよう。入居者が決まらないことを業者のせいにしてはいけない。あなたの努力が足りないのだ。 P.180

おっしゃる通り、としか言いようがありません。


毎月、10万円分くらい書籍を購入して、マクドナルドで勉強スル。コーヒーのおかわりができるのでありがたい。 P.231

1冊1500円だとすると67冊、3000円だとしても33冊。平均的には毎月50冊程度は読まれているのでしょう。比較的時間の取りやすい今のうちに、もっと本を読まなければ、、、


いろいろと参考になる本でした。

iPod & iTunes、そしてPodcastが出てから、世の中ますます便利になってきていると思います。そこで、ぼくが普段聞いている(というか、耳に流している)オススメのPodcastをご紹介しておきます。これだけのものが、すべて無料で聞けてしまうというのはスゴイことだと思うのですが。

最初の一つは一般的なニュースですが、その他はすべてビジネスおよびファイナンス系です。


1. Global News
BBC World Service

http://www.bbc.co.uk/radio/podcasts/globalnews/

1日2回更新され、1回あたり30分弱です。以前は1日1回15分程度だったのですが、今年のいつからかボリュームが4倍近くになりました。世界のニュースを聞きたい場合は、とりあえずこれを登録して毎日聞いておくとよいのではないでしょうか。


2. Peter Day's World of Business
BBC Radio

http://www.bbc.co.uk/radio/podcasts/worldbiz/

これは同じくBBCですが、トピックを選んでそれに沿った内容を1回あたり30分弱程度流しています。最近だと、グラミン銀行のマイクロファイナンス(マイクロレンディング)なんかを扱っていて、非常におもしろかったです。


3. Martin Wolf - FT.com podcast
http://podcast.ft.com/?section=martinwolf

これはファイナンシャルタイムズのコラムニストMartin Wolfによるポッドキャストです。


4. Knowledge@Wharton Audio Articles
http://knowledge.wharton.upenn.edu/podcast_archive.cfm;jsessionid=9a30aea2da723824d643?CFID=55270630&CFTOKEN=65823680&jsessionid=9a30aea2da723824d643

今まではすべてイギリス発のものでしたが、最後に一つだけアメリカから。ペンシルバニア大学ウォートン校が提供しているポッドキャストで、ファイナンス系のネタが多めです。最近はこれを聞くたびに、アメリカ英語ってこんなんだったなぁ、と思います。

ちなみに、イヤホンはこれがおすすめです。危険なくらいに、まわりの雑音を遮断してくれます。

ほんとに、便利ですよね。

スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学
吉本 佳生
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以前から、物の値段って、一体何なんだろう、、、と思っていたのですが、この本はいろいろな観点からものの値段を説明してくれます。しかも、例がすべて身近なものなので非常にわかりやすいです。

取引コストという考え方がこの本で最初に説明されているですが、これは何かモノやサービスを購入するために必要となる時間や労力、心理的負担などです。

例えば、社会人になってから初めて一人暮らしを始めたのですが(会社の寮ですが)、某ビックカメラの広告を見てテレビとビデオのセットを買うために、朝の6時半頃からお店に並んだことがあります。しかし、残念ながらもう少しのところで、限定数に達してしまい購入することはできませんでした。これは本当に無駄骨に終わってしまったわけですが、実際に買えたとしたら、どれくらい安く買えたことになるのでしょうか。

詳細はあまり覚えていないのですが、通常の価格より15000円程度安く買えたとしましょう。すると、普段であればお店に行ってそのまま買えるところが、6時半から並んでいたわけですから、3時間半ほど余計に時間をかけていることになります(すでに買う機種は決まっていたとします)。つまり、自分の時間を3時間半ほど余計に使うことによって、15000円節約できたわけですから、時給に換算すると4285円に相当します。これと、普段の自分の時給を比べて、どちらが得なのか、考えましょう、といったものが取引コストの一例です。

もっとも、この3時間半の並んでいる間に本を読んでいれば、その3時間半はそれほど無駄にならない3時間半になるでしょうから(家とかで本を読むことに比べれば快適さはもちろん低下しますが)、15000円の節約を得るために支払った対価はかなり小さなものとなるでしょう。

ということで、


  • 自分の時給をある程度把握しておくこと

  • 同じ時間で2つ以上のことをすること


が自分の時間を有効に使う上で大切なポイントになるのではないかと思います。

ここで自分の時給というのは、ざっくりですが、例えば年収400万円の人であれば、「1日12時間働いていて、1ヶ月当たり20日働いている」と仮定すると、年間2880時間働いていることになるので、時給1389円と計算できます。年収700万円の人であれば、時給2430円となります(年収が異なれば、労働時間を異なる気がしますが、ここでは一定と仮定しています)。入社したての頃のぼく(もちろん、今もですが)は、時給換算したら4285円には遠く及ばない額だったので、当時のぼくの行動(試み)は成功していれば経済学的には合理的な行動だったと思われます(実際に購入するためには、あと30分早く行く必要があったかもしれません)。

それから、「同じ時間で2つ以上のことをする」という意味では、移動時が最もそのように使いやすい気がします。例えば、同じ1時間の通勤時間の人が2人いたとして、一人は次のような通勤パターンだったします。

  1. 家から最寄り駅 徒歩15分
  2. 電車で移動 15分
  3. 乗り換え 5分
  4. 電車で移動 10分
  5. 最寄り駅から会社 徒歩10分

また、別の人は次のようなパターンだったとします。

  1. 家から最寄り駅 徒歩5分
  2. 電車で移動 50分
  3. 最寄り駅から会社 徒歩5分

この場合、ぼくが好むのは後者のパターンです。前者の場合、まず徒歩の時間が25分と長くなっています。徒歩の時間は耳から何かを聞いて学習するという形では使えますが、本を読んだりするのは難しいですし、できることは限られてしまいます。一方、電車に乗っている時間は、座れたりすれば比較的自由に読書したり、何か聞いたり、仮眠したり、といろいろなことが可能です。つまり、電車に乗っている時間は必ずしも何かしなくちゃいけないというわけではありませんが、選択肢が広がるわけです(こんなことは誰もがご存知とは思いますが)。

そして、前者の場合、途中で乗り換えが含まれているため、電車の中で何かやり始めようとしたとしても、乗り換え時にいったん集中力が途切れてしまいます。電車の時間25分を効率的に使うのは難しいでしょう。一方、後者は連続した50分という時間が使えるので、時間を有効に使えるのではないでしょうか。もちろん電車が満員で何もすることができない(せいぜい、耳から何か聞くくらい)、という場合もあるでしょうが、通勤時間帯を多少ずらせばそれはある程度緩和されるでしょう。前者の場合、時間帯をずらそうが、そもそも有効に使いづらいパターンなので限界があります。

(理想は通勤時間ゼロですが、現実的には難しいでしょう。また、前者のパターンのいい点を挙げるとすれば、歩いている時間が長くなるので、健康面ではポジティブだということでしょうか。)


かなり話が脱線してしまいましたが、時間だけでも、お金だけでもなく、その両者のバランスを取りながら生活していくことが自分の人生を有意義に過ごすために重要なのではないかと思います。


本の話に戻りますが、「スタバではグランデを買え!」というタイトルを見て、実際に読むまではこのタイトルの意味が不思議でなりませんでした。というのは、日本では(この著者が仮定しているのは)

ショート、トール、グランデ

の3種類のようですが、こちらイギリスのスターバックスでは、

トール、グランデ、ベンティ

の3種類だからです。なぜ、著者は真ん中のサイズをを買えと言うんだろう?と不思議でした。しかし、実際に読んでみると著者の主張は、最も大きなサイズを買え、という話でした。

ちなみに、日本のスターバックスのウェブを見ると、現在は以下の4種類になっているようですね。

  • ショート(S) 240cc
  • トール(T) 360cc
  • グランデ(G) 480cc
  • ベンティ(V) 590cc

ということで、正しくは「スタバではベンティを買え! 」ということになるでしょうか。

ちなみに、日本でどうかは知りませんが、こちらのスターバックスではサンドイッチなどは持ち帰りの場合と、店内で食べる場合とで価格が異なるようになっています。店内で食べる場合は、食べる場所を含めたサービスを提供しているのでその分高くなっているのでしょう。でも、飲み物は同じ料金になっているような気がするのですが、、、不思議です(捨てなければならない紙カップの料金と、再利用可能なマグカップ+洗浄代+場所代のバランスで、同じになっているのでしょうか、、、)。

それにしても、トールが最も小さいサイズって、感覚的によくわからないのは、ぼくだけでしょうか、、、
さらに、ベンティって何語で、どんな意味なんでしょうかね、、、

マンチェスターにアーンデールというショッピングセンターがあることはこのブログでも何度か触れていますが、その中に少し前から気になるお店がありました(ぼくが気にするお店ってのは、相当なものです)。

そのお店の紙袋をしばしば目にしていて、「どこにあるのかなぁ」と気になっていたのですが、今日発見しました。


そのお店はコチラ↓です。

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SuperdryStore という、一見、普通に見えるお店ですが、、、

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一歩近づいてみると、、、何か変?

SuperdryStore_006.jpg

さらに、グッと寄ってみると、「極度乾燥(しなさい)」とあります。ん?


そうなんです。「極度乾燥(しなさい)」って、書いてあるのです。日本人的には、これを見ると頭の中が「???」となるかと思いますが、これは一体何を意味しているのでしょうか。

極度乾燥?

しなさい(カッコ付き)?


気になっていた紙袋はコチラ↓です。


SuperdryStore_008.jpg

この紙袋、気になりませんか?エッ、漢字?ひらがな?極度乾燥?


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店内にもきちんと書かれていました。

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中ではこんな感じの服が売られていました。OSAKAはともかく、「会員証な」って、何なんでしょう?そんな形容詞ありましたっけ?

この商品、ホームページできちんと紹介されているようです。

この「極度乾燥(しなさい)」の商品ですが、以下のブログでもう少し詳しく紹介されていました。みなさん、感じることは同じなんですね。

ワタシハニホンゴガワカリマセン


こういった類の服は昨年も、こちらで売っている日本の(?)Tシャツというエントリで紹介しましたが、せっかくなのでもう少し。

(以下は今回のSuperdryStoreで売られていたものではなく、Primarkで以前売られていたものです)

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「会員証な」とほぼ同じデザインですが、こちらはすごくまともに見えます。


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ボラ、ボラ?


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外国人は忍者とか好きそうですが、これを「Ninja」と認識できる人はどのくらいいるのでしょうか?


日本で売られている英語が入った服も、ネイティブから見たらこんな感じに見えるのでしょうか。それは違うと信じたいのですが、、、

生き方―人間として一番大切なこと
稲盛 和夫
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稲盛 和夫さんの本を初めて読みました。普段、本を読むときはマーカーで線を引いているのですが、この本、線を引きすぎてしまいました。かなりいいです。素晴らしいと思います。稲盛 和夫さんのような考え方を持って、ぜひとも生きていきたいものです。


私たち人間が生きている意味、人生の目的はどこにあるのでしょうか。もっとも根源的ともいえるその問いかけに、私はやはり真正面から、それは心を高めること、魂を磨くことにあると答えたいのです。 P.15

昨日よりましな今日であろう、今日よりよき明日であろうと、日々誠実に努める。その弛まぬ作業、地道な営為、つつましき求道に、私たちが生きる目的や価値がたしかに存在しているのではないでしょうか。 P.16

心を磨くというと宗教的な修行などを連想するかもしれませんが、仕事を心から好きになり、一生懸命精魂込めて働く、それだけでいいのです。 P.23

一日一日を「ど真剣」に生きなくてはならない、と私はよく社員にもいっていますが、一度きりの人生をムダにすることなく、「ど」がつくほど真摯に、真剣に生き抜いていく-そのような愚直なまでの生き様を継続することは、平凡な人間をもやがては非凡な人物へと変貌させるのです。 P.23

一日一日を魂を磨くために真剣に生きていきたいものです。

人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力 P.24

足し算ではなく、掛け算であること。そして、考え方はマイナスにもなりうること、がポイントのようです。そういう意味では能力の低さは、考え方と熱意でいくらでも補うことができるわけですね。「ど真剣」に生きていきたいと思います。

人生は心に描いたとおりになる、強く思ったことが現象となって現われてくる-まずはこの「宇宙の法則」をしっかりと心に刻みつけてほしいのです。人によっては、このような話をオカルトの類いと断じて受け入れないかもしれません。しかし、これは私がこれまでの人生で数々の体験から確信するに至った絶対法則なのです。 P.28

ビジネス、そして人生で成功された方が異口同音にこのことをおっしゃっている気がします。

「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」ことが物事を成就させ、思いを現実に変えるのに必要なのです。 P.52

「楽観的に構想」することが重要なんですね。具体的に計画する前から、それは難しいとか、悲観的になっては何も始まりませんからね。

いったい、どうしたらいいのだろう。私は悩みました。そしてその末に行き着いたのは、「原理原則」ということでした。すなわち「人間として何が正しいのか」というきわめてシンプルなポイントに判断基準をおき、それに従って、正しいことを正しいままに貫いていこうと考えたのです。 P.84

この「人間として何が正しいのか」というのは、判断に迷うような場合、判断基準としてはこれに勝るものはない気がします。

「仕事をやり遂げるためにはたいへんなエネルギーが必要です。そしてそのエネルギーは、自分自身を励まし、燃え上がらせることで起こってくるのです。自分が燃える一番よい方法は、仕事を好きになることです。どんな仕事であっても、それに全力で打ち込んでやり遂げれば、大きな達成感と自信が生まれ、また次の目標へ挑戦する意欲が生まれてきます。そのくり返しの中で、さらに仕事が好きになります。そうなれば、どんな努力も苦にならなくなり、すばらしい成果を上げることができるのです」 P.108

好きでなければ、やっぱり苦痛になってしまいますからね。好きでない場合は、好きになるまで愚直に、ど真剣に取り組むべきなんだと思います。

素直な心とは、自らの至らなさを認め、そこから惜しまず努力する謙虚な姿勢のことです。人の意見をよく聞く大きな耳、自分自身を見つめる真摯な目。それらを身のうちに備えて絶えず働かせることなのです。 P.145

素直な心は本当に重要なんだと思います。

これまで、心を磨き、人格を高める心がけをいくつか説いてきましたが、物事を成就させ、人生を充実させていくために必要不可欠なことは「勤勉」です。すなわち懸命に働くこと。まじめに一生懸命仕事に打ち込むこと。そのような勤勉を通じて人間は、精神的な豊かさや人格的な深みも獲得していくのです。 P.158

「善を為すもその益を見ざるは、草狸の東瓜のごとし」と中国明代の『菜根譚』にあります。善行をしても、その報いが現われないのは、草むらの中の瓜のようなものである。それは人の目には見えなくても、おのずと立派に成長しているものなのです。 P.218

短期的には目に見えた成果が現われなくても、ひたすら続けていくことが魂を磨くことにつながるんですね。ここで大切なことは、稲盛さんもおっしゃられていますが、ひたすら繰り返すことではなく、「昨日よりましな今日であろう、今日よりよき明日であろうと」少しでもよくしようとする気持ちをもって取り組んでいくことが重要なんだと思います。

この本は絶対オススメです。まだ読まれていない方はぜひ。

もう2週間ほど前ですが、GIGAZINEに以下のようなエントリーがあったので、ちょっと驚きました。こういうのも取り上げられるんだなぁ、と。

学生時代に、実際にこういう装置を作ったことがあるので、ちょっと懐かしかったです。

常識を覆す「超流動」ヘリウム実験の貴重なムービー

この動画の中では、英語で超流動ヘリウムについて簡単に説明しています。このGIGAZINEのエントリーの中では触れられていませんが、東京大学福山研究室のページにも超流動ヘリウムに関するわかりやすい解説が、動画と共に掲載されています。こちらもオススメだと思います。

ひとりごとでした。

変な人が書いた成功法則 (講談社プラスアルファ文庫)
斎藤 一人
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個人的には、iGoogleのガジェットで「斎藤一人さんお教え」を見やすい位置に貼り付けたりもしているのですが、斎藤一人さんの考え方は非常に参考になると思います。変な人、なのかもしれませんが。


 では、成功に導くものは、才能でも、努力でも、苦労でもないとすると、それでは、いったい何なんだということになります。
 その秘訣は、実はとても簡単なことなのです。
 困ったことが起きたとき、声を出して自分自身に問いただしてみるのです。
「私は本当に困っているのか」
と。
 そして、
「私は本当に困っていない」
と思えたとき、あなたは成功への道を一歩踏み出したことになるのです。 P.18

目の前で起きていることは起きていることとして変えられませんが、それを自分がどのように捉えるか、が大切なんですね。自分は自分でコントロールできますからね。

 現在、世界の軍事費は年間70兆円。一分間に使う金額に換算すると、一億三三一八万一一二六円にもなるという話を聞いたことがあります。  その一方で、世界では一分間に五人から一〇人が飢え死にしているのです。一分間に一万円、せめて五〇〇〇円だけでも、その人たちに分けてあげることができたら、飢え死にする人はいなくなるのです。 P.28

