2007年12月のエントリー 一覧

ボロ物件でも高利回り 激安アパート経営―入居率95%を誇る非常識なノウハウ
加藤 ひろゆき
4478001545


久しぶりに不動産投資の本を読みました。著者が所持金200ドルでアメリカから帰国後、どのように不動産投資を始め、どのように資産を増大させていったかが実体験として書かれています。不動産投資には本当にいろいろなスタイルがあるもんだなぁ、とあらためて思いました。

非常に実践的な内容なので、とても勉強になりました。


古い物件で、残存価値やリフォーム代が心配な人は、購入前に、信頼のできる大工さんや建築士にお願いして、一緒に物件を見てもらおう。日当を一万円くらい払えば喜んで協力してくれるだろう。 P.28

この一万円はケチってはいけない一万円だと思います。


地元で不動産投資仲間をつくることは重要だ。 P.65

不動産投資仲間を作る前に、イギリスに来てしまいました。当面は積極的に作っていこうと思います。


物件を続けて買うには、購入した物件のキャッシュフローを、できるだけ次の物件に投入することだ。これを繰り返す。そうすると、複利の力が強烈にプラスに働く。そして急激に資産が増えていく。後半は、ほとんどキャッシュフローのみで買える。贅沢品は、あとでいくらでも買える。資産がある程度増えるまで、じっと耐え忍ぶことだ。 P.124

こういう方は、あとになっても贅沢品は欲しくならないでしょうね、おそらく。こういう方が資産を増やす方なのだと思います。


一番安価なリフォームは、電球をすべて100ワットに換えることだ。1個170円くらいで交換できる。部屋が明るくなって、内覧者が喜ぶ。照明をすべてONにしておき、ブレーカーを切っておく。内覧時、ブレーカーを挙げた瞬間にすべての照明が点灯スル。ハリウッドの撮影現場のような、光の演出だ。 P.135

おカネを使えばよいというものではなく、アタマを使うことが重要なんですね。こういった工夫はすぐにでも実践できそうです。もちろん使うべきおカネは使わないといけないのですが。


今までの体験上、物件の立地条件、家賃、ナウでヤングなリフォームなども、入居を決定付ける重要な要素だが、一番大切なのは、大家の営業力だと思う。 P.167

管理会社に任せきりにせず、自分でどんどん営業しよう。賃貸業者を訪問したり、自費で広告を掲載したり、看板を製作しよう。入居者が決まらないことを業者のせいにしてはいけない。あなたの努力が足りないのだ。 P.180

おっしゃる通り、としか言いようがありません。


毎月、10万円分くらい書籍を購入して、マクドナルドで勉強スル。コーヒーのおかわりができるのでありがたい。 P.231

1冊1500円だとすると67冊、3000円だとしても33冊。平均的には毎月50冊程度は読まれているのでしょう。比較的時間の取りやすい今のうちに、もっと本を読まなければ、、、


いろいろと参考になる本でした。

iPod & iTunes、そしてPodcastが出てから、世の中ますます便利になってきていると思います。そこで、ぼくが普段聞いている(というか、耳に流している)オススメのPodcastをご紹介しておきます。これだけのものが、すべて無料で聞けてしまうというのはスゴイことだと思うのですが。

最初の一つは一般的なニュースですが、その他はすべてビジネスおよびファイナンス系です。


1. Global News
BBC World Service

http://www.bbc.co.uk/radio/podcasts/globalnews/

1日2回更新され、1回あたり30分弱です。以前は1日1回15分程度だったのですが、今年のいつからかボリュームが4倍近くになりました。世界のニュースを聞きたい場合は、とりあえずこれを登録して毎日聞いておくとよいのではないでしょうか。


2. Peter Day's World of Business
BBC Radio

http://www.bbc.co.uk/radio/podcasts/worldbiz/

これは同じくBBCですが、トピックを選んでそれに沿った内容を1回あたり30分弱程度流しています。最近だと、グラミン銀行のマイクロファイナンス(マイクロレンディング)なんかを扱っていて、非常におもしろかったです。


