2008年3月アーカイブ

4月5日の朝の飛行で日本に帰るので、数えてみれば、あと4日くらいしかマンチェスターにいないことになります(サマータイムが始まったこともあって、感覚的には帰国が1時間ほど早まりました)。まだあまり帰るという実感がわかないのですが、そんなものなのでしょうか。

ここ数日あったことを簡単に書いておきます。

昨年同様、MBA Ballに参加してきました。学校主催のオフィシャルなパーティーです。Class of 2008 の中から見事ベストスチューデントに選ばれたのは、日本人のSさんでした。すばらしい!おめでとうございます。

それから食事の方ですが、いつも通りというか、ブリティッシュでした。

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ぼくらは0時半頃帰ったのですが、昨日IBプロジェクトのメンバーであるトリニダード&トバゴ人と会って話した時に、彼は3時半に帰ったそうで、「おまえは帰るのが早すぎる」と言われました。踊るのが好きであればいいのでしょうが、踊るのが好きでないとけっこうしんどいものです。


それから、日曜日はbancho55aさんがロンドンからわざわざマンチェスターまで来てくださったので、マンチェスター(シティセンターでは、市庁舎と図書館だけ)というよりも、サルフォードの方を奥さんとご案内してきました。

bancho55aさんは、現在ロンドンで働かれているので、ロンドンでのお仕事や外資系企業にもかかわらず社員旅行があるというお話を伺うことができました。


また話変わりますが、日々電化製品が我が家から消えていっています。こちらで購入したものは、日本では使えないのでこちらでどなたかに使って頂くのが一番です。ということで、ついに我が家から固定電話もなくなりました。テレビまわりや、電気スタンド、加湿器など、お譲りする予定のものは引き取って頂く方をなんとかすべて見つけることができ、ここ最近は毎日少しずつ減っていっています。

最後にIBプロジェクトですが、日曜日の深夜にフォーマットと図表番号などをぼくが直し、再度スーパーバイザー(指導教官)に提出しました。そして、本日月曜日の夕方にスーパーバイザーから返信が来たのですが、

「前回よりはずっといいけど、まだ少し直すところがある」

と言われています。このままずるずると続けるわけにもいかないので、残りの作業はそれほど多くないこともあり、マンチェスターにもうしばらくいる予定のメンバーにお願いすることにしました。もちろん、必要があればぼくも作業に加わりますが、今週から来週にかけてはあまりゆっくり作業する時間が取れそうに無いので、かなり厳しそうです。

とりあえず、最近あったことは、こんなところでしょうか。

こちらに来てから苦労しつつ開いたING Directの口座ですが、やはりUKの住所を持っていない人は口座を維持できないことがわかりました。先ほど電話をしたところ、住所がないとダメだ、とハッキリ言われました。

ということで、残念ながら口座を閉じる手続きを行いました。維持する予定のバークレイズ銀行の口座の方に残高はすべて送金してくれるそうです。このあたりの手続きもうまくいくとよいのですが。


さて、話変わりますが、現在帰国後の携帯電話をどれにしようか悩んでいます(そんなことに悩む暇があったらもっと他の事に時間を使え!と言われてしまいそうですが)。

現在の筆頭候補は、販売開始したばかりのイーモバイルからのスマートフォンです。

EMONSTER (S11HT)

とりあえず、よさそうな点は以下の点でしょうか。

  • 無線LAN対応で、しかも上限料金があるので料金的に気にせずインターネットを使うことができる
  • Bluetoothのモデムとして使うことができる
  • 今後、日本から海外にどれくらい行く機会があるかわかりませんが、SIMフリーのGSM携帯として動作するのは便利そう
  • 電話の基本料金が無料

一方、ちょっとどうなのかなぁ、と思う点は、低い人口カバー率とおサイフケータイ未対応ということでしょうか。人口カバー率の低さは、どうせほとんど東京にしかいないだろうし、あまり問題にはならないだろう、と思っています。おサイフケータイはどうなんでしょう?みなさんどれくらい使っているのでしょうか。やっぱりあった方が便利なんですかね。他の電子マネー(PASMOとか)で、どのくらい代用できるのでしょうか。


それから、大手三社は相変わらず料金体系が複雑で、なかなか検討する気になりません。しかも、個人的には興味ないワンセグとかの機能がついていてもまったく魅力的ではないですし。S11HTのQVGAに比べて、VGAであることはいいなぁ、とは思いますが。

さらに、イーモバイルの場合だけかもしれませんが、ADSLとのセット割引があったりして、携帯とADSLを切り離して検討しにくくなっているので、料金比較がなかなか難しいなぁと思っています。さらにノートパソコンも購入する予定なので、購入の際にセットで割引とかがあったりすると、そちらも検討した方がいいのかなぁ、とか思ってみたり。さらにイーモバイルを使う場合、Bluetoothがあった方が便利そうだなぁと思うのですが、買おうかと思っていたレッツノートにはついていないみたいなので、デルのXPS M1330あたりがいいかなぁ、と最近思い始めています。メモリを4GBとか積んでもそんなに高くないみたいですし。

ああ、悩ましい、、、でも、めちゃくちゃ楽しい、、、

IBプロジェクトのレポートの修正作業が泥沼化しそうです。

ぼくはスーパーバイザーの指示通り、typoや、レファレンスの充実など、よりプロフェッショナルな感じに整えればそれで十分だと思うのですが、一部のメンバーがここに来てコンテンツを追加して、ロジックのフローがよいかどうか、再度確認しようみたいなことを言い出しています。泥沼化しそうな(している?)雰囲気です。

スーパーバイザーは全体的なフローに関しては申し分ないと言っているので、なぜこの期に及んで中身までいじろうとするのかちょっと理解できません。80:20の法則で言えば、残りの20%に対して本格的に取り組もうとしているような気がします。まだしばらく帰国する予定のない人はいいですが、ぼくの場合、帰国まで1週間をきってますからね。

それから今日は、Class of 2009とClass of 2008の日本人で、冬学期の打ち上げをしてきました。Class of 2009の方は期末試験がすべて終了、Class of 2008の方はIBプロジェクトがほぼ終了ということで、かなりリラックスした雰囲気でした。

その後は、サマースクールで一緒だった韓国人がブラジルからの出張帰りにわざわざマンチェスターに寄ってくれるとのことだったので、1年3ヶ月ぶりに会ってきました。ブラジルでプレゼンを行ってきたとのことで、サマースクールとその後の授業(彼はサマースクール後もMBSで別の授業を受講)をきちんと活かせているようです。素晴らしいことです。