「私は幸せだな。住む家もあるし、食べるものもある。私は今四畳半の生活をしているけれど、エチオピアでは食べるものがなくて困っている人がたくさんいる。それと比べたら私はなんて幸せなんだろう」
と思わなくてはいけません。 P.64

人間は生まれる場所を選ぶことはできません。同じ人間として、地球のどこかで食べることにさえ、困っている人がたくさんいるのに、一方で、軍事費にものすごいお金が使われているようです。こういった格差こそ、修正されるべき、人類の課題だと思います。誰でも手軽に始められる、最初の一歩は寄付でしょうか。

 この世には、人間を喜ばせてくれるもの、いろいろな楽しみがあります。でも、人間が永久に喜び続けることができるものは、たった一つしかありません。  それは何か。それは、自分の限界を超えること、そして、そのための投資をすることです。なぜなら、人間は向上することを喜ぶようにインプットされた動物だから。 P.138

このような意味で、ぼくは「ある投資家」だと思っています。

 山には山のよさがあり、海には海のよさがある。その場、その場で、そこのよさを見つけられない人は幸せになれません。 P.176

ロンドンとかと比べてしまうと初めはどうなることかと思いましたが、マンチェスターもけっこう楽しめたと思います。

では、心はどうしたら力強くなれるのか。 それが、肯定的な考え方です。 肯定的な言葉です。 肯定的な考え方ができるようになると、日常生活すべてにわたって、肯定的な言葉で満ちあふれてきます。 肯定的な言葉のフルコースで、あなたの手に、足に、頭に、そして、魂に栄養を与えるのです。 P.204

普段から自分が使う言葉には気をつけたいと思います。

社員は人間です。エサを与えるだけで、働かせようとするのは無理なのです。 ならば、人間には何を与えるのか。 生きる指針を与えるのです。 心を豊かにして生きること、働くことの楽しさを与えるのです。 P.238

最後はここに行き着くんですね。


斎藤一人さんの本をとりあえず一冊読んでみたいという方にはオススメだと思います。

以前、クラスメイトのイギリス人と話していたときに、

「最近の日本は5年位前とはすっかりイメージが変わってしまったよね。確かに経済規模は大きいけど、世界はみな、アジアと言えばインドや中国に注目するようになってしまったよね」

と言われました。これはおっしゃる通りな気がします。

この感覚を裏付けるのが次のニュースかもしれません。世界の名目GDPに占める日本の割合がピーク時の約半分まで低下し、一人当たり名目GDPでもOECD加盟国中18位まで下がってしまったそうです。


日本、世界の10%割る・06年の名目GDP

 2006年の世界の名目国内総生産(GDP)に占める日本の割合が9.1%となり、24年ぶりに10%の大台を割り込んだことが判明した。ピーク時の1994年と比べて半減。国民1人当たりの名目GDPでも順位を下げた。

 円安や、デフレ脱却の出遅れで名目経済成長率が伸び悩んだことが背景にある。高成長を続ける中国など新興国の猛追を受けるなかで、改革が停滞すれば日本経済の存在が一段とかすむのは必至だ。

 内閣府が26日発表した国民経済計算で明らかにした。06年の日本の名目GDPは4兆3755億ドル。前年比で4%減と2年連続のマイナスとなった。 (07:00)

もとの記事はこちらから。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071227NT003Y12126122007.html


06年の日本の1人当たり名目GDP、OECD加盟国中18位に後退
2007年 12月 26日 16:52 JST

 [東京 26日 ロイター] 内閣府が26日発表した2006年度国民経済計算確報によると、日本の1人当たりの国内総生産(名目GDP)は2006年(暦年)に3万4252ドルとなり、経済協力開発機構(OECD)加盟国中で18位に後退した。順位は今基準で算出を開始した1980年以降最低となった。

 順位の後退は6年連続で、2005年は15位だった。内閣府によると、欧州通貨が対円で上昇傾向だったことなどが影響しているという。

もとの記事はこちらから。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-29526720071226


もちろん、規模で言えばまだ世界第2位だし、一人当たり名目GDPも、OECD加盟国中18位とは全世界で見れば平均よりかなり高いことは間違いありません。しかし、なんかこの雰囲気はまずいのではないかと思います。

為替の影響が大きいのかもしれません。でも、それだけではないような気がします。現状の絶対的なポジションはともかく、世界における相対的なポジションがこのところずっと低下傾向にあるというのはよろしくないですよね。

日本の労働生産性が低いことはいろいろと指摘されていて、例えば大前研一さんは次の記事でこのことについて触れています。

第76回 日本の生産性を見直せ 1 ~ 労働生産性は米国の7割 (経営コンサルタント 大前 研一氏)

12月20日に発表された労働生産性の国際比較は以下のリンクをご覧ください。
労働生産性の国際比較(2007年版)

これを見るとわかりますが、長いことバカンスを取っているような国よりも、日本の方が労働生産性が低いのです。なんか納得行かなくないですか?

イギリスに来て思ったのは、けっこういい加減だなぁ、と。日本人は少し真面目すぎるのかもしれません。もちろん真面目なことはよいことだと思うのですが、やり過ぎると効率という観点からは低下してしまうのではないでしょうか。

コンプライアンス不況と呼んでる方もいらっしゃるようですが、まさにそんな気がします。コンプライアンスを遵守すること自体が目的になってしまって、場合によっては、本来の目的を忘れてしまっているケースも多々あるのではないでしょうか。心無いごく少数派のためにルールがガチガチになり、動きたい人が動きづらい状況を作ってしまっているのであれば、それは決してよろしくないでしょう。そういう意味では、規則主義的なアプローチよりも、もう少し原則主義的なアプローチの方がよいのではないかと思います。

なんかすごい漠然としたことを書いてしまいました。まあ、自分でもあまりよくわかっていないのですが。書いたら頭の中が整理できるかと思いきや、そうでもなかったりして。中途半端ですが、とりあえず今日はここで終わります。

昨日がクリスマス、そして今日がボクシングデー(ボクシングデーについては、昨年書いたこちらをご覧下さい)ということで、マンチェスターはほぼ静まり返っています。多くのお店が開くのは明日からのようで、それと同時の冬のセールが本格的に始まるようです。


このクリスマス、ボクシングデー前後と、ニューイヤー前後は、お店の営業時間が非常に変則的になります。例えば、次の通りです。


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Currys Digital という電化製品を売っているお店の営業時間です。


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家の近くにあるセインズベリーというスーパーマーケットの営業時間です。


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ALDIというドイツ系スーパーマーケットの営業時間です。クリスマス以降、ニューイヤー前は閉店時間が2時間程度短くなっているのかと思いきや、実はクリスマス前の方が通常よりも2時間程度長くなっているようです。


これらの情報を各社Webにでも掲載してくれればよいのですが、あまり載せていないようです(ちなみに、セインズベリーは載せています)。


そして、セール。こちらでは、ビックリするぐらい、価格が下がります。


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やる時はやります。80%OFF って、、、


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さらに上を行くのが90%OFF。普段は一体何なんだ?と。


ただし、いずれも小さな文字で「up to」とあるので、すべての商品がそれぞれの割引率というわけではありません。念のため。


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明日は朝5時からセールをやるそうです。


朝5時からって、一体誰が行くんだろう?とか思うのはぼくだけのようで、次のTIMESの記事によるとロンドンのオックスフォードストリートでは、本日朝4時半からお店の前に人が並んでいたようです。気合が違いますね、、、


Surge of shoppers for Boxing Day sales

Surge of shoppers for Boxing Day sales

Hundreds of thousands of Boxing Day bargain hunters today put aside concerns about tightening household budgets to swoop for discounts of up to 75 per cent on everything from bras to beds.

The House of Fraser store at Lakeside in Essex rang up sales of £1,000 a minute in its first hour as thousands made a grab for cut-price clothing and furniture.

The carpark at Lakeside, a massive shopping centre near Thurrock, was already packed with hundreds of cars by 7am today and the M25 was as congested as a weekday rush hour with shoppers clogging the approach roads.

On Oxford Street in London there were people in line outside stores at 4.30am. Selfridges said that 8,000 customers had gone through its doors in its first hour of opening and 120,000 were predicted to pass through the store before it closed.

(後略)


本日のボクシングデーのセールの様子は以下のBBCの記事も参考になります。売れてるんですねぇ。

Shops happy with Boxing Day sales

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アーンデールというショッピングセンターです。今日はボクシングデーだったので、この程度でしたが、明日はものすごい人でごった返していることでしょう。


以下は、すべて閉店直後のアーンデールです。


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ということで、ボクシングデーのマンチェスターでした。

マスターの教え
ジョン マクドナルド 山川 紘矢 山川 亜希子
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この本は、斎藤一人のツキを呼ぶ言葉―日本一の大金持ち! の中で、斎藤一人さんオススメの本ということで紹介されていたものです。


自分はすべてを知っていると思っている人は何も学びません。問題に疑いと抵抗を持ってのぞむ者も、ほとんど何も学びません。そういう人にあまり希望はありません。しかし、何ごとにも心を開いて取り組み、自分の成長と安らぎと幸せになることを喜んで学ぼうとする人は、賢い人です。 P.60

あなたにとって、最高にためになる態度は次のようなものです。
「私はこれらの教えに対し、心を開き、中立的な姿勢で、自分が得られるものは全部吸収しよう。そして、今現在、私に理解できない事実や、信じられない考え方や、主張があっても、そうだからといって、それが正しくないとは言えない。」 P.61

次の真理を忘れないでください。あなたが、誰かに、あるいは何かに抵抗すると-それが批判、羨望、嫉妬、にくしみ等、思いであれ、発言や行動であれ―あなたは必ずその相手を助け、しかもそれに比例して、自分自身を弱めてしまいます。 P.114

謙虚で、素直で、中立的な態度を持つことが重要なんですね。

「外なる心」が「内なる心」と連携し、両者が協力するということが、どんなに大切かわかるでしょう。もし、人間がそのようにして活動しているならば、人間は状況の奴隷ではなく、状況を司る者となっていたはずです。 P.76

何かが起きたときに、それをどうとらえるかで、その後の行動が全く違ったものになってくるのだと思います。

「私は……である」「私は……になる」「私は……をした」と宣言する時、あなたは非常に重要で強力な主張をしています。「私は」と表現するときに放射される力を十分に理解している人は、ほとんどいません。 P.88

「真剣に」という言葉と、「一生懸命」という言葉をとり違えないでください。「一生懸命」というのは、心理的な緊張を意味していて、不安と恐怖から出てくるもので、心にも体にも決して良い結果を生みません。ここで「真剣に」と言っているのは、精神とエネルギーを目標の方向に向けることで、結果はとても建設的です。
あなたが進歩するか否かは、目標に向かって「真剣さ」をどれだけ保つことができるかにかかっています。 P.91

こういった言葉の使い方って、軽視されがちな気がしますが、実は非常に大切なのかもしれません。どんな言葉を使う人かで、その人の人生が違ったものになるのかもしれません。逆にいえば、意識的にそういった言葉を使うようにすれば、自分の人生を変えていけるということではないでしょうか。

この本もある程度時間が経ってから、繰り返し読むべき本なのかもしれません。一度だけだとわかったような、わからなかったような、、、

以下のようなニュースが流れていました。

米格安航空券のマックスジェットが破たん

米格安航空券のマックスジェットが破たん

米格安航空会社マックスジェット・エアウェイズ(バージニア州)が24日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請、経営破綻(はたん)した。

 同社はビジネスクラスに特化し、エコノミークラス並みの運賃を売り物に2005年に営業を始めたばかり。ニューヨーク、ラスベガス、ロサンゼルスの米各都市とロンドンを結ぶ路線を運航していた。

 ブランド力に劣ることから、ターゲットにしていた中高額所得層の取り込みに失敗、原油高による燃料費高騰で経営が行き詰まった。(共同)

他にも英語だと以下のニュースなど。
Bankruptcy for business airline
Maxjet files for bankruptcy protection

(27日 追加)
Maxjet collapses into bankruptcy

ということで、マックスジェットが破たんしてしまったようです。特にこの企業に対して思い入れがあったというわけではないのですが、夏学期のリアルオプションの授業で、あるグループがこの企業のリアルオプションを計算していたので覚えていました。ビジネスクラスをリーズナブルな価格で提供しているということで、単純に面白そうな会社だなぁ、と思っていたのですが、残念な結果になってしまったようですね。

結局はキャッシュフローで行き詰ってしまったようです。

原油価格に大きく影響を受けるような場合は、その価格リスクをどうやってヘッジするかというのはかなり重要ですね。どういうコスト構造になっているのか知りませんが、他の格安航空会社は大丈夫なのでしょうか、、、


ちなみに、リアルオプションでのグループワークについては以下をご覧下さい。

リアルオプションの授業
リアルオプションのグループワーク
リアルオプションで学んだこと

最近でも大手金融機関によるサブプライム関連の評価損が相次いで発表されていますが、一体何でこんなに次々と損失が悪化していくのか疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。そこで、金融商品評価の難しさを具体的な事例を使って説明してみたいと思います。

例えば、次の週刊ダイヤモンドの記事をご覧下さい。

サブプライム問題泥沼化、追加損の懸念

サブプライム問題泥沼化、追加損の懸念

メリルリンチ、シティグループと、サブプライム関連商品で、巨額損失の発表が相次いだ。背景には、市場価格や客観データで評価できない資産評価の問題がある。関連商品を多く保有、損失計上の少ない金融機関に新たな損失懸念。

日本時間11月5日8時半過ぎ、驚愕のニュースが舞い込んだ。

 シティグループが、9月末以降格下げにより保有するサブプライムローン関連商品とCDO(債務担保証券)に80億~110億ドルの損失が発生したと発表した。日本円で1兆円規模の損失だ。

(中略)

サブプライム絡みの金融商品について、なぜ損失額がこれほど短期間に拡大するのか。その要因は、よく指摘される「格下げによる評価減」だけではない。「理論値の計算方法」も大きな要因だ。

 サブプライム絡みの金融商品のような不動産担保融資証券化商品は、時価評価に当たり一定の前提を置いた推計値を使って理論値を算出する。その前提の置き方次第で、価格は大きく変わる。事実、メリルは損失額が当初見込みから拡大した理由について「従来よりも保守的な仮定に基づいて検討した」と説明している。

(後略)


ここで、ポイントとなるのは最後の部分です。

「一定の前提を置いた推計値を使って理論値を算出する。その前提の置き方次第で、価格は大きく変わる。」


この前提というのはどんなもので、一体どの程度変わりうるものなのか、という点をCDOの例ではないのですが、デリバティブ(オプション)の例を用いて説明したいと思います(CDOのモデルは難しすぎます、、、)。具体的には、ヨーロピアンコールオプションと呼ばれる商品で説明してみたいと思います。原資産は個人的に最も親しみのある株式(エクイティ)を取り上げます。

(以下では、株式オプションの例で書きますが、株式オプション自体がどのようなものなのかハッキリと理解できなくても、話の本質的なところには影響がありませんので、まあそういう商品があるのだなぁ、くらいでも十分だと思います。)

ヨーロピアンコールオプションとは、予め定められた将来の時点において、ある株式を、予め定められた価格で購入する権利です。例えば、現在グーグルの株価が1株650ドル(現在の株価)であった場合に、グーグルの株式を1ヶ月後(満期)に、1株700ドル(行使価格)で購入する権利です。この権利を持っている場合、1ヵ月後にグーグルの株価が800ドルになっていたら、時価が800ドルのものを700ドル支払って購入することができるので、100ドルの利益が出ます(プレミアムはとりあえず無視します)。一方、1ヵ月後に600ドルに下がっていたら、誰も600ドルの価格で購入できるものに、700ドル払って買う人はいないでしょう。つまり、このオプションを行使する必要はなく、放棄することができます。

では、この権利を購入するとしたら、いくらくらい払ってもよいでしょうか?つまり、オプションの価格(プレミアムと呼ばれています)はいくらが妥当なのでしょうか。

このオプション価格を計算するための最も標準的な評価モデルが(一般化された)ブラックショールズモデルと呼ばれるもので、現在の株価(上の例では、650ドル)、行使価格(いくら支払って買うか。上の例では700ドル)、金利、配当利回り、満期(将来のどの時点で行使できるか)、ボラティリティの6つのパラメータを入力することによって、計算することが可能です。

例えば、パラメータとしては

現在の株価:100ドル
行使価格:100ドル
金利:5%
配当利回り:0%
満期:1ヶ月(=0.083年)
ボラティリティ:23%

を仮定し、ブラックショールズモデルを使って計算すると、ヨーロピアンコールオプションの価値は2.856ドルと計算することが可能です。

ここで、「なんだ簡単じゃないか」と思ってはいけません。問題は、この入力するパラメータが簡単に変わりうるということです(実際には他にもいろいろとありますが、、、)。このことを以下の例で見てみたいと思います。

