個人金融資産が過去最高ということですが、、、

日本の個人金融資産や、上場企業の自己資本が増加しているというニュースがあります。

家計の金融資産、1654兆円 株高で過去最高額を更新 2014年12月19日01時47分

日本銀行が18日に発表した今年7~9月期の資金循環統計(速報)によると、9月末に家計が保有する預金や株式などの金融資産は1654兆円で前年9月末より2.7%増え、過去最高額を更新した。株高で個人が持つ株式の評価額が上がったためという。

 家計の金融資産の内訳は、半分以上を占める現預金が前年9月末より1.7%増の870兆円。株高で、株式・出資金が同5.6%増の156兆円、投資信託が同14.9%増の86兆円だった。

 日本国債の残高は、同3.6%増の1015兆円。このうち、大規模な金融緩和によって国債を大量に買っている日銀の保有残高は同37%増の233兆円となり、過去最高を更新した。保有比率では、国債全体の22.9%に膨らんだ。

http://www.asahi.com/articles/ASGDL4PV5GDLULFA014.html


上場企業の自己資本、円安で20兆円増 2年間で
2014/12/28 2:00

外国為替市場で急速に円安が進み、企業の財務体質が改善している。上場企業(3月期決算)の自己資本は円相場が最高値圏にあった2年前に比べ、円安によって約20兆円増加した。海外に保有する資産を円換算した金額が膨らむためで、自動車や電機などグローバル企業に恩恵が大きい。

 企業の自己資本は株主が出資した資金や稼いだ利益の蓄積を指し、海外資産の変動分も加味される。自己資本が増えると経営の安定性が増して資金を…

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGD03H3R_X21C14A2MM8000/

ただ、これって、あくまで円建てで見たら、ということですよね。

個人金融資産の方で計算してみると、2013年9月に1611兆円だったということで、当時のドル円レート(98.21円)でドル建てに換算すると16.4兆ドルだったものが、2014年9月の1654兆円になったということは、同じくドル建てでは15.1兆ドルに減少したことになります(ドル円レート:109.64円)。

これはあくまでドル建てに換算したものですが、日本国の通貨が下落して、結果としてドル建てで見ると資産が8%ほど下がっていることになるかと思います。円安になれば、輸入に頼っているモノの価格は上がります(身近なところで言えば、衣料品、パソコン、携帯電話など)。いくら日本で生活していて、海外旅行なんてほとんど行かない、という方でも、日々の生活で購入するものは為替レートの影響を受けるわけで、いくら円建てで資産が増えた!と言っても、購買力は低下してしまっている可能性が高いかと思います。

ということで、グローバルでの購買力を維持するためにも、日本の個人金融資産はもっともっと外貨資産を持つべきだと思います。

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Manchester Business SchoolでのMBA留学を終え、2008年4月に帰国しました。最近は不動産投資やマイホーム購入に興味を持っています。


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