サマースクールのメンバーが全員(5人)集まって、このように会えるのは今回が最後でしょうね。

IBプロジェクトのクライアント先で、今度こそMBAで最後のプレゼンテーションを行ってきました。これまでのプロジェクト期間中にクライアント側の窓口となっていた方2名に加え、もう少し上のシニアマネジメントの方も2名参加されました(最近は英語でのプレゼンにもある程度慣れてきて、以前ほど緊張とかしなくなったのですが、帰国してやらなくなったら、またできなくなってしまうんでしょうか)。

Q&Aを含めて1時間ということだったので、前回のプレゼンを7割程度に削り、時間は6割程度におさえた形でプレゼンテーションを行いました。それでも、骨組みの部分はほぼ伝えることができたと思います。

プレゼン後に聞いた話ですが、クライアントはプロのコンサルタントも雇っていたそうなのですが、ぼくらのアウトプットの方がよかったそうです。一生懸命働いたかいがありました。

その後は、クライアントにトルコ料理のお店で夕食をご馳走になりました。かなりリラックスした雰囲気でプロジェクトの話のみならず、各国の食べ物や天気の話などを楽しみました。今まではこのように多国籍のメンバーで当たり前のように各国の話をしていましたが、日本に帰ったらこのような機会はなかなかないでしょう。そのように考えると、帰国までのこのような機会一つ一つを大切にしていきたいと思います。


ちなみにIBプロジェクトのコースワークとしては、まだアカデミックのスーパーバイザーからの完全なOKが出ていないので、レポートの修正作業がありますが、いずれにしろあと数日以内には終わると思うので、予約した飛行機をキャンセルすることなくなんとか予定通り帰国できそうです。

とりあえず、少しだけはリラックスできそうです。

「IBプロジェクトを振り返って」みたいなエントリを書こうかと思っていたのですが、現在もレポートの修正作業をやっていたり、クライアント先でのプレゼンがあったりと、バタバタしているのでまだそんな気分にはなれません。

イースター休みがあけて、スーパーバイザーにどのくらいのレポート修正が必要か問い合わせたところ、けっこう細かい点から、全体的な英語力のダメだしまで含めて、指摘されまして、本日からまたもやほとトップスピード状態になっています。しかも、明日はクライアント先でシニアマネジメントに向けたプレゼンをすることになっており、レポートの直しと合わせて、けっこう忙しくなってしまいました。

このままだと帰国するまで、息つく暇がなさそうです。帰国してからも、すぐに働き始めるので、のんびりできる日はしばらく来ないかもしれません、、、

とりあえず、がんばります。

帰国まで残り1週間ちょっとなので、電話や電気などの各種契約の停止に関する連絡をしました。

  • BT(電話)

  • イギリスに来て開設するときはかなり苦労しましたが、今回は10分弱という短い待ち時間でオペレーターにつながり、スムーズに契約の停止手続きをすることができました(できたと思っています)。

  • e-on(電気)

  • 電気は、最終日に自分でメーターを読んで、再度こちらから電話をかけなければならないことがわかりました。日本だったら、メーターを読みに来てくれるような気がするのですが、こちらでは自己申告です。

  • United Utilities(水道)

  • 特に問題なく、スムーズに手続きできました。

  • テレビライセンス(TV)

  • こちらもかなりスムーズに手続きを終えることができました。

すべてDirect Debitで支払っていたのですが、その清算に契約停止後1週間程度はかかるようで、銀行口座はその間残っているかどうかを確認されました。ぼくはバークレイズの口座はそのまま持ち続ける予定なので、その点は問題ありませんでした。

また、手続き終了後の最終清算書(Final statement)の送付先を聞かれました。すぐに手配してくれるといったところは、現在の住所宛、その他の契約終了後にしか送れないと言われたところは、とりあえず学校宛に送ってもらうことにしました。バンクステートメントはインターネットでいつでも確認できるので、よほど変なことが起きない限りは最終清算書はもらえないくてもあまり問題にならないと思うのですが、学校に送っておけば、帰国後もなんとか入手することができる気がします。

こういう手続きをし始めると、いよいよ、という気がします。


それから、今日は次の入居者候補の方が早速内見にいらっしゃいました。お昼過ぎに大家さんから電話があって、「今日の5時頃見に行きたいんだけどいい?」と。先日送った退去通知でも、協力しますよ、と書いたのでもちろん内見して頂きました。

日本だと退去後、原状回復工事終了後以降に内見するのが普通で、入居者候補の方も前の方がいる時に、ぜひ見せてください、とはあまり言わないと思います。しかし、こちらでは入居中であっても、ばんばん内見するようです。

大家の立場としては、空室期間が少しでも短くなるのであれば、それはそれでいいなぁ、と思います。一方、入居者の立場としては、やはり散らかしっぱなしにするわけにはいかないので、掃除したり、ある程度の準備が必要になるので大変です。普通に誰かをお呼びするのと異なり、すべての部屋をすべてお見せするので、とりあえずこの部屋に全部荷物を置いとこう、というわけにはいきません。掃除するいいきっかけになるので、いいのですが。

労働法のキモが2時間でわかる本
石井 孝治
4534043090


社会人になって働き始めると、労働法について勉強する機会もなく、いつの間にか仕事環境に慣れてしまうと思います。残業したり、有給休暇を取ったり、休憩時間をどのように過ごすかだったり、そういったことについてきちんと考える機会はあまりないのではないでしょうか。

この本を読むと、そういった基本的なことが一通りわかります。

  • 労働契約に関するルールや試用期間の設定
  • 残業代の計算方法(所定労働時間と法定労働時間の違いとかご存知ですか?)
  • 休憩時間の過ごし方
  • 休日と休暇の違い
  • 管理職の残業代に関する条件

などなど。

これを知って、法律的には全く正当であったとしても、まわりの方の慣習にあわせてしまいなかなか自分の思うままにとはいかないかもしれません。しかし、こういったことは一通り勉強しておいて損はないと思います。

へぇー、そうなんだ、知らなかった、、、ということがけっこうたくさんあるかもしれません。

個人的には有給を取るのは好きなのですが、性格的にはなかなか取れない人間なので、長期休暇を除くとほとんど有給休暇といったものを取ったことがありません。土日以外にも、たまに休みを取って読書&勉強したり、リフレッシュしたりしたほうが、個人的にはいいと思います。特に、会社にいる間はなかなか「投資」の時間が取れないですからね。