以下では、グーグルとトヨタ自動車(ADR)の株価のデータを使って説明します(当初、日本企業の例で説明しようと思ったのですが、ヤフーファイナンスで簡単にデータをダウンロードできそうになかったので、Google Financeを使いました。なので、米国企業もしくは日本企業のADRという形になってしまっていますが、本質的なところは何も変わりません。Google Financeは便利ですね。早いとこ日本対応してくれないものでしょうか、、、)。


まず、両社の株価の推移を見てみます。過去1年間の株価の動きは以下のようでした。


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グーグルの過去1年間にわたる株価推移です(全ての画像はクリックで拡大します)。


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トヨタ自動車の過去1年間にわたる株価推移です。


この株価データから、いろいろ計算してみるわけですが、1日のリターンと、ボラティリティ、そして両社の相関係数を計算してみると以下のようになります。ここでは1ヶ月オプションをなんとなく想定しているため、ボラティリティ、相関係数は20日分のデータを使って計算し、その推移を見ています。(そもそも、ボラティリティって何ですか?という方は、バリアンススワップとは? というエントリを以前書いて、そこで説明しましたので、よろしければそちらをご覧下さい)


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株価データから計算したものです(画像はクリックで拡大します)。年率換算はいずれも1年を250日として計算しました。


それぞれの最大値、最小値、平均(ここでは単純にそれぞれの計算結果の平均値を計算しました)を計算してみるとかなりぶれがあることがわかります。例えば、グーグルのリターンは、1日最大で4.4%上昇した日があった一方で、最大5.5%も下落した日がありました。しかし、平均を取ってみると、+0.2%ということで、過去一年間では上昇し続けてきたことになります。一方、トヨタ自動車のリターンの最大、最小の絶対値はグーグルのそれらよりも小さく、平均的には-0.1%ということで、下落し続けてきたことになります。


次にボラティリティですが、まず平均値で見ると、グーグルの方が高く、最大値と最小値の差で見てもグーグルの方が大きいため、ボラティリティ自体もグーグルの方がぶれやすそうです。このことをグラフで見てみると、次のようになります。


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グーグルおよびトヨタ自動車の20日ボラティリティの推移です。


トヨタ自動車のボラティリティの方が、全体的に低めで安定的に推移しているように見えます。


以上から、オプション価格の計算にあたって入力するボラティリティが非常に変化しやすい性質のものであることがわかるかと思います。

例えば、グーグルのボラティリティでは、2007年11月7日時点において計算すると25.3%となりますが、その約1週間後である、2007年11月13日時点において計算すると42.6%となっています。これらのボラティリティを上で計算したオプションの例にあてはめてみると、

ボラティリティが25.3%の時のヨーロピアンコールオプションのプレミアムは3.120

ボラティリティが42.6%の時のヨーロピアンコールオプションのプレミアムは5.103

となります。

つまり、11月7日に、1ヶ月満期のヨーロピアンコールオプションを買おうとしたら、3.120ドルになるわけですが、その1週間後に買おうとしたら、同じ1ヶ月満期のヨーロピアンコールオプションは5.103ドルも支払わないと購入できないわけです。

これがどれくらいの変化かと言うと、かなりの変化です(説明になってないですね)。11月7日時点においてプレミアムで100万円分を買おうとしたにもかかわらず、躊躇してしまって1週間ほど先延ばししてしまったと仮定しましょう。すると、1週間後に買おうとしたら、先週100万円だったものが、現在では約164万円に跳ね上がってしまっているのです。

1週間で何が変わったかというと、評価前提であるところのボラティリティの数字が変わったのみです。これだけで、こんなにも評価がぶれてしまうのです。


さらに極端な例として見てみると、グーグルの最大ボラティリティ(45.2%)と最小ボラティリティ(12.1%)をあてはめてみると、オプション価格はそれぞれ5.401と、1.608となります。3倍以上の開きがあります。つまり、ある日100万円だと思っていたものが300万円以上になってしまったり、はたまた30万円以下になってしまったりしているわけです。

(注:実際に市場で取引されているオプションは、過去に実現したヒストリカルボラティリティではなく、市場の将来に対する予測であるボラティリティ(インプライドボラティリティ)をベースに価格付けがされています。)


ここではデリバティブ(オプション)を例に取り上げましたが、金融商品を評価する際の前提が異なることによって、評価が変わりやすいことがなんとなくイメージして頂けたらそれで十分です。サブプライムで問題になっている金融商品の評価には、上の例と違ったパラメータ(例えば、デフォルト確率、デフォルト時回収率、相関係数など)が含まれていると思いますが、やっていることは同じようなことだと思われます。「様々なパラメータを推定し、それをあるモデルに入力して、評価額を計算する」ということです。

例えば、CDOなどのような商品では相関係数をパラメータとして使っていると思いますが、グーグルとトヨタ自動車の相関係数を計算してみたところ、以下のようになっています。


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グーグルとトヨタ自動車の相関係数(20日)の推移です。


上で示したテーブルにもこの相関係数(Correlation)は入れておきましたが、平均的には0.44程度。しかし、高くなると2倍くらい、低いときはほぼゼロでネガティブにさえなってしまっています。

サブプライムの場合、ローンの借り手が分散されていて個別の事情によってデフォルトが発生しうるのであれば相関係数は低めで良いかもしれませんが、不動産市場の下落という借り手全員に共通するような要因でデフォルトが発生するような場合、デフォルトが同時に発生する確率が極めて高くなり、相関係数を高く設定する必要があるかと思います。もちろん、評価するためには様々なパラメータが必要であり、相関係数だけではないのですが、このようにパラメータの違いによって評価額は非常に大きく変動しうるので、現在のように大手金融機関の評価損が急激に膨れ上がってきているのだと思います。

金融商品の評価って難しくないですか。

補足:

以下、同じく週刊ダイヤモンドの記事からの引用です。

米国の金融機関は、決算発表の約1ヵ月後にSEC(米証券取引委員会)に提出する四半期報告書で、保有金融資産を市場価格が存在するレベル1、市場価格などから採録できる客観的データで理論価格を算出するレベル2、問題のレベル3に分類して報告する。

ということで、上場株式のように市場で毎日のように取引されていれば、評価額は市場価格をベースに決定できます。しかし、、サブプライム関連商品のように、市場性が低く、ほとんど取引されることがない商品の場合には、パラメータを推定して、何らかのモデルに入力して評価せざるを得ないわけです。上で言っていた「金融商品」というのは、これに分類される商品のことを指しています。

いろいろな人のブログを読んでいると、誰もがクリスマスの話を書いているので、ぼくも書いてみます(流されてる?)。

まずは、つい先週までクリスマスマーケットが開かれていた市庁舎前広場ですが、現在は以下のようになっています。なんか、少しさびしい感じですね。存在感は十分ですが。


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クリスマスマーケットが終わってしまって、サンタさんのみが一人残されている市庁舎前広場です。


そして、住んでいるフラット(マンション)の1階の様子です。


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フラットのレセプションにおいてある小さなツリーです。


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同じく、フラットの正面玄関のところにおいてあるツリーです。

昨年のものとは違うようなので、保有して使いまわしているわけではなく、毎年新たに購入しているんでしょうね。


さて話変わって、昨日クラスメイトの韓国人から電話がかかってきて、「明日、簡単なパーティーでもしよう」と。ということで、今晩は簡単な持ち寄りパーティーになりました。メンバーは、その韓国人、タイ人、そしてぼくら夫婦の計4人。他にも声をかけたようなのですが、都合がついたのは結局この4人だったようで。サマースクールから一緒だったいつものメンバーです。

そして、何を食べよう?という話になり、面倒だからどこかで買ってってもいいけどね、という話になりました。そこで、

「クリスマスだから、ケンタッキーとかどうよ?」

と言ってみたところ、

「ケンタッキー?あんた本気なの?」

と言われてしまいました。

「何でクリスマスにジャンクフード食べるの?」

日本だったら、小学生くらいのお子さんがいる家庭とかで、クリスマスにケンタッキーフライドチキンを食べてそうな気がするのですが、同じくアジアであっても、韓国やタイではそのようなことはないようです。

「日本では、ケンタッキーが流行ってるのか?それとも、伝統的な習慣なのか?」

とまで聞かれました。まさか、そんなに反発されるとは思わなかったのですが、なんとか承諾を得て、ぼくはケンタッキーを買って持って行くことにしました。

ということで、シティセンターの方に買い物に出かけたわけですが、久しぶりにイギリスらしさをいろいろと経験しました。

明日がクリスマス(25日)ということで、今日は早めに閉店する店が多いため、とりあえずマークス&スペンサーとケンタッキーに行って閉店時間を確認(ケンタッキーのみウェブで調べてみたのですが、店舗情報すら掲載されていませんでした。やる気なくないですか?)。

(冷めないように)閉店ぎりぎりに買ったほうがいいかなと思い(結局は冷めるのでしょうけど)、COSTAでコーポレートレピュテーションのレポートのために、CSRレポートを読んで1時間ほど過ごしました(今日からレポートの準備を本格的に始めました)。いずれも閉店が17時ということだったので、16時過ぎ頃から買い物開始。

マークス&スペンサーでお酒とデザートを買ってから、ケンタッキーへ向かいました。アーンデールというショッピングセンター内にあるのですが、ケンタッキーに直結している階段(本当はエスカレーターですが、動いていませんでした)から入ろうとしたら、警備員らしき人に、

「もう閉店してるから」

と言われました。時計を見ると、16時35分。これって、いくらイギリスでも少し早すぎだろう、と思い、別の入口から入ってみたところ、何の問題もなくケンタッキーに到着。若干遠回りしたものの、まあイギリスなので仕方ないでしょう。

チキンをオーダーすると、「1分くらいかかりますけどいいですか?」と。

「もちろん、いいですよ」と言って待っていると、別の店員さんがあわてて来て、

「申し訳ありませんが、2分48秒かかってしまいます。それでもいいですか?」

と。これにはちょっと耳を疑いました。聞き取れてはいたのですが、「え、今、何と?」と聞き返してみると、

「チキンが出来るまで、2分48秒かかってしまうのです。それでもいいですか?」

と、繰り返されました。お客さんに対して、こんな細かい情報まで、普通、言いますかね?日本だったら、「もう少々お時間がかかってしまうのですが、よろしいでしょうか。(言ったとしても)3分くらいなのですが、、、」程度でしょう。

ちなみに、これにも同意して待っていると、別の新たなお客さんがやってきて、チキンをオーダーしたところ、その人にも

「2分48秒かかってしまうのですが、いいですか?」

と聞いていました。この別のお客さんが来たのはぼくに説明してから5秒程度は経っていたはずなので、正確には2分43秒くらいだったと思われます(もっと言えば、この店員さんが調理場で時間を確認してぼくのところに来るまでに、何秒間か経過しているはずなので、2分48秒という数字がすでに正しくはないでしょう。まあどうでもいいのですが)。

で、この別のお客さんは、2分48秒という数字を聞いて、「だったらいらない」と帰ってしまいました。けっこうせっかちな人もいるもんですね。

無事、チキンを買い終えたので、ここぞとばかりに先ほど入れなかった出口から帰ることにしてみました。停止しているエスカレーターを降りていくと、先ほどの警備員の姿はすでになく、一方でその入口から普通にお客さんが中に向かって入ってきていました。

あれは一体何なんでしょう?17時の20分以上前にすでに入場を制限していたにもかかわらず、その後また入場を許可するとは。というか、警備員はどこに行ったのでしょうか。

意味がわかりませんね。さすがイギリス。

イギリスに来た当時に今日みたいな経験をしたら、結構ストレスを感じていたかもしれませんが、今日はむしろ次はどんなおもしろいことが起きるのだろう、と一連の出来事を楽しむことができました。ぼくも少しは成長したんですかね。


ちなみに、いいなと思ったこともあるので書いておきます。それはマークス&スペンサーでも、ケンタッキーでも、お金を払った後に必ず「メリークリスマス!」と言っていたことです。この一言があるとないとでは、ちょっと違いますよね。イギリスでのクリスマスは、誰もが楽しみにしているものなのでしょう。

そういえば、マークス&スペンサーでレジに並んでいるときに、前に並んでいるおじさんが「いいものをあげよう」と言って、それぞれのお客さんが買うものを仕切るための仕切りを渡してくれました。

「これがないとぼくの分まで払うことになるからな。それとも、ぼくの分まで払ってくれるか?ハッハッハッ、、、」

と。イギリス人らしいというか、何と言うか。こういうちょっとしたコミュニケーションは意外と楽しいんですけどね。

イギリスらしい(?)クリスマスでした。

イギリスに来てから、それなりに海外旅行に行ってきましたが、今までの経験からどのように申し込むと安く行けるかをご紹介しておきます(もっと良い方法をご存知の方は、コメント等で教えて頂けると助かります)。クラスメイトと話していて思うのですが、意外と安く旅行に行けてなかったりする人もいるようです。

ここで「安い」と言っていますが、今までの経験から3泊4日もしくは4泊5日程度のヨーロッパ内の旅行であれば、飛行機とホテルのみで、一人あたり150~350ポンド程度には収まっています。例えば、最近の例だと以下のようになっています。(すべて一人当たりの「飛行機+ホテル代」のみです。)

  • ドイツ旅行(3泊4日): 154ポンド
  • モロッコ旅行(5泊6日): 213ポンド(2泊3日の砂漠ツアー込み)
  • クロアチア&モンテネグロ旅行(2泊3日): 147ポンド
  • 南仏&モナコ旅行(5泊6日): 370ポンド

南仏&モナコ旅行は少し高めですが、時期が9月であることと、5泊6日と少し長めであることを考えると、ある程度は仕方がない気がします。一方、モロッコは5泊6日で、砂漠ツアーの料金込みにもかかわらず、かなり安くなっています。上の4回の合計で884ポンド、1ポンド230円で換算すると約20万円なので、日本から行った場合の1回分くらいではないでしょうか。ということで、地の利を活かさずにはいられません。

さて、前置きが長くなりましたが以下、具体的な方法です(以下では、イギリス、もっと言えばマンチェスター近辺から出発する場合を想定しています。ロンドン在住の方だったり、他の国在住の方には、より適した別のサイトがあるかもしれません)。

1.1都市滞在型かつできるだけ手間を省きたい場合

1都市のみに滞在するためホテルの変更がなく、往きも帰りも同じ経路の飛行機に乗る場合です。この場合は、以下のサイトが便利です。ただし、手間を省いているため、必ずしも格安で旅行ができるかはわかりません。

lastminute.com
expedia.co.uk

2.複数都市滞在型、もしくは1都市滞在型であっても手間をかけてもよい場合

この場合、基本的に飛行機、ホテルはバラバラに申し込むことになります。つまり、面倒です。

まず飛行機を探すわけですが、以下のサイトが便利です。格安航空会社を1社ずつあたっていくよりも、skyscanner で検索すると、どこの航空会社がどのような価格でサービスを提供しているか、だいたいつかむことができます。

skyscanner

ただし、ここで注意しなければならないのは、今までの経験上、skyscanner はすべての便まではきちんと網羅されていないことがあるということです。つまり、skyscanner で検索した結果、ある航空会社(例えば、Thomsonfly)によって、1日1便だけ運行されていることが分かった場合に、実際にThomsonflyのサイトで同じ条件で調べてみると、同じ日であっても複数のフライトが見つかるケースがしばしばあるのです。そして、中にはプロモーションとかになっていて、skyscanner で検索した結果よりも、さらに安いフライトが見つかることもしばしばありました。この点は重要だと思います。

このようにしてフライトを確定させたら、後はホテルの予約です。ホテルは、ランクによって値段がかなり変わってきますし、このサイトが絶対オススメというのはいまいちないのですが、比較的次のサイトをよく使いました。

Hotels.com
BOOKING.COM

初めに紹介したlastminute.comexpedia.co.uk などでも予約可能です。国によって基準にぶれがあるようですが、3つ星以上(できれば4つ星くらい)に泊まっておけば、不便な思いをすることはほとんどないと思います。基本的には、このくらいのランクのホテルに泊まっていました。

フライト時刻と宿泊費のバランスについて

ぼくは学生という立場であるために、日程についてはある程度フレキシブルに対応できました。だからこそ考慮できることかもしれませんが、フライト時刻と宿泊費のバランスは重要だと思います。これは次のようなことです。

ある日の朝9時に出発する航空券が60ポンドで売られていたとします。そして、同時にこの日の前日夕方に出発する航空券が30ポンドで売られていたとします。すると、この差額30ポンド分が安く見えるため、前日発のフライトを選んでしまいかねないのですが、その場合ホテル代が1泊分加算されるため、ホテル代が30ポンド未満でなければ積極的に30ポンドのフライトを選ぶインセンティブは少ないということです。ただし、ここでは60ポンドのフライトが朝9時に出発し、午後は時間が十分取れると仮定しているので、60ポンドの方を選んだことによる現地での滞在時間の減少は午前中のみになると仮定しています(この点はバランスの問題です)。

もっと簡単に言うと、4泊5日で行く場合に、初日の夕方出発の飛行機で行き、5日目の午前中出発の飛行機で帰ってくるような旅程だと実質観光に使えるのは丸三日です。であれば、2泊3日で、初日の早朝出発の飛行機で行き、3日目の夜発の飛行機で帰ってくれば、観光時間を大きくは失うことなく、2泊分のホテル代を節約できることになるというわけです。

ちなみに、早朝出発の飛行機だと、朝6時台、7時台出発のもので過去何度か行ったことがあります。マンチェスターシティセンター在住だと、National Express (コーチ)で4時過ぎに空港に着く便もありますし、ピカデリー駅から電車でも4時台、5時台にけっこう出ているので、意外と早朝に空港に行くことが可能です。それからタクシーがつかまれば、空港まで20ポンド弱で行けるので、少し高めになりますが便利ではあります(リバプール空港へは、マンチェスターピカデリー駅前から1時間に1本の割合で早朝からバスが出ています)。

もちろん、このような旅程を選んだ場合は前日に早めに寝るようにしないと、初日がけっこうしんどいことになるのは間違いありません。あとは体力とのバランスですね、、、


時間とお金は同じくらい大切ですからね、、、(どちらかと言えば時間の方が貴重だとは思いますが)

今回、フランクフルト、ニュルンベルク、シュトゥットガルトと、3都市のクリスマスマーケットに行ったわけですが、これらのクリスマスマーケットにフォーカスして比較してみたいと思います。

今回参考にさせて頂いたウェブサイトには、以下のような説明がありました。

ドイツのクリマルに行こう!