3. Martin Wolf - FT.com podcast
http://podcast.ft.com/?section=martinwolf

これはファイナンシャルタイムズのコラムニストMartin Wolfによるポッドキャストです。


4. Knowledge@Wharton Audio Articles
http://knowledge.wharton.upenn.edu/podcast_archive.cfm;jsessionid=9a30aea2da723824d643?CFID=55270630&CFTOKEN=65823680&jsessionid=9a30aea2da723824d643

今まではすべてイギリス発のものでしたが、最後に一つだけアメリカから。ペンシルバニア大学ウォートン校が提供しているポッドキャストで、ファイナンス系のネタが多めです。最近はこれを聞くたびに、アメリカ英語ってこんなんだったなぁ、と思います。

ちなみに、イヤホンはこれがおすすめです。危険なくらいに、まわりの雑音を遮断してくれます。

ほんとに、便利ですよね。

スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学
吉本 佳生
4478002290


以前から、物の値段って、一体何なんだろう、、、と思っていたのですが、この本はいろいろな観点からものの値段を説明してくれます。しかも、例がすべて身近なものなので非常にわかりやすいです。

取引コストという考え方がこの本で最初に説明されているですが、これは何かモノやサービスを購入するために必要となる時間や労力、心理的負担などです。

例えば、社会人になってから初めて一人暮らしを始めたのですが(会社の寮ですが)、某ビックカメラの広告を見てテレビとビデオのセットを買うために、朝の6時半頃からお店に並んだことがあります。しかし、残念ながらもう少しのところで、限定数に達してしまい購入することはできませんでした。これは本当に無駄骨に終わってしまったわけですが、実際に買えたとしたら、どれくらい安く買えたことになるのでしょうか。

詳細はあまり覚えていないのですが、通常の価格より15000円程度安く買えたとしましょう。すると、普段であればお店に行ってそのまま買えるところが、6時半から並んでいたわけですから、3時間半ほど余計に時間をかけていることになります(すでに買う機種は決まっていたとします)。つまり、自分の時間を3時間半ほど余計に使うことによって、15000円節約できたわけですから、時給に換算すると4285円に相当します。これと、普段の自分の時給を比べて、どちらが得なのか、考えましょう、といったものが取引コストの一例です。

もっとも、この3時間半の並んでいる間に本を読んでいれば、その3時間半はそれほど無駄にならない3時間半になるでしょうから(家とかで本を読むことに比べれば快適さはもちろん低下しますが)、15000円の節約を得るために支払った対価はかなり小さなものとなるでしょう。

ということで、


  • 自分の時給をある程度把握しておくこと

  • 同じ時間で2つ以上のことをすること


が自分の時間を有効に使う上で大切なポイントになるのではないかと思います。

ここで自分の時給というのは、ざっくりですが、例えば年収400万円の人であれば、「1日12時間働いていて、1ヶ月当たり20日働いている」と仮定すると、年間2880時間働いていることになるので、時給1389円と計算できます。年収700万円の人であれば、時給2430円となります(年収が異なれば、労働時間を異なる気がしますが、ここでは一定と仮定しています)。入社したての頃のぼく(もちろん、今もですが)は、時給換算したら4285円には遠く及ばない額だったので、当時のぼくの行動(試み)は成功していれば経済学的には合理的な行動だったと思われます(実際に購入するためには、あと30分早く行く必要があったかもしれません)。

それから、「同じ時間で2つ以上のことをする」という意味では、移動時が最もそのように使いやすい気がします。例えば、同じ1時間の通勤時間の人が2人いたとして、一人は次のような通勤パターンだったします。