ぼくはどんな部署に戻るんですかね。有給取りやすい部署だといいのですが。

2日ほど前のニュースですが、イギリスでお金が2倍出るATMがあったそうです。


お金が2倍出るATMがあった! 数百人が殺到

03/22 16:40

英国中南部のハル市で現金自動預払機(ATM)が故障し、入力額の2倍の現金が出る“うれしいトラブル”が起きていたことが21日、分かった。

 地元紙などによると、18日午後、利用客がスーパーマーケットの外に併設されているATMで現金を引き出すと、入力した金額の2倍の現金が取り出し口に。しかもレシートに記録されたのは入力金額のままだった。

 1日の引き出し限度額が300ポンド(約6万円)のため、引き出しを終えた利用客らは友人らに連絡。ATM前には数百人が殺到し長~い行列が。数時間後にATM内の現金がカラッポになる人気ぶりだったという。

 地元警察当局は「ATMの管理者から訴えがあったときにのみ、利益を得た人は罪に問われるだろう」と話しており、つかの間の“幸運”となりそうだ。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/europe/131855


数百人も並ぶところがスゴくないですか?

ATM内の現金がカラッポになるまで、誰も連絡しなかったんですかね。

最近は自分で賃貸物件を探しているので、礼金や敷金などが気になるわけですが、たまたまAll Aboutでおもしろい記事を見つけたのでご紹介しておきます。国土交通省がアンケート調査を行ったそうで、全国の礼金、敷金の比較が出ています。

全国の礼金・敷金、平均相場は?

東京だと、礼2敷2が最大で、最近では礼0敷0なんて物件もちらほらあったりするようですが、たいていの物件はこれらの間に入っていると思います(住宅金融公庫融資物件の場合は、礼金が取れないので、礼0敷3なんてパターンが多かったりもしますが)。

ところが、上の調査結果によると、兵庫県では平均で礼金を3.2ヶ月分払っているとか。東京の平均1.4ヶ月分と比べると2倍以上です。兵庫県の大家さんがうらやましい、とも思いますが、その分家賃が低めにおさえられてしまっているかも知れないので、そのあたりはなんとも言えませんね(礼金を受け取っている割合を見ると8%なので、実際には礼金0の物件が多いのでしょう)。ただ、アップフロントでもらえるのであれば、短期での退去には強くなりますね。

さて、話変わって、以前クラスメイトの韓国人に聞いたところによると、韓国では家賃はゼロだとか。そのかわり、高額の保証金のようなものを入居時に支払い、退去時には全額返金してもらうとか。そして、大家さんは入居期間中にその保証金を運用して利益を生み出すそうです。

同じく、All Aboutの記事に載っていたのでご興味のある方はご覧下さい。

世界の賃貸事情を教えて!~その1 おとなり・韓国の賃貸事情


それから、まったく話変わりますが、24日に公示価格が発表されました。公示価格は1月1日時点の価格なので、直近の不動産バブル崩壊を十分織り込んではいないようです。今後はますます不動産の二極化が進むのでしょうか。

以下のような記事がありました。

マンション値崩れ再び? 郊外では20~25%引きの例も   03/24 20:22

24日発表された公示地価で、大都市圏住宅地の地価上昇が顕著に示された。地価と建築資材の高騰で、新築マンションも5年連続平均価格が上昇を続けた。だが最近、郊外を中心に、当初の販売価格を値下げして売り出す事例が出ている。背景には、初めてマンションを買う団塊ジュニア世代が、価格高騰についていけなくなったためとされる。値下げはまだ財務体力のある業者にとどまるが、年内には本格的な在庫調整が始まるとの見方もある。マンションの“値崩れ”が、再び起きるかもしれない。

 新日鉄都市開発と東京建物が、昨年7月から販売している「ココロコス東京久米川」(406戸)。西武新宿線久米川駅から徒歩10分の立地で、3LDKと4LDKの2タイプの部屋がある分譲マンションだ。この物件で今年1月、大胆な価格改定が実施された。

 例えば、3158万円の3LDKが2350万円に下げられるなど、全戸で20~25%程度の一斉値引きだ。同マンション2街区のうち1街区が今月竣工(しゆんこう)する予定で、「販売スピードを速めるのが目的」(担当者)。値下げ前は半年で約100戸売れていたが、値下げ後は2カ月で同数が売れ、販売のスピードは3倍に跳ね上がったという。

 この種の“売り急ぎ”傾向が、「郊外のマンションを中心に増えている」と分析するのは不動産経済研究所(東京都新宿区)だ。マンション価格の高騰と実需の乖離(かいり)が背景にある。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/132299/

ここで注目して頂きたいのは以下の1文です。

例えば、3158万円の3LDKが2350万円に下げられるなど、全戸で20~25%程度の一斉値引きだ。

以前も新築マンションのプレミアムについて書きましたが、3158万円の物件を2350万円に下げてまで売ろうとしているということは、この程度は業者の利ザヤとしてもともとのせられていたのだと思います。

でも、逆に言えば、新築マンションを購入しようとしている方にとってはこれからがチャンスかもしれません。買い手市場です。まだ下がっていない物件であっても、強気で交渉すればかなり割り引いてもらえるかもしれません。

不動産投資に対する融資はかなり基準が厳しくなっているようですが、住宅ローンの方はどうなんでしょうかね。住宅ローンであれば、比較的借りやすいのではないかと思います。金利も相変わらず低いですし。


ひとりごとでした。

物件探しと言っても、不動産投資ではありません。帰国後に自分が住む住居の話です。

先日、物件探しを始め、不動産会社の対応がまるで違った、ということを書きましたが、その後の不動産会社の対応もまるで異なっています。

対応がよかった方の不動産屋さんは、当初は希望の条件から外れた物件も含まれていましたが、継続的に情報を送ってきてくれて、直近ではぜひ入居したいというものも2つほど送ってきて頂けました。内見できればすぐにでも決めてしまいたいくらいなのですが、海外にいるためなかなかそうもいきません。

一方、対応の悪かった不動産屋さんは音沙汰なしです。今のところ、何の情報も送ってきてくれません。それって、ちょっとひどすぎませんかね。


この不動産屋さんがマーケティングの考え方を理解していれば、決してこのような対応にはならなかったことでしょう。例えば、セオドア・レビットのマーケティング近視眼は、あまりにも有名です。