  • フランクフルト「レーマー広場で行われます」
  • ニュルンベルク「ドイツで最も有名です 」
  • シュトゥットガルト「世界最大のクリスマスマーケット」


ドイツ・クリスマスマーケット巡り

  • フランクフルト「ゲーテも見たクリスマス市」
  • ニュルンベルク「世界一有名なクリスマスマーケット」
  • シュトゥットガルト「屋根の飾りが可愛らしい世界最大のクリスマスマーケット」


フランクフルト


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屋台の上の飾りは意外とあっさりしています。


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屋根全体が飾られているタイプが多いようです。


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こちらも同様です。

ニュルンブルク


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店内は明るいものの、屋根は飾る気がないようです。


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メインの中央広場を上から見たところですが、屋根に関してはほとんどやる気が感じられません。


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シュトゥットガルト


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この写真からわかるかと思いますが、シュトゥットガルトは屋根のデコレーションに対するやる気が違います。


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次に各都市オリジナルを用意しているマグカップの比較です。


マグカップ比較


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フランクフルトのマグカップです。左のものは、マンチェスターのクリスマスマーケットでもらってきたものですが、実際フランクフルトでも同じものが使われていました。各都市1種類なのかと思っていましたが、2~3種類程度はあるようです。


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左がニュルンベルクのもので、右がシュトゥットガルトのものです。パッと見は似ていますが、各都市のシンボルが入っていたりして、独自色を出しています。


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こちらはシュトゥットガルトで入手したものです。グラスのものもあるんですね。


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上の写真だと透明でわかりづらいので、実際にグリューワインが入ったときの写真です。


ちなみに、このグリューワインのシステムですが、最初に4.5ユーロくらいの料金を払ってマグカップに入ったグリューワインを購入します。そして、飲み終わった後に、マグカップを持って帰りたければそのままもって帰ればいいし、マグカップが必要なければ返却することでデポジット分(2ユーロ程度)が返却されることになっています。


個人的に、この3都市のクリスマスマーケットのランキングを作るとしたら、、、

  1. ニュルンベルク
  2. シュトゥットガルト
  3. フランクフルト

ですかねぇ。ニュルンベルクと、シュトゥットガルトはかなり僅差です。

デコレーション的にはシュトゥットガルトが上を行くと思うのですが、ニュルンベルクで食べたソーセージ(パンも焼かれているもの)がおいしかったのが勝因でしょうか。クリスマスマーケットのまわりの雰囲気も、ニュルンベルクの方がよかったです(あくまで比較の問題です)。

フランクフルトのものは、マンチェスターのものと比べてもそれほどスゴイと思える点がなかった気がします。


ということで、クリスマスマーケット比較でした。

ドイツのクリスマスマーケットを見てこようと、フランクフルト、ニュルンベルク、シュトゥットガルトとまわって来ました。

マンチェスターに帰ってくると、普段は「ああ、また寒いところに帰ってきてしまった」と思うのですが、今回ばかりはマンチェスターが少し暖かくさえ感じられます。

帰ってきて、とりあえずTai Wuで夕飯を食べて、現在に至ります。


詳細は、また後ほど。

最終日は、午前中にメルセデス・ベンツ博物館へ行き、午後はルートヴィヒスブルク城へ行きました。

メルセデス・ベンツ博物館はシュトゥットガルト中央駅から、Sバーンで10分弱くらい行き、Gottlieb-Daimler-Stadion という駅から歩いて5~6分でした。


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メルセデス・ベンツ博物館の(おそらく)最寄り駅、Gottlieb-Daimler-Stadion 駅です。


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メルセデス・ベンツ博物館です。


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メルセデス・ベンツ博物館 その2です。


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メルセデス・ベンツ博物館 その3です。


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メルセデス・ベンツ博物館 その4です。


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メルセデス・ベンツ博物館 その5です。


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メルセデス・ベンツ博物館 その6です。


メルセデス・ベンツ博物館は、大人8ユーロ、学生が4ユーロですが、オーディオガイド(日本語あり)も充実していて、かなり見応えがあるのでオススメです。ここに入場した後に別れてしまったのですが、一緒に行った香港人のクラスメイトはおそらくかなりの時間を費やしたのではないかと思います。車好きの人であれば、一日いても飽きないかもしれません。

http://www.museum-mercedes-benz.com/?lang=en


一度、フランクフルト中央駅にもどってから、同じくSバーンでルードヴィヒスブルク・レジデンツ宮殿へ向かいました。この駅までは15分程度、そこからさらに歩くと15分くらいだと思います。ぼくらはあまり時間がなかったので、タクシーで行きましたが、5ユーロ程度でした。


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ルードヴィヒスブルク・レジデンツ宮殿です。ベルサイユを真似て建てられた城だそうで、思った以上に見ごたえがありました。


ここは基本的にガイドツアーでのみ、見学することができるのですが、ほとんどがドイツ語で行われ、英語によるツアーは毎日13:30にのみ行われていました。ぼくらはたまたま13:10くらいに到着したので、運よく英語のツアーに参加して中を見学することができました。


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ルードヴィヒスブルク・レジデンツ宮殿 その2です。


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ルードヴィヒスブルク・レジデンツ宮殿 その3です。


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ルードヴィヒスブルク・レジデンツ宮殿 その4です。


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ルードヴィヒスブルク・レジデンツ宮殿 その5です。


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ルードヴィヒスブルク・レジデンツ宮殿 その6です。


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ルードヴィヒスブルク・レジデンツ宮殿 その7です。時期が時期なので花は咲いていませんでしたが、立派な庭園でした。


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最後のお昼は、シュトゥットガルト中央駅構内にあったファーストフードのお店で食べました。このチキン、安くて(3ユーロちょっと)おいしかったです。


以上で、4日目も終了。飛行機に30分弱の遅れはあったものの、無事マンチェスターに帰ってきました。


ドイツはとにかく寒かったです。場所と時期にもよるでしょうが、マイナス8度くらいになるので、防寒対策はこれでもかというくらいにしていった方がよいと思います。マフラー、手袋はもちろんですが、使い捨てカイロなんかを持っていくとよいかもしれません。

それから行ってみて感じたことは、日本と並んで製造業が強いと言われているドイツですが、けっこう日本っぽいなぁ、と思うことがありました。都市間の電車(ICEやIC)は揺れが少なく快適、Sバーンなどの車内も清潔でゴミなどはちらかっていませんでした(ロンドンの地下鉄や、イギリス国内の電車と比べるとかなり印象は違うと思います)。それから、ゲーテハウスやメルセデス・ベンツ博物館などのオーディオガイドには、PDAが採用されていて、操作もしやすく、進んでいるのかなぁ、と思いました。それから、シュトゥットガルトで合流した香港人のクラスメイトが言っていたのですが、日本にあるような家電量販店があって、商品が充実していたそうです(ちなみに、イギリスの家電量販店の品揃えはかなり厳しいものがあります)。

それから、(イギリスとの比較になりますが)物価が安かったです。特に食費などは、日本の感覚に非常に近いのではないかと思いました。イギリスが高すぎるのかもしれませんが。


ということで、ドイツ旅行でした。


以下、ご参考まで。

クリスマスマーケットに関して参考にさせて頂いたページです。
ドイツのクリマルに行こう!
ドイツ・クリスマスマーケット巡り


今回も、地球の歩き方をかなり活用しました。ちなみに、お昼、夕食で行ったお店はほぼ全て地球の歩き方(2006年版)に載っていたお店です。

A14 地球の歩き方 ドイツ 2007~2008 (地球の歩き方 A 14)
地球の歩き方編集室
4478054053

2日目同様のパターンで、午前中はニュルンベルクを観光し、昼食後、シュトゥットガルトへ移動という一日でした。


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ホテルでの朝食です。前日は寝坊して食べ損ないました。宿泊代に朝食代込みだったのですが、、、


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ケーニヒ通りから見た聖ローレンツ教会です。


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聖ローレンツ教会を正面から見るとこんな感じです。


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おもちゃ屋さんで見つけました。木製の玩具が有名みたいですね。


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おもちゃ その2です。


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カイザーブルクにやってきました。


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カイザーブルク内の博物館で。


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カイザーブルク内にある塔の上からの眺めです。


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ルネッサンス時代の大画家 デューラーの家だそうです。中には入りませんでした。


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おもちゃ博物館です。こちらも時間的に厳しかったので、中には入らず。


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フラウエン教会の仕掛け時計です。1日1回、12:00に動き出すとのことだったので、見てきました。意外とあっけなかった気がします。


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お昼は聖ローレンツ教会のすぐ向かいにあるナッサウアー・ケラーというお店に行きました。


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ポテトのスープです。少ししょっぱかったです。


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ニュルンベルクソーセージの食べ納めです。

Nassauer Keller
Karolinenstr. 2,
90402 Nürnberg, Germany
0911/225967


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電車で揺られること約2時間、シュトゥットガルトに向かいます。


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シュトゥットガルト駅に着きました。


ここで香港人のクラスメイトとその彼女と合流しました。彼らはシュトゥットガルトのみに滞在していました。シュトゥットガルト駅内で待ち合わせをしたのですが、いまいちお互いの場所がわからず、携帯で連絡を取って無事に会うことができました。(海外であっても)SIMカードを差し替えるだけで、気軽に携帯が使えるので、とても便利です。


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シュトゥットガルトのクリスマスマーケットにやってきました。宮殿広場のあたりから、マルクト広場に向かって屋台が並んでいます。


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いろいろなものが売られています。


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かなりにぎわっていました。フランクフルトと比べると道が少し狭めだったのでそう感じたのかもしれませんが。


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メインとなるマルクト広場です。


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とりあえず、ソーセージを食べないと。ここでは、ハーフメーター(50cm)と書いてあるものを食べました(写真では、ソーセージが二つに折られて重なっています)。パン自体は特に手が加えられていなかったので、やはりニュルンベルクが一枚上手でした(ソーセージ自体はどこも大差ない気がします)。


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宮殿広場とマルクト広場の中間あたりだったような気がします。


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夕食は、マルクト広場から歩いて10分ちょっとのところにある、ツム・パウラーナーに行きました。

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3日目の夜になってやっとドイツビールを味わいました。飲みやすくておいしかったです。一緒に注文したポテトサラダのボリュームがけっこう多かったです。


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シュヴァイネブラーテンという豚肉のローストを食べました。普通においしかったです。


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宮殿広場の前にある中央郵便局なのか、ショッピングセンターなのか、いまいちよくわからなかったのですが、きれいな建物です。


ということで、3日目も終わりです。


午前中いっぱいフランクフルトを観光し、お昼を食べてからニュルンベルクに移動しました。


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マイン川にかかっているホルバイン橋です。橋の向こう側にはシュテーデル美術館などがあります。


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同じくマイン川です。フランクフルトは近代的なビルが立ち並ぶ都市でした。


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午前中のレーマー広場です。夜とはまた雰囲気が違います。


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旧市庁舎レーマーです。皇帝の広間カイザーザール(Kaisersaal)を見に行こうと思ったのですが、お休みでした。


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マギーというスープのお店に寄って、スープを買いました。


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ゲーテハウスとゲーテ博物館に行ってきました。


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このように、当時の部屋がそのまま残されています。ゲーテの家って、めちゃくちゃ名家なんですね。


昼食は、ここぞとばかりにまたもや日本食に行ってしまいました。


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ニュルンベルクやシュトゥットガルトでは期待できなかったので、日本食はこれで最後です。三越の近くにある、いろはというお店です。


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このサーロインステーキ定食が15ユーロでした。これ、ほんとにおいしかったです。ポンド換算で10ポンド程度でしょうか。安すぎませんか?イギリス在住者的には。

Iroha (いろは)
Bethmannstr. 33
60311 Frankfurt, Germany
+49 69 21994930

フランクフルトはユーロ圏内では、ロンドンに次ぐ金融の中心的な都市です。


ユーロと言えば、ECB(European Central Bank)です。これが欧州中央銀行の建物だそうです。ここで、あーだ、こーだ、言いながらユーロの金利を決定したりしているわけですね。


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フランクフルト駅前から、ECBの方へ向かうカイザー通りです。


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ICEでニュルンベルクへ向かいました。非常に快適な鉄道でした。一人46ユーロ、2時間ほどかかりました。マンチェスターまでのフライトと同じ時間ですね。


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ニュルンベルクの駅です。フランクフルトに引き続き、立派な駅です。


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ニュルンベルクのクリスマスマーケットにやってきました。


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フラウエン教会前の中央広場がメインの会場です。正面奥に見えるのがフラウエン教会、左手の塔が美しの泉です。


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早速食べました。写真ではわかりにくいですが、小さめのソーセージが3本挟まっています。パンにも火が通っていて、今回訪れた3都市の中ではニュルンベルクのソーセージが一番おいしかったです。


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夕食は、ブラートヴルストホイスレというお店に行ってみました(写真は、翌日の午前中に撮ったので明るくなっています)。


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ニュルンベルク名物のソーセージを食べました。


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隣に座っていた夫婦が、「ポークナックルは有名だから食べてみたら」と勧めてくれたので、食べてみました(3人でシェア)。おいしいのですが、ボリュームがありすぎです。


Bratwurst-Häusle
Rathausplatz 1
90403 Nürnberg, Germany
0911/227695


拡大地図を表示


ちょっと肉を食べすぎな気がします。


あまりに寒かったので、タクシーで宿まで帰ってきました。ニュルンベルクは、最高気温が1~2度で、最低気温がマイナス7~8度程度です(マンチェスターの気温から、さらに5~6度程度低くなったイメージでしょうか。フランクフルト、シュトゥットガルトもそれほど大差ありません)。

これ、むちゃくちゃ寒いです。あまりに寒いので、ニュルンベルクでダウンジャケットを買ってしまいました。セールをやっていて、10.49ユーロとかなり安かったのですが、これでもかなり快適になりました。ダウンジャケットって初めて着たのですが、あったかいんですね。

18日から3泊4日で、ドイツのクリスマスマーケットを訪ねる旅行に行ってきました。マンチェスターでもクリスマスマーケットは楽しめるのですが、本場も見てこようと思って行ってきました。

今回の旅程は以下の通りです。

  • 1日目

  • マンチェスター→フランクフルト (以下、移動時間。約2時間)

  • 2日目

  • フランクフルト→ニュルンベルク (約2時間)

  • 3日目

  • ニュルンベルク→シュトゥットガルト (約2時間)

  • 4日目

  • シュトゥットガルト→マンチェスター (約2時間)

マンチェスターから、フランクフルトおよびシュトゥットガルトはいずれも飛行機で2時間程度でした。かなり近いです。今回移動した、ドイツの都市間も約2時間(電車)でした。

メンバーは、クラスメイトのタイ人とぼくら夫婦で、シュトゥットガルトではクラスメイトの香港人とその彼女と合流することにしていました。


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フランクフルト駅です。


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ゲーテ像があったはずなのですが、修復のため移されてしまったようです。残念。(フランクフルトはゲーテの生まれた町だそうです。)


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きれいな建物だなぁ、と思って撮りました。後からガイドブックで知ったのですが、シュタイゲンベルガー・フランクフルター・ホーフというフランクフルトを代表する最高級ホテルだそうです。


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レーマー広場周辺で開かれているフランクフルトのクリスマスマーケットにやってきました。


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ということで、ソーセージです。


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早速ですが、食べました。味は、マンチェスターで食べたものとあまり変わらないような、、、