  1. 家から最寄り駅 徒歩15分
  2. 電車で移動 15分
  3. 乗り換え 5分
  4. 電車で移動 10分
  5. 最寄り駅から会社 徒歩10分

また、別の人は次のようなパターンだったとします。

  1. 家から最寄り駅 徒歩5分
  2. 電車で移動 50分
  3. 最寄り駅から会社 徒歩5分

この場合、ぼくが好むのは後者のパターンです。前者の場合、まず徒歩の時間が25分と長くなっています。徒歩の時間は耳から何かを聞いて学習するという形では使えますが、本を読んだりするのは難しいですし、できることは限られてしまいます。一方、電車に乗っている時間は、座れたりすれば比較的自由に読書したり、何か聞いたり、仮眠したり、といろいろなことが可能です。つまり、電車に乗っている時間は必ずしも何かしなくちゃいけないというわけではありませんが、選択肢が広がるわけです(こんなことは誰もがご存知とは思いますが)。

そして、前者の場合、途中で乗り換えが含まれているため、電車の中で何かやり始めようとしたとしても、乗り換え時にいったん集中力が途切れてしまいます。電車の時間25分を効率的に使うのは難しいでしょう。一方、後者は連続した50分という時間が使えるので、時間を有効に使えるのではないでしょうか。もちろん電車が満員で何もすることができない(せいぜい、耳から何か聞くくらい)、という場合もあるでしょうが、通勤時間帯を多少ずらせばそれはある程度緩和されるでしょう。前者の場合、時間帯をずらそうが、そもそも有効に使いづらいパターンなので限界があります。

(理想は通勤時間ゼロですが、現実的には難しいでしょう。また、前者のパターンのいい点を挙げるとすれば、歩いている時間が長くなるので、健康面ではポジティブだということでしょうか。)


かなり話が脱線してしまいましたが、時間だけでも、お金だけでもなく、その両者のバランスを取りながら生活していくことが自分の人生を有意義に過ごすために重要なのではないかと思います。


本の話に戻りますが、「スタバではグランデを買え!」というタイトルを見て、実際に読むまではこのタイトルの意味が不思議でなりませんでした。というのは、日本では(この著者が仮定しているのは)

ショート、トール、グランデ

の3種類のようですが、こちらイギリスのスターバックスでは、

トール、グランデ、ベンティ

の3種類だからです。なぜ、著者は真ん中のサイズをを買えと言うんだろう?と不思議でした。しかし、実際に読んでみると著者の主張は、最も大きなサイズを買え、という話でした。

ちなみに、日本のスターバックスのウェブを見ると、現在は以下の4種類になっているようですね。

  • ショート(S) 240cc
  • トール(T) 360cc
  • グランデ(G) 480cc
  • ベンティ(V) 590cc

ということで、正しくは「スタバではベンティを買え! 」ということになるでしょうか。

ちなみに、日本でどうかは知りませんが、こちらのスターバックスではサンドイッチなどは持ち帰りの場合と、店内で食べる場合とで価格が異なるようになっています。店内で食べる場合は、食べる場所を含めたサービスを提供しているのでその分高くなっているのでしょう。でも、飲み物は同じ料金になっているような気がするのですが、、、不思議です(捨てなければならない紙カップの料金と、再利用可能なマグカップ+洗浄代+場所代のバランスで、同じになっているのでしょうか、、、)。

それにしても、トールが最も小さいサイズって、感覚的によくわからないのは、ぼくだけでしょうか、、、
さらに、ベンティって何語で、どんな意味なんでしょうかね、、、

マンチェスターにアーンデールというショッピングセンターがあることはこのブログでも何度か触れていますが、その中に少し前から気になるお店がありました(ぼくが気にするお店ってのは、相当なものです)。

そのお店の紙袋をしばしば目にしていて、「どこにあるのかなぁ」と気になっていたのですが、今日発見しました。


そのお店はコチラ↓です。

SuperdryStore_004.jpg

SuperdryStore という、一見、普通に見えるお店ですが、、、

SuperdryStore_005.jpg

一歩近づいてみると、、、何か変?

SuperdryStore_006.jpg

さらに、グッと寄ってみると、「極度乾燥(しなさい)」とあります。ん?


そうなんです。「極度乾燥(しなさい)」って、書いてあるのです。日本人的には、これを見ると頭の中が「???」となるかと思いますが、これは一体何を意味しているのでしょうか。

極度乾燥?

