不動産投資において、物件を購入しようとした時に、その地域がどの程度の地震リスクがあるのかを事前に調べておくことは重要だと思います。もちろん、地震保険に加入するなどの方法はありますが、一般的には評価の50%までしか加入できません。また、新耐震の物件を購入することが基本だとは思いますが、まさに購入しようとしている物件がどの程度しっかりしている物件なのかは素人ではなかなかわかりませんし、エンジニアリングレポートの作成を依頼するとしても、比較的小規模な物件の場合なかなか費用が見合わないかと思います。そのような場合は、その物件のある場所が、そもそも地震が起きやすそうな地域か、起きにくそうな地域かを調べておくだけでも、リスクはそれなりに把握できるのではないでしょうか。
ということで、調べるときのサイトを簡単にまとめておきます(というか、「不動産投資リスクの基礎知識」という本のp.172からの引用です)。
- 地振動予測地図
主要な活断層や海溝で発生する地震の発生可能性の評価に基づいて、将来、地震による強い揺れに見舞われる可能性を確率などで表した地震危険度マップ
http://www.j-map.bosai.go.jp/- 活断層マップ
全国の活断層の所在を示すマップ。活断層がずれて発生する内陸型(直下型)地震は、断層に近いところほど地震が大きいので、揺れによる建物の被害が大きくなります。- 土地条件図
高台と低地が彩色によって区分されている2万5000分の1の縮尺の地形分類図です。①地形分類、②地盤の高さ、③土地保全・防災関係機関・施設が情報として盛り込まれています。- 表層地盤のゆれやすさ全国マップ
地表面の地盤がどれだけ揺れやすいのかを示したマップ。
ということで、例えば神奈川県の物件を調べる場合は、
「地震ハザードステーション」
(http://www.j-map.bosai.go.jp/)で、地震がどの程度発生しうるのかを確認し、
発生したとしたらどの程度地盤が揺れやすいのかを、地震のゆれやすさ全国マップ(http://www.bousai.go.jp/oshirase/h17/yureyasusa/index.html)で確認、
さらに活断層については、神奈川県の活断層(http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/saigai/katudanso/mapindex.htm)のページで確認することができます。
土地条件図については、土地条件図の作成区域(http://www1.gsi.go.jp/geowww/themap/lcm/)のページで確認できるのかもしれませんが、見てもいまいちよくわかりません。
基本的には、地震がどのくらい発生しうるのか、発生したとしたらどの程度揺れるのか、そして活断層は近いのか、の3点をおさえておけばとりあえずは大丈夫なのかな、と思います(土地条件図の使い方がよくわからないだけなんですが)。
不動産投資とは書きましたが、マイホームを買われる場合も同じでしょう。人生で最も高額な買い物でしょうから、調べておいて損はないと思います。ネットでやれば、ものの10分で終わりますし。
地振動予測地図と表層地盤のゆれやすさ全国マップを見ると、東京都の東の方はかなりリスクが高そうな気がします(例えば、コチラ)。地震が起きやすく、揺れやすい、ような。
あれもこれもと言っていてはきりがありませんが、「洪水ハザードマップ」も確認しておくとよいかもしれませんね。








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