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グリューワインも飲みました。


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マンチェスターでのクリスマスマーケットと比較して、フランクフルトでは通路が広めにとってあるためか、あまり混んでいない印象を受けました。そういう意味では、マンチェスターの方が活気があるような印象を受けます。


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フランクフルト証券取引所です。夕飯を食べに行く途中で、目の前を通りました。一緒にいた人たちは、全く興味がなかったようですが。


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ブルさんだけでなく、ベアさんもいるんですね。どちらかと言うと、ブルさんが下を向いていて、ベアさんが上を向いているように見えなくもないのですが。


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夕食は、日本食を食べてしまいました。フランクフルト証券取引所から歩いて1分くらいでしょうか、ひげ松というお店です。


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手羽先の唐揚げです。


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ひげ松というにぎり寿司の盛り合わせです。25ユーロでした。


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おでんです。寒いフランクフルトでは、こういうの食べたくなります。


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茶碗蒸しも最高です。


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抹茶アイスまで食べてしまいました。

これだけ食べても、1人25ユーロくらいでした(お酒は一滴も飲んでいないのですが。お茶は無料でした)。ポンド換算すると、妙に安く感じてしまいます。本物の日本食が食べられるお店だと思います。

Higematsu
Meisengasse 11
60313 Frankfurt, Germany
069/280688

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ホテルの部屋から見たフランクフルトの駅前です。左手の大きな建物がフランクフルト駅です。


フランクフルトはとにかく寒かったです。マンチェスターより、よっぽど寒いです。


ということで、1日目終了です。

MBAステージも夏学期、秋学期と終わり、残るは最後のIBプロジェクト(International Business Project)のみとなりました。このプロジェクトのためには、自分たちでチームを作る(メンバーを選ぶ)のですが、モロッコに行っている間に、やっと6人目のメンバーが決まりました(ということで、モロッコでもけっこう頻繁にネットはチェックしていました。1時間120円程度でした)。

最終的なメンバーは、


  1. トリニダード&トバゴ人(男性、オペレーション)

  2. 香港人(女性、ファイナンス、北京語、広東語)

  3. タイ人(女性、アカウンティング、タイ語)

  4. 韓国人(男性、アントレプレナー、韓国語)

  5. 韓国人(女性、アカウンティング&ファイナンス、韓国語)

  6. 日本人(男性、ファイナンス、日本語)


ということで、一人を除きアジア人のチームとなりました。終わってみるまでは分かりませんが、意外と地域で固まることも大切なポイントになるのかもしれないと最近は思っています(この点については後ほど触れます)。

さて、このチーム決めについては今まで触れていませんでしたので、今年どのようなプロセスを経て最終的に決めたか、簡単に書いておきたいと思います。


2007年3月頃
Class of 2006や2007の方にお話を伺うと、早ければディプロマステージの12月頃(つまり、まさに今の時期です!)から動きがあると伺っていましたが、ぼくらの代(Class of 2008)は(気づいていなかっただけかもしれませんが)目立った動きは特になく、この3月頃から少しずつ動きがあったように思います。

この頃、ある四人組から誘われ、よさげなメンバーだったので一緒にIBプロジェクトをやることにしました。そして、とりあえずこの時点では、6人目を決めずに、追々いい人を探そう、ということになっていました。

上の5人組でどのくらいうまく動けるか、春学期のプロジェクト2で試してみよう、ということでプロジェクト2で一緒にやってみることにしました。ただし、一人はこの時すでに別のプロジェクト2のチームに入ってしまっていたため、実際には5人中4人が一緒のチームになり、他に2名加えて合計6人でプロジェクト2を行いました。


2007年6月頃
「この時期を逃すと6人目としていい人を取れないかもしれない」ということで少し焦り気味でしたが、春学期から参加していた韓国人が6人目として入り、これでIBプロジェクトのチームは確定したかに見えました。ところが、プロジェクト2が終了してみて、一緒にやった4人のうちのある一人(ここではAさんとしましょう)が、あまりチームワーカーではないことがわかりました。これに違和感を感じたぼくを含めた3人と、プロジェクト2では一緒にできなかった一人でいろいろ話し合った結果、このAさんと3ヶ月間にわたるフルタイムベースのIBプロジェクトを一緒にやるのは、厳しいのではないか、という結論になりました。

ここからが大変でした。一度一緒にやろうと約束したにもかかわらず、今さら君はぼくらとは合わない、とは面と向かっては言えません。結局、表面上はプロジェクト2で違和感を感じた3人がこのチームから抜ける、という話にしてこのチームを去るということを伝えました。つまり、Aさんを含む3人と分裂した恰好になったわけですが、このAさんが雰囲気を感じ取ってくれたのか、「そういうことならぼくが抜ける。そうすれば君らは一人を探せばいいだけだし、ぼくもどこか空きを探すだけだからお互いやりやすいだろう」と言ってくれ、結果的にはAさんのみが抜けることになりました。

この時は、Aさんが良いとか悪いとかではなく、仕事に対する取り組む姿勢、価値観といったものがぼくらのそれとは違うということを明確に伝え、このままIBプロジェクトをやってもお互いにハッピーではないだろう、といった主旨のことを伝えました。そして、Aさんも納得してくれて、最終的には「これは学習機会として受け止めるから、プロジェクト2での働き方について、お互いもっとダイレクトにフィードバックをしよう」と言ってくれました。

春学期終了以降にこのあたりはいろいろと話し合い、多くの人がインターンに行ってしまったこともあって、メールベースでのやり取りが中心になり、この件に関して最終的に結論が出たのは8月終わりくらいだったと思います。

2007年12月頃
9月以降、Aさんが抜けた分の最後の6人目を探しに行ったのですが、なかなかいい人を見つけることができませんでした。、いろいろ検討しているうちに、MBAステージの夏学期、秋学期のグループワークの経験などを踏まえて、最終的に6人目がつい先日になって決まったというわけです。

ちなみに、今現在でも全チームが確定しているわけではなく、まだチームに属していなかったり、4人組、5人組の状態にあるチームがあったりもしています。5人組であれば、チームとしては成立するのですが、最終的にどこにも入れなかった人が、学校側の要望により自動的に組み入れられてしまう可能性があります。なので、6人全員を確定させることがリスクヘッジの観点からは重要だと思われます。


チーム決定に際して重視したこと
上の話を読んで頂ければわかると思いますが、ぼくらがチームのメンバー決定に際して重視したことは、仕事に対する価値観であったり、チームワーカーかどうかという観点です。もちろん、スキルセット(マーケティング、ファイナンスなど)も重要ではあるのですが、それ以上に一緒に働いて無駄にストレスを感じないこと、の方が重要であると考えました。上を見ていただければ分かるように、ちょっとファイナンス偏重のチームになってしまいました。

また、メンバー決定に際してあまり言語のことは考えていなかったのですが、最近になってIBプロジェクトのプロジェクトブリーフ(概要)が徐々に発表になるにつれて、言語ってけっこう重要かも、と感じています。というのも、アジア中心のプロジェクトだと、チームに求める言語スキルとして、「Chinese 必須、Japanese オプショナル」などとけっこう書かれているのです。もちろん、ラテンアメリカを対象にしたプロジェクトもあり、そちらでは「スペイン語、ポルトガル語必須」などと書かれています。一方、アジア、ヨーロッパ、ラテンアメリカなどを網羅的にカバーするプロジェクトもあるようなので、そのような場合はあらゆる言語が必要になってきます。いずれにしろ、英語しか話せないネイティブスピーカー中心にチームを作ってしまうと、IBプロジェクトのチームとしては厳しいことになるかもしれません。


今まで約1年3ヶ月にわたって学んできた事の総決算がこのIBプロジェクトです。悔いのないように全力で取り組んでいきたいと思います。


最近、一つのエントリがちょっと長すぎですかね、、、

先々週は、なんとかGlobal Bankingのグループレポートをやっつけて、そのままモロッコに行き、帰ってからも日帰りでロンドンに行ったりしていたため、バタバタしていましたが、やっと落ち着いてきました。ということで、MBAステージの秋学期を簡単に振り返ってみたいと思います。

今学期の特徴は、何と言っても交換留学(Exchange Programme)だと思われます。クラスの半数近くの人が交換留学として、世界各地のスクールに行ってしまう反面、マンチェスターに残っていたとしても、世界各地のスクールから来ている同じMBAの学生の方と机を並べて勉強することができます。また同じマンチェスターでもエグゼクティブMBAの方も同じ授業を受けるので(これは夏学期も同様ですが)、そういった意味でも、ディプロマステージでの授業とは雰囲気が異なります。

今学期は以下の3科目を受講しました。


  1. Advanced Corporate Finance

  2. Corporate Reputation and Competiveness

  3. Innovation and Trends in Global Banking

Innovation and Trends in Global Banking のみ30単位相当で、他の2つは15単位分です。ということで、課題のボリュームとしてはこのGlobal Bankingが最も重かったのは間違いありません。以下、各科目について。

1. Advanced Corporate Finance

このエレクティブはディプロマステージで学んだコーポレートファイナンスをさらに発展させた内容として、以下の5つのテーマについて勉強しました。各テーマごとに担当する先生が異なり、それぞれ基本的に2コマずつのボリュームでした。

  1. Risk Management
  2. The interaction between investment and financing decisions
  3. Corporate Governance
  4. Initial Public Offerings and cross-listing
  5. Private Equity and Going public/private

ぼくの勝手なイメージだと、MBAで勉強するコーポレートファイナンスと言うと、「フリーキャッシュフローを作って、WACC計算して、NPVを求める」で終わってしまう気もするのです(ディプロマステージでのコーポレートファイナンスは確かにこの内容が大半を占めています)が、さらに進んだ内容としてこの科目はかなり勉強になりました。

Risk Management はデリバティブの基礎が中心で、為替リスクなどをどのようにヘッジするか、という話がメインだったので、個人的にはそれほど得るものはありませんでした。しかし、他のテーマに関してはどれも今まで知らなかった視点を学ぶことができたという意味においてかなりよかったです。

特にCorporate Governanceでは、元NYSE会長のリチャード・グラッソー氏の高額報酬についてのケーススタディを勉強し、アメリカにおけるシニアマネジメントの巨額報酬を知って(ニュース等で個別には知っていましたが、グローバル比較という意味で各国の比較を見たのは初めてでした)、驚きとともに、そこまで差があるというのは何かおかしいのではないかという気がしました。実はこのテーマについてもエントリを書こう、書こうと思っていたのですが、なかなか時間が取れずまだ書けていません。書く気力が起きたら、近いうちに書きたいと思います(試験が終わってしまうと、モチベーションが低下してしまって、、、)。

ちなみに、この科目の試験勉強(100%試験で評価されます)対策として、いくつかについて内容をまとめたエントリは以下の通りです。

2. Corporate Reputation and Competiveness

今学期、ファイナンスとはかなり遠い唯一の科目がこのコーポレートレピュテーションでした。視野を広げるにはとても参考になりました。

内容は以下の通りで、それに各種ケーススタディを加えたものでした。

  1. Reputation as a strategic framework: the reputation chain
  2. Measuring and managing reputation
  3. Crisis management
  4. Corporate Governance & Reputation
  5. Visual Identity
  6. The Reputation of Nations
  7. Employee branding
  8. E-Reputation
  9. CEO Reputation
  10. Managing Change in Reputation

この授業を担当したGary Davies教授たちによって開発されたCorporate Character Scale というフレームワークを中心に学びました。これは7つの次元(こちらに書きました)によって、Corporate Character(企業を人間のパーソナリティを使って表現するとどのようなものになるか)を認識しようとするものですが、外部の目(お客様の認識)と内部の目(マネジメントおよび従業員の認識)でどのように異なったCorporate Characterを持っているか、そしてそれらが異なった場合にどのようなことがわかるのか、などを勉強しました。

このCorporate Characterは、誤解を恐れずに言えば、企業文化を数値的に計測するものです。例えば企業が合併する前に、それぞれの企業内でCorporate Character Scaleを測定し、どの程度企業文化が異なるのかを知ることなどにも使えるようです。ひょっとしたら、M&Aのデューデリジェンスの際の一項目として、企業文化の測定が加えられる日が来るかもしれません。

評価は50%がグループプレゼン、残り50%が個人レポートになっています。グループプレゼンではクライシスマネジメント(危機管理)をテーマに、企業や国などを自分たちで選び、クライシスマネジメントについて分析するものでした。ぼくたちのグループでは、バービー人形を作っている米国のマテル社を取り上げ、2007年夏以降に起きた中国製品を中心とする一連のリコール騒動について分析をしました(これについてもあらためてご紹介できたらいいなぁ、と個人的には思っています)。このグループワークでは、6人のグループで半分の3人が交換留学で来ていた方だったのですが、そのうちの一人が突然ミーティングに来れなく(来なく?)なったりして、マナーとしていかがなものかと思うことがありました。もちろん、MBSでもたまにそういう人はいるのですが、どこのスクールでもそういう人はいるんだなぁ、と認識した次第です。

また個人課題の方は、自分が働いていた(いる)企業について、レピュテーションがどのようにマネージされているかを分析し、実践的な提案をしろ、というものです。締め切りは年明けなので、こちらはまだ取り組み始めたばかりです。

Corporate Reputation and Competitiveness
Gary Davies Rosa Chun Rui Vinhas Da Silva
041528743X

担当教授Gary Daviesの著書です。Corporate Character Scale等についてケースを交えて詳しく書かれています。ほぼ講義内容と同じです。

3. Innovation and Trends in Global Banking

この授業では、半分が通常の講義形式で、残り半分はスタンフォード大学が開発した銀行経営シミュレーションゲームでした。講義の方では、ファイナンシャルコングロマリット、ALM、デリバティブを使った金利リスクマネジメント、Basel IIなどのレギュレーション、プロジェクトファイナンス、テクノロジーとバンキング、プライベートエクイティなどを扱いました。

また評価は個人レポートが2本と、銀行経営ゲームに関するグループプレゼン、グループレポートとそれなりに盛りだくさんでした。評価に影響しないグループプレゼンなどもあり、他の2倍のクレジット(単位)だけあって、それなりにボリュームはありました。1つ目の個人レポートでは、ファイナンシャルコングロマリットを一つ選び、分析するというものです。過去5年分のパフォーマンスについていろいろな視点から分析したり、今年のサブプライム関連の影響を分析したり、けっこうしんどい内容でした。ぼくはせっかく英国にいることだしと思い、HSBCに関して分析しました。

2つめのレポートでは、基本的には香港ディズニーランドのプロジェクトファイナンスの評価を行うものです。予想入場者数などから、売上げ予測、キャッシュフローの計算をして、プロジェクトのファイナンスのレンダーとしてのチェース銀行の立場からプロジェクトを評価したり、香港政府やウォルトディズニーの立場から、プロジェクトを評価したり、といった内容でした。

銀行経営ゲームに関しては、毎週エントリを書いてきましたので、詳しくは以下をご覧頂ければと思います。リテールバンクの経営視点という意味では、とても勉強になりました。基本的には様々なパラメータを入力していくだけですが、バランスシートのあらゆる勘定を同時に管理しなければならない難しさを理解することができました。また最後のグループプレゼンでは、各グループの戦略が明らかにされるわけですが、自分たちとは違ったところを重視しているグループもあり、得るものがありました。


Modern Banking
Shelagh A. Heffernan
0470095008

バンキング全般について書かれています。


Dictionary of Banking Terms (Dictionary of Banking Terms)
Thomas P. Fitch
0764132636

この用語集は、バンキングの用語を調べるのにとても便利でした。


Commercial Banking: The Management of Risk
Benton E. Gup James W. Kolari
0471469491

コマーシャルバンクについて理解を深めるにはいい本だと思います。


International Project Analysis and Financing
Gerald Pollio
0333770870

プロジェクトファイナンスに関する本で、少し古めです。よい本なのかもしれませんが、あまり深くは読まなかったので何とも言えません。


Introduction to Project Finance (A Volume in the Essential Capital Markets Series)
Andrew Fight
075065905X

タイトルにある通り、イントロダクションということで基本的なことしか書かれていませんが、とても平易に書かれているためわかりやすいです。また最後にGlossaryもついているので、プロジェクトファイナンスの用語を調べるのにも便利でした。


プロジェクト・ファイナンス
小原 克馬
4322238017

プロジェクトファイナンスの全体像を理解するにはとても参考になりました。

ということで、秋学期(MBAステージ)でした。

残すはいよいよIBプロジェクトのみです。

イスラームの世界地図 (文春新書)
21世紀研究会
4166602241


イスラム金融を勉強するには、その前提となるイスラムの人たちを理解することが重要だろうと思って、読んでみました。はっきり言って、ぼくには宗教に対する理解は全くなかったのですが、まるで別世界で生きている人たちだな、と思いました。日本人で宗教活動に真剣に取り組んでいる人たちがどのくらいいるかわかりませんが、日本人にとっての宗教と、イスラームの人にとっての宗教は、まるで重みが違うんだと思います。