しなさい(カッコ付き)?


気になっていた紙袋はコチラ↓です。


SuperdryStore_008.jpg

この紙袋、気になりませんか?エッ、漢字?ひらがな?極度乾燥?


SuperdryStore_007.jpg

店内にもきちんと書かれていました。

Manchester1223_012.jpg

中ではこんな感じの服が売られていました。OSAKAはともかく、「会員証な」って、何なんでしょう?そんな形容詞ありましたっけ?

この商品、ホームページできちんと紹介されているようです。

この「極度乾燥(しなさい)」の商品ですが、以下のブログでもう少し詳しく紹介されていました。みなさん、感じることは同じなんですね。

ワタシハニホンゴガワカリマセン


こういった類の服は昨年も、こちらで売っている日本の(?)Tシャツというエントリで紹介しましたが、せっかくなのでもう少し。

(以下は今回のSuperdryStoreで売られていたものではなく、Primarkで以前売られていたものです)

ChiristmasLight 005.jpg

「会員証な」とほぼ同じデザインですが、こちらはすごくまともに見えます。


ChiristmasLight 002.jpg

ボラ、ボラ?


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外国人は忍者とか好きそうですが、これを「Ninja」と認識できる人はどのくらいいるのでしょうか?


日本で売られている英語が入った服も、ネイティブから見たらこんな感じに見えるのでしょうか。それは違うと信じたいのですが、、、

生き方―人間として一番大切なこと
稲盛 和夫
4763195433

稲盛 和夫さんの本を初めて読みました。普段、本を読むときはマーカーで線を引いているのですが、この本、線を引きすぎてしまいました。かなりいいです。素晴らしいと思います。稲盛 和夫さんのような考え方を持って、ぜひとも生きていきたいものです。


私たち人間が生きている意味、人生の目的はどこにあるのでしょうか。もっとも根源的ともいえるその問いかけに、私はやはり真正面から、それは心を高めること、魂を磨くことにあると答えたいのです。 P.15

昨日よりましな今日であろう、今日よりよき明日であろうと、日々誠実に努める。その弛まぬ作業、地道な営為、つつましき求道に、私たちが生きる目的や価値がたしかに存在しているのではないでしょうか。 P.16

心を磨くというと宗教的な修行などを連想するかもしれませんが、仕事を心から好きになり、一生懸命精魂込めて働く、それだけでいいのです。 P.23

一日一日を「ど真剣」に生きなくてはならない、と私はよく社員にもいっていますが、一度きりの人生をムダにすることなく、「ど」がつくほど真摯に、真剣に生き抜いていく-そのような愚直なまでの生き様を継続することは、平凡な人間をもやがては非凡な人物へと変貌させるのです。 P.23

一日一日を魂を磨くために真剣に生きていきたいものです。

人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力 P.24

足し算ではなく、掛け算であること。そして、考え方はマイナスにもなりうること、がポイントのようです。そういう意味では能力の低さは、考え方と熱意でいくらでも補うことができるわけですね。「ど真剣」に生きていきたいと思います。

人生は心に描いたとおりになる、強く思ったことが現象となって現われてくる-まずはこの「宇宙の法則」をしっかりと心に刻みつけてほしいのです。人によっては、このような話をオカルトの類いと断じて受け入れないかもしれません。しかし、これは私がこれまでの人生で数々の体験から確信するに至った絶対法則なのです。 P.28

ビジネス、そして人生で成功された方が異口同音にこのことをおっしゃっている気がします。

「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」ことが物事を成就させ、思いを現実に変えるのに必要なのです。 P.52

「楽観的に構想」することが重要なんですね。具体的に計画する前から、それは難しいとか、悲観的になっては何も始まりませんからね。

いったい、どうしたらいいのだろう。私は悩みました。そしてその末に行き着いたのは、「原理原則」ということでした。すなわち「人間として何が正しいのか」というきわめてシンプルなポイントに判断基準をおき、それに従って、正しいことを正しいままに貫いていこうと考えたのです。 P.84