マーケティング近視眼

鉄道会社が衰退したのは、経営者の発想が顧客中心(顧客にとっては移動する手段)でなく、製品中心(鉄道という製品事業)にあったからである。企業には顧客の視点に立った経営が求められている。1960年に発表されたこの論文は、顧客志向の意義を説き、マーケティングの重要性を訴えたことで大きな反響を呼んだ。軽視されていたマーケティングに光を当て、経営の重要な機能と認識させた記念碑的論文。

http://www.dhbr.net/magazine/article/200111_s03.html

より詳細はこちらをご覧下さい。
セオドア・レビット マーケティングの本質


レビットの事例では、鉄道会社が顧客に「鉄道」を提供していると捉えており、「輸送手段」を提供しているという発想がなかったがために、衰退したと論じています。これを今回の不動産会社の例にあてはめて考えてみると次のようになるかと思います。

初めに電話で問い合わせをした際に、ぼくは条件を言ったわけですが、

「どこどこ駅あたりで、広さはこれくらい以上、予算はいくらくらいでお願いします」

というような言い方をしました。対応の悪かった不動産屋さんは、顧客(この場合、ぼくですが)のニーズがどこにあるのかといったことを追求せずに、

「そのあたりで、そのくらいの予算ではろくな物件はありませんよ」

で済ませてしまったわけです。顧客としてのぼくのニーズはどういったものだったかというと、物件そのものの条件はともかく、場所については勤務時間が何分以内になるように、といったことが背景にありました。

つまり、考える順番としては、会社まで何分以内くらいで通いたい、そして物件としてはこのくらいの広さで予算はこの程度かな、というニーズがあったわけです。その中で、優先順位をつけて、最も志望度合いが高かった場所を実際には電話で伝えたわけです。伝えた内容に合う物件が仮になかったとしても、もう少し顧客のニーズを探ろうとしさえすれば、実際に伝えた内容に至った考え方をぼくは説明したと思います。ただ、上のような対応だったために、これ以上この相手に伝えても、あまり対応してもらえないだろうと思ったので、その後は「よろしくお願いします」とだけ言って、電話を切ってしまったわけですが。

この不動産屋さんにとって、ぼくはたいして重要な顧客ではなかったのかもしれませんが、今回のような事例をまじめに分析し、どのように対応すべきだったかを考え、どのように顧客のニーズを引き出してビジネスにつなげていくか、といった視点を持つことは重要だと思います。

自分がその営業マンの立場ではなくても、普段のこういった経験から、仮に自分が相手の立場だったらどうすべきだったか、と考えることは思考のトレーニングになるのではないかと思います。


ちょっと、話がそれてしまいましたが、早いところ物件を確定させたいものです。

世界一愚かなお金持ち、日本人
マダム・ホー
4887596138


実際に読んだのはIBプロジェクトで日本に行った時なのですが、今までずっとバタバタしていて書くのが遅くなってしまいました。

この本はまさにファイナンシャルリテラシーに関する本です。著者のマダム・ホーさんという方は、「20代で最初の1億をつくり、現在、100の不動産を有する資産家」だそうです。

ご自身の体験を含め、お金持ちの方の考え方が書かれています。一部実践的な話もありますが、どちらかと言うと例として書かれているだけで、終始、哲学というか、考え方が書かれています。そして、アメリカ人、華僑、日本人の考え方の違いといった視点で書かれていて、様々な考え方を比較できます。

考え方ということで、いくつか引用されていた言葉を引用しておきます。

このフレーズは、成功者のライフスタイルを実に的確に言い当てています。

「知識がない人はだまされて、損をして、負ける。
知識がある人はだまされずに、得をして、勝つ。」 (P.156)

「ドラゴン桜」に出てきた言葉だそうです。「ドラゴン桜」に出てきた言葉と言えば、以前このブログでもご紹介しました。同じ言葉なんですかね。ぼくは「ドラゴン桜」を読んでいないので、なんとも言えないのですが。


これは、映画「マルサの女」のワンシーンで、山崎努さんが主人公役の宮本信子さんに語りかける内容です。

「普通の人間は、コップに水が少したまったら、飲む。またたまったら、のどが渇いたといって、また飲む。しかし金持ちは、コップがいっぱいになっても、のどの渇きをガマンして待つ。コップにたまった水があふれ出してきて、コップの側面を流れる水をなめるのだ」

この言葉を聞けば、なぜお金持ちはお金持ちになるのかがよくわかっていただけるのではないかと思います。(P.163)

キャッシュフローリッチという言葉があるかと思いますが、まさにこれだと思います。収入の絶対額は関係ないんだと思います。どんな額の収入であっても、きちんと毎月収入の中から一部を投資または貯蓄にまわし、残された額で生活を送っていく。そういったことが重要なんだと思います(もしくは生活水準を決めて一定額で生活し、残りはすべて投資にまわす、といった方がよいかもしれません)。ちなみに、この言葉は投資一族の長さんのブログでも紹介されていました。


「お金で買えるものと買えないもの」(作者不明)

お金で 「家」は買えるけれど、 「家庭」は買えない。
お金で 「時計」は買えるけれど、 「時間」は買えない。
お金で 「ベッド」は買えるけれど、 「快適な睡眠」は買えない。
お金で 「本」は買えるけれど、 「知識」は買えない。
お金で 「名医」は買えるけれど、 「健康」は買えない。
お金で 「地位」は買えるけれど、 「尊敬」は買えない。
お金で 「血」は買えるけれど、 「命」は買えない。
お金で 「セックス」は買えるけれど、 「愛」は買えない。(P.184)

これは中国のことわざだそうです。成功している華僑富豪たちは「お金で買えるものと、お金で買えないもの」を知っていることが、人間としての良識と分別だと考えているそうです。


この本では、「へぇー」と思えるような考え方がいろいろと紹介されていました。一読の価値はあるかと思います。


著者のオフィシャルサイト
http://www.madamho.com/

著者のブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/madamho

IBプロジェクトのプレゼンも無事終了しました。

前日はスクール主催の打ち上げというか、レセプションがLowry Hotel(5つ星ホテルのはず)でありました。ぼくらのグループとしては、プレゼンの準備が完全に終わっていなかったので、レセプションの後も学校に戻って1時半頃までプレゼンの準備。当日は朝7時過ぎから準備をしました(簡単に言うと要領が悪い、ということでしょうか)。

当日は10時半から55分間のプレゼン+35分間のQ&Aセッション。まともなリハーサルはできていなかったのですが、意外と本番はほぼ時間通り50分ちょっとでプレゼンが終わり、Q&Aもそれほど細かい質問も出ずに、無事終わりました(個人的には、今回はスクリプトとかを用意する時間もなく、練習時間もあまりなかったのですが、意外とうまくできた気がします)。