このことはマンチェスタービジネススクールでクラスメイトと話をしている時にも感じていたものですが、今回モロッコに行きながら、この本を読んでみることでずいぶんと理解が進んだ気がします(もともとゼロだったので、進むしかないのですが)。


現に、私たちが「原理主義者」とよぶ人びとの大半は、世界の多くの人たちと同じように、テロ活動に反対し、殺人は罪だと考えている。ちなみに、イスラームとは、「唯一の神アッラーに絶対服従する者」という意味だが、この言葉はサラーム(平和)から派生したものといわれている。 P.23

過激派テロリストとして指名手配されたオサマ・ビン・ラディンがアメリカのやりかたを強く非難するのは、彼らがこれまで、キリスト教徒中心の欧米の都合によって振り回され、利用されてきたという被害者意識があり、そのことに対する不満が鬱積しているからだ。 P.26

表面的にしか知らないと、「原理主義者=過激派」という勘違いをしかねませんが、テロ活動を行っている人たちは原理主義者の中でもごく一部の人であることをきちんと認識しなければなりませんね。

神による最後の教えは、アッラーの言葉そのもの、つまり、アラビア語によって伝えられたとされているので、アラビア語を読める者だけが神の教えを正しく理解できるのだ、と考えられている。 P.30

原理主義といわれる人びとは、自分たちがムハンマドと同じアラブ人であり、アラビア語が読めるから、ユダヤ教徒やキリスト教徒より神に近い存在だ、と思っているという。 P.31

アラビア語の理解ができないイスラム教徒の方がいたら、その方は他の方と比べて理解度が低いということになるんですね。これは宗教に限らず、文化を理解しようとする際にも同様のことが言えるのではないかと思います。

中東では、イスラームの教え、アラブというアイデンティティでまとまっているイスラーム教徒が、同胞の次に意識するのが国という単位だ。しかしそれも、政治形態の違いを意識するぐらいのレベルにとどまっているらしい。 P.34

日本人的感覚からすると、これは想像を絶する世界なのではないかと思います。日本人としては、国がまず先に来ますよね。そして、各出身地とか、各方言とかでしょうか。宗教的なつながりでコミュニティを意識する感覚は非常に低いのではないかと思います。

アラブでは国をまたいで同胞の意識が強いからこそ、次のような現象が起きるのでしょうね。

しかし、実際にイラクが攻撃されると、イスラーム圏の民衆レベルでは、フセインを勇気ある英雄として讃える声もおこってきた。ヨルダンでも、イラク支持のデモがおこった。興味深いのは、湾岸から遠く離れたモロッコ、アルジェリア、チュニジアといったマグリブ諸国、東ではパキスタン、マレーシアなどで、大規模なイラク支持のデモがおこなわれたことだった。 P.126

クラスメイトでモロッコ人とマレーシア人の夫婦がいるのですが、以前はなんでその国同士で結婚するんだろう?とか思っていました。でも、こうして考えると比較的自然な組み合わせにも思えてきます(ちなみに、クラスメイトであるマレーシア人の奥さんの方に、以前話を聞いたところ、結婚前はムスリムではなかったけど、結婚後改宗したそうです)。

  • 一 これ、外衣にすっぽりくるまったそこな者、
  • 二 さ、起きて警告せい。
  • 三 己が主はこれを讃えまつれ。
  • 四 己が衣はこれを浄めよ。
  • 五 穢れはこれを裂けよ。
  • 六 褒美ほしさに親切するな。
  • 七 (辛いことでも)主の御為めに堪え忍べ。
「コーラン 七四 外衣に身を包んだ男 第一~第七節」 P.169

モロッコでは、どこからともなく人がやってきて、突然、道案内されたり、目の前の建造物について説明され、一方的に、お金をくれ、と言われることがしばしばありましたが、これは上の六に反するような気がするのはぼくだけでしょうか。もちろん、喜捨という概念もあるので、微妙な気もしますが。

トルコには「魚は頭から腐る」という諺があるが、これはオスマン帝国の衰退について論じられるときに使われるらしい。支配階級から腐っていった、ということである。 P.198

今思うと、「会社は頭から腐る」はここから来ていたのでしょうか。いつの時代も同じようなことが起こっているんですね。だからこそ歴史を勉強する必要があるんだと思います。歴史という科目は、学校で勉強していた頃は暗記科目として嫌な思い出しかありませんが、最近はいろいろと勉強してみたいと思っています。勉強はやりたい時にやるのが、最も効率がいいと思います。

ただ、食べることが許されたウシやヒツジにしても、アッラーの名を唱えながら頚動脈を切るという手続きで処理された肉しか食べてはならない、ということになっている。こうした肉をハラール肉(許された肉)という。 P.219

ハラールですが、マンチェスターではそこらじゅうで見かけます。

コーランの内容は、聖書のように、精神面に訴えるというよりは、現実の生活についての一種の手引き書、原則、規準の書といった方がいいかもしれない。 P.49

たとえば、結婚は人生最大のイベントだが、日本人のように「愛し合っているのだから」というような考え方はアラブにはない。女性は、男性がどれだけ豊かで優れているのかをきちんと示してもらい、どのように妻の生涯を守り続けるのか、現実的に評価してからでないと結婚に踏み切らない。コーランにも、「立派に所定の金は支払って正式に結婚せよ」(四 女 第二十九節)と書かれている。 P.235

イスラム教って、けっこう実践的というか、現実的というか、そういった宗教なんですね。特に以前からイメージがあったわけではないのですが、この点に関してはちょっと意外でした。


ということで、良いとか悪いとかではなく、日本人的な常識は、世界の別の常識とは大きく違う(異なる)ことが多いということを念頭に置いておかないと海外の人とコミュニケーションする際には思わぬ誤解を生みかねないので、気をつけないといけませんね。

勉強になりました。

(追記)
イスラムの常識は、日本(この場合は西洋も)の非常識である典型的なニュースがありましたので追加しておきます。以下の4つのニュースでは、下にいくほどより詳細が書かれています。複数のメディアから同じニュースを読むことって、けっこう重要ですよね。

  1. 「むち打ち200回」のレイプ被害女性に恩赦 (イザ!)
  2. サウジ国王、性的暴行の被害女性に恩赦与える(ロイター)
  3. 集団レイプ被害者むち打ち刑…夫以外の男性と2人きり (ZAKZAK)
  4. Saudi king 'pardons rape victim' (BBC)
  5. Saudi king reportedly pardons rape victim (International Herald Tribune)
  6. Saudi King Abdullah spares rape victim from lashes(Times)

長いタイトルになってしまいました。エクイティデリバティブは「エクデリ」と略されることが多いと思います(株デリバって言う人もいるかもしれません)が、不動産デリバティブは何て略すんでしょうか?不デリ?不動産デリバ?それとも英語にして、プロデリ(Property Derivatives)?

それはさておき、久しぶりにエクデリがタイトルに含まれているニュースがファイナンシャルタイムズに載っていたので、ちょっと触れておきます。

次の記事は、洗練された投資家達はエクイティデリバティブを活用して、相場の方向性にベットするのではなく、相対パフォーマンスにベットしている、というお話です。直近ではラージキャップが、スモールもしくはミディアムキャップをアウトパフォームしていたそうで、エクデリを活用して収益を上げていたようです。

具体的にはどんなオプションを活用していたんでしょうね?スプレッドオプションとか、エクスチェンジオプションあたりを使っていたのでしょうか。まあ相対パフォーマンスにベットする形のデリバティブであれば何でもよいとは思うのですが。

Equity derivative trades on rise

By David Oakley

Published: December 11 2007 02:00 | Last updated: December 11 2007 02:00

Investors are increasingly using sophisticated equity derivative trades to bet on the stronger performance of large multinationals against their smaller rivals in the wake of the credit squeeze.

Large companies have outperformed small- and medium-sized companies on the equity markets since August as they are seen as a safer investment in times of uncertainty because of their stronger cash flows, solid growth and brand recognition.

For example, in the UK the FTSE 100 has outperformed its midcap sister the FTSE 250 by about 10 per cent since the start of August. The FTSE 100 has traded up by 3.1 per cent since then compared with the FTSE 250, which has fallen by 6.3 per cent.

By using equity derivatives options, investors can take a view on where an index will be in, say, six months' time, potentially allowing them to profit in the event of bigger-cap indices outperforming the smal-ler exchanges.

David Moroney, head of equity derivatives structured assets at Barclays Capital, said: "Investors are realising they can make money from betting on the comparison of performance between different markets, rather than taking a directional trade.

"This sophistication of investors has helped the equity derivatives market grow dramatically. We are seeing many investors using these relative value trades in the US and Europe," he added.

"Asian investors are also using them as their economies grow and they become more sophisticated."

Mr Moroney said bigger companies started to outperform around March and April as investors became increasingly nervous about the problems in the US housing market. This trend increased in July and Aug-ust as the crisis deepened.

Shaun Wainstein, head of equities and derivatives for BNP Paribas in London, added: "We have developed equity derivatives products based on the idea that large companies will outperform smaller companies.

"In fact, we created a very successful product for Italian retail investors that gave the retail clients a simple way to invest in this strategy. Logically, the credit crisis does help this trade. On average, larger companies will outperform smaller ones in times of uncertainty."

Nino Kjellman, head of equity derivatives trading at Deutsche Bank, agreed that this had been a popular trade in recent months.

According to Barclays Capital, globally big companies listed on the main exchanges have outperformed small- and medium-sized companies on the junior exchanges by 6.5 per cent this year.

Copyright The Financial Times Limited 2007

もとの記事はこちらから。
http://www.ft.com/cms/s/0/7d8fbc2c-a789-11dc-a25a-0000779fd2ac.html

次は不動産デリバティブです。こちらは(現物)不動産市場の下落を織り込んで、フォワード価格が下落しているそうです。特にUKの商業用不動産インデックスでの下落が顕著だとか。今年に入って日本では、首都圏の商業用不動産を中心にバブルになっているという話もちらほらありましたが、不動産価格の変動は商業用不動産から始まり、徐々に住宅用などに波及していくものなのでしょうか。

昨年から今年にかけて取引量が大幅に拡大していた不動産デリバティブ市場ですが、売り手ばかりで、需給が合わず流動性の低下懸念があるようです。相対取引中心だと、流動性が低下するときは取引所取引と比べると一気に低下してしまうと思うので、市場が収縮しなければよいと思うのですが、今後どうなるのでしょうか。

Property derivatives prices tumble

By David Oakley and Jim Pickard

Published: December 7 2007 02:54 | Last updated: December 7 2007 02:54

Property derivatives prices have fallen sharply in the past few months as confidence in the underlying market wanes.

The most dramatic turnround has been in UK commercial property derivatives, in which one-year forward prices have fallen to all-time lows. US commercial property derivatives have also fallen sharply as the underlying market weakens.

Rob Atkin, head of property derivatives at Tullett Prebon in London, said: “We are now at very low levels. The same can also be said in the residential property derivatives market.”

Phil Barker, senior vice-president of property derivatives at CBRE-GFI in New York, said: “Property derivatives swap prices have fallen in the US, but volumes trading are still healthy.”

Property derivatives - mainly swaps between total property returns and interest rates based on Libor - have seen a big jump in volumes this year.

In the UK, one-year forward prices are predicting an 8 per cent fall in total commercial property returns over the next 12 months, compared with predictions in March that the market would rise 6 per cent in the following year.

In the US, one-year forward prices are predicting a rise of 3 per cent in total commercial property returns compared with a rise of 9 per cent in July.

Property derivatives prices have also weakened in other markets, such as Germany, France and Hong Kong, which have seen their first trades this year.

Liquidity is fairly healthy in the UK, the world’s biggest market, according to brokers, helped to an extent by falling prices as participants can be found to bet on both sides of the trade.

With some property experts predicting the UK commercial market might fall as much as 15 per cent before stability is reached again, liquidity could suffer because participants want only to sell.

In the US, the market is in better shape, although liquidity could suffer if the underlying commercial property market, which has slowed from the peaks of last year, weakens further.

The growth of residential property derivatives has helped US volumes, in spite of the instability of the underlying housing market.

Mr Barker said: “We are predicting that the total notional value of the US commercial and residential derivatives market will exceed $1bn by the end of the 2007 compared with $50m at the start of the year.”

The UK residential property derivatives market, which is much smaller than the commercial sector, has also seen healthy volumes this year. It is predicting big falls in average house prices from £194,000 today to £184,000 this time next year - a 7 per cent fall.

The UK, which has more than £10bn of outstanding contracts in commercial property derivatives and about £4bn in residential property derivatives, is the biggest market in the world because of the quality of the statistics used for trading.

Copyright The Financial Times Limited 2007

http://www.ft.com/cms/s/0/4a14bdd2-a42f-11dc-a28d-0000779fd2ac.html


ひとりごとでした。

イスラム金融入門
吉田 悦章
4492443436

最近イスラム金融がかなり注目を集めていますが、個人的にも興味があったので読んでみました。他の類書は読んでいないのでなんとも言えませんが、イスラム金融の全体像を掴むには非常に良い本だと思います。最後に関連ウェブサイトのリンク集などもついているので、これを手始めに情報を集めるという意味においては役立つ本だと思います。


イスラム金融を最も端的に表すと、「イスラムの教義に適った金融」と定義することができる。 P.16

①金利という概念を用いない
②当該金融取引の関連する事業につき、シャリアに反するものは排除される
豚肉やアルコール、賭博、武器、ポルノといった事業と関係を持つことを禁止するもの P.17

イスラム金融は、「シャリア・ボードによってシャリア適格であるとのお墨付きを与えられた金融取引」と表現することもできる。 P.18

イスラム金融を簡単に説明すると上記のような説明になるようです。


イスラム金融が急成長を遂げている要因
①「オイルマネー」の影響
②イスラム社会固有の事情
1)信仰心を高めている→金融取引において宗教的要素の高まり
2)イスラム圏の高い人口増加率、北米などを含めイスラム教への改宗→ムスリム人口の増加
③イスラム金融が一般の金融に比して経済合理性がある場合も少なくなく、この点が非ムスリムを中心としたイスラム金融利用の拡大に影響
④イスラム金融業における供給面での整備の進展

オイルマネー以外にも、様々な事情によって市場の急成長が今後も見込まれているようです。潜在的な市場規模は4兆ドル程度で、現在はその1~2割程度だそうです。2020年くらいまでに、4兆ドル程度になるのであればかなりの成長率ですね。


シャリアが禁じるのは、資金対資金の異時点間取引の交換レートとして利子を用いることである。利子と呼ぶ部分はないにせよ、イスラム金融には、金融取引全体でみれば利子に相当するような部分があることが多い。 P.49

資金対資金の取引における上乗せ部分はリバー(利子)とみなされシャリア不適格となるが、商品取引や事業活動など実体を伴う取引を内包させることにより、リバーを伴わない、シャリア適格な金融取引が可能となる。 P.50

金利を禁止するとは言うものの、表面的には禁止しているように見えても、実質的には別の形で同様の効果をもたらす取引になっているようです。


取引の基本概念
①ムラバハ
ムラバハは、商品等の取引において、商品の買い手と売り手の間に銀行が介在して、売買を代行しつつ金融機能を果たすスキームである。 P.52

②ムダラバ
ムダラバは、出資者の資金をまとめ、事業家(運用者)が資金を投資・運用することで利潤を上げ、それを配当として出資者に還流するスキームである。 P.56

③ムシャラカ
ムシャラカは、共同出資のスキームである。一般金融における例を挙げれば、ベンチャーファンドによる出資に近いとみることもできるだろう。 P.58

④イスティナ
工業製品調達や建設プロジェクトなどにおいて、製品や建設案件に関する詳細指図を踏まえつつ、銀行の顧客である発注者に代わって銀行が業者に先払いする金融取引である。 P.61

⑤イジャラ
イジャラは、一般の金融でいうリースとほぼ同じ取引である。 P.63

いろいろありますね。こういう単語って、英単語以上に覚えにくい気がします、、、

とりあえず6日分の旅行記もアップし終わったので、最後に「買い物編」と題して、マラケシュでの価格交渉についての事例をまとめておきたいと思います。

宿、インターネットカフェ、現地ツアー、フナ広場の屋台などでは基本的に料金がきちんと書かれており、交渉の余地はありませんが、マラケシュのスークでは価格は基本的に明示されておらず、交渉次第でどうとでもなるようです。「ビンボープライス、ビンボープライス」とか言いながらも、現地人と比べたら、観光客向けにはかなりの値段をふっかけてきているものと思われます。今回、砂漠ツアーを通じて仲良くなった他の旅行者の方たちと、各自の買い物について当初価格、最終的な妥協価格に関して情報交換をしました。実際に買い物に行く前に、これらの実勢価格を把握しておくことが高値掴みを避ける重要なポイントではないかと思います(例えば、ある絨毯は2300DHと言われたものが、半額の1150DHで買えたそうです)。

実際、最初にどのくらいの価格が提示され、最終的にどのあたりまで下げることができたか、今回の旅行での例をご紹介したいと思います(以下ではおみやげとしてお渡しする物も含まれているため、一部指数化して表記しています)。