この「人間として何が正しいのか」というのは、判断に迷うような場合、判断基準としてはこれに勝るものはない気がします。

「仕事をやり遂げるためにはたいへんなエネルギーが必要です。そしてそのエネルギーは、自分自身を励まし、燃え上がらせることで起こってくるのです。自分が燃える一番よい方法は、仕事を好きになることです。どんな仕事であっても、それに全力で打ち込んでやり遂げれば、大きな達成感と自信が生まれ、また次の目標へ挑戦する意欲が生まれてきます。そのくり返しの中で、さらに仕事が好きになります。そうなれば、どんな努力も苦にならなくなり、すばらしい成果を上げることができるのです」 P.108

好きでなければ、やっぱり苦痛になってしまいますからね。好きでない場合は、好きになるまで愚直に、ど真剣に取り組むべきなんだと思います。

素直な心とは、自らの至らなさを認め、そこから惜しまず努力する謙虚な姿勢のことです。人の意見をよく聞く大きな耳、自分自身を見つめる真摯な目。それらを身のうちに備えて絶えず働かせることなのです。 P.145

素直な心は本当に重要なんだと思います。

これまで、心を磨き、人格を高める心がけをいくつか説いてきましたが、物事を成就させ、人生を充実させていくために必要不可欠なことは「勤勉」です。すなわち懸命に働くこと。まじめに一生懸命仕事に打ち込むこと。そのような勤勉を通じて人間は、精神的な豊かさや人格的な深みも獲得していくのです。 P.158

「善を為すもその益を見ざるは、草狸の東瓜のごとし」と中国明代の『菜根譚』にあります。善行をしても、その報いが現われないのは、草むらの中の瓜のようなものである。それは人の目には見えなくても、おのずと立派に成長しているものなのです。 P.218

短期的には目に見えた成果が現われなくても、ひたすら続けていくことが魂を磨くことにつながるんですね。ここで大切なことは、稲盛さんもおっしゃられていますが、ひたすら繰り返すことではなく、「昨日よりましな今日であろう、今日よりよき明日であろうと」少しでもよくしようとする気持ちをもって取り組んでいくことが重要なんだと思います。

この本は絶対オススメです。まだ読まれていない方はぜひ。

超流動ヘリウム

もう2週間ほど前ですが、GIGAZINEに以下のようなエントリーがあったので、ちょっと驚きました。こういうのも取り上げられるんだなぁ、と。

学生時代に、実際にこういう装置を作ったことがあるので、ちょっと懐かしかったです。

常識を覆す「超流動」ヘリウム実験の貴重なムービー

この動画の中では、英語で超流動ヘリウムについて簡単に説明しています。このGIGAZINEのエントリーの中では触れられていませんが、東京大学福山研究室のページにも超流動ヘリウムに関するわかりやすい解説が、動画と共に掲載されています。こちらもオススメだと思います。

ひとりごとでした。

変な人が書いた成功法則 (講談社プラスアルファ文庫)
斎藤 一人
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個人的には、iGoogleのガジェットで「斎藤一人さんお教え」を見やすい位置に貼り付けたりもしているのですが、斎藤一人さんの考え方は非常に参考になると思います。変な人、なのかもしれませんが。


 では、成功に導くものは、才能でも、努力でも、苦労でもないとすると、それでは、いったい何なんだということになります。
 その秘訣は、実はとても簡単なことなのです。
 困ったことが起きたとき、声を出して自分自身に問いただしてみるのです。
「私は本当に困っているのか」
と。
 そして、
「私は本当に困っていない」
と思えたとき、あなたは成功への道を一歩踏み出したことになるのです。 P.18

目の前で起きていることは起きていることとして変えられませんが、それを自分がどのように捉えるか、が大切なんですね。自分は自分でコントロールできますからね。

 現在、世界の軍事費は年間70兆円。一分間に使う金額に換算すると、一億三三一八万一一二六円にもなるという話を聞いたことがあります。  その一方で、世界では一分間に五人から一〇人が飢え死にしているのです。一分間に一万円、せめて五〇〇〇円だけでも、その人たちに分けてあげることができたら、飢え死にする人はいなくなるのです。 P.28