プレゼン自体はスクール側の評価という趣旨が強く、クライアントとしては来週にもう一度あらためてミーティングをして、詳細の話をしたいとのことでした。でも、クライアントにはけっこう満足して頂けたようで、とりあえずホッとしました。

プレゼン後は、チームのメンバーでお昼を食べに出かけ、簡単な打ち上げ。今までの疲れを忘れ、開放感でいっぱいでした。

IBプロジェクトの終了と同時に、約19ヶ月にわたるMBA生活の終わりでもあります。レポートの細かい直し(typoや、図表番号のズレなど)はあるものの、ほぼ完全にMBAのコースワークは終了しました。

後は帰国に向けて準備をするのみです。とりあえず、今日はそんなところで。

やっとゆっくり寝られます。

IBプロジェクトのレポートをなんとか昼前に提出しました。

結局最後はバタバタ。個人的には今回Wordについてかなり学んだため、かなりストレスがなかったのですが、グループで一つのファイルを共有するとやはりフォーマットはしっちゃかめっちゃか。こういうことには慣れているので、特に驚きはありませんが、、、

165ページという膨大な量になりましたが、スーパーバイザーも最後はそれほど長さについて言っていなかったので問題ないのでしょう。

あとは、明後日のプレゼンをやって、IBプロジェクトも無事終了といきたいところですが、どうなるでしょうか、、、

日本への帰国に伴って、退去の連絡を大家さんにしたところ、「レターを書いてくれ」と言われました。日本の不動産屋さんだと、すでに雛形とかを用意してくれて名前と退去日くらいを埋めれば済むような気もするのですが、「レターを書いてくれ」以上の情報をもらえませんでした。

ということで、インターネットで検索してみたところ、以下のサイトに例文が載っていることがわかりました。

http://www.tenants.org.au/resources/sample_letters/

このサイトはオーストラリアのサイト(?、auで終わってる)のようで、例文にある法律名が、うちの賃貸契約書(Tenancy Agreement)に記載されている法律名と異なっていたので、法律関係のところをすべて削除して、以下のような文書で送ってみました。法律関係のところを適当に書いて、あとでややこしくなるのも面倒ですし。


yokoken
Apt 701, ABC
12 Manchester Street
Manchester
M1 XYZ
17/03/2008

大家さんの名前

大家さんの住所

Dear Mr Ooya

Re: Termination of Tenancy Agreement at Apt 701, ABC

I am writing to give you notice that I am terminating the tenancy agreement and will be giving vacant possession of the above premises on 3rd April.

I ask that you re-advertise the premises as soon as possible. I am willing to co-operate in showing the premises to prospective tenants.

I will be in contact with you closer to the date that I am leaving so we can arrange a time when we can both inspect the premises, complete a condition report and I can return the keys to you.

Yours sincerely,

yokoken


うまくいくとよいのですが。


こういうオフィシャルな文書を書くのは、日本でも嫌なのに、英語だとますます苦手です。

IBプロジェクトでは、各プロジェクトにかならずスーパーバイザーというのがつきます。イメージ的には、卒業論文につく指導教官といったところでしょうか。

このスーパーバイザーにぼくらのレポートをとりあえず、提出し見て頂いたのですが、まずまずのコメントを頂きました。

「全体的にはよいけど、長すぎる。もっとAppendixにまわせ」

とのことでした。ということで、卒業できなくなるというような事態にはならないと思われます。

現在、約23000語です。詳細部分はできるだけAppendixにまわして、本文はエッセンスだけに凝縮しないといけないのかもしれません。さまざまな主張に対してできるだけプライマリーリサーチからのエビデンスを盛り込もうとしたため、このように長くなってしまったのかもしれません。

明日の月曜日にスーパーバイザーとのミーティングがあるのですが、そこでもう少し細かいフィードバックをもらってから、できる範囲で編集して、その後はプレゼンの方に集中したいと思います。

スーパーバイザーの感触はわかったので、後はクライアントに満足して頂けるよう調整していきたいと思います。

IBプロジェクトも残りあと72時間ちょっとです。


ちなみに、このスーパーバイザーですが、かなりアタリハズレがあります。というのも、かなりの時間を割いて熱心に指導していただける方もいれば、なかなか時間を取って頂けず、しかも突っ込んだところまでのアドバイスを頂けないという方もいらっしゃいます。基本的にスーパーバイザーはプロジェクトが決まって時点で、自動的に決まってしまうのでこちらで好きには選べません。

ぼくらのスーパーバイザーはどちらかと言えば、残念ながら後者のタイプです。

クライアントとのミーティングで、修正の必要性が発覚したわけですが、その対処方法をめぐって、今度はチーム内で噛み合っていません。

「時間もないことだし、本質的なところは変わらないだろうから、多少の調整でなんとか終わるだろう派」

「ゼロから考えなおそう派」

エッ!本気ですか?とか思うのですが、本気で考えているようなのです。ちなみに、ぼくは前者です。

最後の最後までバタバタです、、、

IBプロジェクトの最終プレゼンをいよいよ来週に迎えるわけですが、その前に現在のぼくらの考えをクライアントに伝えておこうということで、電話ミーティングを行いました。

現在のぼくらの考えを伝えたところ、「もっと明確な1つのリコメンデーションが欲しい」と言われてしまいました。どうしましょう?

というのも、現在取り組んでいるプロジェクトは、例えて言うなら「携帯電話の料金プランを構築する」ようなものなのです(実際には製薬業界のプロジェクトです)。つまり、どういうことかというと、どういった携帯電話の料金プランを設定できるか(基本料金プランがいくつあって、オプションがいくつあって、これらの各オプションはどのような人々を対象に設定されるか、など)は、議論できても、具体的に誰がお客さんか分からない限り、どの組み合わせが最適か?といったことは具体的には言えないと考えています。

ビジネスユーザー、パーソナルユーザーでも異なるでしょうし、さらにどのような使い方(例えば会話中心、データ通信中心など)をするかは、人によって異なるでしょう。具体的な相手が分からない限り、唯一の明確なリコメンデーションはできないと考えています。

一方で、中長期の料金プランに関するストラテジーを提案することはなんとか可能です。インタビューした結果、消費者の方々が現在どのような認識を持っていて、どのようなニーズが高まっていくであろう、といったことはある程度理解しているので、ある程度漠然とはしてしまいますが、ストラテジーといったレベルであれば、一つのリコメンデーションを提案することも可能かと考えています。