  1. ハガキ

  2. このハガキ、1枚5DHと明確に価格が書かれていました。それを承知で、交渉の練習と思って価格交渉してみました。3枚で15DHのところ、「5DHでどうだ?」と聞いてみたところ、「無理無理、、、」と言いながらも、1枚おまけでつけてくれました。ということで、1枚5DHから4DHへ、20%割引してもらうことに成功しました。

  3. バブーシュ

  4. まずいろいろ説明を受けました。マシン(機械)で作られたものか、ハンドメイドのものかで価格はまず異なり、さらにハンドメイドのものでも、外側のみならず内側にもステッチが入ったものはかなりクオリティが高いものであるため、価格が高くなると。それを踏まえたうえで、ぼくらが買ったのは内側にもステッチが入ったものだったのですが、2足買うことを伝えたところ1足あたり100(実際の価格ではなく、指数です)であると言われました。

    地球の歩き方に載っていた価格のレンジを念頭に置きながら、しぶとく交渉したところ1足あたり55(指数です)まで値下がりしました。ということで、当初の提示価格と比べて45%引きになりました。

    MoroccoGoods_005.jpg

    購入したものは、ベルベルスタイルだそうです。


  5. ミントティー(箱入り)

  6. このお店では、値引きしようとしたところ「うちはベルベルのお店だから、いつもデモクラティックプライスを提示していて、アラビックのお店と違って大きくは値引きできない」と言われました。そんなこと言われても、こちらからしてみたら、ベルベルとアラビックの違いはわかりません。

    当初、1箱100(実際の価格ではなく、指数です)であると言われました。3箱購入する意志があることを伝え、交渉したところ最終的には1箱あたり71まで下げてくれ、さらに小さなおまけを2つ(ベルベル?の口紅と、あかすりのようなもの)つけてくれました。

    ということで、29%引き+アルファにはなりました。

    MoroccoGoods_002.jpg


  7. ランプ

  8. ランプは3店舗ほどで価格を聞いたのですが、当初の提示価格は160DH、180DH、200DHとバラツキがありました。最終的に160DHと提示してきたお店で買うことにしたのですが、提示価格が安かったために当初考えていたものより一回り大きめのものを買うことにしました。ということで、スタート価格は180DHでした。このお店は良心的な価格を提示していることを多少自覚しているようで、大きくは値引きできない、と言うものの、最終的には140DHまで下げてくれたので、22%ほど値下げしてくれたことになります。

    ちなみに、当初180DHと言ってきたお店では、「おまえはいくらくらいで買いたいんだ?」と聞かれたときに、「30DH」と答えてみたところ、その後は完全にそっぽを向かれ、交渉の余地はなくなりました。あまりに低すぎる額を言うと決裂するようです。

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  9. スカーフ

  10. これは当初1つあたり180DHと言われたのですが、2枚買うことにして1枚あたり140DHまで下がりました。ということで、22%引きになりました。

    MoroccoGoods_003.jpg


  11. ジェラバ

  12. モロッコで日常的に着られている衣服です。クオリティにもよると思いますが、当初の提示価格で500DH~1200DH程度でした。500DHのものは200DHまで下げてくれましたが、結果的にはこのお店では購入しませんでした。

    たまたま見つけたあるお店では、すべての価格が明示されており、交渉は一切しませんと書かれていました。ところが、この価格がかなり良心的に設定されており、安いもので100DH程度からありました。ちょっと大量に買う必要があったので、970DH分購入したのですが、この大量購入が効いたのかこの店でも870DHに値下げしてくれました。この店の割引率は10%程度ですが、そもそもの価格がかなりまっとうなものだったので、個人的にはかなり満足度の高い買い物となりました。


ということで、以上の事例からもわかるように、当初価格の3割~4割程度は十分に値引き可能です。今回の経験から、もし次回マラケシュで交渉するとしたらどのように臨むかを考えてみると次のようになるかと思います。

  1. 複数の店で当初の提示価格を比較

  2. 同じ商品を複数の店で売っている場合は、2~3店くらいでとりあえず「おいくら?」と聞いてみます。そして、そこで止めておきます。さらなる価格交渉に入ってしまうと、途中で抜け出しにくくなるので当初価格を聞くのみにしておくのがよいかと思います。

  3. 最も安い店で交渉を開始

  4. 当初価格で最も安い価格を提示してきた店で交渉を開始します。たいていはむこうが「いくらだったら買いたいんだ?」と聞いてくるので、提示価格の4割~5割程度の価格をとりあえず言ってみるのがよいかと思います。そこから本格的な価格交渉開始です。

  5. 自分が満足できる価格であれば購入

  6. 自分のビッド価格にいつまでもこだわると結局購入することはできませんし、現地人に対してはもっと安いに違いないとか思ってしまっても、購入に至ることは難しいでしょう。自分がある程度納得できるなという価格であれば適当なところで妥協するしかありません。現地人価格と比べたら高いかもしれませんが、日本で輸入雑貨のお店とかで買うことと比べたら、それでも現地で買う場合はかなり格安になっているはずです。

交渉が破談になったとしても失うものはほとんど何もありません(同じようなものを売っている店はいくらでもあります)。思い切って、大胆に、強気で交渉していくことが成功の鍵かと思います。「ビンボープライス」とか言ってきた店に対しては、「アイムビンボー、プリーズ ディスカウント モア」とでも言ってやりましょう。

そういえば、もう6年くらい前ですが、北京に行ってあやしい掛け軸を買った際もこんな感じで交渉しながら買いました。当初価格の半額くらいで買った気がします。それでも、お店側としては十分に利益が出る水準だったんでしょうね。

7日から12日までアフリカの方へ行ってました。詳細はまた後ほど。


ちなみに、今回の旅行中に以下の2冊を読んでみました。イスラムを理解するのにそれなりに役立ったような気がします。それぞれの感想はまたあらためて。

イスラームの世界地図 (文春新書)
21世紀研究会
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イスラム金融入門
吉田 悦章
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最終日はスークでの買い物を中心にして、一日のんびりしました(と言っても、値段交渉が最大の山場なのでけっこう疲れるのですが)。


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まずは昨日と同じ朝ごはんからスタートです。


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泊まったホテルの内部です。これはリヤドに分類される宿なのでしょうか、いまいちわかっていません。


フナ広場からスークのあたりを通り、マラケシュ博物館に向かったのですが、途中で迷いました。困っていると、どこからともなく少年が現われ、マラケシュ博物館まで道案内をしてくれました。もちろん案内料として20DH(約300円)請求されましたが。


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本日の唯一の観光、マラケシュ博物館です。


Morocco6_007.jpgマラケシュ博物館のパティオ(中庭)です。


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お昼はマラケシュ博物館のカフェで食べました。このサンドイッチがけっこうなお値段(50DH=約750円)でした。ちなみに、カフェオレは15DH(約230円)だった気がします。


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こちらはトマト味のサーディーンのサンドイッチだそうです。


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昼食後、いよいよスークにて買い物を始めました。このような狭く人通りが多いところを時折、原付バイクが駆け抜けていきます。


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ベルベル?もしくはアラビック?の絨毯のお店です。


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とにかくいろいろなお店が並んでいました。


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フナ広場にてヘビを操る人たち。近くで写真を撮ろうとするとお金を請求されるそうなので、フナ広場付近にある屋上に設置されたカフェから撮ってみました。映画で見たことがるような、ラッパを吹きながらヘビを操る人たちが、フナ広場にはたくさんいました。


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同じくカフェから見たフナ広場です。まだ昼間なので閑散としています。


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夕方お腹が空いたので、フナ広場で早い時間帯から開いていたサンドイッチのお店で食べました。パンにゆで卵をつぶして塗り、その上にゆでたじゃがいもを載せたものです。シンプルですが、これがなかなかいけました。しかも、5DH(約75円)と格安!思わず2つ食べてしまいました。


ということで、5泊6日の、初めてのアフリカ大陸だったモロッコ旅行も終わりました。

ちなみに、マラケシュでは中級程度の宿(2人で一泊6000~7000円程度)に泊まりましたが、温かいお湯は一度も出ませんでした。すごくは冷たくないけど、それなりに冷たい水と、すごく冷たい水の2種類だったので、ほとんどシャワーすら浴びることができませんでした。生活インフラという面において、イギリスって先進国なんだなぁ、と思った次第です。


買い物の詳細についてはあらためて書きたいと思います。


いつも通り、今回も「地球の歩き方」にはお世話になりました。
E07 地球の歩き方 モロッコ 2008~2009 (地球の歩き方 E 7)
地球の歩き方編集室
4478054797

モロッコ滞在5日目になって、ようやくマラケシュをのんびり観光できました。この日は主に史跡見学でした。


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泊まったホテルの屋上です。ここで朝ごはんを食べました。


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朝ごはんです。これで一人30DH(約450円)でした。安いようにも思いますが、フナ広場での夕食の相場を考えると実はかなり高い気もします。


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マラケシュのシンボル、クトゥビアです。安宿街(メディナ)から歩いて5分くらいでしょうか。


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クトゥビアのすぐ裏側にあった庭園です。ガイドブックを見る限り、特に名前はついていないようですが。


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アグノウ門です。


このアグノウ門の前あたりで小学生くらいの子に、「英語話すか?」と聞かれ、「イエス」と答えると、突然「これはアグノウ門で、あちらに見えるのが何とかで、、、」と説明され、お金を要求されました。当初、勝手に話し始めたことだし、全く小銭を持っていなかったので、特jにお金を渡す気はなかったのですが、あまりにしつこいので、財布の中を見せてまで「小銭ないから!」と言い、「ユーロでいいなら少しあるけど?」と言ったのですが、モロッコのお金じゃなきゃダメだ、と言い張るので結局無視してそのまま観光を続けました。

ここマラケシュでは、こういう感じで突然道案内されたり、観光案内されたりして、気づくと後からお金を請求されることがしばしばありました。


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お昼は、初日に行ったエル・バジャというお店のすぐ隣にあるブリークというお店に行きました。


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書くまでもありませんが、パンとオリーブです。


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左側にあるのが肉の盛り合わせ一人前です。二人で飲み物込みで70~80DH(約1100円)くらいでした。


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サアード朝の墳墓群です。この日に限ったことかどうかはわかりませんが、14時半オープンでした。


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アル・マンスール王の墓だそうです。


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エル・バディ宮殿です。


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今は廃墟となっているエル・バディ宮殿の建物部分です。


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エル・バディ宮殿のテラスから見たマラケシュ市内です。


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バイア宮殿です。


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バイア宮殿からフナ広場の方に向かう路地です。スークのあたりはこれくらいか、もっと細い路地になっています。


夕食は、前日までのツアーに参加したメンバー10人(12人中の10人)で一緒にフナ広場の屋台で食べました。


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夕食はフナ広場の屋台で食べました。14番の魚のフライのお店です。


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これだけ食べて一人20DH(約300円)はかなり安いです。一緒にいたイギリス人は、UKのフライよりもうまい、と言ってました。確かに。


その後、みんなでパブのようなところに行き、ビールを飲みながらいろいろな話をして別れを惜しみました。最後にメールアドレスの交換をして、またどこかで会いましょう、と。

この2泊3日の砂漠ツアーに一緒に参加された方の話を聞いて思ったのは、外国人(過度な一般化?)の休みの取り方って、半端じゃないなぁ、ということ。あるイギリス人女性は転職していて、現在は次の仕事が始まるまでの6ヶ月のお休み。その間に旅行をしている、とか。また別のイギリス人女性はウェディングのカメラマンをしていて、11月から1月くらいはほとんど仕事が無いから休みだとか。そして、ハワイ在住のイギリス人とアメリカ人の夫婦は、不動産の仲介業をやっていたのだけど、そのビジネスを売却して現在は10月中旬から始めた旅行中だとか。もうしばらくモロッコにいて、その後はインド、タイなどを半年くらいかけてまわる予定で、その後の仕事については今のところまだ考えていないそうです。

人生とことん楽しんだ方がいいですね。もちろん少しでも人のお役に立つ仕事も一生懸命やりますが。

朝6時半に起きました(起こされました)。

他の人たちも、そろってあまり眠れなかった、と。ところが、ベルベル人のガイドの方はよく眠れた、と。やはり素人には難しいんですね。慣れたらある程度は快適になるのでしょうけど。


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泊まったテントです。各テント4名ずつでした。


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砂漠にもトイレはあるんですね。知りませんでした。


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サハラ砂漠での日の出(間近)です。


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砂漠です。


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ベルベル人のガイドさんに連れられて。


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前方に見えるのが出発地メルズーガだと思われます。ラクダツアーももうすぐ終わりです。


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メルズーガにもどってから朝食です。


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もちろんいつものパンもついてきます。


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ティネリールの町を上から眺めたところ(のはず)です。


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トドラ峡谷です。この絶壁はものすごい迫力でした。


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トドラ峡谷 その2です。


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お昼はトドラ峡谷の入口付近にあるお店で、ブロシェットを食べました。


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マラケシュへの帰り道 その1です(どこなのかはよくわかりません)。


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マラケシュへの帰り道 その2です(どこなのかはよくわかりません)。


あとはひたすらマラケシュまで帰るのみ。マラケシュに着いたのは22時を少し回ったあたりでした。疲れていたので、その後夕食に出かける気にもならず、この日の夕食は途中で買ったプリングルズ(40DH=約600円、高い!)のみでした。

3日目はいよいよサハラ砂漠に行って、ラクダに乗ります。

途中、ダデス峡谷、ティネリールに寄りました。


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泊まったホテルです。右側にあるのが、ツアーの車です。


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ダデス峡谷だと思われます。


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こちらもダデス峡谷あたりのはずです。


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ティネリールのオアシスです。


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ティネリールの町は、細い路地を中心に構成されていました。


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ガイドさんについて行き、気づくとこのような部屋に連れて行かれました。ミントティーが振舞われ、気づくとカーペットの売り込みが始まっていました。最終的には、イギリス人&アメリカ人夫婦およびポルトガル人夫婦が購入していました。


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お昼は途中にあったレストランで。味はご想像におまかせします。


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砂漠を目指して何も無いところをひたすら走ります。


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サハラ砂漠への入口、メルズーガに到着です。


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目の前に、サハラ砂漠とラクダがぁ~。今回モロッコに来るまでは、サハラ砂漠でラクダに乗ることになるとは、思ってもいませんでした。


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順番に記念撮影しています。


この後は、ラクダに乗ることで精一杯だったのと、すでに暗くなり始めていてスローシャッターにならざるを得なかったこともあって、ほとんど写真は撮れませんでした。奥さん曰く、馬よりもかなり揺れるとのことでした。

ラクダに乗ること1時間くらいでテントに到着です。


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夕食はテントの中で、タジンです。もちろんパンもありました。


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夕食後は、火を囲んで、ベルベル人のガイドさん(世話人)が歌を歌ってくれました。


テントの中で、毛布を2枚もらって眠るのですが、これがむちゃくちゃ寒かったです。使い捨てカイロを腰と足の裏につけたものの、上半身の方がかなり寒く、あまり熟睡はできませんでした(まあ一晩だからガマンできますが)。

ということで、初めてサハラ砂漠のテントの中で過ごした夜でした。

2日目からは現地の旅行会社がやっている2泊3日の砂漠ツアーに参加しました。


参加したのは、以下の旅行会社が行っているもので、参加費は参加人数に依存するのですが、6名以上集まれば一人950DH(約14000円)です。昼食や飲み物代を除く全てが含まれているので、かなりお手頃だと思われます(申し込みはEメールで事前にしておきました)。
http://www.saharaexpe.ma/

比較のために挙げておくと、以下のサイトからもマラケシュ発の砂漠ツアーに申し込みができますが、3倍近い料金設定になっています。ただし、モロッコ情報を入手するにはとても便利なサイトだと思います。
モロッコ旅のまよいかた


集合時間は朝の7時。宿を6時半頃出るからと前日に宿のレセプションに伝えたところ、通常の朝食は8時から12時だけど、6時にコーヒーとパンを用意しよう、と言ってくれました。この宿は朝食込みの料金だったこともあって、食べられないのは残念だなぁと思っていたところ、このように言ってくれたのはけっこううれしいものでした。しかし、これは見事に裏切られました。

朝6時少し前に起き、出発の準備をしていたものの朝食が用意できたという知らせは特に無く、また宿全体は静まり返っておりどこかで朝食を用意してくれている様子もありませんでした。朝食はあきらめ、完全に出発の準備をして6時40分くらいにチェックアウトしようとしたところ、レセプションにそもそも人がいませんでした。宿の人を呼ぼうにも、特に呼ぶためのボタンらしきものもなく、適当に内線ぽい電話をかけてみるもつながらず。特に決済することも無いので、そのまま出てしまおうと思ったのですが、なんと宿の正面玄関は鍵がかかっていて、内側からですら開けることができませんでした。これにはかなりあせりました。アイルランドでバスツアーに参加し損ねた経験が頭をよぎり、けっこう泣きそうになりながらも、とにかく宿内の他の出口、係りの人の居場所を探そうとしました。しかし、他のお客さんはまだ眠っていることもあってあまり大きな音を立てることもできず、、、