「私は幸せだな。住む家もあるし、食べるものもある。私は今四畳半の生活をしているけれど、エチオピアでは食べるものがなくて困っている人がたくさんいる。それと比べたら私はなんて幸せなんだろう」
と思わなくてはいけません。 P.64

人間は生まれる場所を選ぶことはできません。同じ人間として、地球のどこかで食べることにさえ、困っている人がたくさんいるのに、一方で、軍事費にものすごいお金が使われているようです。こういった格差こそ、修正されるべき、人類の課題だと思います。誰でも手軽に始められる、最初の一歩は寄付でしょうか。

 この世には、人間を喜ばせてくれるもの、いろいろな楽しみがあります。でも、人間が永久に喜び続けることができるものは、たった一つしかありません。  それは何か。それは、自分の限界を超えること、そして、そのための投資をすることです。なぜなら、人間は向上することを喜ぶようにインプットされた動物だから。 P.138

このような意味で、ぼくは「ある投資家」だと思っています。

 山には山のよさがあり、海には海のよさがある。その場、その場で、そこのよさを見つけられない人は幸せになれません。 P.176

ロンドンとかと比べてしまうと初めはどうなることかと思いましたが、マンチェスターもけっこう楽しめたと思います。

では、心はどうしたら力強くなれるのか。 それが、肯定的な考え方です。 肯定的な言葉です。 肯定的な考え方ができるようになると、日常生活すべてにわたって、肯定的な言葉で満ちあふれてきます。 肯定的な言葉のフルコースで、あなたの手に、足に、頭に、そして、魂に栄養を与えるのです。 P.204

普段から自分が使う言葉には気をつけたいと思います。

社員は人間です。エサを与えるだけで、働かせようとするのは無理なのです。 ならば、人間には何を与えるのか。 生きる指針を与えるのです。 心を豊かにして生きること、働くことの楽しさを与えるのです。 P.238

最後はここに行き着くんですね。


斎藤一人さんの本をとりあえず一冊読んでみたいという方にはオススメだと思います。

以前、クラスメイトのイギリス人と話していたときに、

「最近の日本は5年位前とはすっかりイメージが変わってしまったよね。確かに経済規模は大きいけど、世界はみな、アジアと言えばインドや中国に注目するようになってしまったよね」

と言われました。これはおっしゃる通りな気がします。

この感覚を裏付けるのが次のニュースかもしれません。世界の名目GDPに占める日本の割合がピーク時の約半分まで低下し、一人当たり名目GDPでもOECD加盟国中18位まで下がってしまったそうです。


日本、世界の10%割る・06年の名目GDP

 2006年の世界の名目国内総生産(GDP)に占める日本の割合が9.1%となり、24年ぶりに10%の大台を割り込んだことが判明した。ピーク時の1994年と比べて半減。国民1人当たりの名目GDPでも順位を下げた。

 円安や、デフレ脱却の出遅れで名目経済成長率が伸び悩んだことが背景にある。高成長を続ける中国など新興国の猛追を受けるなかで、改革が停滞すれば日本経済の存在が一段とかすむのは必至だ。

 内閣府が26日発表した国民経済計算で明らかにした。06年の日本の名目GDPは4兆3755億ドル。前年比で4%減と2年連続のマイナスとなった。 (07:00)

もとの記事はこちらから。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071227NT003Y12126122007.html


06年の日本の1人当たり名目GDP、OECD加盟国中18位に後退
2007年 12月 26日 16:52 JST

 [東京 26日 ロイター] 内閣府が26日発表した2006年度国民経済計算確報によると、日本の1人当たりの国内総生産(名目GDP)は2006年(暦年)に3万4252ドルとなり、経済協力開発機構(OECD)加盟国中で18位に後退した。順位は今基準で算出を開始した1980年以降最低となった。