情報はすでに集めているので、後はどのようにアレンジしてプレゼンするかといったところなのですが、なかなか思うようにはいきません、、、

クライアントの期待をうまくマネージできてなかったということでしょうか。

残り1週間もありません。最後までがんばります。

ちなみに、卒業式は7月18日の予定です。マンチェスターか、せめてイギリスに用事があって来ていない限りは、なかなか卒業式のためだけにマンチェスターに戻ってくるのは難しそうです。

毎日、IBプロジェクトと帰国準備に取り組んでいます。

さて、帰国準備の方ですが、お願いしていた引越しの見積もりが出揃いました。日系の2社にお願いしていたのですが、かなり大きな価格差でした。

高い方は、安い方の約1.6倍。航空便と船便を合わせた金額なのでそれなりの金額なのですが、ここまで価格が異なるとは。早速、安い方にお願いすることにしました。こういう言い方するとなんですが、基本的には物を運んで頂くだけなので、ここまでの価格差を補うだけどこかのサービス面が異なるとは考えられません。

それから、東京に帰った時の住宅探しをしています。こちらも2つの業者さんに連絡してお願いしているのですが、対応がまるで異なっています。最初の1社は、条件を伝えたところ、

「わかりました。資料をまとめてお送りします。」

と真っ当な対応。もう1社の方は、

「このあたりでそのような条件だとろくな物件はありませんよ。いちおう探してはみますが」

といった感じでした。そんな、ろくに調べもせずにいきなりそんなこと言わなくてもいいのに、と思うのですが。こちらもインターネットで事前にある程度調べてあったのでイメージはあったのですが、顧客の希望をいきなり否定するような言い方しなくても、、、と思いました。


最後にパソコン。帰国してからパソコンを買わねば、と思っているのですが、何を買おうか悩み中です。現在のデスクトップはもう5年くらい使っているので、さすがに最近は遅くて買い替えの時期だろうと思っています。デスクトップを買いたいところではあったのですが、ノートパソコンもあった方が便利かなぁ、とも思うし、かと言ってノートだけだと家で使うのに画面が小さく、キーボードが小さいのはいやだなぁ、とか思っています。

そこで思いついた(?)のが、ノートパソコンを買いつつ、ポートリプリケーターを購入して、家にいる時は外付けディスプレイとキーボードを使い、外出時に必要な時はノートパソコン本体をそのまま持っていくというもの。こういう使い方をしている人って、どのくらいいるんでしょうか。

もう少しゆっくり考えて決めていきたいと思います。

数日前に、ようやく最終プレゼンの日が決まりました。20日(木)です。当初は14日になると言われていたのですが、クライアントとスクール側の調整を経て、上記の日程になりました。ということで、まだ1週間程度の準備期間はあります。

スクール主催のIBプロジェクトのオフィシャルな打ち上げが19日に行われる予定なので、19日はあまりすがすがしい気分では望めませんが、まあこればかりは仕方ありません。チームによっては、3月下旬、4月上旬にプレゼンを予定しているところもあるので、かなりまちまちです。

ちなみに、今日、初めてレポートの初稿っぽいものができました。今までバラバラに書いていたものをとりあえず一つのドキュメントにしてみただけなので、まだ全体的なフローや、説得性に欠ける箇所もかなりあるかと思いますが、全体の様子が少しずつハッキリしてきました。

ワードカウントしてみたところ、約18000語ほどありました。これって、少し長いような気がするのですが、やはり本文はできるだけ短くして、できるだけAppendixにまわした方がいいのでしょうか。このあたりの加減がよくわかりません。とりあえず、今晩はこれを各自で読み、明日全体のフローや、ロジックなどを確認しながら議論して、その後、少しずつプレゼンの準備に入る予定です。

クライアントやスーパーバイザーとのミーティングが金曜日にあるのですが、そこでダメだしが出ない限りは、日程的にはけっこう余裕を持って終わることができる気がします(あくまで気がするだけです、、、)。

こないだの日曜日に、マンチェスターアイリッシュフェスティバル に行ってきました。場所はいつもどおりというか、シティカウンシル前のアルバート広場(Albert Square)です。

聖パトリックの祝日が3月17日ということなので、それにあわせて行われているようです。聖パトリックの像は、以前アイルランドに行ったときに見てきました。アイルランドといえば、聖パトリック、これは外せません。


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Manchester Irish Festival という文字が入っている場所が他に見当たらなかったので。

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マンチェスターにしてはめずらしく、天気もよく気持ちよいひと時(一日、ではありません)でした。

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お昼はアイリッシュシチューとソーダブレッド。

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それから、パエリアを食べました。


食べ物屋さんは、他にはフィッシュアンドチップス、ドイツのソーセージ屋さん、などいつも通りといった感じです。


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その後はパレードが始まったので、見てきました。

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アイルランドというより、あきらかにスコットランドっぽい気がするのですが、、、


マンチェスターでこういうフェスティバルを見るのは、今回が最後になるんでしょうね。見納めということで。

ビジネスの場で、Word、Excel、PowerPointなどのソフトを使うことは比較的多いかと思います。そして、Wordはこれらの中ではもっともとっつきやすいソフトのような気がします。とりあえず、数ページの文書であれば、手軽に作れてしまうからです。

ところが、きちんと使いこなすのはかなり難しい、というかストレスのたまるソフトだなぁ、とずーっと感じていました。例えばインデントマーカー。左インデント、右インデント、1行目のインデント、ぶら下げインデント。Wordにはこの4つのインデント記号があるのですが、これらを認識してきちんと使いこなしている人はどの程度いるでしょうか。さらにはタブマーカーなんてものもあります。

もっと基本的なことで言うと、段落。通常の文書作成における段落という意味ではなく、Wordという世界の中で「段落」という言葉が持つ意味を理解している人って意外と少ないのではないでしょうか。ぼくはその1人でした。

さらに、長いレポートや論文作成など、見出しをきちんと設定して、図表番号をそろえて、ということをやろうとすると、けっこうやっかいです。特に自動履歴記録機能とかがオンになっていたりすると、気づくと次から次へと別スタイルの見出しが設定されていき、気が狂いそうになっていました。そんな悩みを解決してくれつつある本を見つけたのでご紹介しておきます(いずれもIBプロジェクトで日本に帰国した際に入手)。