そして、ドアのところをゴソゴソやっていると、眠い目をこすりながらレセプションの人がやっと起きてきました。「ソーリー、ソーリー、、、」と。なんとか、鍵を開けてもらい、宿を出たのが6時50分を少し過ぎた頃。集合場所までダッシュです。なんとか7時数分過ぎに到着し、今回は事なきを得ました(というか、結局ツアーの人が来るのが遅く、出発したのは7時半過ぎでした)。

そんなこともありましたが、以下の砂漠ツアーは特に大きなトラブルも無くかなり楽しいものになりました。参加したメンバーは、イギリス人とアメリカ人の夫婦、ポルトガル人夫婦、イギリス人女性二人組、カナダ人とイギリス人の男性二人組、韓国人一人、メキシコ人一人、ぼくら日本人二人の12名でした。英語ネイティブ率が若干高めでした。


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マラケシュから車で1時間ちょっとでオート・アトラスのあたりに着きました。


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オート・アトラスその2です。


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オート・アトラスその3です。


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どんなところにもお土産屋さんはあるものですね。オート・アトラスの途中、眺めがよいところで。


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さらに1時間近く走ったでしょうか、アイト・ベン・ハッドゥに到着しました。


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このアイト・ベン・ハッドゥは、「アラビアのロレンス」「ナイルの宝石」などいろいろな映画の撮影で使われている場所だそうです。


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お昼はワルザザートのレストランで食べました。日本語メニュー完備です。


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まずはサラダです。まあ普通です。


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メインのブロシェットです。ブロシェット食べすぎですかね、、、


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デザートのお菓子ですが、茶色い方はけっこう甘かったです。白いのと一緒に食べるんですかね、、、


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フルーツは見た目どおりです。このセットは98DH(約1400円)ということで、旅行者向け割高プライスだったと思われます。


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ダデス川のはずです。


かなり足が長くなってます、影としては。


この後はひたすらホテルへ向かって移動だったはずです(目が覚めたらホテルでした)。


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夕食のスープです。これ以外にもタジンといつものパンが出ました(写真撮り損ないました)。

ということで、2日目も終了。ツアーの初日はけっこう普通のホテルに宿泊です。

初めてアフリカ大陸に足を踏み入れてきました。

モロッコのマラケシュを中心に、サハラ砂漠の方まで行ってきました。滞在中は、日本人(アジア人?)を見ると、すぐに「コンニチハ。ビンボープライス、ビンボープライス。ミルダケタダ、ミルダケタダ!」とやたら日本語で話しかけられました。日本人の観光客自体めちゃくちゃ多いというわけではないようですが、それでも他のアジア人と比べたら郡を抜いて多いのでしょう。ちなみに、旅行中見かけた日本人は2組ほどでした。今まで行ったヨーロッパの都市と比べたらかなり少ない方です。


今回の旅程は以下の通りです。


  • 1日目

  • マンチェスター→マラケシュ
  • 2日目

  • 2泊3日の砂漠ツアーに参加。マラケシュ→アイト・ベン・ハッドゥ→ワルザサード→ダデス峡谷
  • 3日目

  • (おそらく)ダデス峡谷付近→ティネリール→エルフード→メルズーガ→サハラ砂漠のテント泊
  • 4日目

  • サハラ砂漠→メルズーガ→リッサニ→エルフード→ティネリール→トドラ峡谷→ワルザサード→マラケシュ
  • 5日目

  • マラケシュ観光
  • 6日目

  • マラケシュ観光→マンチェスター


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マラケシュの空港です。マンチェスターから直行便で約4時間でした。


マラケシュ空港から旧市街(メディナ)のRiad(宿)までは、予約した宿に事前にタクシーを手配してもらっていたのですが、150DH(ディラハム) or 15ユーロでした。これが相場と比べて高いのか安いのかいまいちわからなかったし、空港から市内までタクシー以外に交通手段がないとのことだったので、そのままお願いしたのですが、実勢価格の2倍以上だったようです。帰る際のタクシー(市内から空港)は半額以下の70DHでした(これでも現地人価格と比べたらまだ高いかもしれません)。

そして、おろされたのがマラケシュの安宿街と呼ばれる地域の入口付近。その先は道が細すぎてタクシーでは行けないとのこと。タクシーが止まった瞬間、どこからともなく宿までの道案内をするという人が現われました。20DH(約290円)で宿まで連れて行く、と言われ、とりあえず宿に行きたかったのでだまってついて行きました。宿まで行ってみると、確かにこの案内人なくしてはたどり着けそうに無いところにありました。

タクシーを降りる前に、この道案内に対して15DHに負けてくれと伝え、OKと言われたのですが、実際支払いの段階になって、20DH紙幣しか持っていなかったため、20DHを渡すとそのままおつりをくれることもなく、行ってしまいました(この後の経験でわかったのですが、このあたりには観光客相手に道案内をする人がたくさんいて、相場は20DHと決まっているようです)。

そして、Riad(宿) にチェックイン後、次の日から参加する砂漠ツアーの旅行会社にツアー料金を支払いに行き、それが済むと、やっとお昼です。


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地球の歩き方 モロッコ 2006~2007(最新版は2008~2009)に載っていたエル・バジャというお店へ。


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このパンですが、今回の旅行中、ほぼ毎食ついてきました。シンプルな味でそれなりにおいしいパンなのですが、朝も昼も夜もとなると、さすがに飽きてしまいます。


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タジンです。


Morocco_008.jpgブロシェットと呼ばれるケバブ(?)、カバブ(?)、シシカバブ(?)の盛り合わせです。


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クスクスです。

これらに飲み物(コーラか、水)をつけて、2人で100DH(ディラハム)(=約1450円)弱でした。物価は基本的に安いです。

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その後はマラケシュの旧市街(メディナ)あたりをぶらぶらしてました。マンチェスターと比べたら日中はかなり暖かいです。


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メディナの中心、ジャマ・エル・フナ広場です。夕方から徐々に屋台が出始めて、0時過ぎまでにぎやかなようです。これが毎日行われているそうで、すごいところだと思います。


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ナッツなどを売っているお店や


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オレンジジュースを売っているお店など、とにかくいろいろな屋台が並んでいます。オレンジジュースは、1杯3DH(約45円)で、36番のお店と44番のお店で飲みましたが、44番のお店の方がおいしかったです。


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夕方になって、ジャマ・エル・フナ広場がかなりにぎやかになってきました。


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ジャマ・エル・フナ広場近くにあるランプを売っているお店です。


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夕食はこちらの屋台で食べました。


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やっぱり出てきます。


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本日2回目のブロシェットです。


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イカのフライとオリーブです。夕食も二人で110DH(約1600円)と非常にリーズナブルでした。


ということで、1日目終了です。


3週間ほど前に行ったウェッジウッドビジターセンターで、作った作品が到着しました。2週間程度との話でしたが、3週間ほどかかりました。まあ、無事に到着しただけでも上出来でしょう。


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全部で3つ作りました。いかにもウェッジウッドって雰囲気の色ですよね。


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これはぼくが作った湯飲みです。湯飲みのつもりで作ったのですが、いまいちお茶を飲む気になれない雰囲気がただよっています。どうしよう、、、


ということで、比較的近くに住んでいる方は訪れる価値があるかと思います。お試しあれ。

グローバルバンキングのグループレポートをやっています。4人グループなのですが、一人はインターンシップの最中であるためロンドンに。もう一人は別の授業が今週から始まっており、そちらのグループワークで忙しくなって、あまりこちらに時間を使えず。結果的に、ぼくともう一人の日本人の方が残ってやっているわけです(日本語でできるのでそういう意味ではラクなのですが、、、)。

ぼくの場合、この日に締め切りがあるから、その前2、3日はできるだけ予定をあけておこう、とか考えてスケジュールを立てるのですが、彼らにはそういった発想がないのでしょうか、、、

先ほどになって、インターンシップ中の人が送ってきた部分が実はまだ分析がかなり甘いことが発覚。結局、その部分はやり直しました。

早く提出してしまいたいものです、、、

MBA留学することになり、その準備のために再度英語の勉強をし、そして実際に留学してから1年半くらい経つわけですが、いまだに英語はいまいちという気がします。少しは上達するかなぁ、と淡い期待を抱いてはいたものの、その期待は見事に裏切られているのかなぁ、という気がします。

もちろん、こちらに来た当初と比べれば、それでも多少なりとも上達したのかなぁ、という気もします。英語力がついたというより、英語のコミュニケーションに対して度胸がついた、と言った方が適切かもしれませんが。松本大さんがご自身のコラムで、まさにぼくが以前から感じていたことを書かれていたので以下ご紹介します(一部引用にしようかとも思ったのですが、それほど長くないので全文引用させて頂きます)。


英語 <松本大のつぶやき>

2007年11月06日

 私は嘗て英語がとても苦手でした。今も、世間的には得意な方に分類されるようになったかとも思うのですが、自分としては引き続き大きな弱点で、コンプレックスを感じています。嘗て、なんとか一応のコミュニケーションが出来るようになった頃、当時の会社の同僚や上司に、「英語上手いね。」と云われ、私が「いや、英語では自分の考えていることの70%しか表現できないんだ。」と返すと、「ノー、ノー、ノー。お前の英語は完璧だよ。100%理解できるよ。」と答えられ、自分の70%をして100%と認識されていることを知り、なんとも悲しいと云うか、無力感を憶えた日々を今でも鮮明に憶えています。

 そしてその気持ちは、今でも基本的に変わりはありません。週末にマーク・トウェインの短編集を買いました。ペーパー・バックの、簡単な内容のもので、アメリカ人であれば恐らくみんなよく知っている話であり、小学生でも読める本でしょう。しかしたった3ページくらいの短編の中にも、5つぐらいは知らない単語が出てきます。これが私の実力です。話し言葉であれば、日常生活で使う言葉の延べ使用数の中では、恐らく知らない言葉は1%程度で、ユニーク単語数で云うと、直感で云って3%ぐらい知らない言葉があり、普段はアメリカ人は使わないが必ず知っている言葉で、本の中や、或いはちょっと畏まった場面、スピーチやちょっと気を利かせたことを云う場合に使う言葉となると、さぁどうでしょう、10%ぐらい知らないと思います。この少し知らないことが、人の雰囲気、重み、味、云々に、多大な影響を及ぼすと思うのです。科学の難しい話や、文化や、哲学的な話、或いは古典の教養に亘るような話になると、語学力は一気に50%を下回ってきます。

 しかし人の大切なニュアンスは、そんなところにあるものと思われるので、そこが一切切り落とされてしまうと、かなり寂しいものがあります。時間を見つけては先ずはマーク・トウェインを読み、現地小学生程度の単語力は養っていきたいと、そう思っています。まぁそんな重苦しいことを考えを抜きにしても、マーク・トウェインの短編は掛け値なしに面白いものです。私はやんちゃが大好きなので、そんな思いを想い出しながら、少しずつ読んでいきたいと思います。

もとの記事はこちらから。
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/archives/008359.html


もちろん、松本大さんの英語力はぼくのそれとは比べものにならないくらい高いものだと思われますが、そんな方でもこういったことを感じられるんだなぁ、と思いました。

普段の何気ない会話でちょっとした冗談を言ったり、プレゼンを滑らかにするためのちょっとした表現だったり、そういったちょっとしたことが非常に重要なのではないかと思います。自分で言えたり、相手のニュアンスをきちんと感じ取ったり。そして、それが自由にできるようにならないと、なんかむなしく、さびしかったりするのです。

もちろんビジネス上のコミュニケーションを英語でやれと言われれば、昔と比べればずいぶん上達した気もしますし、ある程度自分の意志は伝えられる気がします。だけど、人と人のコミュニケーションって、それだけではないですよね。ぼくの場合、日本語を話しているときのキャラと、英語を話しているときのキャラがけっこう違っているのではないか、という気がします(実際のところよくわかりませんが)。パーソナリティって、個人特有のものだと思いますが、その表現ツール(今の場合、言語)が原因で、きちんと伝えられない場合、ゆがんだ形で伝えられてしまうのだと思います。一方、相手の言っていることをニュアンスまで含めで理解できないと、コミュニケーションがぎこちないものになってしまいます。ぼくの場合、英語と日本語でこの差が非常に大きい気がします(まあ、日本語もあまり得意ではないのですが)。


最近、受けたコーポレートレピュテーションの授業で、MBSで研究、開発されたCorporate Character Scaleというものを勉強しました。簡単に言うと、企業の特徴を、人間のキャラクターを表わす形容詞で表現しよう、というものです。具体的には、以下の7つの次元で数値化を行い、企業の特徴を理解しようというものです。

以下の単語、どのくらいわかりますか?

  1. Agreeableness

    • Warmth

    • Cheerful, Pleasant, Open, Straightforward

    • Empathy

    • Concerned, Reassuring, Supportive, Agreeable

    • Integrity

    • Honest, Sincere, Socially Responsible, Trustworthy

  2. Enterprise

    • Modernity

    • Cool, Trendy, Young

    • Adventure

    • Imaginative, Up to Date, Exciting, Innovative

    • Boldness

    • Extrovert, Daring

  3. Competence

    • Conscientiousness

    • Reliable, Secure, Hardworking

    • Drive

    • Ambitious, Achievement Oriented, Leading

    • Technocracy

    • Technical, Corporate

  4. Chic

    • Elegance

    • Charming, Stylish, Elegant

    • Prestige

    • Prestigious, Exclusive, Refined

    • Snobbery

    • Snobby, Elitist

  5. Ruthlessness

    • Egotism

    • Arrogant, Aggressive, Selfish

    • Dominance

    • Inward Looking, Authoritarian, Controlling

  6. Machismo

  7. Masculine, Tough, Rugged

  8. Informality

  9. Casual, Simple, Easy going


もちろん、辞書を引けばその表面的な意味は載っているのですが、これらの語に対するぼくらの理解(その語に対するイメージ)と、ネイティブの理解がどの程度一致しているのかはわかりません。このあたりの微妙なニュアンスがわかるようになるためには、松本大さんがされているように、地道な努力を続けていくしかないんでしょうね。

最近は、単語の意味って、「こういう時にこういう単語(表現)を使うんだ。へぇ~」という経験の蓄積効果でしか習得できないのではないかと、思ったりします。もちろん、固有名詞は別ですけど。

英語(に限らず外国語)って、難しいですよね、ほんとに。


(参考)
Corporate Reputation および Corporate Character Scale にご興味のある方は、以下のテキストをご覧下さい。

Corporate Reputation and Competitiveness
Gary Davies Rosa Chun Rui Vinhas Da Silva
041528743X

ここ数日、かなりバタバタしてました。

金、土とコーポレートレピュテーションの授業がそれぞれ丸一日あり、しかも土曜日はグループプレゼンがあったので、先週はなんとなくその準備で忙しめ。

土曜日、授業が終わった後に交換留学で来ている方も一緒に、日本人で今学期の打ち上げ。けっこう帰りが遅くなりました。

日曜日は、次の日(今日、月曜日)にやる予定のグローバルバンキングのグループプレゼンの準備。午前中は一人で自分の部分の準備をし、午後からグループのメンバーと準備。インド人のクラスメイトは体調不良で早めに帰宅。

相変わらず、チームワークという言葉を知らないメンバーもいて、「自分の分は終わったから」と言って勝手にミーティングから去ってしまう人約1名。

後になって、そのできたと言っていた部分を見直してみると、できてない、、、電話をかけて再度召集。22時ごろからあーだ、こーだ、言いながら、修正をお願いするも、途中からなぜか逆ギレされ、「こんなのどうやって分析するのよ!わからないわ!」みたいな、、、

っていうか、プレゼンの前日になって、それはないでしょう!今まで十分時間があったはずなのに、、、(なんとなくわかってはいたのですが、インターン中で忙しそうにしていたため、突っ込むに突っ込めず、、、)

(残ったぼくらが)泣きそうになりながらも作業を続け、なんとか終わったのが1時過ぎ。結局最後まで残ったのは、日本人2人(4人中ですが)。

その後、家に帰ってから自分のところでスライドを一枚作り忘れていたことに気づく。サクッと作って、寝たのが2時半くらい。

6時に起きようとしたものの、2日連続で睡眠時間が短かめだったために、起きれず、結局7時ごろ起きる。8時から、学校で簡単なリハーサルをやって、9時からプレゼン開始。なんとか、終了。

あくまで比較の問題ですが、終わってみれば悪くない出来。


ということで、現在に至ります。


今晩は少し休むとして、明日からはバンキングのグループレポート。締め切りは金曜日であるものの、なんとか水曜日中には提出したい、、、


とりあえず、こんなところです。少し疲れました。


少しMBAっぽいですかね?そんなことないか、、、マルチカルチュラルって大変なんです。

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