頭のいい段取りの技術

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頭のいい段取りの技術
藤沢 晃治
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この本を読んでまず思ったことは、いい意味で「日本人っぽいなぁ」ということです。やっぱりそうだよなぁ、と。

現在のMBAではかなりマルチナショナルな環境ですが、そもそも段取りという発想を持っている人はほとんどいません。比較的近くのアジア人も含めて、段取りという言葉が辞書にないような気がします。それでも、もちろん物事は進んでいくのですが、日本の環境に慣れていると当初は非常に違和感を感じました(今でも?)。

さて、本の中身です。


漠然と「英語を話したいな~」と思いながら、勉強している人がいます。何年かけても一向に成果が上がらない。こんな人には、自分が到達したいゴールが見えていない、あるいは決めていないのです。そして、さらに自分の現在地も見えていないのでは、完全な「効率オンチ」です。

これこそが、段取りの悪い人の典型です。私は、そういう人を見ると、何でこんなムダなことをしているんだろう!?と不思議に思います。 P.26

特に、英語の場合は、こういう人が多い気がします。「とりあえず、英語をやっておこう。いつか役に立つだろうから」みたいな。将来の目標達成に向けて本当に英語が必要ならともかく、なんとなくでやっていてもほとんど意味がないと思います。


仕事の時間短縮の基本は、できるだけ並列処理を増やすことです。 P.51

人に仕事を振る、何かをしながら別のこともやる、など並列処理の方法はいろいろありますね。例えば、移動時間なんかは並列処理に向いてますね。


「もし、この期限までに応答してこなかった場合、承諾したとみなしますからね」
では角が立ちます。「もし、賛成でしたら、ご返信は不要です」のほうが柔らかいでしょう。

事実上、全く同じことを意味するなら、相手の反発を買わない表現を選ぶほうが得策です。 P.68

こういったことがうまくできるようになるためには、日本語の言いまわしをいろいろ知らなければなりませんね。英語だと、かなりきつい気がします、、、とりあえず、would, could, might などをたくさん使うんですかね、、、


「コミュニケーション量とは、情報の発信量ではなく、”受信量”である。」 P.139

自分の意図をまず正しく相手に向かって発することができ、それを受けた相手が正しく解釈できて始めてコミュニケートできるわけですね。つまり、かけ算で伝達量は決まってくるということですね。相手が理解しやすいような適切な表現を選ばなければなりません。


他にもさまざまな段取り術が載っていて、一度は目を通しておいて損はない本だと思います。






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