文書作りでつまずくWordのしくみと落とし穴―ここがわからなかった!2003/2002対応 (ここがわからなかった!)
西上原 裕明
4774121029

まず1冊目は、Wordという世界の設計思想というか、どういった考え方でWordというソフトが作られているかを丁寧に解説している本です。これを読んだ時には、え?そういう意味だったの、とまさに目からウロコでした。これを読みつつ、最近はかなりWordに対するストレスがなくなってきました。


できるWordの「困った!」に答える本―2003/2002/2000対応 (できるシリーズ)
井上 香緒里 できるシリーズ編集部
4844319604

2冊目のこちらはどちらかと言えば、事例集です。こういった場合にはどうしたらいい?といった形で対症療法の羅列といった感じの本です。こちらだけだといつまでたっても、なかなか完全にはストレスは解消しないきがしますが、上の本を読んで仕組みを理解した上でこちらの本を手元に置いておけば、かなりの悩みは解決しやすくなると思います。

この2冊、かなり価値のある本だと個人的には思います。日々、Wordと格闘している方にはかなりオススメです。

よく右脳型人間とか、左脳型人間などと言いますが、現在取り組んでいるIBプロジェクトチーム内で議論が噛み合わない原因の一つはここなのではないかなぁ、なんて思ったりします。

このプロジェクトではあるモデルを構築しようとしているのですが、モデル構築のためにはコアとなる重要な部分を抜き出して、それを中心に骨組みを作り、全体の絵を描いていこうと考えています。

ぼくは(日本での)大学時代、物理を勉強していたので、自然とこの重要な部分を抜き出して、といった考え方が身に付いているのかも知れません。例えば、さんざん勉強した線形応答理論や摂動論などといったものは、まあ現実世界はいろいろあるだろうけど、とりあえず重要なところを取り出して近似的に物事を捉えたらどのようになるか、といった考え方なんだと思います(実際にはそんな単純ではないよね、ということで非線形の理論とかが発展しているのですが、まずはシンプルに物事を考えることが重要なんだと思います)。

例えば、何か物質があって、その電気抵抗を測りたかったとします。温度や、磁場などのパラメータがあったときに、まずは温度に対する電気抵抗の変化のみを測ろうとします。つまり、磁場の方は一定に保つように努力します。次に、磁場の変化に対する電気抵抗の変化を測定することによって、磁場と電気抵抗の関係を見ようとしていくわけです。

こういった状況において、右脳型(なのかな?とぼくが思っている)の人は、磁場の変化も重要だし、温度の変化も重要なんだから一緒に動かさないとダメなんだ、と言っているように聞こえます。(ぼくはFacebookのブレイン何とかというアプリで右脳型と判定されようと、どちらかと言えば左脳型なのではないかと思います。もちろんバランスが大事なのですが。)

少し話がややこしくなってしまったかもしれませんが、事例(ケース)から物事を抽象化し、モデル化していくという作業は難しい作業です。パターンとして認識して、以下にシンプルに分類できるかといった能力が問われる作業だと思います。こういった考え方をそもそも持っていないと、いくら説明したところでなかなか理解してもらうのは難しいです。

「現実はそんな単純じゃない、こういう例だって、ああいう例だってあるじゃないか!」

「それはそうかもしれないけれど、、、」

クラスメイトの日本人で、コンサルティングファーム出身のOさんから、以前次のような話を伺いました。

コンサルティングファームではロジカルシンキングといった左脳型の人が今までは働いていたのですが、最近では右脳型の人が求められています。左脳型ばかりでは、やはり限界があるので、バランスを取っていくことが重要なんです。

もちろんプロフェッショナルの世界で、右脳型も必要といった際にはある程度のベースは共有した上での話でしょうから、そもそもぼくらの現在のレベルとは違うんだと思いますが、この話を伺った時は、へぇ、と思った記憶があります。


IBプロジェクトでやっているぼくらの議論もこういったレベルのものだといいのですが、とてもそこまではいっていない気がします。あと、1週間程度では終わる予定です。

なんか結論のないエントリになってしまいました(いつも通り?)。

現在、IBプロジェクトのレポート作成と最終的なプレゼンの準備をしています。

数日前まではかなり先が見えていなかったのですが、チームを分け、少人数にして議論をやり始めたところ最終的なリコメンデーションの形がやっと見えてきました。後はいかに説得力のあるレポートを書き、プレゼンを行えるか、というところでしょうか。

量的(Quantitative)ではなく、質的(Qualitative)な調査なので、この説得力のあたりが難しいのかなぁ、という気がしないでもありません。量的であれば、SPSSなどの統計ソフト使って、平均、標準偏差、統計的な有意性あたりをとりあえず計算してみると、なんとなく形が見えてくる気がしますが、質的な場合はどういう感じで説得力を持たせればいいのでしょうか。インタビューした数人がこんなことを言っていたから、きっとこうなんではないでしょうか、なんて形でいいのでしょうか。

なかなか難しいところではあります。

ちなみに、短期的な視点のみならず、長期的な(戦略的な)視点でのリコメンデーションも盛り込もうとしているので、どれほど説得性を持たせることができるのかが非常に重要です。提案してみたものの、思わぬところで重要な視点が抜けてたりしたら、けっこう泣きそうな事態です。

それはともかく、未だに最終的なプレゼンの日程が決まりません。14日から19日の間になるとは思われるのですが、どうなることやら。14日だとしたら、ほんとすぐです。またやっつけ仕事になるのでしょうか。

Zopa(ゾーパ)が日本にやってくるようですね。

英ゾーパ、日本進出・個人の資金貸し借りネットで仲介

 インターネット上で個人がお金を貸し借りできるサービスを提供する英ZOPA(ゾーパ)が日本に進出する。日本法人を設立し、10月にも日本で事業を始める。会員登録した人がネット上で借り入れや、貸し出しの金額、金利、期間などの条件を提示し、それを仲介する。英国などで急拡大しており、日本でも商機があると判断した。7日に発表する。

 ゾーパは英で2005年3月に設立され、会員数は20万人強。07年末には米国とイタリアにも進出した。ネット取引のため店舗や人件費などの費用を抑えられるのが特徴。個人間の金融を仲介する業者として最も古く、現在は世界で20社程度が同じような事業を展開している。(11:02)

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080307AT2C0601R06032008.html

他にもこちら(↓)など。
ソーシャル金融サービスのZopa、日本進出へ

Zopaの基本的な仕組みについては、以下をご覧下さい。
P2P融資オークション(英国のZopa)