 順位の後退は6年連続で、2005年は15位だった。内閣府によると、欧州通貨が対円で上昇傾向だったことなどが影響しているという。

もとの記事はこちらから。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-29526720071226


もちろん、規模で言えばまだ世界第2位だし、一人当たり名目GDPも、OECD加盟国中18位とは全世界で見れば平均よりかなり高いことは間違いありません。しかし、なんかこの雰囲気はまずいのではないかと思います。

為替の影響が大きいのかもしれません。でも、それだけではないような気がします。現状の絶対的なポジションはともかく、世界における相対的なポジションがこのところずっと低下傾向にあるというのはよろしくないですよね。

日本の労働生産性が低いことはいろいろと指摘されていて、例えば大前研一さんは次の記事でこのことについて触れています。

第76回 日本の生産性を見直せ 1 ~ 労働生産性は米国の7割 (経営コンサルタント 大前 研一氏)

12月20日に発表された労働生産性の国際比較は以下のリンクをご覧ください。
労働生産性の国際比較(2007年版)

これを見るとわかりますが、長いことバカンスを取っているような国よりも、日本の方が労働生産性が低いのです。なんか納得行かなくないですか?

イギリスに来て思ったのは、けっこういい加減だなぁ、と。日本人は少し真面目すぎるのかもしれません。もちろん真面目なことはよいことだと思うのですが、やり過ぎると効率という観点からは低下してしまうのではないでしょうか。

コンプライアンス不況と呼んでる方もいらっしゃるようですが、まさにそんな気がします。コンプライアンスを遵守すること自体が目的になってしまって、場合によっては、本来の目的を忘れてしまっているケースも多々あるのではないでしょうか。心無いごく少数派のためにルールがガチガチになり、動きたい人が動きづらい状況を作ってしまっているのであれば、それは決してよろしくないでしょう。そういう意味では、規則主義的なアプローチよりも、もう少し原則主義的なアプローチの方がよいのではないかと思います。

なんかすごい漠然としたことを書いてしまいました。まあ、自分でもあまりよくわかっていないのですが。書いたら頭の中が整理できるかと思いきや、そうでもなかったりして。中途半端ですが、とりあえず今日はここで終わります。

昨日がクリスマス、そして今日がボクシングデー(ボクシングデーについては、昨年書いたこちらをご覧下さい)ということで、マンチェスターはほぼ静まり返っています。多くのお店が開くのは明日からのようで、それと同時の冬のセールが本格的に始まるようです。


このクリスマス、ボクシングデー前後と、ニューイヤー前後は、お店の営業時間が非常に変則的になります。例えば、次の通りです。


Boxing_017.jpg

Currys Digital という電化製品を売っているお店の営業時間です。


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家の近くにあるセインズベリーというスーパーマーケットの営業時間です。


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ALDIというドイツ系スーパーマーケットの営業時間です。クリスマス以降、ニューイヤー前は閉店時間が2時間程度短くなっているのかと思いきや、実はクリスマス前の方が通常よりも2時間程度長くなっているようです。


これらの情報を各社Webにでも掲載してくれればよいのですが、あまり載せていないようです(ちなみに、セインズベリーは載せています)。


そして、セール。こちらでは、ビックリするぐらい、価格が下がります。


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やる時はやります。80%OFF って、、、


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さらに上を行くのが90%OFF。普段は一体何なんだ?と。


ただし、いずれも小さな文字で「up to」とあるので、すべての商品がそれぞれの割引率というわけではありません。念のため。


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明日は朝5時からセールをやるそうです。


朝5時からって、一体誰が行くんだろう?とか思うのはぼくだけのようで、次のTIMESの記事によるとロンドンのオックスフォードストリートでは、本日朝4時半からお店の前に人が並んでいたようです。気合が違いますね、、、


Surge of shoppers for Boxing Day sales

Surge of shoppers for Boxing Day sales

Hundreds of thousands of Boxing Day bargain hunters today put aside concerns about tightening household budgets to swoop for discounts of up to 75 per cent on everything from bras to beds.