日本では貸金業法の改正を受けて、消費者金融業界の元気がなくなっていますが、ZopaのようなP2Pの仕組みは日本でどの程度受け入れられていくのでしょうか。リーズナブルな金利(おそらく日本であれば、3~5%程度でしょうか)で、比較的自由な使途のためにお金を借りられる仕組みが導入されるというのはよいことだと思います。

今後もとりあえず注目していきたいと思います。


話が変わりますが、以下のような記事を見つけました。

英ファイナンシャル・タイムズ,有料サービスをFacebookの学生会員に無料提供

これって、卒業間近の学生でも対象になるんですかね。本数制限なくファイナンシャルタイムズの記事が読めるようになるのであれば、かなりいい気がします。

帰国することになったので、早速帰国に向けた準備を開始しました。

まずは引越し屋さんの確定と引越し日の確定。とりあえず、2社に連絡し見積もりをお願いすることにしました。1社は早速来て頂き、来週初めには見積もりを出せるとのこと。もう1社は来週初めに来て頂けるとのこと。2社の見積もりが出てから、引越し日を具体的に決めていきたいと思います。ちなみに、この2社ともすでに3月いっぱいは全てうまっていて、4月1日以降でなければ作業はできないとのこと。引越しのシーズンなんですね。

それから、銀行口座。バークレイズ銀行に電話して聞いてみたところ、日本に引越し後も口座は維持できるとのこと。であれば、閉じる必要がないのでとりあえずはそのまま持っておこうかと思います。ちなみに、INGの方はまだ聞いていませんが、ロンドンで働いていた会社の同期が日本に引っ越す際に問い合わせたところ、UK内に住所がない限りは維持できない、と言われたそうなので維持するのは難しいでしょう。

UK内でしか使えない電気製品などは誰かにお譲りしなければなりません。とりあえず、奥さんにリストアップしてもらいました。とりあえず、身近にいる日本人の方に声をかけてみようかと思っています。

とにかく、引越し日(ほぼ=帰国日)を確定させない限り、航空券だったり、日本でのホテルの手配など、そういったことが進みません。なぜ帰国日が決まらないかと言うと、IBプロジェクトの最終プレゼンの日がまだ決まらないからです。早ければ来週初め、遅ければ再来週前半ではあるのですが、、、

いざ、帰国しようという時期になってやたら円高が進んでますね、、、まあそんなものなのでしょう。ポンドの預金をどうしたらいいものか、ちょっと悩ましいところです。

現在、IBプロジェクトで最後の仕上げというか、クライアントに対するリコメンデーションについてチーム内で議論しているのですが、なかなか議論が噛み合いません。全くと言ってよいほど噛み合わなかったりもします。これはかなりのストレスです。

最近、留学前までの仕事は比較的個人作業が多かったんだなぁ、と実感。まあ仕事で本当に一緒に一つのドキュメントを作成したりということはあまりないのかもしれませんが、とにかく現在の作業はかなりシンドイです。

日本に行っていた時もけっこう大変でしたが、帰ってきたらもっと大変かもしれません。あと10日くらいで本当に終わるのでしょうか、、、あやしい、、、

日本にいた時の話をもう少し書きたいのですが、なかなか余裕がありません、、、

VCIC(Venture Capital Investment Competition)のヨーロッパ大会で、マンチェスタービジネススクールが見事優勝しました!(以下のオフィシャルサイトをご覧下さい。)

http://www.vcic.unc.edu/

マンチェスタービジネススクールとしては、Class of 2008のぼくらが初参加し、その翌年である今年の大会で早くもヨーロッパ大会で優勝です。このまま、アメリカの各地域の優勝チームと共に戦うインターナショナルファイナルでもぜひ優勝して欲しいですね。

VCICに関しては、ぼくらが参加した時にかなり時間を使って準備したものの、なかなか具体的なイメージがつかめず、残念ながらインターナショナルファイナルに進むことはできませんでした。しかし、その経験からClass of 2009のチームに少しでもぼくらの経験を活かしてもらおうと、昨年の11月に内部で本格的な予選を行った(例えば、以下のエントリをご覧下さい)わけですが、その成果が着実にあらわれたのでうれしいです。

VCICの予選が終わりました
VCICの予選が始まりました

もちろん、Class of 2009の参加メンバーの努力の賜物ですが、少しでもお手伝いすることができてよかったです。VCICで強い学校ということになると、ベンチャーキャピタルやPEなんかからの就職案内が増えるかもしれませんね。

それはともかく、これはいいニュースです。インターナショナルファイナルでも優勝できるといいですね。

(3月12日追記)

スクールからのニュースリリースが出ましたので、追記しておきます。

MBS wins European final of Venture Capital Investment Competition

Manchester Business School has won the European final of the Venture Capital Investment Competition (VCIC).

It saw off fierce competition from some of Europe's leading business schools to secure a place at the VCIC global final - taking place at Kenan-Flagler Business School (University of North Carolina) in April.

The MBS team - Adrian Pinder, Ian Beswick, Ganesh Mallya, Graham Davies and Tim Critchley - all from the Class of 2009, took part in the final which took place at London Business School. This is only the second time MBS has entered this competition, and the first time the School has won the European final.

The VCIC involves the team taking on the role of venture capital investors and deciding whether to invest in entrepreneurial projects.

The team then goes through the entire venture capital investment process in an extremely condensed time period. Each team:

  • reads real business plans from entrepreneurs currently seeking venture capital funding
  • watches entrepreneurs "road-show" pitches
  • sits down one-on-one with each entrepreneur
  • chooses a deal (or multiple deals)
  • creates an executive summary, term sheet summaries and PowerPoint presentation
  • presents to and fields questions from a panel of venture capitalists

http://www.mbs.ac.uk/newsevents/11-03-2008.aspx


MBAプログラム最後のIBプロジェクトは、予定通り行けば3月3週目くらいにはほぼ終了する予定です。このIBプロジェクトで単位を落とさなければ、一応無事卒業ということになるわけですが、留学後の勤務地がやっと決まりました。

東京です。

そのままイギリスに残る確率もかなりあったのですが、今回は東京に戻ることになりました。ということで、帰国に向けた準備も本格的に始めなければなりません。いろいろと忙しくなりそうです。

ということで、東京に帰りますので、何卒よろしくお願い致します。

とりあえず、日本から無事帰ってきました。夕方着いたのですが、時差のために強烈に眠くなり、なんとか遅くまで耐えようと思っていたのですが、20時過ぎ頃から少し眠ってしまいました。そして、23時半くらいにまた目覚めてしまい、、、

なんとか今からまた寝るようにします。今は日本は朝の9時頃ですか、、、寝なければ、、、

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