The House of Fraser store at Lakeside in Essex rang up sales of £1,000 a minute in its first hour as thousands made a grab for cut-price clothing and furniture.

The carpark at Lakeside, a massive shopping centre near Thurrock, was already packed with hundreds of cars by 7am today and the M25 was as congested as a weekday rush hour with shoppers clogging the approach roads.

On Oxford Street in London there were people in line outside stores at 4.30am. Selfridges said that 8,000 customers had gone through its doors in its first hour of opening and 120,000 were predicted to pass through the store before it closed.

(後略)


本日のボクシングデーのセールの様子は以下のBBCの記事も参考になります。売れてるんですねぇ。

Shops happy with Boxing Day sales

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アーンデールというショッピングセンターです。今日はボクシングデーだったので、この程度でしたが、明日はものすごい人でごった返していることでしょう。


以下は、すべて閉店直後のアーンデールです。


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ということで、ボクシングデーのマンチェスターでした。

マスターの教え

マスターの教え
ジョン マクドナルド 山川 紘矢 山川 亜希子
4870314703

この本は、斎藤一人のツキを呼ぶ言葉―日本一の大金持ち! の中で、斎藤一人さんオススメの本ということで紹介されていたものです。


自分はすべてを知っていると思っている人は何も学びません。問題に疑いと抵抗を持ってのぞむ者も、ほとんど何も学びません。そういう人にあまり希望はありません。しかし、何ごとにも心を開いて取り組み、自分の成長と安らぎと幸せになることを喜んで学ぼうとする人は、賢い人です。 P.60

あなたにとって、最高にためになる態度は次のようなものです。
「私はこれらの教えに対し、心を開き、中立的な姿勢で、自分が得られるものは全部吸収しよう。そして、今現在、私に理解できない事実や、信じられない考え方や、主張があっても、そうだからといって、それが正しくないとは言えない。」 P.61

次の真理を忘れないでください。あなたが、誰かに、あるいは何かに抵抗すると-それが批判、羨望、嫉妬、にくしみ等、思いであれ、発言や行動であれ―あなたは必ずその相手を助け、しかもそれに比例して、自分自身を弱めてしまいます。 P.114

謙虚で、素直で、中立的な態度を持つことが重要なんですね。

「外なる心」が「内なる心」と連携し、両者が協力するということが、どんなに大切かわかるでしょう。もし、人間がそのようにして活動しているならば、人間は状況の奴隷ではなく、状況を司る者となっていたはずです。 P.76

何かが起きたときに、それをどうとらえるかで、その後の行動が全く違ったものになってくるのだと思います。

「私は……である」「私は……になる」「私は……をした」と宣言する時、あなたは非常に重要で強力な主張をしています。「私は」と表現するときに放射される力を十分に理解している人は、ほとんどいません。 P.88

「真剣に」という言葉と、「一生懸命」という言葉をとり違えないでください。「一生懸命」というのは、心理的な緊張を意味していて、不安と恐怖から出てくるもので、心にも体にも決して良い結果を生みません。ここで「真剣に」と言っているのは、精神とエネルギーを目標の方向に向けることで、結果はとても建設的です。
あなたが進歩するか否かは、目標に向かって「真剣さ」をどれだけ保つことができるかにかかっています。 P.91

こういった言葉の使い方って、軽視されがちな気がしますが、実は非常に大切なのかもしれません。どんな言葉を使う人かで、その人の人生が違ったものになるのかもしれません。逆にいえば、意識的にそういった言葉を使うようにすれば、自分の人生を変えていけるということではないでしょうか。

この本もある程度時間が経ってから、繰り返し読むべき本なのかもしれません。一度だけだとわかったような、わからなかったような、、、

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プロフィール

yokoken

投資家的観点から日々思うことを書きたいと思います。まあ、ただの日記なのですが。
Manchester Business SchoolでのMBA留学を終え、2008年4月に帰国しました。最近は不動産投資やマイホーム購入に興味を持っています。


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